Woody Vapes(ウッディーベイパーズ)のテクニカルMOD、X200 Stabilized Wood「エックス200 スタビライズドウッド」のレビューです。
VOOPOOのDRAGと同じ、GENE CHIPを搭載しながら、筐体のデザインで個性を出したデュアルバッテリーMODで、注目ポイントなのは高級MODの素材としても有名なスタビライズドウッドを贅沢に使っている点です。
デュアルバッテリーMODはその名の通りバッテリーを2本搭載できるので、容量的にも、コイルの抵抗値的にも余裕があるため、爆煙ユーザーからも重宝されるベイプ機材です。
それではレビューしていきます。
商品提供:VAPP
Woody Vapes X200 Stabilized Woodのパッケージと内容品
背面には偽造防止のスクラッチコード入りステッカーの添付があります。
内容品は、
- X200 Stabilized Wood MOD本体
- microUSBケーブル
- ユーザーマニュアル
説明書は英語のものでペラっとした折りたたみのものが同梱されています。
Woody Vapes X200 Stabilized Woodの詳細
Woody VapesのX200 Stabilized Woodは18650バッテリーを2本使用するデュアルバッテリーMODです。見た目も個性的で、VAPEはデザインや見た目も重要なために気になるユーザーも多いのではないでしょうか。
Woody Vapes X200 Stabilized Woodのスペック
サイズ | H 98×W58×D27.5mm |
ワット数範囲 | 7 – 200W |
温度範囲 | 200 – 600F/ 100 – 315℃ |
モード | VW /温度-Ti系/温度-Ni系/温度-SS |
スレッド | 510 |
充電ポート | microUSB |
バッテリー | 18650 デュアルバッテリー |
・アメリカ製のGENE Chip搭載
Woody Vapes公式サイトより
ちなみに重量は実測で178gでした。容積の割には軽く感じます。持った感じアルミのような印象を受けます。
着脱可能なパネル側にはロゴが大きくプリントされてます。タイガー!
トラ好きにはたまりませんね(適当) カリフォルニアも主張してますね。
もうちょっとデザインを… なんでもないです。
逆サイドには高級素材であるスタビライズドウッドが贅沢に使用されています。艶がなくマットな感じなので、磨いたり、オイル入れたりしてメンテナンスする楽しみも味わえそうです。
ハイエンドと呼ばれる高額なMODにも使用されている素材ですね。
スタビライズドウッドの説明は他のレビューで解説しています。
⇒ Kitchen v2「キッチンv2」 (Kitchen Mods) レビュー
MOD上部にはアトマイザー取り付けのための510スレッド。アトマイザーポジティブピンとのコンタクトはスプリング式で調整不可です。アトマイザーの台座部分は MODから若干出っ張っていて、直径は23mmです。
MOD底部に申し訳程度に空いたホールは構造的にバッテリーベントホールではなく、チップ冷却用だと思います。筐体が大きく空間に余裕があるためなのか、VOOPOO DRAGとは異なる位置に空いています。
MOD前面には操作系が集約。パフボタン/液晶画面/サブボタン/microUSB端子です。パフボタンは本体に使われているのと同系色のスタビライズドウッドが贅沢に使用されています。拘ってますね。
バッテリーを収納する場合はマグネット式のパネルを取り外して収納します。下部に爪をかけられるくぼみがあるのでそこから外します。形状的にきちんと溝を彫らなくてはならないので技術がないと自作パネル作成は難しいかもしれません。
“void if removed”のステッカー、剥がすと無効の意味で、おそらく剥がすと保障が受けられなくなると思います。
Woody Vapes X200 Stabilized Woodのアトマイザーを載せてみる
Geekvape AMMIT RTA 22mm RTACoilART MAGE GTA 24mm RTA
アトマイザーとのマッチングですが気になるのは取付部の台座がMODトップと水平ではなく出っ張っていて、径が23mmなこと。その為MOD自体の厚みは問題なくても22mm以上のアトマイザーを搭載すると段差が気になってしまいます。
X200とVOOPOO DRAGのサイズ比較
同じGENE Chipを搭載しているデュアルバッテリMODのVOOPOO DRAGとのサイズ比較をしてみると、本機X200の方が一回り大きい印象です。
Woody Vapes X200 Stabilized Woodを使ってみる
別途VAPE用ハイドレンタイプ18650バッテリーを2本用意します。
MODについている布テープは必ずバッテリーの下に敷きます。これを引っ張ってバッテリーの出し入れをすためです。
そして注意点です。
バッテリーは同じロットの同銘柄の新品バッテリーを用いましょう!
GENE CHIPの説明書には異なるブランドのバッテリーでも大丈夫的なことが書いてありますが、デュアルバッテリーMODの基本を守ります。
デュアルバッテリーMODですが内蔵したバッテリーを本体で充電することが出来ます。
Woody Vapes X200 Stabilized Woodの使い方
操作方法ですが同じ基板GENE Chipを搭載しているVOOPOO DRAGとは違います。
機能も異なりますので下記で解説しています。
使い方の詳細
- 電源ON …パフボタン5クリック
- サブボタンロック …電源ON時にパフボタンとプラスボタン同時長押し
- 画面の反転 … 電源ON時にサブボタン2つ同時長押し
- モード選択 …パフボタン3クリックで次のモードへ
VW MODE ワッテージモード
1W刻みで 1W-200Wまで設定可能NI MODE 温度管理ニッケル TI MODE 温度管理チタン NC MODE 温度管理ニッケルクロム SS MODE 温度管理ステンレス
温度管理モードでのワッテージ変更
各温度管理モード時にパフボタン4クリック
→W表示が点滅したらサブボタンでワッテージをセット
→パフボタンで決定
温度管理モードのTCR値変更
各温度管理モード時にマイナスボタンとパフボタン同時長押し
→TCR値が点滅したらサブボタンでセット
→パフボタン長押しで決定
抵抗値ロック
各温度管理モード時にプラスボタンとパフボタン同時長押し
→パフボタン長押しで決定
ちなみにPCと接続してみましたが、PC側で認識されませんでした。VOOPOO DRAGと違い、PCで設定可能な仕様ではないようです。
Woody Vapes X200 Stabilized Woodのまとめ
数日使用してみて、まずは性能と機能面ですが、VOOPOO DRAGと同じGENE CHIP搭載のため、立ち上がりの良さは同様な印象です。
気になる点としては、同じチップを搭載しながらファームウエアが異なっていて、操作方法から機能まで結構相違点があります。特にカーブモードが搭載されておらず、フル機能が使えないとも言えるし、また、PCに接続してのファームウエアアップデートや設定が今の所できません。
機能面だけで言えばDRAGを選択するのが良い、というようになってしまいます。
しかし、僕のように純粋にVW MODE(ワッテージモード)でしか使用しないユーザーには関係のない機能ですし、このMODの重要な部分は基本機能を網羅しながらも見た目にこだわっている点です。
大きな筐体は持ち運びなどの面ではマイナスですが、ルックスやスタイルが好みであれば魅力的だと言えます。
個性的で自分がこだわれるMODを所有するのもベイプの楽しみの一つですよね!
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