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GATE MTL RTA 22mm レビュー|ハイクラスな味わいとルックスのシングルコイルタンク!

GATE MTL RTA 22mm レビュー Ambition Mods

Ambition Mods(アンビション モッズ)のVAPEアトマイザー、GATE MTL RTA「ゲート エムティーエル アールティーエー」のレビューです。

MTLに特化したシングルコイルタンクは、ハイエンド製品に匹敵する完成度ながらコスパに優れているだけでなく、味もハイクオリティ!

このアトマイザーの特徴

  • 22mmサイズのMTLシングルコイルタンク
  • ハイクオリティ&シンプルデザイン

マスプロでありながら、ハイエンド製品に近いクオリティ・デザイン・味を実現しただけあって、多くのVAPEユーザーに注目されている製品であり、そのクオリティーの高さからは驚くようなコストパフォーマンスもその一員です。

一万円以下で買えるハイエンドアトマイザーと呼んでも良いでしょう!

評判の訳が納得できる完成度でした。

詳細をレビューしていきます。

商品提供:VAPE STEEZ

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GATE MTL RTAとは?

GATE MTL RTA 22mm レビュー Ambition Mods

GATE MTL RTAは中国のVAPEブランド『Ambition Mods』がリリースする、22mmサイズRTA(Rebuildable Tank Atomizer)です。

GATE MTL RTA 22mm レビュー Ambition Mods

GATE MTL RTAは、その名前の通り、MTLに特化したアトマイザーです。

大まかにと特徴を挙げると…

  • 22mmサイズのタンクアトマイザー
  • MTLに特化したスペック(エアホール、デッキ)
  • シングルコイル専用
  • ボトムエアフロー(デッキボトムエアフロー)
  • ジュースコントロール搭載
  • 全長が短いミドルトールサイズ
  • ロゴの主張のないシンプルなルックス
  • 中国メーカー製だが、ハイクオリティー
  • その分価格は一般的な中国メーカー製品より高め

タンク部分の構造やデザインが某ハイエンド(SKYLINE RTA)にそっくりだったために、リリース当時は物議を醸しましたが、現在では多くのユーザーに受け入れられヒット製品になっています。

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出典:Ambition Mods

このGATE MTL RTAには2種類のサイズ、バリエーションが用意されています。

  • 2.0MLサイズ 全長56.8mm 重さ63.2g
  • 3.5MLサイズ 全長52.8mm 重さ64.5g

エクステンション(延長)パーツではなく、パーツ自体の長さが違うので、もしサイズを変更したい場合は本体ごと購入しなくてはならないので、購入時には悩みますね。

ちなみに、今回レビューするのは2.0MLショートバージョンです。

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出典:Ambition Mods

カラーバリエーションはブラックとシルバーのスタンダードな2色展開です。

それではGATE MTL RTAのより詳細を見ていきましょう。

スペック

リキッド容量 2.0ml / 3.5ml
直径 22mm
全長 56.8mm(3.5ml)/ 52.8mm(2.0ml)
重量 64.5g(3.5ml)/ 63.2g(2.0ml)
ネジタイプ 510
ドリップチップ 510
コイル RBA シングルコイル
リキッドチャージ トップフィル
エアフロー ボトムエアーフロー(デッキトップサイドエアフロー)
素材 SS316ステンレススチール
メーカー公式サイト https://www.ambitionmods.com/

パッケージ・内容品

GATE MTL RTA 22mm パッケージ・内容品1

中華オーセンとは思えないシンプルなパッケージデザインは、さながらハイエンド製品のような上品さで、場所を取らないコンパクトなのも保管に嬉しいサイズです。

GATE MTL RTA 22mm パッケージ・内容品2

内容品一覧

  • Ambition Mods GATE MTL RTA アトマイザー本体
  • 予備パーツ(Oリング、デッキネジ)
  • エアーディスク(1.5mm、0.8mm)
  • ツール(アーレンキー)

付属品は最低限ながら、必要なショートパーツは全て揃っていて、ポジティブピン周りのパッキンまで予備が付属するのは嬉しいですね。

ただし、ガラスチューブのスペアは付属しないので、破損に注意が必要ですが、幸いスペアとウルテムタンクが別売されています。

GATE MTL RTAの詳細

GATE MTL RTA 22mm レビュー

Ambition Modsは、話題の製品を次々にリリースする『PHEVANDA MOD』の姉妹ブランド。

中国メーカーでありながら、他社とは一線を博する『ハイエンド製品』に匹敵するルックスとクオリティーの製品をリリースしています。

GATE MTL RTAも、特徴的でありながらロゴを排除したシンプルなルックスと、そのデザインに負けない製品クオリティーを実現。

GATE MTL RTA 22mm レビュー

価格は他の中国メーカーの倍近くですが、それでもハイエンド製品の半分以下のプライスで購入可能。

クオリティー(仕上がりの綺麗さ)は「ハイエンド」と呼ばれるハイプライスの少量生産モデルと比べても遜色なく、むしろそれらの中でも雑な仕上がりの製品よりも遥かに完成度は高いと感じます。

もちろん、もっとクオリティーの高いハイプライス製品もある訳ですが、この価格でこのクオリティーならば、納得!というより「お買い得」でしょう。

GATE MTL RTA 22mm レビュー

良い意味で「マスプロ」らしい完成度の高さと、各部分の仕上がりの綺麗さは、ハンドメイド製品とマスプロの「良い所取り」ですね。

一目見ただけで、クオリティーが高いことは一目瞭然なので、実用品を超えた「所有欲」を満たすに値する逸品です。

ドリップチップ

GATE MTL RTA 22mm ドリップチップ1

GATE RTA本体とデザインがマッチする樹脂製ドリップチップが付属。

内径は4.55mmストレート(口元で7mmまで拡散)とMTL特化タンクにしては若干太めではあるものの、それなりに細めの内径をチョイスすることでMTLからタイトめのDLにまで対応。

しかし、取り付け部分がかなり緩く、弱い力で簡単に外れてしまうのはマイナスポイントですが、手持ちの汎用品はジャストなので、付属ドリップチップのOリングが薄いのでしょう。

GATE MTL RTA 22mm ドリップチップ2

ドリップチップは510サイズ、もちろん汎用品に交換することもできます。

510サイズの汎用ドリップチップが使用可能

ただし、取り付け部分が細いデザインなので、太めのデザインのドリップチップはここからはみ出してしまいます。

ちなみに、付属品は外径10mm、この直径までを目安にすると良いでしょう。

タンク

リキッドチャージ方式はトップフィルに対応しています。

GATE MTL RTA 22mm レビュー

ただし、トップキャップ部分の作りが若干特殊です。

2ピース式のトップキャップは、リング部分がスレッド式で、プラグ部分をしっかりとロックします。

GATE MTL RTA 22mm レビュー

リングを外して、プラグ(ドリップチップ取り付け部分のベースパーツ兼用)も外すとチャージホールからリキッドを注ぐことができます。

プラグパーツはOリング式なので、つまみ上げるだけで簡単に外れます。

リキッドチャージホールは2穴式の大きなサイズなので、注ぎ口が太めの容器でも問題なく使用することができます。

GATE MTL RTA 22mm レビュー

リングパーツは薄くスタイリッシュなフォルムですが、スレッドの精度が良いこと。

そして、側面に溝が彫られて開閉しやすいように配慮されており、素手でスルスルとストレスフリーで操作できるのが使いやすく、リングを硬く締め込んでも、次に外す時に硬くて外れないということは全くありません。

GATE MTL RTA 22mm レビュー

タンク部分は、良くある《ガラスチューブ上下挟み込み式》ではなく、タンクベースの金属パーツ(非分解式)の上下にOリングが設けられ、このパーツにOリングではめ込む構造。

ベースパーツが分解できない構造なのですが、狭い隙間はなく、クリーニング時のデメリットにならない形状であり、なおかつMOD着脱の際に回しても、タンクが分解しないので安心感を感じる構造です。

GATE MTL RTA 22mm レビュー

また、この構造によってガラスタンクが保持されているので、逆さまにすれば、タンク内にジュースが残っていてもデッキを外すことができます。

リキッドが残っていてもデッキにアクセス可能
ガラスタンクがベースパーツでしっかり保持されているので、外した時にも安心感を感じる優れたタンク構造だと感じます。

ただし、デッキのリキッドチャンネル(リキッド供給部分)がサイドにあるので、ボトムフィルは難しいです。

GATE MTL RTA 22mm レビュー

また、デッキ側にはリキッドの受け部分があるため、デッキ部分のリキッドがタンクとの合わせ面に付着しずらくなっています。

タンクを再び装着した時に、リキッドを拭き取る手間いらずですね。

細かい部分にまでユーザー目線で配慮されていて、非常に使いやすいアトマイザーです。

GATE MTL RTA 22mm レビュー

タンクは、5つのパーツで構成(Oリングを除く)されています。

これは、チャンバー部分が2重になった構造によるもので、これによってジュースコントロール機能を搭載しています。

ジュースコントロール

GATE MTL RTA 22mm ジュースコントロール1

チャンバーinチャンバー

2つのパーツをドッキングさせることによって、ジュースチャンネルを開閉し、デッキへのリキッド供給量をコントロールできます。

ドリップチップのベースパーツを回転させるだけで開閉できます。

何故トップキャップが2ピース式なのか、それはジュースコントロール搭載のためだったのです。

ベース部分とは別のパーツでトップキャップをロックし、ベースパーツはフリーにすることで回転できるように。

GATE MTL RTA 22mm ジュースコントロール2

ジュースコントロールは全開から全閉まで調整可能。

片側2つのジュースチャンネルは、一方だけを閉じることもできます。

また、ジュースコントロールのホール部分は片方が斜めにカットされているので、一方のみを開けた上で、供給量を減らすこともできる非常に画期的な構造。

また、スレッド式ではなく、回転式なので、簡単にジュースチャンネルの開き具合を見ながら調整できます。

ただし、透明度の低い濃い色のリキッドでは、この部分が見えにくい可能性もありますが、この部分はガラスチューブに近い部分なので、大抵は目視できるでしょう。

チャンバー

GATE MTL RTA 22mm チャンバー1

二重のチャンバー構造、外側はインナーを保持するものであり、味に影響はなく、チャンバーとしては機能しません。

インナーとアウターの間はタンクスペースであり、リキッドで満たされる(もしくは若干侵入する)のですが、トップ部分にはOリングがあり、またインナーはドリップチップ側まで伸びているので漏れることはありません。

矮小なチャンバースペースは直径13mm、チムニー内径約4mm。

ドーム型というよりお椀に近い形状で、チムニーに向けて内径が絞り込まれたデザインです。

GATE MTL RTA 22mm チャンバー2

アウター側とデッキを合わせた画像からも、トップ側に余裕がなく、矮小なチャンバースペースが容易に想像できます。

エアフロー調整

GATE MTL RTA 22mm エアフロー調整1

GATE RTAボトム部分のエアホールには、ドロー調整用のAFC(エアフローコントロール)を装備して、デッキエアホールをトリミングしてドロー調整が可能です。

MTLアトマイザーらしくドローはタイト
精度良く、しっかりドローが絞れるAFC

デッキには2種類のエアホール(オーバル型と3穴)が180度対角線に開いているので、AFCを回して、どちら側を開けるのかを選択可能です。

ただし、デッキエアホールをエアディスクをつけない状態にしないのであれば、3穴側の最大よりも軽いドローにはなりません。

どちらも無段階にドローを調整可能。

GATE MTL RTA 22mm エアフロー調整2

このAFCパーツは着脱可能で、クリーニング時などには外すことができます。

ストッパー付きでMODから着脱する時に便利

また、溝式のストッパー搭載で、MODから外す時に便利です。

デッキ

GATE MTL RTA 22mm デッキ1

2ポスト2スレッドのシングルコイル専用デッキです。

GATE MTL RTA 22mm デッキ2

長く伸びたポストが特徴的で、ポスト間は5.25mmとかなり余裕があるため、内径太めのコイルもマウントできそうです。

デッキエアホールはジュースチャンネルの底からかなり上がった部分に設けられているので、リキッド漏れに強い構造ですね。

GATE MTL RTA 22mm デッキ3

スレッド部分にはガイドがあって、ワイヤーが逃げないようになっているため、ワイヤーを挟んだら、気にすることなく締め付け固定できるビルドが楽々仕様です。

片側2穴のジュースチャンネルは、大きなジュースウェルのようなスペースに接続されています。

大きめなので、ウィックをどうするのか、供給量の調整の自由度がかなり高いですね。

供給は直穴式なのですが、リキッド水位が下がっても表面張力と負圧で吸い上げる方式で、溝とホールが上向き(ジュースコントロール部分で隠れている)に空いているのがポイントっぽくて、供給不足にもならず、ジュルったり漏れたりすることもない秀逸さ。

ただ、ジュースチャンネル自体は小さいので、ビルドによっては供給不足になってしまうので、ウィックで調整が必要です。

でもMTLアトマですから、このスペックは正解だと思います。

デッキエアホールはプラグ調整式

GATE MTL RTA 22mm デッキエアホールはエアーディスクで調整1

AFCだけでなく、デッキエアホールのサイズ変更が可能です。

エアーディスク(プラグ)で2段階にデッキエアホールのサイズ調整可能

0.8mm・1.5mm 2種類のエアーディスクが付属するので、2段階にデッキエアホールのサイズを変更可能です。

また、プラグを外しての運用も可能で、プラグを外すと2.5mmになります。

しかし、エアホールの位置が低くなってしまうのと、名前の通り「MTL」ユースに向かないセッティングになってしまうので外して使うユーザーはあまりいないかと思います。

GATE MTL RTA 22mm デッキエアホールはエアーディスクで調整2

このエアーディスクは、付属のアーレンキーで操作可能です。

ビルド後はコイルがあるのでチェンジ不可ですが、コイルがない状態であれば簡単に着脱交換できます。(ポジティブピンを外す必要はありません)

ポジティブピン

GATE MTL RTA 22mm ポジティブピン1

ポジティブピンは結構出っ張っています。実測0.73mm

GATE MTL RTA 22mm ポジティブピン2

付属のアーレンキー(一番太い部分)で着脱可能。

GATE MTL RTA 22mm ポジティブピン3

ポジティブピンを外してもデッキポストは外れません(圧入?接着?)が、構造的に完全ロックされているわけではなく、ピンにテンションをかけ続けると、ポスト側が緩む可能性があるため、緩めてピンの出っ張り具合を調整するのは危険です。

また、ポジティブピンはエアーの通り道になっていて、先端にエアープラグが装着できる構造です。

GATE MTL RTAのビルド

GATE MTL RTAのビルド1

Ni80、27ゲージ、3.0mm軸、5巻

コイル固定用ピンがかなり長めなので、相当緩めても取れないのが良いですね。

ワイヤーを固定するために、スクリューを回して緩めるわけですが、大概のアトマイザーってピンが短くてすぐに取れてしまうんですが、GATE MTLのピンはかなり長いです。

片側は若干緩めてワイヤーを差し込むように通し、もう片側はかなり緩めてワイヤーを通してやります。

GATE MTL RTAのビルド2

ワイヤーを通した後は、コイルが崩れないようにジグを通し、そのジグを決めた高さの位置で指で押さえながら固定していきます。

ポストサイドに何もないので、非常にやりやすいですね。

また、細線でもワイヤーが逃げないので、コイル固定は楽々です。

GATE MTL RTAのビルド3

コイルは吊り下げるようにしないと、チャンバートップに触れてしまうでしょう。

コイルの巻方向に制限がない、どちらでも固定できるタイプなので本当にビルドが楽です。

GATE MTL RTAのビルド4

ウィックはかなり漉きました。

漏れよりも、供給不足に注意したい構造だと感じたので、コットンレッグを置く部分にふわっと乗せる程度ですね。

アトマイザーのマッチング・使用例

22mmサイズなので、サイズ制限があるMODはもちろん、スリムタイプのMODにもよく似合います。

やっぱり22mmサイズって良いですね!(個人的主観)

感想

GATE MTL RTA 22mm 感想

全くと言って良いほど不満点がないですね!!

使い勝手は良いし、仕上がりは良いし、ビルドはめちゃくちゃ簡単です。

敢て挙げるなら、『若干重たい』『エアーディスクのバリエーションが少ない』ぐらいでしょうか。

個人的には「1.0mmと1.2mmのエアディスクが欲しい」ですね。

0.8mmはリアルMTL好き垂涎の超タイトドローで、1.5mlはDLもOKな軽さなので、その中間ができれば欲しい。

なおかつ、ボトムエアフローなのですが、全く漏れないですね。

味はかなりおいしい!フレーバー濃厚!

ただ、2MLバージョンでは若干ミストは温かめで、甘さが際立つので、フレーバー再現性重視ならロングタンクの3.5MLのほうがよりおいしそうです。

最近までトップエアフローのRTAをヘビーユーズしていたのですが、22mmサイズ以上の大きさが不満で、このGATE RTAがメインになりそうです。

まとめ:MTL派は手に入れるべき!

GATE MTL RTA 22mm レビュー

デザインが良い!仕上がりが良い!構造が良い!使い勝手が良い!ビルドが簡単!味が良い!

良いところを挙げればきりがないほど、完成度の高い製品ですね。

個人的にはMTL RTAではトップ3に入るほどだと思います。

MTLユーザーであれば手に入れるべき!相当ハイレベルな完成度が高い製品です。

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