Eleaf(イーリーフ)のVAPEテクニカルMOD、iStick Rim C「アイスティック リム シー」のレビューです。
手に馴染むラウンドフォルムのエルゴノミックデザインスリムボディーに、Eleaf制御基板のフル機能を搭載したテクニカルMODです。
iStick Rim Cの特徴
- 多彩なモードを搭載したフル機能18650シングルバッテリーMOD
- 手に馴染むエルゴノミックデザイン
- 最大出力80W 2A急速充電対応
詳細をレビューしていきます。
商品提供:healthcabin
Eleaf iStick Rim Cとは?
中国のVAPEデバイスメーカー EleafがリリースするテクニカルMODです。
iStick Rim Cのサイズは、人間工学に基づいた丸みを帯びたスリムデザイン。
実際、手に持ってみるとかなりコンパクトに感じます。
そのサイズ感なのに、直径26mmサイズまでのアトマイザーをはみ出さずに搭載可能。
大口径のタンクアトマイザーにも対応できるサイズ感が魅力ですね!
フル機能18650シングルバッテリーMOD
バッテリー交換に対応する、18650シングルバッテリー仕様です。
また、内蔵バッテリーモデルと比べて、機能も充実しています。
VWモードだけでなく、温度管理などEleaf制御基板のフル機能を搭載しています。
外見が一緒の内蔵バッテリーモデルとの比較
ちなみにEleafには、ほぼ同じルックスの内蔵バッテリーモデルも存在します。
このモデル、レビュー記事の閲覧もかなり多い、隠れた人気モデルでもあります。
2つの製品の違いは、内蔵バッテリーの有無だけではありません。
- 大きさ
- Rim H 80.8×W36.0×D30.3mm
- RimC H 82×W35×D29.5mm
- 重量
- Rim 122.5g
- RimC 79g(バッテリー込みの実測122.3g)
- 機能
- Rim VWのみ
- RimC フル機能
見た目はほぼ同じだけど、バッテリー有無の違いだけでなく中身や機能は大違い!
軽くて小さくて多機能という、上位製品となっています。
通常バッテリー内蔵モデルの方が小さくて軽いことの方が多いんですけど、この製品については完全に逆転してしまっています。
手に馴染むエルゴノミックデザイン
快適な人間工学に基づいたデザインを採用。
手に馴染むラウンドフォルム、スリムなボディーサイズがiStick Rim Cの魅力の一つです。
最大出力80W 2A急速充電対応
iStick Rim Cは、コンパクトながらパワフル
コンパクトなサイズ、18650バッテリーを搭載して最大80ワットを出力します。
さらには、内蔵バッテリーの急速充電にも対応。日常での使いやすさを追求しています。
カラーバリエーション
豊富な全6色、好きなカラーを楽しめます。マットブラック以外はカーボン調パネルです。
スペック
サイズ | H 82×W35×D29.5mm |
重量 | 79g |
ワット数範囲 | 1 – 80W(20Wまでは0.1Wステップ、以降1Wステップ) |
許容抵抗値 | 0.05Ω~3.0Ω |
モード | VW / Bypass /TC-Ni/Ti/SS/M1/M2/M3 mode |
スレッド | 510 (スプリングコンタクト) |
充電ポート | USB typeC (DV5V 2A) |
バッテリー | 18650シングルバッテリー |
保護機能 |
|
パッケージ・内容品
内容品一覧
- Eleaf iStick Rim C テクニカルMOD本体
- USB type-cケーブル
- ユーザーマニュアル(日本語表記あり)・注意書き・ワランティーカード
Eleaf iStick Rim Cの詳細
デザインの概要は、バッテリー内蔵モデルとほぼ同じで若干サイズが異なるのみ。
しかし、仕上げ・テイストは若干異なります。
iStick Rim Cでは、フレーム部分をマットブラック(カラーによって異なる)
カーボン調パネルを採用、異なったテイストです。
カーボンファイバーの折り目が美しいパネル部分。チープさは皆無です。
内蔵バッッテリーモデルのパネルデザインよりも、個人的に大好きなカーボン調がポイント高いですね。マットブラックのフレームともぴったりマッチしています。
パネル背面のゴムグリップもバッテリー内蔵モデルと同様です。
ラウンドフォルムで光沢仕上げのボディー、背面部分が滑り止めとしても機能する実用的なディティールです。持ち心地もかなり良いです。
510スレッド
直径26mmまでのアトマイザーをはみ出さずにマウントできるサイズ感。
スリムなサイズなのに、大口径アトマイザーに対応しているのがiStick Rim Cの魅力です。
アトマイザー搭載部には510スレッドを採用しています。
ほぼ全てのアトマイザーがマウントできるスレッド。
金メッキ処理されたコンタクトピン(アトマイザーのポジティブピンに接触して電力を伝えるための部品)はスプリング式のオートアジャスト機構です。
ポジピンの長さに合わせて手動調整する必要はありません。
ボタン・液晶パネル
オーソドックスな3ボタン(パフボタン・サブボタン2つ)です。
- パフボタン 電源操作・パフ操作・ロック操作など
- サブボタン ワッテージ・設定温度変更など
押し心地は普通。若干クリックが浅いかな?とは思いますが、操作に支障はありません。
ボタン中央にはモノクロディスプレイを搭載。
表示項目は4項目、サブパラメータはメニューより変更可能です。
ちなみに、モードは8種類です。
- Wattage ワッテージ(VW)モード
- Bypass バッテリー電圧出力モード(擬似メカニカル)
- TempretureNi 温度管理モード Ni(ニッケル)
- TempretureTi 温度管理モード Ti(チタン)
- TempretureSS 温度管理モード Ni(ニッケル)
- TempretureM1~M3 温度管理マニュアル(TCR)モード
バッテリー内蔵モデルと異なり、温度管理モードを含めたフル機能制御基板を搭載。
充電用端子
内蔵バッテリー充電用端子は、前面パネル部分に配置されています。
端子はUSB-C仕様なので、端子の向きを機にぜず挿入できます。2A急速充電に対応。
バッテリー収納部
底部にはベントホールはありません。
バッテリー収納部がパネル式なので、内圧が高まることがないためです。
パネルは、ボトム部分の隙間から着脱することができます。
マグネット式パネルは簡単に脱着できます。中には18650バッテリーを1本収納可能。
アトマイザーのマッチング・使用例
iStick Rim Cの使い方
- 電源ON/OFF パフボタン5クリック
- ボタンのロック サブボタン同時長押し
- 液晶画面反転 電源OFF時にサブボタン同時長押し
- 設定メニュー パフボタンとサブボタン(+)同時長押し
- ワット数を調整する:
+/-ボタンを押すとワット数を調整できます。 +/-ボタンを押し続けるとワット数が急激に増減します。
設定メニューでモードや各種設定変更が可能です。
- EXIT
- SUBPARAMETERS
Puff/vaping time/voltage 液晶画面に表示されるサブパラメーターの変更 - Stelth mode ステルスモードのOn/Off
- Preheat プレヒート機能 Power(ワッテージ)とDuratiom(時間) 温度管理モードではOFF
- Timeout Duration 自動カットオフの温度設定(5s,10s,15s,Off)
- Version ハードウエアとファムウエアのバージョン表示
- Battery バッテリー電圧の表示
- Coil 抵抗値ロック(温度管理モード時のみ表示)
- TCR マニュアルTCR値の設定(温度管理モード時のみ表示)
感想とまとめ
同デザインのバッテリー内蔵モデルの上位製品!フル機能が使えます!
若干のサイズや重量の違いはありますが、誤差程度の違い。デザインはほぼ一緒。
外見はほぼほぼ同じと考えて良いと思います。
大きな違いは、内蔵バッテリーモデルは何故かモードがVWのみとなっておりましたが、バッテリーリプレイスメントに対応したiStick Rim Cは温度管理モードも含めたフル機能が使えます。
価格差は無いに等しいぐらいの設定ですので、積極的に内蔵バッテリーモデルを選ぶ理由はないと思います。何故アイコンメニュー搭載なのに、モードがVWのみだったのか…?
大口径タンクをスリムなMODで楽しみたいユーザー必携デバイスですね!
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