【DIGIFLAVOR Pharaoh Mini RTA レビュー】デジフレーバーファラオミニアトマイザー

DIGIFLAVOR デジフレーバーのVAPEアトマイザー、Pharaoh Mini RTA ファラオミニのレビューです。

本作は海外の有名なYouTuberであるRiP Trippers（https://www.youtube.com/user/RiPTrippers）によってデザインされたコラボレーションアイテムです。

それでは詳細をレビューしていきます。

商品提供：Everzon

パッケージと内容品
VAPEアトマイザー DIGIFLAVOR/Pharaoh Mini RTA の詳細
VAPEアトマイザー DIGIFLAVOR/Pharaoh Mini RTA のビルド
VAPEアトマイザー DIGIFLAVOR/Pharaoh Mini RTA をMODに載せてみた
VAPEアトマイザー DIGIFLAVOR/Pharaoh Mini RTA のまとめ

パッケージと内容品

パッケージは商品イメージに合わせたデザイン。一部が光沢、大部分が的な質感の凝ったパッケージ加工が施されています。

背面には製品の簡単な説明と製品偽造防止のスクラッチ式セキュリティコード入りのステッカーが貼られています。このコードをDigifravorサイト(http://digiflavor.com/project/fuji-son-gta/)の下部、”Security Code”に入力することで製品が登録されたものであるかが表示されるシステムです。

製品パッケージには2箇所、剥がすとホログラム部分が剥離することで未開封であることの証明になるスッテカーが貼られています。しかし、このステッカーの粘着力が弱い為に大抵少し剥がれた状態になっています。

内容品一覧

Pharaoh Mini RTAアトマイザー本体
ユーザーマニュアル
510ドリップチップアダプター
510ワイドボアドリップチップ
赤色810ドリップチップ
スペアガラスチューブ 2ml
スペアガラスチューブ 5ml
チムニーエクステンダー&チャンバーロック
チャンバーロックキー（ツール）
スペアパーツ（Oリング、デッキネジ）
ビルドツール

プリメイドされたコイルやコットンは付属しないので最低限のビルドツール（ニッパーやセラミックピンセット）とともに用意する必要があります。説明書は日本語の記載はありませんが、図解入りでわかりやすく書かれています。

VAPEアトマイザー DIGIFLAVOR/Pharaoh Mini RTA の詳細

Pharaoh MiniはRip TrippersによってデザインされたフレーバーRTAです。詳細はすべて徹底的に検討されています。
あなたはどんなRTAからでも得ることができる最高の味を生み出すために。
Pharaoh Mini RTAには、互換性のあるデッキシステムで、ユーザーに柔軟性とオプションを提供します。

個人的な好みの交換可能なデッキ。（クランプデッキ、速度デッキは含まず）
ジュースポートリングとhcアンバーを固定するチャンバーロックシステム
より良い風味のためのドーム型チャンバー
熱から口を保護するための厚い810リップチップ
漏れを防ぐためのクラシックな機械式ジュースコントロールシステム
トップジュースリフィルシステム

Pharaoh Mini

Pharaoh Mini is a flavor RTA designed by Rip Trippers, all details are thoroughly considered to produce the best flavor you can get out of any RTA. Pharaoh Mini RTA incorporates an interchangeable deck system providing flexibility and options for users.

Interchangeable deck for personal preference. (Clamp deck included, velocity deck not included)

Chamber lock system securing juice port ring and chamber

Domical chamber for better flavor

Thick 810 Rip Tip to protect mouth from heat

Classic mechanical style juice control system to prevent leakage

Top juice refill system

DIGIFLAVOR/Pharaoh Mini RTAのスペック

リキッド容量	2ml
直径	24mm
全長	37mm(スレッド、ドリップチップ含まず）
ネジタイプ	510
ドリップチップ	トップキャップ一体型
コイル	RBA シングルコイル/デュアルコイル
リキッドチャージ	トップフィル
エアフロー	ボトムエアーフロー
素材	ステンレススチール

Digiflavor公式サイトより

全長の実測は約41mm。（ドリップチップ、510スレッド含まず）

DIGIFLAVOR/Pharaoh Mini RTA の外見・デザイン

製品名のPHARAOH(ファラオ)…古代エジプトの君主の称号を表すように、チャンバーパーツにはツタンカーメンの黄金マスクをモチーニにした図案およびPHARAOHのロゴ文字が刻印されています。古代エジプト推しなのかと思いきや、エジプトテイストはこの刻印のみでその他のルックスは爆煙タンクそのもので、直径24mmサイズのボリュームのあるRTAです。特に初期セットされている”The Rip Tip”と名付けられた巨大なドリップチップが印象を強烈に決定付ています。

製品のクオリティとしては低いとは思えないものの、塗装には一部塗りムラもあり価格相応と思える部分もありますが、エッジの面取りなども施行されていて、実用品として問題があるポイントはありません。

DIGIFLAVOR/Pharaoh Mini RTAのドリップチップ

充実の付属品。アトマイザー側のドリップチップ取り付け部分はハーフインチ互換の810DTサイズ。更に金属製510ドリップチップが付属します。

PEI製と思われる黄色系樹脂の巨大なドリップチップはTHE Rip Tipsと命名された特徴的な一品。810DTサイズ。

高さ6mm(取り付け部除く。露出部のみ)。外径20mm、内径7.5→10.5mm（逆テーパー）。

更に810DTが付属。赤い樹脂製のドリップチップ。

高さ7mm(取り付け部除く。露出部のみ)。外径19mm、内径10.5mm。

アダプターを介して接続可能な樹脂製ドリップチップは510DT規格です。

高さ10mm(取り付け部除く。露出部のみ)。外径15mm、内径6→11mm（逆テーパー）。

510ドリップチップアダプターは金属製で、アトマイザーのトップキャップに取り付けすることで汎用品である510ドリップチップを使うことができます。

このアダプターを外すには一度トップキャップを外して裏側から押し出してやる必要があります。

DIGIFLAVOR/Pharaoh Mini RTAのタンク

アトマイザー上部のトップキャップを外すことでリキッドチャージが簡単にできるトップフィルを採用して使い勝手に考慮しています。タンクは写真左の銀色のパーツであるチャンバーロックによって固定されている為、タンクを持ってトップキャップを回してもタンクが分解しづらくなっており、リキッドチャージが安心して行える仕様です。

そしてタンク部の着脱はスレッドで接続されているデッキを外すことで可能です。
タンクにリキッドが残っている状態でデッキにアクセスも可能で、本体を逆さまにして外せばリウィッキングやコイルのリビルドが行えます。

チャンバーの内部はなだらかなお椀型になっていてミストおよび空気の流れを考慮しています。

タンクを分解する場合は専用のチャンバーロックキーを使い、チャンバーロックパーツを外します。

5mlの大容量タンクも付属します。基本的に2mlタンクは欧州の規制であるTPDに対応する為にセットされたもののようなので利便性を考えれば5mlタンクを使用するのが良いでしょう。しかし、7.5mmほど全長が長くなってしまう為コンパクトに持ち運びたいユーザーは2mlタンクをセレクトするかもしれません。

DIGIFLAVOR/Pharaoh Mini RTAのジュースコントロール

本機には持ち運び時にデッキへのリキッド供給を停止したり、デッキへの供給量を調整するためのジュースコントロールが搭載されています。チャンバーパーツとチムニーパーツにはジュースホールが空いているので、これの合わせ具合を調整することが可能です。

DIGIFLAVOR/Pharaoh Mini RTAのエアフロー

デッキへ空気を供給するのは、デッキ下に設けられたエアホール。構造的にはボトムエアフロー構造です。エアホール周囲にはエアフローリングが設けられており、ドロー調整を可能にしています。クリック感がある調整タイプですが、中途半端な位置でも止められるので無段階調整とも言えます。

DIGIFLAVOR/Pharaoh Mini RTAのデッキ

デッキは2ポール2スレッド、ポール幅が広いのでデュアルでビルド可能だと言えますが、基本シングルコイル対応デッキです。エアホールの形状はGeekvape/Ammit 25 RTAなどGeekVape系に酷似しており、関連企業として良い部分を取り入れた結果になっているように思えます。ただし、Ammitシリーズとは異なり、ボトムエアフローホールのみになっています。

クランプは幅広タイプで、固定ネジはプラス頭。このネジを緩めていくと、中に仕込まれたスプリングによって自動的にクランプが持ち上がる、ビルドが簡単に行えるタイプです。

デッキは交換可能なタイプでスポっと取り外しできます。オプション品としてデュアルコイルビルド可能なベロシティタイプデッキが販売されていますが、付属品としてつけてくれても良かったのではと思ってしまいます。