aspire(アスパイア)のVAPEアトマイザー、Nautilus GT mini「ノーチラス ジーティー ミニ」のレビューです。
Taifunによるデザインの22mmサイズアトマイザー!
aspire伝統のNautilus BVCコイルによって、味も追求した製品です。
詳細をレビューしていきます。
商品提供:ベプログshop
aspire Nautilus GT miniとは?
aspireのプリメイドコイル交換タイプのアトマイザー(通称:クリアロマイザー)、Nautilus GT mini「ノーチラス ジーティー ミニ」です。
このシリーズは、『Taifun』がデザインしたコラボ製品です。
aspire Nautilus GT miniの特徴
- 22mmサイズ、リキッド容量2.8MLのクリアロマイザー
- ドイツの名門「Taifun」がデザインを担当
- aspireの伝統、Nautilus BVCコイルを採用
ノーチラスGTミニの詳細を確認していきましょう。
22mmサイズ、リキッド容量2.8MLのクリアロマイザー
この製品はNautilus GTのスモール版(22mmサイズ)です。
大きな違いはサイズとタンクのデザインのみです。
Nautilus GTとの違い
- サイズ 24mm:22mm
- タンクのデザイン
サイズによるリキッド容量の違いを除けば、他の部分は共通しています。
よって、サイズの好みに応じてセレクトできるバリエーションというわけです。
ドイツの名門「Taifun」がデザインを担当
デザインは24mm版と同じく、ドイツのTaifun(タイフン)によるものです。
日本でも人気のある製品で、一時期はプレミア価格がついてしまうほど有名です。
味に優れていることでも有名な製品ですが、デザインや品質にも定評があります。
aspireの伝統、Nautilus BVCコイルを採用
外部によるデザインのコラボ製品というAspireとしてはかなり珍しい試みの製品ですが、味わいの要となるコイルには同社が長年熟成させているNautilus BVCコイルを採用。
世界的に知名度があり、多くの地域で普及しているため入手製が良く味が良い。
MTL向けの高抵抗コイルの味わいに定評があるプリメイドコイルです。
カラーバリエーション
全4色、定番カラーを揃えたバリエーション(シルバー・青・金・黒)
残念なのは、24mm版にはDLC(Diamond Like Carbon)によるハイスペックな表面処理が用いられているカラーがありましたが、22mm版にはありません。
スペック
リキッド容量 | 2.8ml |
直径 | 22mm |
全長 | 54mm |
重量 | 62.7 g(実測) |
ネジタイプ | 510 |
ドリップチップ | 510DT |
コイル | プリメイドコイル(aspire Nautilus BVC) |
リキッドチャージ | トップフィル(ロック式) |
エアフロー | ボトムエアーフロー |
パッケージ・内容品
内容品一覧
- aspire Nautilus GT mini アトマイザー本体
- Nautilus BVC Coil 1.6Ω
- Nautilus 2S Mesh Coil 0.7Ω
- 予備パーツ(Oリング、ガラスチューブ)
- ユーザーマニュアル(英語)
aspire Nautilus GT miniの詳細
デザインは24mm版のNautilus GTとほぼ一緒です。
サイズ感とタンク部分のデザインの違いを除けば、他に違いはありません。
これはコラボ製品に限ったことではなく、aspire製品全体に言えることですが、クオリティーは高いです。
ドイツ「Made in Germany」製で、値段の高いTaifunアトマイザーほどハイクオリティーではありませんが、価格1/3以下の中国製品にしてはかなり高品質です。
aifunアトマイザーの個性とも言える「上から下まで同径」「ローレット加工」を用いて、よりTaifunらしく感じさせるフォルム。どこからどう見てもTaifun製品です。
しかし、サイズの違いは大きいです。たかが2mmですが、されど2mm。
かなりコンパクトに感じるサイズ感です。
容量の違いも小さいので、コンパクトなアトマイザーにッミ力を感じるのであれば、miniを選んでおけば間違い無いと思います。
クリアロマイザーにしては若干パーツ点数が多いのも、Taifun譲り(?)
それでは、上から順番に細部を見ていきましょう。
ドリップチップ
汎用510DTサイズのドリップチップ。汎用品が使えて、もちろん交換もできます。
付属品は金属と樹脂のハイブリッド。内径はストレートとシンプルな構造。
全長16.3mm、露出部の高さ11.6mm、外径10.4mm、内径5mm
ドリップチップなど細かいパーツも、Taifunらしい伝統を感じるルックスです。
タンク
タンクはロック式。印を合わせてトップキャップを外します。
回転させる角度は浅いのですが、手応えはしっかりしていて確実にロックできます。
リキッドチャージが簡単にできるトップフィリルによる利便性の高い仕様です。
タンクが独立した構造によってボトムリフィルにも対応しています。
つまり、タンクに満タンのリキッドが残っていても、コイルの交換できる構造です。
タンクの分解時に実用的な、トップ部分のローレット。
薄いパーツをディティールでカバーした優れたデザインです。
タンクは3つのパーツ(ベース・ガラスチューブ・トップパーツ)構成。
金属ベースがガラスタンクを保護するので割れにくいデザインです。
このタンク以外に、3.5ML大容量のPSU(ポリスルホン)タンクがメーカー公式オプション品として販売されています。
PSUは、優れた性能を持った素材。樹脂製ですが信頼度が高いです。
ちょっぴり変わったルックスの純正タンクが、既視感のあるスタンダードデザインに。
もちろん、トップフィルにも対応しており、タンクが満タンでもコイルアクセス可能。
実用上全く変わらず扱うことができて、リキッド容量を拡大することができます。
そして、ノーチラスGTミニには24mm版と同じく他の製品にはない特徴があります。
それはコイルとの接続部分、RTAで言うチムニーの部分が特殊です。
ただスレッドでつくだけではなくて、コイルのチムニー部分を絞るような煙突のような突起(樹脂パーツ)があります。
このパーツによって、コイル出口が絞られ、ドリップチップ直前で拡散するデザイン。
内径最小部:3mm
5mm →→→(逆テーパー)→→→ 3mm →→→ (テーパー) →→→ 5mm
BVCコイルの上部は通常スレッドで接続されますが、ノーチラスGTミニの場合は樹脂製のパーツがコイル内部に入るように接続されます。
エアフロー
カチッカチッとクリック感のあるAFCは、エアホールのサイズを5種類に変更できます。
無段階ではなく5段階です。MTLユースがメインのサイズバリエーションです。
ポジティブピン
ポジティブピンはかなり出っ張っています。
フローティング式(浮いている・固定されていない)ですね。
クリアロの多くに採用されている方式で、完全に固定されてはいません。
そのため、スプリングコンタクト搭載のテクニカルMODでのみ使うことができます。
メカニカルMOD、特にハイブリッド接続には絶対に使えません。危険です。
コイル
付属のコイルは2種類、Nautilus BVCコイル規格です。
高抵抗(1.6Ω)コイルは、Nautilusシリーズ伝統のコイルです。
もう一方のメッシュコイル(0.7Ω)は、新たにノーチラスGTのために作られたコイル。
今までのNautilusシリーズアトマイザーに付属するのものより、高抵抗になりました。
- 1.6Ω BVCコイルは世界的に有名、味が良いのは今までのシリーズで実証済み。
- 0.7Ωコイル、これもかなり美味しいですね。よりドローが軽い使い方向き。
メッシュコイルだけどスピッドバックが少なく、上品な味わいながら味は濃いです。
アトマイザーのマッチング・使用例
感想とまとめ
デザインにも味にもこだわったクリアロマイザーの新定番!
aspireの本気ですね!24mm版に続いて、汎用性の高い22mmバージョンもリリース。
包括的に、VAPEユーザーのニーズに合わせた製品ラインナップです。
2サイズを並べると、当たり前ですが22mm版がコンパクトです。
しかも、そこまでリキッド容量に差がないんですよ。もちろん使い勝手・スペックも一緒。
大きさの好みで選べるようになっています。他は全く一緒です。
よりTaifunらしい方、というと24mmのサイズ感(タイフンは23mm以上のサイズが一般的)なのですが、もちろんminiデザインが共通していますから、らしさは感じられます。
BVCコイル運用のユーザーは多いですから、見た目にもこだわりたい!というニーズは多いですよね!今まではハイエンド製品などでBVCコイル対応のものという選択肢もあったのですが、万単位の値段ですから躊躇してしまうのはごもっとも。
ハイエンドブランドのデザインと、大手メーカーの安定した品質。
かなりコストパフォーマンスに優れた製品なのは言うまでもありません。
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