Exvape(イーエックスベイプ)のVAPEアトマイザー、Expromizer V5 MTL RTA「エクスプロマイザー V5」のレビューです。
人気アトマイザーのバージョン5!トップエアフローのリークレスデザインは前作同様、全長を抑えたコンパクトサイズに進化しました!!
詳細をレビューしていきます。
商品提供:healthcabin
Exvape Expromizer V5 MTL RTAとは?
Exvapeのタンクアトマイザー、Expromizer V5 MTL RTA「エクスプロマイザー V5」です。
ドイツでデザインされた人気アトマイザーシリーズ、第5世代です。
V5の名前通り、前作V4をアップデートしたアトマイザー!
前作eXpromizer V4のレビューはこちら
前作同様、トップエアフローでリキッドリークに配慮したデザインを踏襲しながら、全長を抑えたショートトールサイズになって携帯性・利便性が大幅アップしました!
Exvape Expromizer V5 MTL RTA の特徴
- 直径23mmのシングルコイルMTLタンクアトマイザー!
- トップエアフローのリークプルーフデザイン!
- ドイツデザイン!人気アトマイザーシリーズの最新機種!
それでは、Expromizer V5の概要を確認していきましょう!
直径23mmのシングルコイルMTLタンクアトマイザー!
バージョン5となる『V5』の特徴は、前作V4とほぼ同様となっています。
それだけV4の完成度が高かった証拠でもありますが、より味わいを加速させる「デッキマルチエアホール」を採用しているなど、小幅ではあるものの着実に進化しています。
トップエアフローのリークプルーフデザイン!
今作も前作と同様、トップエアフローのリキッド漏れに配慮したデザインを引き続き採用しているので、リキッド漏れを機にすることなく安心して使うことができます。
カラーバリエーション
3色しかなかった前作よりも、充実したカラーバリエーション。
スレンレスカラーは、フィニッシュが3つから選べるのも良い点です。
スペック
リキッド容量 | 2ml |
直径 | 23mm |
全長 | 54mm |
ネジタイプ | 510 |
ドリップチップ | 510DT |
コイル | シングルコイル |
リキッドチャージ | トップフィル |
エアフロー | ボトムエアーフロー(ドロー調整可能) |
素材 | ステンレススチール |
パッケージ・内容品
内容品一覧
- Exvape Expromizer V5 MTL RTA アトマイザー本体
- 予備パーツ(ガラスチューブ・Oリング・デッキネジ)
- ツール(プラスドライバー)
- ビルド用(コットン・コイル)
- ユーザーマニュアル(英語)
Expromizer V5 MTL RTAの詳細
ルックス・デザインはV4をよりシンプルに、上品にした印象です。
ショートサイズになったことで、より使いやすく携帯しやすくなりました。
また、大ヒットのきっかけになったeXpromizer V3 FIREにも近いデザインで好印象。
世界的にも大ヒットしたアトマイザーのデザインコンセプトを受け継ぎながら、より良い品質・ディティールなど着実に進化しているのもV5の良い点でもあります。
個性を感じさせる『EX』のタンクスリーブ、これは賛否両論分かれそうですが。
eXpromizerV5を大まかに分解するとこのようになります。
- デッキ
- タンク
- ドリップチップ
前作のeXpromizer V4同様にかなり細かく分解することができる構造になっています。
タンク・デッキはさらに細かく分解できるようですが… 残念ながらタンク部分(特にトップパーツ)の分解方法はわかりませんでした。
ドリップチップ
2ピース(金属と樹脂)のドリップチップはスクリュー式で分解可能です。
この仕様は前作同様で、シリーズとして共通性を感じるディティールです。
また、510DT仕様なので、汎用品に交換して使うこともできます。
内径3.5mmストレート、MTL向けの細めのサイズです。
タンク
リキッドチャージの利便性・信頼性が大幅にアップしたトップキャップ部分の構造。
トップキャップはスクリュー&スライド式、まずはスクリュー(ねじ)を回して、ロックを解除、その後スライドする構造です。
着実にロックできるだけでなく、パーツ脱着がないので非常に便利です。
パーツを無くす心配もなければ、置き場所に困ることもありません。
ちなみに、ネジを外せば、ちゃんと分解することもできます。
細かくクリーニングしたい時に重宝する作りです。
また、タンクを逆さまにした状態でジュースチャンネルよりも水位が低ければ、タンクを外してデッキにアクセスできます。ただし、構造的にボトムフィルはできません。
リキッドが残っていても、コイルリビルド・リウィッキングができます。
タンクのベースパーツは分解できませんが、洗浄時には問題にはなりません。
ジュースコントロール
最近リリースされるアトマイザーには珍しくジュースコントロール機能を搭載しています。
デッキのジュースチャンネルを閉じたり開いたりすることができます。
もちろん全閉にして携帯時の漏れをふさいだり、ビルドや出力によってジュースホールの開き具合を微調整することもできます。
ジュースチャンネルを操作する方法はMODに付けた状態で、アトマイザーボトムを回せばジュースチャンネルを閉じたり開いたりできます。
トップエアフロー
MTLタンクでありながら、MTL~RDLまで幅広いドローに対応する懐の深さ。
スモールサイズのエアホール(6個)だけでなく、オーバルホールも備えています。
リキッドリークに配慮したトップエアフローデザイン、上部から取り込んだ空気は、タンク内部を通ってデッキボトムまで供給されます。
23mmという、スリムな口径に抑えてあるのが素晴らしいですね!
ただし、その為にデッキサイズは直径13mmと極小サイズ。
供給部分や構造は前作同様、チャンバートップのデザインも似ています。
デッキ
デッキは2ポール2スレッドで、シングルコイル専用です。
デッキデザイン・サイズ・ジュースチャンネルなどの細かい仕様は前作のデザインを引き継いでいます。直径13mmと矮小なデッキサイズですが、ポスト間は5.5mmと余裕があるので、ワイヤーによっては3.0mm軸でもビルドできそうです。
唯一違うのはデッキエアホール、シングルホールから3つのマルチホールへと変更されました。
ポストデザインも前作同様、kayfunスタイルのポストデザイン、ガイド付きでコイルビルドしやすく、余分なこいるレッグの処理がやりやすいデザイン。
MTLタンクらしく、細線でもワイヤーが逃げないように、ネジ頭とポストの間隔が詰められています。
ポジティブピンは出っ張っいます。ピンはデッキ固定ネジ兼用ではありません。
その為、緩めることで出っ張り具合を調整することもできてしまいます。
ただし、ネジの脱落には十分注意しなくてはなりません。
デッキを分解する時は、まずポジティブピンを外します。
インシュレーターは前作同様、ゴムのような弾力のある素材です。
デッキパーツは、ベースにスクリューで固定されています。
さらに分解することで、ここまで細かく分解できる構造です。
Expromizer V5のビルド
それではビルドです。
デッキデザインはエアホールこそ違うものの、ポストやその他は前作と全く同じです。
ビルドも同じように簡単にできます。
スタンダードなデッキデザインですから、迷うことはありません。
矮小なデッキ、試しに26ゲージ・3.0mm軸でビルドしてみましたが全く問題ありませんでした。24ゲージでもビルドできます。MTLタンクですが、RDLでも使えるデザイン。
コイルトップに余裕があるので、高さ調整にも自由度があります。
ウィックをセット。
ジュースチャンネルにふわっと載せるだけでビルド完了!かなり簡単にビルドできます。
アトマイザーのマッチング・使用例
感想とまとめ
地味だけど着実に進化!より完成度が高まったMTLタンクアトマイザー!
前作の『eXpromizerらしからぬデザイン』から一転、原点回帰ともいうべき「らしいデザイン」に戻った本作、前作の優れた点は全て引き継ぎながらより使いやすく進化しました。
ショートトール・コンパクトサイズになっただけではなく、デッキエアホールが3ホールに。よりMTLでもDLでも味わいが楽しめるスペックに。欲を言えば可変。付け替え式だったらもっと良かったとは思いますが、それは贅沢すぎる願いでしょう。
リキッドリークレス構造という強みを持ったまま、23mmショートサイズという使いやすいサイズ感。汎用性が非常に高いアトマイザーです。
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