Think Vape(シンクベイプ)のテクニカルMOD、Sailboat Baby 85W「セイルボート ベビー」のレビューです。
つるっとしたルックス、シンプルな機能の18650シングルバッテリーテクニカルMODです。付加機能はないけれど、逆にシンプルな操作感に好感が持てるデバイス。
このテクニカルMODの特徴
- シンプルな機能の18650シングルバッテリーテクニカルMOD
詳細をレビューしていきます。
商品提供:HEAVEN GIFTS
詳細
Think VapeのテクニカルMOD、Sailboat Baby 85W
Think Vapeは以前FinDER75C DNA75CというDNA75C搭載機をレビューして以来ですね。あまりメジャーなブランドとは言えませんが、今回のSAILBOAT Babyはおそらくオリジナル基盤を搭載した機種であることからも、ある程度の技術力を保有している企業であることは確かかと思います。
いや、製造委託しているのかもしれませんが、まず公式サイトにアクセスしてみるとサーバーが落ちているんだかわかりませんがずっとアクセスできないんですよね、このあたりはちゃんとして欲しいところです。
18650シングルバッテリーのMODなのですがボディーサイズ(H 93×W45×D30mm)は大きめ。特に厚みが30mmとボリューミーで、しかも重さが136.2gもあるのでずっしりとその重量を感じます。
軽量コンパクトな機種でないことは明らかですね。ちょっとでかいし重たい。
公式サイトにアクセスできないので、提供先のサイトからカラーバリエーションを見てみると全6色展開のようです。Black / White / Red / Gradient / Green / Purple
スペック
サイズ | H 93×W45×D30mm |
重量 | 136.2g(実測) |
出力モード | VW / Bypass / TC-Ti / TC-Ni / TC-SS |
温度管理範囲 | 100-315℃/200-600℃ |
ワット数範囲 | 5 – 85W(0.1Wステップ) |
対応抵抗値範囲 | 0.1ohm-3.0ohm |
充電ポート | microUSB(DC5V) |
バッテリー | 18650シングルバッテリー |
保護機能 |
|
公式サイト |
パッケージ・内容品
パッケージデザインから見ていきます。
シンプルですね。前面には製品の写真とブランドロゴ、製品名。背面には製品の情報が書かれています。ちなみにmade in CHINA製VAPEデバイス製品の定番であるセキュリティーコードの添付はありませんです。
開封すると本体がクッション材に保護されて収納されています。付属品は内箱に入っていました。
内容品一覧
- Think Vape Sailboat Baby 85W テクニカルMOD本体
- microUSB ケーブル
- ユーザーマニュアル(英語)
超シンプルなパッケージ内容で、本体に充電用ケーブル、マニュアルのみです。
マニュアルは全編英語で、日本語の記載はありません。図解入り。
ディティール
SAILBOAT(ヨット)をモチーフにした(?)ボディーデザイン。つるっとしたデザインです。
パネル部分のデザインから感じる近未来感から、ヨットというトラディっしょなるなイメージからかけ離れていると感じるのは筆者だけでしょうか。ただ、個性的なデザインというのは間違いありません。
塗装はラメ感のあるもので、光火かざしてみるとキラキラと輝くような質感。
クリアが厚めな感じで、つるっとした塗装面です。
ボディー側面の両面には”Sailboat”のプリント入りです。
510スレッド
さらに細かい部位を見ていきます。まずはアトマイザー取り付け部分から。
取り付け部分には23.5mmの金属ベースパーツを用いています。削り出し部品のような質感でクオリティの高いパーツが使われています。
スプリングコンタクトです。スプリングは固めですが、ストローク幅はかなりある印象です。
液晶画面と操作ボタン
ボタンと液晶パネル部分は本体側面に集約されています。
黒い樹脂部分です。この上部がパフボタンになっているステルス使用。パネル上部全体がパフボタンとしてクリックできるようになっています。サブボタンは下部に2つ。
液晶パネルはモノクロ。縦表示で表示方向の変更はできません。
パネル下部のデザインがユニーク。ループ状になっているので、ストラップをつけることもできそうです。
サブボタンの近くにはmicroUSB端子を装備。収納したバッテリーの充電が可能です。
バッテリー収納部
バッテリー収納部にはSailboat背面からアクセスします。
マグネット式着脱可能パネルです。
中に18650バッテリーを一本収納可能です。
収納部に貼られたステッカーはQC(クオリティチェック)品質検査合格の証です。
収納部は電気を通さない樹脂製。バッテリーのシュリンク破れによる短絡を防ぐ仕様。中にはバッテリー収納方向の記載もあります。
使い方
使い方です。テクニカルMODですが、昨日が絞られていて簡単に使えます。基本操作は以下の通りです。
- 電源ON/OFF... パフボタン5クリック
- モード変更… 電源ON状態でパフボタン3クリックで次のモードへ
モードは全部で5つのみ。以下のモードを使うことができます。
- Watt ワッテージモード。任意にワット数を設定可能。
- Bypass バイパスモード。バッテリーの電圧を直接出力する擬似メカモード。
- Ni200 温度管理モード。ニッケル Ni200での温度管理
- Ti01 温度管理モード。チタンTiでの温度管理
- SS316 温度管理モード。ステンレス SS316での温度管理
温度管理モードでのワッテージ変更は、サブボタン同時長押し後、ワット表示が点滅状態でサブボタンで増減します。
アトマイザーを載せる
18650シングルバッテリーMODですが、迫力のあるサイズで大きめのアトマイザーにも対応します。逆にコンパクトなアトマイザーだと小さめに感じてしまう場合も。
感想
正直なところ機能やスペックで機材を選択するのであれば、この機種は選びません。大手デバイスメーカーがリリースする機種に比べて機能がシンプルすぎるからです。
ご覧の通りカーブモードはもちろん、TCRモードもついておらず、基本的なワッテージと温度管理モードしか搭載されていません。
しかし、一時期の温度管理ブーム以降、逆に「ワッテージモードだけしか使わない」という原点回帰的な流れもあり、実際に多く使うのはワッテージだけであったりするので、それで十分なユーザーが多いという事実もあります。
まとめ
機能はシンプルですが、可変ワッテージだけ使えれば、あとは見た目で選ぶというのもアリなのではないかと思います。
本機Sailboat Babyは、18650シングルバッテリーMODとしては大きく重いのですが、デザインは個性的であり、このデザインが気に入った人にとっては唯一無二のものなのではないかと思います。
気に入ったものを使えばいいじゃない!というところですね!
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