VAPORESSO(ベパレッソ)のVAPEテクニカルMOD、GEN MOD「ジェン・モッド」のレビューです。
味わいに優れたパルスモード搭載のAXON CHIP搭載!
18650デュアルバッテリーテクニカルMOD。
シンプルでスタイリッシュなデザインも魅力的です。
詳細をレビューしていきます。
商品提供:healthcabin
VAPORESSO GEN MODとは?
中国のVAPEデバイスメーカーVAPORESSOがリリースするテクニカルMODです。
高性能・高機能で名を馳せた「OMNI Board」をさらに進化させた『AXON CHIP』と言う制御基盤を搭載したデュアルバッテリーテクニカルMODになります。
VAPORESSO GEN MODの特徴
- 18650デュアルバッテリーMOD
- パルスモードを実装した高性能AXONチップ搭載
- エルゴノミックデザインで汚れにくいボディー
機能やスペックなどの詳細を見ていきましょう。
18650デュアルバッテリーMOD
GENは『デュアルバッテリーMOD』です。18650バッテリーを2本収納可能。
AXON CHIP搭載のテクニカルMODといえば、シングルバッテリーのSWAGIIがあります。
GENはこれの「デュアルバッテリー版」製品です。
パルスモードを実装した高性能AXONチップ搭載
VAPORESSOといえば、制御基板の性能にも定評があります。
GENに搭載されるのは『AXON Chip』という最新版です。
このAXON Chipは、温度管理や3モードのVWだけでなく、0.02秒ごとに継続的にヒットを与えるパルスモードまでもを実装。
エルゴノミックデザインで汚れにくいボディー
握りやすいカーブボディーは人間工学に基づいたもの。
また、ボディーの仕上がりにもかなりのこだわりが見られます。
フルメタルにしか見えないボディーは、握ってみると金属の冷たさを感じないラバーコーディング仕上げで、指紋やキズがつきにくい加工済みです。
カラーバリエーション
全7色の豊富なカラーバリエーションも魅力です。一部カラーはグラデーション仕様。
スペック
サイズ | H 93.5×W53×D27mm |
重量 | 70.0g(実測) |
ワット数範囲 | 5 – 220W |
抵抗値 | 0.03-5.0ohm |
スレッド | 510 (スプリングコンタクト) |
充電ポート | microUSB(5V 2.5A) |
バッテリー | 18650デュアル |
保護機能 |
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付属品
内容品一覧
- VAPORESSO GEN テクニカルMOD本体
- 充電用microUSBケーブル
- ユーザーマニュアル・ワランティーカード(英語)
GEN MODの詳細
VAPORESSOらしくシンプルでスタイリッシュなデザイン。
ボディー両側面にロゴが入っていますが、控えめなスモールサイズ。
フルメタルのような高級感のある質感なのに対して、持ってみると非常に軽量。
質感の良さと重量のバランスが素晴らしい。
飾り気のないシンプルさが際立ったデザイン。
細かいパンチング仕上げのボディーは、見た目だけはなく、滑りにくいという実用性も兼ね備えたディティールです。
一見金属製としか見えないボディーには、4層のラバーコーティングが施されているので、メタルの冷たさが手に伝わることはなく、柔らかい触感も心地よい加工。
傷にも強く、指紋がつきにくい。実用性とルックスを兼ね備えています。
510スレッド
スプリング式コンタクトピン。オートアジャスト機構なので調整の必要なし。
510スレッド仕様で、多くのアトマイザーに対応します。
スレッド部分とパフボタン、2つのパーツがボディーとは異なるカッパーカラーで統一されているのもワンポイント。
一見すると「シンプルなBOX型MOD」に見えるのですが、ボディーシェイプはエルゴノミック(人間工学)に基づいた樽型デザインで、持ち心地に配慮しています。
なおかつ、アトマイザーマウント部分の厚みが確保されているので、ボディーの厚さとおなじく27mmまでのサイズのアトマイザーをオーバーハングなしでマウント可能です。
ボタン・液晶パネル
ボタンと液晶パネルは全て側面に集約されています。
- パフボタン 電源操作・パフ操作・ロック操作
- モードボタン(中央) モード変更
- サブボタン ワッテージ・設定温度変更など
VAPORESSO伝統の「4ボタンMOD」です。
高機能なチップを搭載するMODですので、操作が複雑になりがちですが、一般的なボタン数よりも1つ多いことによって、直感的に操作ができます。
また、ボタン部分が側面周辺に集約されているので、握りなおすことなく片手で操作することができる配置となっているのも使いやすいですね。
大型の0.91″OLEDモノクロディスプレイは視認性が良く、しかもメニューから明るさ調整ができます。
しかも、表示項目も多く、使いやすく見やすい画面です。
内蔵制御チップは「AXON」最新の制御基板で、モードが本当に多彩です。
- PULSE MODE パルスモード
- POWER ECO エコモード
- SMART TC スマート温度管理モード
- DIY MODE
- VW ワッテージ VWS(Soft)・VWN(Normal)・VWH(High)
- VT 温度管理 SS・NI・TI・MI(TCR)・抵抗値ロック
旧来のワッテージ・温度管理モードは「DIY」という位置付けで、それより簡単に使える「ECO・SMARTモード」や、この基板から搭載された新たな「パルスモード」がメインとなっています。
充電用端子
旧来のmicroUSB端子を採用。
最近はUSB-Cの機種が増えてきているので、若干古臭さを感じてしまう仕様ですが、充電電流は2.5Aと急速充電に対応しているので不便さは全く感じません。
バッテリー収納部
マグネット式のパネルで、簡単にバッテリー収納部にアクセスできます。
18650バッテリーを2本収納できる「デュアルバッテリーMOD」です。
シリーズ(直列)で2本のバッテリーを収納可能。
上部コンタクトがスプリング式なので、上部にバッテリーを押し当ててぐいっと入れます。
バッテリー着脱に便利なリボン。バッテリーの下に敷くことで、リボンを引っ張れば簡単にバッテリーを外すことができます。
底面にはバッテリーベントホールが。パネルの着脱用として、凹があります。
アトマイザーのマッチング・使用例
デュアルバッテリーMODなので、もちろんサイズは大きめなのですが、樽型のように中央部分が膨らんだボディーシェイプ。
そのおかげか、22mm~26mmまでとサイズに幅のあるアトマイザーを載せてみましたが、全てにおいて違和感がありません。
22mmサイズであっても、スラントリング・ビューティーリングを使わなくても全く違和感がなく、22mmと大きなサイズのアトマイザーでも頭でっかちにならない印象です。
GEN MODの使い方
多彩な機能は、わかりやすくメニューに集約されているので、操作が簡単です。
- 電源ON/OFF パフボタン5クリック
- ボタンのロック サブボタン2つを同時長押し
- モード変更 電源ON時にモードボタン3クリック
- PULSE MODE パルスモード
- POWER ECO エコモード
- SMART TC スマート温度管理モード
- DIY MODE
- VW(VWS・VWN・VWH)
- VT(SS・NI・TI・M・抵抗値ロック)
- SYSTEM SET システム設定
- PUFF COUNTER パフカウンター
- BRIGHTNESS 明るさ
- FLIP SCREEN 液晶画面表示反転
- SMART VW(ON/OFF)
- AUTO ECO(ON/OFF)
- DEFAULT デフォルト設定に戻す
- VERSION バージョン表示
感想
同じく”AXON CHIP”搭載のSWAG II MODと操作・使い方は全く同じです。
違う部分といえば、バッテリー収納本数に応じた最大出力ぐらいでしょうか。
レビューしてから、その性能に惚れ込んで愛用し続けているMODなので、このGENも同じく優れたMODであることは言うまでもありません。
特に『PULSEモード』が良いですね。
まとめ
高機能かつ優れた味わいの18650デュアルバッテリーMOD!!
3拍子揃った優秀なテクニカルMODです。
トラディッショナルでスタンダードなBOXタイプデザインに見えるボディーは、エルゴノミックに基づいた持ちやすいシェイプ。
大きなサイズ感を感じさせない絶妙なフォルムも秀逸です。
アトマイザーのマッチングも良く、マウントできるサイズも大口径にも対応していますから、幅広く使えるテクニカルMODです。
価格も抑えられていますから、実用品としてガシガシ使っていけるデバイスですよ。
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