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【テクニカルMODレビュー】dicodes Dani Box ディコデス ダニ ボックス

【テクニカルMOD】「Dani Box」(dicodes)レビュー

dicodes(ディコデス)のベイプMOD、Dani Box「ダニ ボックス」のレビューです。

手に入れてからしばらく使い込みました、巷でも話題になっている

高性能MOD【dicodes dani mod】のレビューをお届けいたします!

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dani boxの特徴

温度管理がスゴい

【テクニカルMOD】「Dani Box」(dicodes)レビュー

これが一番の特徴。一度は使って欲しい、優れた温度管理。

dicodes社自前開発の優れた基板を搭載しています。

温度管理のレポートは、rujiAさんのVAPE MOD研究所 ブログが相当詳細に実証していますのでそちらが参考になります。

[Mod Analysis]Dicodes No.6

ドイツ製品の作りの良さ

【テクニカルMOD】「Dani Box」(dicodes)レビュー

made in Germany

ドイツ製品の質実剛健な作りの良さを節々に感じる、優れた仕上げ、精度の高いネジスレッドが

「良い物買ったな〜!!」と思うんですよね。金属の質感や塗装もよく、細部の仕上げも丁寧です。

18650バッテリー使用

【テクニカルMOD】「Dani Box」(dicodes)レビュー

18650バッテリーを使用することで、スリムボディーを実現しています。

サイズもW49×H80×D24mmとコンパクトサイズを実現しています。

通常使用で、コイルを高抵抗で巻いていれば充分一日持つのが嬉しいですね!

人間工学に基づいたエクステリアデザイン

【テクニカルMOD】「Dani Box」(dicodes)レビュー

このMOD、人間工学に基づいてデザインされているそうです!

ちょっと変わった、バッテリーを二つ合わせたようなエクステリアデザイン。

流石握り心地がよく、見た目より大きさを感じません。

大きさの割にはズッシリくる重さ

【テクニカルMOD】「Dani Box」(dicodes)レビュー

本体重量は約170g(バッテリー除く)ちょっとズシッとくる重量です。

ですが、ボク的には調度良い重量感だな、と思っています。持ち歩く分には軽いに

越したことはないんですが、この重量感が高級感につながっているな、と思うんですよね。

まとめ:ルックス、デザイン、性能ともに優れたハイエンドMOD

このMODはとにかく温度管理で運用します。

VW運用だったら必要ありません、が!!VW派の方にも使っていただきたい。

とにかく安定しています。

【テクニカルMOD】「Dani Box」(dicodes)レビュー

ボクもdani box買う前まではほとんとVW運用だったんですよ。カンタルで巻くのが一番美味しいと思ってましたね。

 

しかし!これを買ってからは変わりましたね。

とにかく美味しいのがずっと出てくる!!って感じです。

 

温度管理はイガり防止、ぐらいにしか思ってませんでしたが、違うんですね!

 

外見的な好みで言えばボクは好きですし、スリムでそれなりにコンパクト。

値段もべらぼうに高いわけではないので、是非手に入れて欲しいハイエンドMODです。

 

 

VAPERの間では「ハイエンドMOD」の定義について、様々な意見があります。

値段高い=ハイエンドでいいのか?

ハイエンド=高性能あるべきなんです!!

 

どんな外見で、どんな綺麗で、がハイエンドとは思いません。

 

それは、ハンドメイド(手作り)MOD、ラグジュアリー(贅沢)MOD、ゴージャス(豪華)MODと呼ぶべきだと思います。

もちろん、Vaperは指向性の高いものですから、これらのMODも否定はしませんし、ボクも欲しいですw

 

どこで買える?

ボクはイギリスのショップ、「Crame de Vape」で購入しました。
イギリスのショップですが、非常に梱包が丁寧で、発送も早く、好感度の高いショップでした。
最初に表示される金額は、ヨーロッパの消費税がかかった金額のため、
IDを作成して、金額を見ると、160ユーロほどになります。

Dicodes Dani Box [Crame de Vape 海外ショップ]

 

 

dani boxの詳細をご覧頂きたい方は、下記から詳細をご覧ください。

自分でブログ読み返していて思ったんですよ。

ボクのブログは長い!!

メインコンテンツは簡潔にまとめて、詳細は今回から下部に記載します!!

 

スペック

■ 18650電池を1本使用
■ VW出力  :60W
■対応抵抗値:0.05-5.0Ω
■OLED表示
■スプリング式コンタクトピン
■温度管理対応ワイヤー:Ni,Ti,NiFe30 ※マニュアルTCR対応
■逆バッテリー保護機能

サイズ:縦80mm × 横49mm × 厚み24mm

基本的な使い方

本モッドは3ボタンMODです。ファイアボタンをメインボタン(写真右)、その他2つのボタン(写真中央、左)をサブボタンと呼びます。

【テクニカルMOD】「Dani Box」(dicodes)レビュー

電源ON,OFF

メインボタン5クリックでON,OFFも5クリックです。

基本メニュー

MOD起動状態でサブボタン(どちらでもOK)を初期値では1クリックすることで、基本メニューを呼び出せる。
基本メニューは以下の通り。

表示名を表示させ、変更したい場合はメインボタンをクリックし、サブボタンで変更後、メインボタンで決定。

表示名の遷移にはサブボタンを用いる。

表示名 内容 詳細
Extend.Funct 詳細メニューを呼び出す 各種詳細メニューを呼び出す。 (Heater Menu , Mod Menu , Value Menu)
HCtrl 運用モードの変更 0.Standard 通常VWモード
1.Tmp → ワイヤー情報設定は別表参照 温度管理モード
2.HtrProt (Mod Menu → Expart Mode → 1(on)で表示)  Heater Protモード
3.P-Boost (Mod Menu → Expart Mode → 1(on)で表示) Power boostモード
4.ByPass (Mod Menu → Expart Mode → 1(on)で表示) ByPassモード
Ub0 UbL バッテリー情報 Ub0
UbL
R ?T コイル情報 R コイル抵抗値
T コイル温度(温度管理モードのみ表示)
TempCal 温度管理設定 HCtrl → ?1.Tmp 温度管理モードでのみ表示されるメニュー

Init
Confirm
Prosess

 

Temp 温度管理値セット HCtrl → ?1.Tmp 温度管理モードでのみ表示されるメニュー
温度管理モードの温度値(ºF もしくは?ºC)をセットする
Power 電力値セット(W) 5.0W~60.0W

温度管理モード

基本メニューのHCtrlで、1 Tmpにセット後、パフボタンをダブルクリックで表示できる。
使うワイヤーの素材により下記の初期設定およびマニュアルでTCR値をセットできる。

モードを使うにはキャリブレーションが必要です。方法としては、

  1. アトマイザーをセットする
    室温雰囲気(20℃,68°F)でアトマイザーにコイル、リキッドを供給した状態に。
    コイルやリキッドが室温に慣れている必要があります。
  2. 室温でのコイル抵抗値のセット。
    メニュー → TempCal → Init
    を選択して抵抗値の初期化を行う。その後
    メニュー → TempCal → Prosess
    をセットして室温雰囲気でのコイル抵抗値をロックします。

温度管理の原理として、初期抵抗値からどの程度抵抗値が変化したかをMODが計測して、ワイヤーの素材の抵抗値変化に照らし合わせて、温度を割り出しています。
その為、初期状態(20℃)でのコイル抵抗値の基準点をMODに覚え込ませるひつようがあります。多少手間ですが、その分正確な温度管理を行うことが出来ます。

表示名
Wire320 Nife30
Wire620 Ni200
Wire350 Titan
Wire440 Tung/wo
Wire105 Inox
Wirexxx Other ?※マニュアル設定  Heter Menu → Temp Cof で設定

ヒータープロテクション(HtrProt)モード

電流のオンオフを切り替えることで、コイルが熱くなりすぎるのを防ぐ機能。
設定モードは1~10。
On-Time [ms]? ?電源on
Off-Time [ms] ?電源off
Powerfactor ? ? ?設定ワッテージに対する倍数です。

Value Heater Prot

On-Time [ms]? ?

Off-Time [ms]

Powerfactor

1 400 100 0.80
2 600 100 0.86
3 800 110 0.88
4 1000 120 0.89
5 1350 150 0.90
6 2000 200 0.91
7 2000 180 0.92
8 2000 150 0.93
9 2000 100 0.95
10 2000 80 0.96

例を取ると、Value Heater Protが1 設定ワッテージを10Wにした場合

10W × 0.80(Powerfactor) = 8W

このワッテージを、0.4秒かけて、0.1秒止めてを繰り返します。

このモードは、放熱しにくいコイルに有効で、熱が下がりにくいワイヤー、コイルを使用する場合に有効。電源On/Offを繰り返す制御で、過加熱を防ぐ。

パワーブースト(P-Boost)モード

パワーブーストモードは、プリヒートと下記表の通りの制御になる。

・プリヒートモード (1 – 3)
Wert Power Boostの設定が、1-3の場合、表の通りパフした瞬間にブーストがかかるプリヒートモード。Boostzeit [ms]はプリヒートの時間です。プリヒートのワッテージを変化させることは出来ない。

  1. 0.3秒間パワーブースト(設定ワッテージより5W増加させる)
  2. 0.45秒間パワーブースト(設定ワッテージより5W増加させる)
  3. 0.6秒間パワーブースト(設定ワッテージより5W増加させる)

・断続モード (4 – 10)

1-3はパフ時のみブーストがかかるが、4-10はパ府中に断続的にブーストが掛かる。
Boostzeit [ms]はブーストの時間
Zeit auf Nennleistung[ms]はブースト間の間隔
Effektive Leistungは増加するワッテージ。

例)Wert Power Boostを4 設定ワッテージを10W

0.05秒間10W + 6.18W(ブースト)
0.5秒間 10W
0.05秒間10W + 6.18W(ブースト)

これを繰り返す制御になる。

Wert Power Boost

Boostzeit [ms]?

Zeit auf Nennleistung[ms]

Effektive Leistung

1 300

Start-Boost

2 450

Start-Boost

3 600

Start-Boost

4 50 500 6.18
5 80 600 6.53
6 120 700 6.9
7 160 800 7.17
8 200 900 7.36
9 250 1000 7.6
10 300 1000 8.0

詳細メニュー(Extend.Funct)

詳細メニューはメインメニューのExtend.Functから呼び出す。

1.Extend.Functを呼び出す。
2.メインボタンをクリック
3.サブボタンをクリック

この操作で各メニューを呼び出すことができる。

各メニューは呼び出したい項目に表示が移行した時にサブボタンをクリックすることで呼び出し可能。
また、次の項目に早く移行させたい場合はメインボタンをクリックすることでスキップもできる。

Heater Menu

温度管理モードおよびエキスパートモードの詳細を設定するメニュー

表示名 内容 詳細
Temp Cof マニュアルTCR ?温度管理モード、Otherの値を任意に設定
Power Lim ?パワーリミッター ?使用するWの上限を設定できる
Heater Prot Mod Menu → Expart Mode → 1(on)で表示
1 ~ 10 任意の値に設定可能
Power Boost Mod Menu → Expart Mode → 1(on)で表示
1 ~ 10 任意の値に設定可能

Mod Menu

ディスプレイ表示から各種詳細設定までMODの様々な設定を変更できるメニュー

表示名 内容 詳細
DisoMod ディスプレイ表示設定 off メニュー呼び出し以外の表示をオフにする
Display Dir ディスプレイ表示の上下設定 R or L
Wrap Mode 温度設定、ワット設定で上限から加減までループする設定 0 off
1 on
Expart Mode エキスパートモードon/off 0 off
1.on
SetDef デフォルト設定??? Init
Confirm
Prosess
UBat Min
Lumen ディスプレイ明るさ設定 1 ~ 6の 6段階調整可能
SwOff Time 自動電源オフ設定 1~60 で設定可能
MenuOn Clock 詳細メニュー呼び出しのクリック数設定 サブボタン何回で基本メニューを呼び出すかを設定
1 ~ 6
Click Speed クリックの速度調整 メニュー呼び出し時のクリック間隔の設定
1 ~ 5
Half Watt ハーフワットW 20Wまでの電力値(W)の0.5単位の調整を可能にする
1 On
0 Off
Temp. Unit 温度管理モードの表示を華氏、華氏 摂氏に変更 ºF もしくは?ºC

Value Menu

使用統計情報を参照できるメニュー

表示名 内容
Tot Cycle ?トータル使用サイクル
Tot Time ?トータル使用時間
Cycles ?使用サイクル
Time ?使用時間
Energy ?発生エネルギー
BatCap バッテリーのキャパシティ
Reset ?統計情報をリセットする

詳細写真

パッケージ

【テクニカルMOD】「Dani Box」(dicodes)レビュー

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本体

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使用例

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使用例

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コメント

  1. こんにちは、こちらのブログを拝見し、温度管理がしたくてdicodesデビューいたしました。
    質問なのですが私はnife48のワイヤーを使用しているのですがドライバーンはできるのでしょうか?
    ガンクがつくたびにコイルを巻くのは少々億劫なもので。Hiroさんはどうされていますか?

    • こんばんは。初めまして。
      私は今現在dicodes基盤のMODを所有しておりませんので記憶の限りでは、ドライバーンはせずに毎回巻き直しておりました。味が落ちると感じたためです。
      基本シングルコイルでの運用となりますので、毎度巻き直すのも区じゃないと思います。
      注意点はマイクロで巻くと正確な抵抗値測定ができませんので、スペースドで巻かなくてはならないことぐらいでしょうか。