myvapors(マイベイパーズ)のVAPEアトマイザー、Myuz Hadar RDA「ミューズ ハダー ドリッパー」のレビューです。
メッシュコイルだけでなく、ノーマルコイル(シングル・デュアル)にも対応したデッキデザイン。実用的なコスパに優れたアトマイザーです。
詳細をレビューしていきます。
商品提供:VapeSourcing
Myuz Hadar RDAとは?
Myuz Hadar RDA「ミューズ ハダー ドリッパー」は、myvapors(マイベイパーズ)ブランドのドリッピングアトマイザーです。
その特徴は、メッシュコイル対応のクランプデッキにあります。
デッキデザインに既視感を感じますが、のちの項目で詳しく解説します。
メッシュコイルだけでなく、3種類のビルドが可能なのも他のクランプデッキRDAにはない特徴です。
シングルコイル・デュアルコイル・メッシュコイルに対応した爆煙ドリッパーですね。
全3色のカラーバリエーション、定番カラーが揃っています。
スペック
直径 | 25mm |
高さ | 41mm |
ネジタイプ | 510 |
ドリップチップ | 810DT |
コイル | RBA シングル・デュアル・メッシュシート |
エアフロー | サイドエアフロー(調整可能) |
素材 | ステンレス |
BF対応 | ○ BFピン付属 |
パッケージ・内容品
内容品一覧
- Myuz Hadar RDA アトマイザー本体
- スコンクピン
- 予備パーツ(ネジ、スプリング、Oリング一式)
- メッシュシートコイル
- プリビルドクラプトンコイル
- コットン
- ツール(六角レンチ・コイルロールツール・プラスドライバー)
- ユーザーマニュアル(英語)
Myuz Hadar RDAの詳細
『MYUZ HADAR』のロゴマークが主張する、ミドリハイトのドリッパー
上下のローレット加工が特徴的で、デザインとしてだけでなく、取り外しや回転させる部分に用いられている実用性を兼ね備えています。
「いかにも大量生産品」という印象のデザインとクオリティ、低品質ではもちろんありませんが、洗練された印象ではなく、クリアロマイザーに近いような印象です。
ドリッパーでありながら、パーツ総数は若干多め。特にトップキャップが3分割されているのが印象的です。
ドリップチップ
810DT(ハーフインチ互換)のドリッピングが使えます。
爆煙ドリッパーらしいワイドボアタイプ。ハニカムデザインの樹脂製ドリッピングが付属。
トップキャップ
3ピース(トップキャップ・エアフローリング・エアーキャップ)に分割されたキャップ。
キャップとAFCは一体型でもよかったのではないか?加工の都合上の分割?それとも何かのパーツと共用化してのコストダウン?なのかは定かではありません。
ただ、背が高めなので、分割することで太さが変わっているので、デザイン的には良いディティールだと思います。
エアーキャップはドロップダウン式、のように見えるんですが、斜めになっているのは上の部分(AFCでいうと上一段だけ)なので、この堀り方に意味があるのか?と疑問を覚える仕様。
AFCのエアホールは、近年流行のマルチホール式(片側15穴)です。
このエアーキャップはデッキ取り付け方向を変更可能です。
デッキに対して、空気の取り入れる方向を変更することができます。
コイルトップはドーム型です。
デッキ
メッシュコイル対応RDAといえば、このデッキデザインが定番?
WOTOFO Profile RDAとそっくりなデッキデザイン。
まぁまぁ…KYLIN M RTAも同じような構造ですし…
一時期メッシュシートを使うRDAが大流行した時、各メーカーがこぞってこのジャンルに商品を投入しましたが、そこで問題だったのがコイルとウィックの密着性。
ポスト間のインシュレーターにスプリングを搭載することによって、ウィックを持ち上げてコイルとの密着性を確保したデッキデザインです。
インシュレーターはセラミック製のようで、多孔質でザラザラした質感。
分解するときは、中央の金属パーツを外すだけでリリースできます。
ポジティブピン交換の際には、この部分を分解する必要があります。
オリジナル(?)と違うのはポスト部分、メッシュコイルだけでなくノーマルコイルもクランプできるデザイン。コイルレッグ差込み穴があるので、通常コイルビルドも簡単です。
ミドルハイトでキャップ高に余裕があるので、内部空間(チャンバー)は広め。
コイル設置高に自由度のある設計です。
ポジティブピン
あまり出っ張っていません。実測0.3mm。
スコンクピンも付属。
スコンクピンのリキッド出口は、インシュレータ部分から。
ウィックに直接リキッドを供給する仕組みです。
Myuz Hadar RDAのビルド
メッシュシートコイルが使えるデッキですが、ノーマルコイルでのビルドもやりやすいデッキデザイン。デュアルコイルとシングルコイル両方に対応。
その分、シートコイルの固定時には、4つのネジを締めなくてはなりません。
特化型に比べて若干ですが手間です。
シートコイルを固定したら、付属のローリングツールでコイルに丸みをつけます。
ドライバーンします。実測0.13Ωでした。
コットンだけお気に入りを使いました。
ウィッキングのコツは、ほどほどにキツめの量を使ってやることぐらいです。
シートコイルの場合は、エアホールの位置は写真の通りが最適です。
アトマイザーフィッティング・使用例
感想
実はこのアトマ、かなり前に提供してもらっていたんですが、撮影前に調べて「ほぼマンマのデッキじゃん…」となってから、長いこと放置していました。せっかく提供してもらったのにすみません。
どれがオリジナル?とか、パクリ?なんてのが希薄な中華VAPE商品ですから、あまり突っ込むのはやめにして、使い勝手と性能を。
デッキデザインは「そのまんま」なのですが、後発製品なので工夫されています。
ノーマルコイルでのビルドもしやすくなっていますよ。
でも、このデッキだったらシートコイルですよね。
その性能は、オリジナル以上です。
デザインとか構造よりも、ルックスよりもハイト(高さ)をとった部分で優っているのだと思います。キャップに余裕がありますよね。
ただ、ルックスは明らかにオリジナルの方が良いですが…
味だけで言えばこっちの方が良いです。
まとめ
実用的なメッシュコイルRDAです。
オリジナルとは言えないデッキデザインですが、その効果は間違いありません。
チャンバーに余裕があるので、爆煙でも無理がないですよね。
ルックスは「最高!」とは言い難いですが、実用品としてはかなり優れた商品であると言えます。
価格も安いので、メッシュコイル入門機としても良い商品ですよ。
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