TeslaCigs(テスラシグズ) NANO 120W「ナノ120W」のレビューです。
TESLAは過去コンパクトながら、本体内にタンクアトマイザーを収納できるステルスMOD、Stealth TC40Wをレビューしましたが、非常に使い勝手の良いスターターキットでした。
今回のNANO120Wは写真からも分かる通り、かなり個性的なルックスのデュアルバッテリーMODです!見た目だけで欲しい!となる人もいそうなデザインですが、性能はどうでしょうか?
早速レビューしていきます。
商品提供:HEAVEN GIFTS
NANO 120Wのパッケージ・開封
それではパッケージから見ていきます。
凝った貼り箱ですね、箔押しにエンボスの施された高級感のあるパッケージ。
背面には偽造防止のスクラッチコード入りステッカーの添付があります。
開封します!
付属品は
- NANO 120W BOX MOX本体
- 説明書類(英語)
NANO 120Wの詳細
まずその外見ですが非常の個性的なデザインです。箱の上部に「STEAM PUNK」の文字も入っており、スチームパンクを意識したデザインだということがわかります。機能的には18650デュアルバッテリのMODで、温度管理モードやカーブモードを搭載した多機能なMODです。
NANO 120Wのスペック
サイズ | H 90×W55×D25mm |
ワット数範囲 | 7 – 120W |
温度範囲 | 200 – 600F/ 100 – 315℃ |
最大出力電流 | 35A |
モード | VW /温度-Ti系/温度-Ni系/温度-SS/温度-TCR |
スレッド | 510 |
充電ポート | USB |
バッテリー | 18650デュアルバッテリー |
カラー | VALENTINE , LIGHT YELLOW , BLACK , SILVER |
残念なのはUSB充電に対応していない点。(USBポートすらありません。)単独で充電できるバッテリーチャージャーを持っていない人は別途用意する必要があります。また、出先などでキュうに充電が必要になった際にも充電することができないため、運用面での制限があると言えます。
デザインは凝っていて、好きな人は好きだし、苦手な人もまたしかり。僕は割と好きな方です。手に持った感じも重量感は感じるものの、そこまで重くもなく、薄いボティなので持ち心地も中々です。
さて、細部を見ていきましょう。
MODの前面にはパフボタン、電源スイッチ、液晶画面、サブボタンが設置されています。VAPEのMODの電源on/offはパフボタン5クリックのものが多い中、物理ボタンがついているのは希少です。5クリックしなくともスイッチでon/offできるので使い勝手は非常に良く、また、このデザインにも馴染んでいて違和感も感じません。
そして、パフボタンは斜めになっていて、親指でも人差し指でもパフしやすい配置になっているのも良いですね。
そして、MOD上部には
アトマイザー取り付け部、510スレットが設けられています。
コンタクトはスプリング式で、アトマイザーのポジティブピンの長さにかかわらず、スプリングが対応してくれるので調整はいりません。
そして底面にはバッテリー収納部があります。
収納部の蓋にはきちんとベントホールが開いています。そしてスライド式で開く蓋になっています。
蓋を開けてみます。
蓋にはバッテリーの向きを間違えないように+,-の表示があります。そして収納部の中側にも
色分けされた+,-の表示があります。絶対間違えないように収納しましょう!
そして、バッテリーを収納します。
ここでいつもの注意点!
バッテリーは同じロットの同銘柄の新品バッテリーを用いましょう!
別銘柄、別スペックのバッテリーは論外で、それでなくとも片方が中古で、劣化が進んでいてもよくありません!安全のために必ず守って使用しましょう!!
NANO 120Wの使い方
・電源のオン/オフ
⇒ 専用スイッチで操作します。
・抵抗値の微調整
⇒ パフボタン3クリックでカーソル呼び出し後、上記画像の矢印の表示のところにカーソルを合わせる。
⇒ パフボタンクリック
⇒ メニューでサブボタン+,-を使用して数値を変更可能です。
・抵抗値ロック
⇒ パフボタン3クリックでカーソル呼び出し後、上記画像の矢印の表示のところにカーソルを合わせる。
⇒ パフボタンクリック
⇒ メニューでサブボタン+,-を使用して状態を変更可能です。
・立ち上がり、カーブモードの設定
⇒ パフボタン3クリックでカーソル呼び出し後、上記画像の矢印の表示のところにカーソルを合わせる。
⇒ パフボタンクリック
⇒ メニューでサブボタン+,-を使用してモードを変更可能です。
カーブモードの設定
⇒USERにカーソルを合わせて、パフボタンクリック
⇒横軸が時間、縦軸がワッテージで設定可能
・モード変更
⇒ パフボタン3クリックでカーソル呼び出し後、上記画像の矢印の表示のところにカーソルを合わせる。
⇒ パフボタンクリック
⇒ メニューでサブボタン+,-を使用してモードを変更可能です。
TCRモードの設定
⇒TCRにカーソルを合わせて、パフボタンクリック
⇒その後TCR値を設定可能
TCRモードでのワッテージ変更
⇒ パフボタン3クリックでカーソル呼び出し後、ワッテージの値ところにカーソルを合わせてパフボタンをクリック。
⇒サブボタンで7-120Wでワッテージ変更可能。
・本体状態の確認
⇒ パフボタン3クリックでカーソル呼び出し後、上記画像の矢印の表示のところにカーソルを合わせる。
⇒ パフボタンクリック
・マイメニュー(セット)変更
⇒ パフボタン3クリックでカーソル呼び出し後、上記画像の矢印の表示のところにカーソルを合わせる。
⇒ パフボタンクリック
⇒ メニューでサブボタン+,-を使用してM1,M2,M3を選択します。
⇒その後、[USR]と[SET]を選択可能。USEは登録済みのセットを呼び出す。SETは現在の状態を記憶できます。
この機能を使って、M1/M2/M3それぞれに別のTCR値を設定可能です。状態を記憶できるため非常に便利な機能になっています。
NANO 120Wのまとめ
昨今のマスプロテクニカルMODは機能的にはほぼ成熟しており、スペックでの差が現れにくい分、このNANO 120Wのようにルックスが個性的なモノが増えていくと僕は予想します。
機能で言えば、温度管理、TCR、カーブモードなど一昔前は高機能であった機能を網羅しており、なおかつデジタル一眼のような「プリセット」まで搭載してきました。このマイメニュー機能は非常に便利で、多機能化するMODには非常に嬉しい機能です。
このように機能は十分となったら、後は見た目や握り心地などで差をつけるしかありません!そういう意味では大多数にウケる無難なデザインよりも、一部で熱狂的に好きな見た目になっていくのは当然の流れで、どんどんニッチなニーズを満たす物が生まれてくると思いますが、これもその1つだといえます。
説明がわかりにくかったかもしれませんので言い直します。
機能は十分だから、見た目が気に入れば買い!!
簡単に言うとこの一言につきます。ただし、USB充電に対応していなかったり、最大ワッテージが昨今のデュアルバッテリーの出力としては控えめの120Wだったりと、ニーズを満たさない場合もありますのでそのあたりは精査する必要がありますが、この個性的なルックスは、もうほしいと思ったら買う!という物欲を掻き立ててくれるものであることは間違いありません!
コメント
おお!
すごいメカメカしいですねー
自分も前からこのバージョン気になってました。
機能面もバッチリですね(o^^o)
リリースされた時にこれ良い!って思ってたらすぐにレビュー依頼が来たんですが、到着が遅くてレビュー遅れちゃいました汗
好きな人にはたまらないMODですよね!そしておっしゃる通り機能面も問題ないし、マイメニュー登録が非常に便利です♪( ´▽`)