Lost Vape(ロストベイプ)が展開する別ブランドModefined「モデファインド」のVAPEテクニカルMOD、Sirius 200W「シリウス」のレビューです。
ハイエンド製品にも使用されるevolv社製VAPE汎用のDNA基板を用い、デザイン製に優れた製品を多数ラインナップしているLostVapeですが、オリジナルの基板を使った製品もリリースしています。
このModefined「モデファインド」はそのLostVapeの別ブランド。ブランドコンセプトは明らかになっていませんが、LostVapeと同じく高級路線の製品をラインナップしているようです。
それでは商品の詳細をレビューしていきます。
商品提供:HEAVEN GIFTS
パッケージと内容品
内箱引き出し式のパッケージ。スリーブには製品の写真とロゴが用いられています。LostVapeブランドに比べて、コンパクトなサイズのパッケージです。
内容品一覧
- Sirius 200W テクニカルMOD
- microUSBケーブル
- マニュアル
- ワランティーカード
付属品は最低限。本体とケーブル、そして書類が入っています。
マニュアルは英語で記載されています。
Sirius 200W の詳細
ハイクオリティ、高級路線の製品、特にテクニカルMODを多くラインナップするLostVapeの別ブランド、Modefinedからリリースされたデュアルバッテリー テクニカルMODが今回レビューするSirius 200Wです。
ハイクオリティでありながら、基板をオリジナルとすることでコストパフォーマンスの良さも実現。デザインや筐体の作り、デザイン製のよさなどはLostVape譲りです。
最新製品っぽさもありながら、どことなく懐かしさを感じるデザイン。個人的には80-90年代のSONYウォークマンなどのプロダクツデザインのように感じるデザインだと思います。どことなく音楽デバイス感があると感じるのは筆者だけでしょうか?
液晶画面部分の背面、黒い部分はラバーコーティングのようなマットな質感で、滑りずらい加工が施されており、金属の冷たさを伝えずらく感じます。
前面はアルマイトのような質感のメタリック塗装。製品名であるSIRIUSのプリントが入ります。ウォークマンっぽさをボタン周りのデザインに顕著に感じます。
基板冷却用?ベントホール?イミテーション?フィンのようなものが側面に設けられています。
LEDでも仕込まれているのかと思いましたが、この部分は光りません。
30mmと厚みのあるボディーのため、手に持った時にボリューム感を感じます。
スペック
サイズ | H87 ×W47×D30mm |
重量 | 175 g(実測) |
ワット数範囲 | 7 – 200W |
最大アンペア | 39A |
温度範囲 | 200 – 600F |
モード | VW/Bypass/温度-Ti系/温度-Ni系/温度-SS / TCR |
スレッド | 510(スプリングコンタクト) |
充電ポート | microUSB |
バッテリー | 18650デュアルバッテリー |
Modefined公式サイトより
アトマイザー取り付け部
アトマイザー取り付け部分には510スレッドが用いられています。数多くのアトマイザーに対応する汎用規格です。スプリングコンタクトが採用されており、510スレッドやポジティブピンの長さを吸収できる機構です。
アトマイザー取り付け部分にはストラップなどを取り付けることができるパーツが設けられており、ストラップやキーホルダーを用いて、首や腰回りなどに吊り下げられるようになっています。
ボタン類
ボタンは全部で4つ。サイドにメインのパフボタン、液晶パネル周りに3つのボタンが設けられています。
パフボタンは本体側面に設けられています。押しやすい円形の大きなもので、高級感を感じるボタンが採用しています。
その他のボタンは本体パネルと同色の金属製ボタンが用いられています。M(mode)ボタンと2つのサブボタンが配置されています。
液晶画面はカラーディスプレイ。表示項目も多く、暗い場所でも見やすい印象です。
バッテリー収納部
バッテリー収納部は底部分のカバーを開けます。カバーには小さなベントホールが設けられており、安全性に配慮しています。
スライドオープン式のカバーにはバッテリー収納方向が書かれています。
スライドしたカバーは本体とは別にならないので、無くす心配がありません。
使い方
バッテリーをセットする
本体を使用するためには別途18650バッテリーを2本用意する必要があります。できるだけ信頼の置ける銘柄を、信頼の置けるショップで購入するのをお勧めします。筆者はいつもSONY VTC4もしくはVTC5を使用しています。
そして、デュアルバッテリーMODの注意点です。
バッテリーは同じロットの同銘柄の新品バッテリーを用いましょう!
バッテリーの銘柄が異なると性能が違います。そして、使用を繰り返したバッテリーは内部抵抗が増大しており、異なる銘柄、使用頻度のバッテリーを使用すると、どちらかに負担がかかってしまうため大変危険です。
バッテリーを充電する
本体でのバッテリー充電に対応しています。パソコンやコンセントアダプター、モバイルバッテリーなどDC5V電源接続したmicroUSBケーブルを本体端子につないで収納した18650バッテリーを充電します。電流は1Aまで対応。それを超える電流には対応していないので、2Aなどの大電流クイックチャージには対応していません。
使い方
使い方はマニュアルに記載されています。ここでは直訳を記載しておきます。
4.基本操作
モード
ロックモード:ファイアボタンを5回押してデバイスのロックを解除します。画面は操作なしで15秒で消えます。デバイスは操作なしで30分で自動的にロックされます。ファイアウォールボタンを5回押して、デバイスを再度アクティブにします。
プロファイルモード:POWER-> NI-> SS-> TI-> BYPASS-> TC Powerモード:モードボタンを押すと、文字の色が赤色に変わり、ワット数が調整されます。
温度モード:モードボタンを押すと文字色が赤色に変わり、温度モードが選択されます。
BYPASSモード:バッテリの最大出力容量を上回ります。
新しいアトマイザー:新しいアトマイザーをインストールする場合は、「はい」を選択してアトマイザー設定を入力し、「いいえ」を選択して同じセットアップを維持します。温度モードでは、スイッチドアトマイザーの抵抗が低い場合にYesまたはNoのいずれかを選択して調整設定に入ります。
エラーメッセージ
低バッテリ:バッテリの電圧は、vaping中は3.0vより低く、vapingする前は3.2Vより低いか、またはバッテリが正しく取り付けられていません。
10秒以上:10秒以上経過すると、自動的に電源出力が遮断されます。
チェックアトマイザー:抵抗は9.99オーム以上ですが。アトマイザー短絡/低抵抗:コイル抵抗が0.1オーム未満です
Too Hot:ボードの温度が176°Fを超える場合。
使用例
まとめ
個性的なデザインのデュアルバッテリー テクニカルMOD!!
プリヒート(余熱)やカーブモードは搭載されていないものの、TCR値入力による温度管理など基本機能は網羅しており、特にVW(POWER)モードは問題なく使用できます。昨今求められる最低限の機能は網羅している印象です。
温度管理に関しては優れた点はなく、「美味しく吸うための温度管理」ではなく、「イガらないための機能」止まりなので、基本的にはVWモードで使用するための機種であると思います。
見た目が気に入った人向け!作りの良さと、デザイン性の高さはなかなかのものだと思います。
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