INNOKIN「イノキン」のテクニカルMOD、KROMA-R「クローマ・アール」のレビューです。
高級感のあるマテリアルとデザイン・ディティール!
基本性能をブラッシュアップした使いやすいテクニカルMODです。
テクニカルMODが常にスペックアップしていたのはもう過去のこと、性能や機能は2016年にはほぼ今の状態になっていて、そこからは目覚ましい進化はありません。
つまり、4年前の機種でも最近機種と「大差ない」ということでもあります。
その状況で、INNOKINは日常使いで使いやすいMODを作り上げたのだと思います。
あえて高性能で勝負せず、本当に使う機能を磨き上げた製品です。
詳細をレビューします!
商品提供:VapeSourcing
INNOKIN KROMA-Rとは?
INNOKINのテクニカルMOD、KROMA-R「クローマ・アール」です。
18650シングルバッテリー交換可能なレギュレーテッドです。
イノキンはVAPEメーカーとしてはかなり古くからあるブランドですが、iSubシリーズのヒットから以降、日本ではあまり話題になる製品がなかったブランドですが、ここ最近注目される商品がちらほらと。
この製品もその中の一つです。
KROMAは、様々なバリエーションがリリースされていて、本作はその後継機種です。
革新的な新機能などは搭載されていませんが、日常使いでの使いやすさとサイズ感・そしてデザイン性に優れたテクニカルMODとなっています。
INNOKIN KROMA-Rの特徴
- 18650シングルバッテリーテクニカルMOD
- 人間工学に基づいた手にぴったりフィットするデザイン
- 超高速!0.003秒の応答速度
- 見やすい画面デザインの高照度OLEDカラーディスプレイ搭載!
それでは、KROMA-Rの特徴を見ていきましょう。
18650シングルバッテリーテクニカルMOD
KROMA-Rは18650シングルバッテリー交換可能テクニカルMODです。
次世代のバッテリー規格である21700が出ても、やはり汎用性とサイズ感に優れている18650バッテリーは人気があります。
人間工学に基づいた手にぴったりフィットするデザイン
コンパクトなKroma-Rのボディーは、人間工学に基づいたデザイン。
グリップしやすい握り心地の良いデザイン、手にぴったりとフィットします。
超高速!0.003秒の応答速度
温度管理は排除、基本性能アップ!超高速!0.003秒の応答速度を実現しいています。
見やすい画面デザインの高照度OLEDカラーディスプレイ搭載!
未だにモノクロディスプレイが主流のテクニカルMODにおいて、見やすく明るいOLEDカラーディスプレイを採用しました。
表示も見やすく、機能もシンプル。必要な情報が一目でわかり、操作が簡単です。
カラーバリエーション
金属を生かしたカラーリングが特徴、全4種類
- Bronze ブロンズ
- GunMetal ガンメタル
- Steel スチール
- Black ブラック
とここまで説明して「若干地味」ですよね。
すごく、ここが素晴らしい!という謳い文句がないように感じたのも無理はないです。
何故なら、それがKROMA-Rだからです。
なんというか地味な部分をブラッシュアップして、日常使いしやすいのがこの機種の特徴と言っても過言ではないからです。
スペック
サイズ | H 81.8×W40×D26mm |
重量 | 138.7g(実測) |
ワット数範囲 | 6 – 80W(0.1Wステップ) |
許容抵抗値 | 0.05Ω~3.5Ω |
モード | Wattage / Voltage / CURVE / Bypass |
スレッド | 510 (スプリングコンタクト) |
充電ポート | microUSB (DC5V 2A) |
バッテリー | 18650シングルバッテリー |
保護機能 |
|
パッケージ・内容品
内容品一覧
- INNOKIN KROMA-R テクニカルMOD本体
- microUSB充電ケーブル
- ユーザーマニュアル(英語)
INNOKIN KROMA-Rの詳細
KROMA-Rは人間工学に基づいたボディーシェイプ、握り心地が良いのが特徴です。
このデザイン、どこかで見たことがあるように感じているんですよ。
メーカーは違うんですが似ていませんか? ボディーの質感・仕上げがそっくり。
個人的に大好きなMODだったので、これが18650になって帰ってきた!というように感じてすごく嬉しかったですね!コンパクトですし、質感もかなり良いです。
デザインは似ていますが、よりシンプルで高級感があります。
18650シングルバッテリーなのですごくコンパクトです。
しかも、使い勝手も重視した「スプリングドロアー式」なので、全長も抑えられています。
その上、曲線を主体にしたエルゴノミクスデザインなので、握り心地が本当に良いです。
亜鉛ダイキャスト製ボディーは質感がかなり良く、重厚感があります。
やはり質感やデザインも趣向品では重要ですよね!
その分、実際の重量も若干重たい(実測138.7g)のですが、ずっしりと手に感じる重さに高級感が感じられるので個人的には良いと思います。
ヘアライン仕上げのボディーには、クリアペイントが施行されているのでツヤ感が素晴らしいのです。質感がかなり良いですね!これもKROMA-Rが人気の秘密だと思います。
510スレッド
今や当たり前のスプリングコンタクト式です。
スリムサイズが魅力のMODですが、アトマイザー取り付け部分には余裕があります。
金属サークル直径:17mm
エッジ部分までの直径:25.8mm
直径26mmサイズのアトマイザーまでなら、オーバーハングなしで搭載可能です。
取り付け部の金属サークルがほんの少し出っ張っているので、アトマイザーを取り付けた時にKROMA-R上部に取り付け傷が付きにくいです。細かい部分にまで配慮されています。
ボタン・液晶パネル
まるで高級オーディオ機器のようなパネル部分のディティール、本当に質感が良いです。
パフボタンはステルス仕様。パネル上部がボタンになっています。
サブボタンのエッジ部分が違う色に。このディティールがオーディオ機器っぽい。
温度管理モードは非搭載ですが、基本機能が充実しています。
- WATTAGE ワッテージモード(VW)
- VOLTAGE ボルテージモード(VV)
- CURVE カーブモード(1・2・3)
- Bypass バッテリー電圧直接出力モード(擬似メカニカル)
ワッテージモードだけでなく、VV(ボルテージ)が搭載されているのが個人的にはポイント高いです。また、カーブモードは3種類の設定が保存できます。
もちろん、収納バッテリー充電機能も備えています。
充電スペック
- チャージポート:microUSB
- 充電電流:2A
急速充電対応で、日常使いでの使いやすさを追求しています。
バッテリー収納部
スライド式のスプリングドロアー。ロックボタン搭載で不意に開きにくく、ボタンをスライドさせただけで自動でドアがオープンするギミックが子気味良いです。
内部には収納方向の記載あり。もちろん、内部は絶縁素材で覆われており、バッテリーのシュリンク破れによるショートを防ぐディティールです。
アトマイザーのフィッティングと使用例
KROMA-Rの使い方
必要な機能を集約しているので、シンプルに使えます。
- 電源ON/OFF …パフボタン3クリック
- サブボタンロック …パフボタンとマイナスボタン同時押し
- 情報画面表示… パフボタンとプラススボタン同時押し
- メニュー呼び出し… サブボタン2つを同時長押し
- Wattage ワッテージモードに設定
- WATT MODE(Soft/Normal/Hard)
- VOLTAGE ボルテージモードに設定
- VOLT MODE(Soft/Normal/Hard)
- CURVE カーブモードに設定(詳細設定)
- BYPASS バイパスモードに設定
- CUTOFF 自動カットオフ時間設定(3秒〜18秒)
- SCREEN スクリーンタイム設定(5秒〜180秒)
カットオフと画面オフ時間が設定できるのポイント高いです。
感想とまとめ
シンプルに使い勝手が良い!日常使いに適したコンパクトMOD!
すごく良い!デザイン・質感が良いので愛着が持てます。
持ち心地が素晴らしいんですよ。背面にグリップがついているので滑りにくいのも◎
また、ボディーだけではなくて、シンプルな機能も好印象。
あえて複雑な機能を排除したので、操作がシンプル。
覚えなければならないことが少ないので本当に使いやすいです。
また、機能だけではなく、低価格でありながら質感やデザインなど、愛着が持てる機種に仕上げているのも素晴らしいですね!
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