VOOPOOのテクニカルMOD、DRAG 157W TC Box MOD 「ドラッグ」のレビューです。
まさにBOX MODという出で立ちの箱型の筐体。デュアルバッテリーMODらしいルックスです。
ショップさんから提供いただいた後にメーカーさんからも提供の話をいただいたのですが、そこで強調していたのが、”軍用グレード”のチップ搭載ということ。軍用グレードが何を指すかはわかりませんが気になりますよね!
それでは早速レビューしていきます。
商品提供:VapeSourcing
VOOPOO DRAG 157W TC Box MODのパッケージと内容品
背面には偽造防止のスクラッチコード入りステッカーの添付があります。
いつも箱の説明をしてるんですがいらないですよね。今回から辞めますw
写真で十分ですよね!
付属品は、
- DRAG 157W TC Box MOD本体
- microUSBケーブル
- ユーザーマニュアル
- ワランティーカード
説明書などの付属品は英語のものが付属します。
VOOPOO DRAG 157W TC Box MODの詳細
VOOPOO DRAG 157W TC Box MODは18650デュアルバッテリーのテクニカルMODです。見た目が個性的ですね!主張がすごい!アメリカーンな感じでしょうか?このMODで高抵抗ビルドは似合わないかもしれませんね(完全にイメージ)
爆煙系が似合うMODだと思います。
VOOPOO DRAG 157W TC Box MODのスペック
サイズ | H 90×W54×D24mm |
ワット数範囲 | 5 – 157W |
最大出力電流 | 40A |
最低抵抗値 | 0.05-3.0ohm(VW) 0.05-1.5(TC) |
温度範囲 | 200 – 600F/ 100 – 315℃ |
モード | VW /BYPASS/温度-Ti系/温度-Ni系/温度-SS |
スレッド | 510 |
充電ポート | microUSB |
バッテリー | 18650 デュアルバッテリー |
・アメリカ製GENE Chip搭載
VOOPOO公式サイトより
開閉可能なパネル側には大きく”DRAG”の文字がはいっていて、背面にはカーボンのような、ちょっと違う模様が入っています。光沢があるガラスのような質感です。この雰囲気が好きな人にはたまらないデザインだと思います。グラフィティ&ラグジュアリー、そして無骨でもあるデザインだと思います。
手に持ってみるとズッシリとした重量感。重いのですがディティールまでしっかり仕上げられている印象で、非常にエッジが立っていて良いものを持っていると実感できます。重さは重厚感、高級感にもつながります。ハイクオリティな出来です。
MOD前面には操作系統が集約されています。パフボタン/液晶画面/サブボタンとmicroUSB端子です。ボタン類もプラスチックではなく本体と同じような素材でできていて統一感があります。
MOD上部にはアトマイザー取り付けの為の510スレッドが設けられています。コンタクトはスプリング式で調整不要です。
MOD底部にはホールが空いています。構造的にバッテリーベントホールではなく、チップ冷却用だと思います。パネル式なのでガスが噴出した際にはパネルが飛ぶからOK的な設計思想でしょうか。
パネルは脱着式。マグネットで固定されています。マグネットを用意できれば自作もできそうです。
内部には”void if removed”と記載されたステッカーが添付されていて、剥がすと無効という意味。このステッカーを剥がして分解などを行なった場合、保証などが受けられなくなる可能性があります。
VOOPOO DRAG にアトマイザーを載せてみる
WOTOFO Serpent Alto RTA 22mm RTA GeekVape Peerless RDA 24mm RDALimitless Gold RDTA 25mm RDTA
通常直径の22mmから25mまで載せてみました。24mm以上だとエッジの部分が落ちてしまいますが、取付部がフラットなのでマッチング自体には問題がないように思えます。
VOOPOO DRAG 157W TC Box MODの使い方
本体とは別にベイプ用ハイドレンタイプ18650バッテリーを2本用意します。
本体に書いてあるバッテリーに向きを守って収納します。電池逆差し保護はついていますが、万が一も起こりかねませんので注意して収納しましょう。
そして注意点です。
バッテリーは同じロットの同銘柄の新品バッテリーを用いましょう!
GENE CHIPの説明書には異なるブランドのバッテリーでも大丈夫だよと書いてありますが、デュアルバッテリーMODの基本を守ります。
VOOPOOの公式サイトで最新ファームウエアが公開されています。V1.0.0.1が最新バージョン(2017/4/13公開)です。
専用ソフトをダウンロードした上で、ファームウエアを適応させる必要があります。
使い方の詳細
- 電源ON …パフボタン5クリック
- サブボタンロック …電源ON時にパフボタンとプラスボタン同時長押し
- 画面の反転 … 電源ON時にパフボタンとマイナスボタン同時長押し
- モード選択 …パフボタン3クリックで次のモードへ
VW MODE ワッテージモード
1W刻みで 1W-129W-157Wまで設定可能
130W以上はSUPER MODESS MODE 温度管理ステンレス NI MODE 温度管理ニッケル TI MODE 温度管理チタン NC MODE 温度管理ニッケルクロム TCR MODE 温度管理TCR - メニュー呼び出し… サブボタン2つ同時長押しで呼び出し
W 通常モードのセット M 1~5 カーブモードのセット Ω SET 抵抗値を表示する °F TCR値のセット 温度管理モードのみ SN シリアルナンバーを表示する フロッピーマーク ファームウエアのバージョン表示
温度管理モードでのワッテージ変更
各温度管理モード時にパフボタン4クリック
→W表示が点滅したらサブボタンでワッテージをセット
→パフボタンで決定
カーブモードモードのセット
メニューでカーブモードをセットした状態でパフボタン4クリックで呼び出し
・VWのカーブモードは1秒ごとに10秒までカーブを設定可能(5W-157W)
・温度管理のカーブモードも同様に1~10秒でカーブ設定(200°F~600°F/100℃-315℃)
設定後はパフボタン長押しで設定完了。
M1~M5まで、5種類、VWと温度管理モード合計10カーブ登録可能。
パソコン専用ソフトでの設定も可能です。
カーブモードや詳細な設定、ファームウエアアップデートは専用のPCソフト(Windowsのみ)で設定可能です。NC MODEやTCR MODEはデフォルトでオフになっているので、PCを用いて操作しないと有効にできません。
- 細かいカスタム画面表示細かいカスタム画面表示
- TCR値の設定、温度管理モードの有効/無効
- 液晶画面の明るさ
- 省電力モードの液晶の明るさ
- パフ時間の制限 3~10秒
- 温度管理カーブモードの波形設定
- VWカーブモードの波形設定
上記設定が可能です。そして、設定ファイルはPCにも保存可能になっています。
ファムウエアアップデートですが、何度トライしても失敗してしまいます。
これはMOD本体の問題なのか、PCとの相性の問題なのか不明ですが、メインではない他のPCからでも同様に失敗してしまいます。
VOOPOO DRAG 157W TC Box MODのまとめ
使ってみて思うのは立ち上がりが異様に早い!
プレヒートのようなオーバーワッテージの挙動ではなく、設定ワッテージまでの立ち上がりがものすごく速い。その他、カーブモードやPCでの設定可能な部分もあって性能的には申し分愛と思います。
ただし気になるのはワッテージ設定が1W単位で、0.1W刻みではないということ。
これは低抵抗で使用する場合はあまり問題ではありませんが、高抵抗で運用する場合に、10-20Wなどの低ワット運用で細かく調整したくてもできません。せめてハーフワット(0.5W刻み)だったらよかったのにと思います。
あと、PCがないと設定不可能な項目があります。これ、PCに疎い人は結構大変、そしてWindowsにしか対応してないのでMacユーザーも困ってしまいます。
見た目や重量感、質感などについては個人の好みが大きいですが、デザインはさて置いて、作り自体はこの価格帯のMODとしては非常に良い部類に入ると個人的には思います。
デュアルバッテリーのMODを検討している人はチェックしてみてはいかがでしょうか!
コメント
今度このMODを購入しようと思うのですが電池も購入しないといけないのですが
最大出力から考えて2本で40Aになる物を買えばよろしんですかね
僕はいつもSONY VTC5を使用しています。
バッテリーについては出来る限り信頼性の高い、信頼のおけるショップからの購入をオススメします。
ありがとうございます vapeの実店舗が
近くにあるみたいなので覗きに行って購入してみます