geek vape(ギークベイプ)のVAPEテクニカルMOD、AEGIS X「イージス・エックス」のレビューです。
防塵防滴・耐ショック性を備えた人気シリーズのアップデートバージョン!
高レベルの性能はそのままに、大きなカラーディスプレイを装備!
それだけでなく、より軽量コンパクトになり、さらに基本性能もアップしています。
詳細をレビューします!
商品提供:VapeSourcing
geek vape AEGIS Xとは?
geek vapeの人気シリーズ、高いタフネス性能「防塵防水・耐ショック」を備えた18650デュアルバッテリーテクニカルMODのアップデートバージョンがAEGIS X「イージス・エックス」です。
アップデートポイントは一目瞭然で、本体片側に大きくセットされたカラーディスプレイが特徴的です。
geek vape AEGIS Xの特徴
- AEGISシリーズ デュアルバッテリーMODがアップデート!
- IP67相当の防塵防水・耐ショック性能
- 2.4インチ大画面カラーディスプレイ
- 最新の制御基盤、AS 2.0チップセット
そのほかにも進化したポイントが目白押し!簡単に確認していきましょう。
AEGISシリーズ デュアルバッテリーMODがアップデート!
AEGISシリーズと言えば、geek vapeテクニカルMODの人気シリーズ。
AEGIS Xはその中のデュアルバッテリー版になります。
デュアルと言えば、過去にもリリースされた製品がありますが、本機はそのアップデートバージョンになります。
まずサイズや重量・スペックなどを確認してみます。
Aegis X | Aegis Legend | |
サイズ | H 90×W55.6×D31.5mm | H 90.5×W58.5×D30.6mm |
重量 | 178g | 202g |
出力 | 5 – 200W | 5 – 200W |
モード | VW /Ti/Ni/SS / TCR / VPC | VW /Ti/Ni/SS / TCR / VPC |
保護 |
|
|
ほぼ同スペックなのにサイズ重量はダウンしており、軽量コンパクトを実現していることがわかります。
IP67相当の防塵防水・耐ショック性能
AEGISシリーズと言えば、高いタフネス性能が魅力です。
AEGIS Xも例に漏れず、シリーズ通して共通のスペック『IP67相当』の防塵防水性能を備え、ゴムシーリングボディーによる高い耐ショック性能を備えています。
水濡れどころか水深1m30分の水没、そしてアウトドアでもガンガン使える高い性能は重宝しますね。タフネスなテクニカルMODです。
2.4インチ大画面カラーディスプレイ
アップデートポイントの大きな目玉が、大きなカラーディスプレイです。
なんど!そのサイズは2.4インチとVAPEテクニカルMOD用としては最大級のサイズを実現、ボディー片側がほぼ液晶画面と言って良いほど巨大です。
大きなディスプレイを備えているので、ほんの少しだけボディーの厚みが増しています(0.9mm)が、それも微増にとどまるので許容範囲ですね。
視認性もよく、ファッション性も兼ね備えたディティールです。
最新の制御基盤、AS 2.0チップセット
中身ももちろん同じではありません。
geek vapeが開発したオリジナル制御チップ『AS2.0』を搭載し、旧型よりも素早い立ち上がりと安定性、そして向上した温度管理を備えています。
カラーバリエーション
カラーは全8色。基本的にボディーはゴム素材ですのでブラックで統一されていますが、フレーム部分と背面部分のスキンのバリエーションをセレクトできます。
スペック
サイズ | H 90×W55.6×D31.5mm |
重量 | 178g(実測) |
ワット数範囲 | 5 – 200W |
抵抗値 | 0.05-3.0ohm |
モード |
|
スレッド | 510 (スプリングコンタクト) |
充電ポート | microUSB(5V 2A) |
バッテリー | 18650デュアル |
保護機能 |
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付属品
内容品一覧
- geek vape AEGIS X テクニカルMOD本体
- microUSBケーブル
- 液晶保護フィルム
- 予備パーツ(ネジ、USB端子保護カバー)
- ユーザーマニュアル・ワランティーカード(英語)
AEGIS Xの詳細
デザインはAEGISシリーズ共通。
ゴムシーリングされたタフネスボディーがアイデンティティーです。
このシリーズの初代は2017年デュビューですが、2年以上経った今でも古臭さを感じないデザイン、その間にも様々なバリエーションがリリースされる人気シリーたる所以です。
背面部のフレームデザインもシリーズ共通、メタルフレームの中にはフェイクレザーが使われていて、ゴムボディーだけでは味気ない素材感ですが、これによってこだわりを演出しています。
片面に大きくディスプレーが設置されているため、今までのシリーズ機と比べて若干変則てなデザインですが、旧型に比べてもよりスタイリッシュに仕上がっている印象です。
フラットデザインの上部には、中央部にアトマイザー取り付け部があります。
位置関係的に旧型を踏襲していますね。
ゴム部分を含めると厚み31.5mmとなっていますが、金属部分は24mm幅ですので、見た目的にアトマイザーのマッチングを考えると24mmサイズまでがベストです。
防塵防水性を確保するため、取り付け部は一体化しているため、アトマイザー取り付け痕が残りやすいのですが、2つのサークルが掘られていることによって目立ちにくくなっています。
510スレッド部にはもちろんシール処理がされているので、MOD内部まで水や埃などが入り込みにくいよう配慮されています。
もちろん、リキッド漏れによる基板トラブルも防ぐことができます。
収納したバッテリーの充電用・ファームウエアアップデート用としてmicroUSB端子を備えています。分厚いゴムキャップによって防塵防水性能を確保。
急速充電にも対応。対応電流は2Aまでです。
側面に3つのボタンを集約し、操作性にも配慮しています。
防塵防水を備えたMODでありがちなボタンの押しにくさ、硬さはなく、AEGISシリーズの中でも押し心地はかなり良い方です。普通のテクニカルMODと遜色ありません。
また、この部分はブラシ仕上げの金属素材となっていて質感にもこだわっています。
初期のAEGISシリーズでは、パネル一体だったため、若干チープさがありましたが、AEGIS Xでは高級感すら感じます。
そして、今回の目玉となっている大型のカラーディスプデイ部分です。
かなり視認性が良いだけでなく、明るさ調整機能を備えているので見易さは抜群です。
スマートフォンなどと比べても遜色のないものです。
ただ、これだけ表示部分が広大なのに、表示項目は一般的なMODと同じなのはちょっと寂しいですね。しかし、カーブモードなどではその真価を発揮します。
多彩なモード駆動も魅力、といってもモード自体は旧型と同じなのですが…
大きなカラーディスプレイなので、わかりやすさは全く違います。
マイセット登録(M1~M4)4つ登録できるので、よく使う設定をプリセットできるもの使い勝手が良いです。
さらにデザインが3つ、カラーが5種類あるので、好みのデザインで使うこともできます。
バッテリーカバーはスライドロック式、カバーにはベントホールも備わっています。
ベントホールを備えながら、水や埃の混入を防ぎます。
ただ、このスライドキャップですが個人的には苦手です。
程よい硬さで開閉しやすいのことは間違いないのですが、不意にロック部を触ってしまってバッテリーが抜けてしまいそうで怖いです。
そのようなことは一度もないものの、いまいち不安は拭うことはできません。
ロックの掛かりが浅いんですよね。しっかりロックはかかっているんですが…
こればっかりは好みですので、実際使って問題ないのですから機能上全く問題はありません。
分厚くゴムシーリングされたカバーに守られるように、バッテリー収納部が。
収納方向の目印として、色分けされた表示がわかりやすいです。
逆挿し保護の記載はありませんから、収納方向を間違えると事故につながる危険がありますので、かならず向きを入念に確認します。
ちなみにフレーム部分がねじ式(トルクスT5)で着脱できるのもシリーズ共通、なのですが交換パーツは販売されていません。
AEGIS Xのフレームは金属製で両面メッキ加工されていました。
シリーズの中にはプラ素材で軽量化しているものもありましたが、やはりメタル素材は重厚感と本物感があります。
アトマイザーのマッチング・使用例
AEGIS Xの使い方
ちょっと複雑な操作系、特にメニュー表示は説明書をしっかり読まないとわかりませんでした。
- 電源ON/OFF パフボタン5クリック
- ボタンのロック サブボタン2つを同時長押し
- 液晶画面の明るさ変更 電源ON時にパフボタとサブボタン(どちらでも)同時押し
- モード変更 電源ON時にパフボタン3クリック
- ワット数・設定温度を調整する:+/-ボタンを押すとワット数を調整できます。
- 温度管理時のワット数変更 モード変更時にパフボタンでワット項目まで移動、サブボタンで変更。
- メニュー表示 モード変更操作後に+/-ボタンを同時長押し
- AUTO オートモードのON/OFF
- THEME 3つのテーマを選択
- COLOR テーマの色(青/オレンジ/黄/赤/緑)
- VERSION 本体のバージョン表示
- ABB ON/OFF
- RESET 設定リセット
感想とまとめ
悪くなった部分は一つもなし!正統進化したアップデートバージョン!
機能・基本スペックが一部上がったのに、小型コンパクト化は点は大いに評価できます。
しかも、片面に大きなディスプレイを供えるのに、小さくなっているんですよね。
さらに、質感もデザインも良くなって、さらにかっこよくなったのに。
全体のバランスがとても良いです。
しかも価格も抑えられているんです。
できることは正直変わらないので、旧型で満足しているならば買い替えは全く必要ありませんが、これからデュアルバッテリーMODを検討している人には良い選択です。
このサイズ感であれば、タフネス性能を持たない一般的なMODと同等です。
防塵防水・耐ショックだからちょっとでかい!なんていうのはもう過去のこと。
普通にデザイン性に優れたデュアルバッテリーMODとして使えますし、ルックスにこだわりがある人にも大型カラーディスプレイは魅力的です。
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