aspire(アスパイア)のVAPEアトマイザー、9th RTA Tank「ナインス アールティーエータンク」のレビューです。
NO NAME MODS(ノーネームモッズ)がデザインした22mmサイズアトマイザー!
オリジナルデッキのRBAとしても、aspire AVP Proコイルでも使えます!
詳細をレビューしていきます。
商品提供:ベプログshop
【Aspire×NO NAME MODS】9th RTA Tankとは?
aspireのアトマイザー、9th RTA Tank「ナインス アールティーエータンク」です。
『NO NAME MODS(ノーネームモッズ)』がデザインしたコラボ製品です。
Aspire×NO NAME MODS 9th RTA Tankの特徴
- イタリアのハイエンドブランド「NO NAME MODS」がデザインを担当
- 22mmサイズ クリアロとしても使えるRTAアトマイザー
- 矮小サイズのMTL向けRBAデッキ
- 味に優れた新開発「AVP PRO Coils」
詳細を確認していきましょう。
イタリアのハイエンド「NO NAME MODS」がデザインを担当
aspireが様々なハイエンドブランドとコラボして、通常のラインとはワンランク上の物作りをして話題になっている『PRESTIGE(プレステージ)』の製品です。
ちなみに、PRESTIGEとは「威信(物事に対する誇りや権威、信頼感などを意味する)」の意味、文字通りアスパイアがメーカーの威信をかけてリリースしています。
9th RTA Tankは、ミニマリストデザインの達人として有名なイタリアのエンジニアリングスタジオ No Name との直接のコラボレーションで完成、MTL用に設計されたプレミアムRTAタンクです。
日本でも名の知れ渡っている、人気のあるブランドです。
独特のデザインや、ロゴマークが有名ですよね!
22mmサイズ クリアロとしても使えるRTAアトマイザー
9th RTA Tankは直径22mmサイズとMODに合わせやすく、しかもプリメイドコイルでもRBAとしても使えるオールラウンダーなアトマイザーです。
矮小サイズのMTL向けRBAデッキ
まずはRBA。スタンダードデザインの2ポスト シングルコイル専用デッキはMTLに特化した矮小サイズ設計です。フレーバーチェイサーにぴったりなデザインですね。
デッキエアホールサイズが変更できるのも、タイトドロー愛好家には嬉しい設計です。
味に優れた新開発「AVP PRO Coils」
タンク部分を付け替えるて、プリメイドコイル仕様のクリアロマイザーとしても使えます。
AVP Pro Coilsのコイルバリエーション
aspireの新規格、AVP-CUBEなどにも使われている味に定評のあるAVP Proコイルです。
カラーバリエーション
9th RTA Tankはシンプルな2色展開です。
スペック
リキッド容量 | 2ml |
直径 | 22mm |
全長 |
|
重量 |
|
ネジタイプ | 510 |
ドリップチップ | 510DT |
コイル |
|
リキッドチャージ | トップフィル(スクリュー式) |
エアフロー | ボトムエアーフロー |
パッケージ・内容品
PRESTIGEラインの製品らしくパッケージにも凝ったつくりです。
所有欲を満足させてくれる工夫が随所に見られます。高級感が感じられる演出がニクい!
内容品一覧
- aspire 9th RTA Tank アトマイザー本体
- AVP Pro 0.65Ω メッシュコイル(15-18W)
- AVP Pro 1.15Ωコイル(10-16W)
- RBAデッキ・タンク・エアフローピン
- 予備パーツ(Oリング)
- ユーザーマニュアル(英語)・ステッカー
9th RTA Tankの詳細
イタリアのハイエンドブランドのデザインらしく、シンプルかつ上品なルックスが特徴。
個人的には、アトマイザー上下のパーツに「らしさ」を感じられました。
ポリッシュ仕上げ・マット仕上げと使い分けられたパーツ、ローレット加工など。
実用性とルックスを兼ね備えた、凝ったディティールです。
しかも、品質はaspireクオリティーですから。
今まで何度かNO NAME MODSの製品を手に取ったことがあります。
設計は非常にオリジナリティーを案じられるものでしたが、いい意味で「イタリア」らしい、というか。アラが目立つ品質だったのを覚えています。
むしろ、本家よりも「高品質」なのではなかろうか、と思えるほど安定した品質です。
RTAとしてもクリアロとしても使えるので、パーツ点数が多めです。
しかし、設計自体はシンプル。運用も楽なので気負うことはありません。
ドリップチップ
ドリップチップは汎用性の高い510DT仕様、付属品以外のお気に入りに交換もできます。
付属品は内径4.5mmストレートとDL・MTL両方に対応できるスペック。
樹脂製ですが、丁寧に仕上げられている逸品です。高品質!
タンク
側面にローレットが刻まれ、開閉操作がしやすいディティール。
上部には「ブランドネーム」が刻まれ、コラボ製品であることを主張弱めに表記。
定番のスクリュー式トップキャップによるトップフィルスタイル。
リキッドチャージホール・チムニー部分にパッキン、タンクからのリキッド漏れを防止。
RBAデッキのチャンバー部は綺麗なドーム型、ルックスと構造にこだわった仕上がり。
チムニー内径は4.75mm、デッキサイズやエアホールサイズと比較して、若干太めなスペック。
プリメイドコイル
タンクパーツを付属の専用品に交換することで、プリメイドコイルを使うクリアロマイザーとして使うことができるのが9th RTA Tankの特徴です。
優れたルックス・クオリティを、手軽なコイル交換式クリアロとして使うことができます。
ちなみに、タンクの長さが4.5mmほど違います。クリアロVer.の方が全長が短いです。
また、チャンバー部分のデザインも若干異なっていて、個人的にはRTAで使う方がルックス的にはかっこいいと感じます。ジュースチャンネルも最適化しなくてはならないので、実用的にしょうがないのでしょうけどね。
ちなみに、コイルは新規格のAVP Proコイル、スターターキットで定評があります。
AVP Pro Coilsのコイルバリエーション
MTL・DLに対応する2バリエーションで、これがかなり美味しい!
RTAで使わなくても、美味しく吸えますから、自分でコイルを組めない人にも良いです。
エアフロー
味に優れたボトムエアフロー方式です。
エアホールにはドロー調整用のAFC(エアフロー調整リング)が備わっていて、全開から全閉まで無段階にドローを調整可能です。
RBAデッキから考えるとエアホールがかなり大きく感じますが、これはAVP Proコイルのメッシュコイルに対応するためのスペックです。DLでもいける仕様ですね。
ちなみにエアホールは片側一つのみです。
RBAデッキ
スタンダードデザインの2ポスト・シングルコイル専用デッキです。
デッキサイズ:14.2mm
ポスト間隔:5mm
矮小なデッキサイズですが、ポスト間は最大限取られていて、設置できるコイルサイズにも自由度があります。
コイル固定部が左右180度の位置に、中央にエアホールがある定番のデッキデザイン。
MTLユースとしてはジュースチャンネル(タンクからリキッドを供給する部分)のサイズに余裕があるのは近年のトレンドによるものでしょう。
コイル固定は「ネジ頭直接式」になっていて、固定しやすいようにネジの頭が大きな専用品が使われています。凝ったディティールですね!
ネジ部分にはコイルレッグが逃げないようにガイド付きで、ビルドのしやすさに配慮したポストデザインです。
ちなみに、デッキ部分はスクリュー式で脱着可能。プリメイドコイルと交換できる設計。
かなり小さなデッキパーツですが、作りはかなり精巧でパーツを組んだ時にガタが少ないです。精度が良く、仕上がりも非常に丁寧です。
キットには2種類のデッキポジティブピンが付属します。
交換することで、デッキエアホールサイズを変更することができます。
サイズが公表されていませんが、実測では【およそ2mm・およそ1mm】ほどになっています。(測定環境のせいで正確には測れませんが、参考までに)
ポジティブピン
ポジティブピンの突出具合は、実測0.7mmと十分です。
プリメイドコイルも使える9th RTA Tankでは、クリアロと同じフローティング式(固定されていない、ゴムに嵌め込まれたパーツ)となっています。
9th RTA Tankのコイルビルド
それでは、9th RTAのRBAデッキのビルドをしていきます。
基本的にMTLユースですが、デッキエアホールサイズがデフォルトでは大きな方になっているので、プリセットはどちらかといえばDLユースのセッティングです。
タイトドローMTLで使う場合には、ポジティブピンの交換必須です。
スタンダードなデッキデザインのシングルコイル仕様ですから、何も迷いません。
コイルレッグはそのままカットしても問題はないのですが、チャンバーまでの距離があまりないので、中央までぐるっとリターンさせてやるのが良いとは思います。
写真のビルドでは細めのワイヤーに細めの巻き軸でビルドしていますが、エアホールのセッティング次第ではDL向けにもビルドできるほどデッキサイズには余裕があります。
コイルジグを当てがって固定すると、コイル位置が若干高め。
そのため、コイル固定後にL字のジグなどを使って、コイル位置を下げてやると良いです。
というより、漏れ対策としてもエアホールが煙突のように突起しているとよかったですね。
ジュースチャンネルが大きいので、コットンレッグは若干長めにカットしました。
ビルドは非常に簡単ですね!ビルド初心者にもやりやすいアトマイザーです。
アトマイザーのマッチング・使用例
感想とまとめ
良デザイン!優クオリティ!味にも優れたオールラウンダーアトマイザー!
本当に良い時代になりましたよね。しみじみ思います。
なんと言っても、ハイエンドブランドデザインのクオリティーにも優れたアトマイザーが数千円で買えるんですから。クローン(コピー品)じゃなくてすよ!
aspireが道を切り開かなければあり得なかったことです。
アスパイア、本当にありがとう!と感謝を言いたくなるぐらいの製品ですよね。
デザインも良いし、使い勝手にも優れている。文句のつけようがないです。
無くなって悔やむ前にゲットすべき製品ですね!
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→ 9th RTA Tank(ナインス アールティーエータンク) 【Aspire(アスパイア)×NONAME MODS(ノーネーム)】 [べプログショップ]
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