GAS MODS(ガスモッズ)のVAPEアトマイザー、KREE 24 RTA「クリー24タンク」のレビューです。
デザインにこだわった24mm爆煙シングルコイルアトマイザー!
カスタムタンクのようなルックスです!
GAS MODS KREE 24 RTAの特徴
- 直径24mmサイズのショートタンク
- シングルコイル専用の爆煙アトマイザー
- 22mmバージョンと共通性のあるルックス
詳細をレビューしていきます。
商品提供:healthcabin
GAS MODS KREE 24 RTAとは?
アトマイザーを得意とするGAS MODS、KREE 24 RTA「クリー24タンク」です。
KREE RTAは日本でもかなり話題になった製品ですが、国内ユーザーの志向からMTLユースのショートタンクは話題になっても、24mmバージョンはイマイチ。
ですが!KREE 24 RTAも、用途が違うショートタンクとしてはかなり優秀ですので、爆煙付きのユーザーに向けたレビューとして参考にしてみてください。
シングルコイル専用の爆煙アトマイザー
まず、KREE 24 RTAは爆煙ユースのシングルコイルタンクです。
単にサイズ違いのバリエーションではなく、明確に用途が異なります。
エアホールスペックが大きく、シングルコイルながらミストを置く発生させます。
逆にタイトドローは苦手(できない)ので注意が必要です。
22mmバージョンと共通性のあるルックス
GAS MODSといえば、優れたデザイン・高い品質でも有名です。
若干テイストは違うものの、シリーズとしての共通性を感じられるルックスが特徴。
カラーバリエーション
シンプルなカラーリングの3色展開です。
スペック
リキッド容量 | 3.5ml |
直径 | 24mm |
全長 | 40mm |
ネジタイプ | 510 |
ドリップチップ | 専用・510DT |
コイル | RBA シングルコイル |
リキッドチャージ | サイドフィル |
エアフロー | デッキボトムエアーフロー |
パッケージ・内容品
内容品一覧
- GAS MODS KREE 24 RTA アトマイザー本体
- 予備パーツ
- Oリング
- デッキネジ
- エクストラパーツ
- 510DTアダプター
- PMMA 5MLタンク・エクステンション
- エアフローパーツ
- ツール
- ユーザーマニュアル(英語)
KREE 24 RTAの詳細
GAS MODSらしいデザイン、シンプルさの中に主張があるのが特徴です。
クオリティーは高く、これもGAS MODSらしい。
パッケージを開封した時に「おっ!」と感嘆するほど。価値のある商品だと感じます。
24mmバージョンにはチャンバーボトムに金のハチマキが。
アメリカンというかゴージャスというか。爆煙志向のユーザーに受けそうなデザイン。
大枠のデザインは共通でも、ディティールに差をつけるだけで印象が異なります。
パーツ構成はシンプル、分解・洗浄が簡単です。
ドリップチップ
トップキャップ一体型のドリップチップ、KREEシリーズ共通の仕様です。
510DTアダプターも付属するので、汎用性は十分です。
24バージョンは爆煙仕様、内径が太い付属品の方がスペック的には有利?
露出部の高さ8mm、内径5.5→7.3mm(逆テーパー)
しかし、510DTでも付属品よりも内径が太いタイプもあります。
でも、側面にローレット加工のある510DTアダプターのほうが見栄えします。
上下にローレットが入っているハードテイストルックが良いですね。
タンク
まるでハイエンドアトマイザーのカスタムタンクのようなルックス。
KREEシリーズは、どちらかというと「見た目重視」のタンク構造。
使い勝手はあまり良いとは言えません。
とはいえ、トップフィル仕様ですので普段使いには問題はありません。
スクリュー式のトップキャップを外すだけで、楽々リキッドチャージ可能。
スポイトボトルでもチャージできる、ホールの大きさも利便性が高いです。
ボトムフィルには対応していません。リキッドが残っているとデッキアクセス不可です。
リキッドを無駄にせず、リウィッキングしたい!というのは難しいです。
見た目を取るのか?利便性を取るのか?究極の選択です。
KREE 24 RTAは、どちらも樹脂タンク(PMMA)仕様です。
長さとリキッド容量によって、使いたい方を選ぶことができます。
ガラスタンクじゃないのはちょっと残念ですね。
リキッドの選択肢が狭くなってしまいました。
プラタンクは破損リスクが低いので、それを優先したのでしょう。
タンクは3つのパーツで構成されている簡単な構造なので、分解・洗浄が簡単です。
チムニー内径:6.5mm
チャンバートップはお椀状(ドームではない)、エッジ部分がラウンドしたタイプ。
アトマイザーサイズにしてはチャンバーは狭い印象です。
デッキ
スタンダードな2ポスト2スレッド、シングルコイル専用デッキです。
デッキサイズ:17mm
ポストが180度、対角線状にあるタイプ。金メッキされたデッキが印象的。
ポスト間隔: 7mm
KREEシリーズ共通のポストデザイン、ですがサイズ感は異なります。
金メッキも24mmバージョンのみの特徴です。
やっぱりどこかアメリカン。やはり爆煙ユースの製品、アメリカ市場を意識している?
ポストには、ビルドのしやすいガイド付き。ネジ頭が大きく、細線でも逃げない仕様。
爆煙に合わせた大きなジュースチャンネル。
エアフロー
KREE 24 RTAのエアフローは固定式です。AFCは備わっていません。
デッキエアホールを、4つのパーツによって変更することによってドローを変えます。
つまり、バリエーションは4種類、どれもサイズが大きいDL向けの仕様です。
スペックからもご想像の通り、ドローはかなり軽めです。
コイルマウント前にのみ変更可能。コイルビルド後は変えることができません。
エアフローパーツをつけることによって、ジュースチャンネルの底から高くなるため、エアホールからリキッド漏れしにくくなっています。
ポジティブピン
結構出っ張ったポジティブピンは実測0.89mmでした。金メッキ仕様です。
ポジティブピン固定ネジ兼用なので、緩めて出っ張り具合を調整することはできません。
KREE 24 RTAのビルド
それではビルドです。
スタンダードなシングルコイルデッキなのでビルドは簡単ですね。
しかも、爆煙系タンクなのに、ネジ頭が大きくて細線でも巻きやすい!
とはいえ、最低のエアホールサイズが3.0mmですから、あまり単線向きではありません。
コイルレッグはリターンさせてやった方が、チャンバーと触れてショートする心配がなくて良いと思います。そのまま外側でカットしても、ギリギリできれば大丈夫ですけどね。
ジグを通したそのままの高さで大丈夫そうですが、若干だけ下げてやりました。
アトマイザー外周よりちょっぴり長めにコットンレッグをカット。
左右に落としれやればビルド完了です!ぎゅうぎゅうに積めない方が良いです。
ふわっとさせてやれば漏れもしないし、供給不足にもなりません。
アトマイザーのマッチング・使用例
感想とまとめ
ショートトール24mmタンク!爆煙ユースのデザインに優れたアトマイザー!
このシリーズは見た目が全てだと思います。どちらもかっこいい!
テイストは同じなのですが、ディティールやカラーリングを巧みにつか分けることによって、一方は上品に。もう一方はゴージャスに。いやー!デザインが上手ですね。
一方味に関しては「まぁ普通」特別優れてもいませんが、劣ってもいません。
要はビルド次第なのですが、爆煙ユースとしてはちょっぴり汎用性には欠けています。
もうちょっとチャンバートップに余裕があった方が良いとも感じますが、爆煙でも単線ニーズだったら悪くはない仕様… でもそれだったらもう少し小さいエアホール(2.0mm・2.5mm)も欲しかった、と若干中途ハンパなスペックだとも言えます。
このカラーリングは特に、どことなくC○ILARTとかそっち系っぽいですよね。
アメリカユーザーのウケを狙った製品なのだと思います。
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