aspire(アスパイア)のVAPEアトマイザー、Nautilus3「ノーチラス3」のレビューです。
世界的シェアを誇るノーチラスタンクの後継アトマイザー!
味わいに優れたディティール、バリエーション豊富なAFC。
そして、利便性と大容量タンク。
今までの製品を凌駕するスペック!!
詳細をレビューしていきます。
商品提供:ベプログshop
aspire Nautilus3 Tankとは?
aspireのプリメイドコイル交換タイプのアトマイザー、Nautilus3「ノーチラス3」です。
世界中で愛されているグローバルスタンダードとなったプリメイドコイル「Nautilusコイル」を採用したクリアロマイザー。
VAPE黎明期において、他社製品を圧倒する革命的な味わいによってトップシェアを今もなお誇っているノーチラスコイルを使用するアトマイザーの正式ナンバリング製品です。
前作はTaifunとのコラボレーションで完成した「Nautilus GT」でしたが、その優れた特性をも盛り込みながら、デザイン・使い勝手・容量などを全て向上させました。
aspire Nautilus3の特徴
- 味に優れたNautilus GTシリーズ同様の機構を組み込んだ正当後継機
- すべてのNautilusシリーズコイルが使用可能なクリアロマイザー
- MTL~RDLに特化した7種類のシングルエアホール
- 利便性を追求したスライド式トップフィル機構
- 22mmバージョンもあります。
それでは、Nautilus 3 Tankの概要から見ていきましょう。
すべてのNautilusシリーズコイルが使用可能なクリアロマイザー
Nautilusシリーズのタンクは、味に優れた「Nautilusコイル」を世に送り出した最初の製品でもあり、すべてのNautilusシリーズコイルと互換性があります。
対応コイルバリエーション
PODデバイスなどのも採用されているコイルですが、その全てを使うことができます。
このコイルを便利に使えるように、aspireの他のタンクなどにも採用された「Eリキッド遮断バルブ」シャッター式の機構でコイルの交換中にコイルチャンバーにリキッドが入るのを防ぎます。
味に優れたNautilus GTシリーズ同様の機構を組み込んだ正当後継機
Nautilus3は、これまでに世代のノーチラスタンクよりも味わいに優れています。
ドイツの有名ハイエンドタンクメーカーとのコラボレートで誕生したノーチラスGTの味に忠実にエミュレート、プレミアムMTL体験と極端なフレーバーの楽しみを提供します。
MTL~RDLに特化した7種類のシングルエアホール
更には、エアフローコントロールのバリエーションもこれまでの機種よりも増えました。
エアホールの直径は3.0mm、2.5mm、1.8mm、1.5mm、1.2mm、1.0mm、0.8mmの7種類で、自分好みのドローを設定可能です。
利便性を追求したスライド式トップフィル機構
そして、頑なに守っていたスクリュー式トップキャップを変更。
スライド式にすることで、より利便性を追求した仕様になりました。
トップキャップをスライドさせるだけで、リキッドチャージできます。
22mmバージョンもあります
レビューするのは24mmバージョンですが、より小径な22mmのバリエーションも存在します。その分リキッド容量は少なくなりますが、携帯に便利なサイズ感。
また、MODとのマッチングによってセレクトする事も可能です。
構造・スペック・デザインは24mm・22mm共に同様となっています。
カラーバリエーション
カラーバリエーションは全3種類、スタンダードなラインナップです。
スペック
リキッド容量 | 4ml |
直径 | 24mm |
全長 | 48.5mm |
ネジタイプ | 510 |
ドリップチップ | 510DT |
コイル | プリメイドコイル(aspire Nautilus) |
リキッドチャージ | トップフィル(スクリュー式) |
エアフロー | ボトムエアーフロー |
パッケージ・内容品
内容品一覧
- aspire Nautilus3 アトマイザー本体
- Nautilus 2S Coil 0.4Ω(23-28W)
- エクストラドリップチップ
- 予備パーツ(Oリング・ガラスチューブ)
- ユーザーマニュアル(英語)
Nautilus3 Tankの詳細
前作Nautilus 2Sのガラスタンクプロテクションデザインを一新。
デザインは「Nautilus GT」のディティールを一部取り入れながら、より一般的なものに。
最近のaspireの製品らしく、他の製品とも共通性のあるものになりました。
タンクサイズが直径24mmとボリュームアップした分、リキッド容量は4MLに拡大。
ちなみに、より小径サイズの22mmバージョンもあります。
パーツ構成は一般的なクリアロマイザーと同様ですが、細部にこだわりがあります。
特にタンク周り(リキッド漏れ防止シャッター・コイルマウント方法など)。
ドリップチップ
ドリップチップは交換可能で、キット付属品は2種類です。
510ドリップチップが使うことができます。
2種類のスペック・デザインの樹脂製ドリップチップが付属します。
タンク
スクリュー式を守っていた「ノーチラスシリーズ」のクリアロマイザーですが、他社同様に利便性を追求してスライド式になりました。リキッドチャージ時には便利ですが、ロック機構は備わっていないので、信頼性はダウン。
嬉しくもあり、残念でもある仕様。便利にはなりました。
コイルマウント方法がスクリュー式(ねじ込み方式)ではなくなったため、タンクデザインが一新されています。タンクが完全に独立した構造で、ボトムフィル非対応。
3つのパーツで構成されたタンク、しっかりした作りです。
トップパーツは分解可能、スライド式ですがメンテナンスできます。
ネジ2本外すだけでバラバラに。しかし、予備パッキンは付属しないのが残念。
そして、ここがポイント!コイルトップに接続される部分がNautilus GT同様に絞られたデザインとなっています。ここが「味をエミュレートした」とメーカーが謳っている要因。
このディティールによって、より豊かな味わいを実現しています。
実際、GTは味わいがアップしていたことから、Nautilus3も同じでしょう。
そして、この部分が金属製になって、GTよりも耐久性もアップしています。
ボトムエアフロー
Nautilus GTよりもバリエーションが多い(0.8mm・3.0mmが追加)7種類です。
シリーズ中最もエアフローコントロールに優れたディティール。
AFCを回すだけで、自分好みのドローに調整できます。
また、超タイトドローのMTLから、かなり軽めのRDLまでに対応したスペックは、Nautilusコイルのラインナップにもマッチしていて、かなり実用的なスペックです。
プリメイドコイル
差し込み式になりました!
Nautilusコイルと言えば、ネジ式(スクリュー)ですが、Nautilus3ではネジって取り付ける必要はなく、タンクにスポッとハマるようになっています。
上部に接続される部分があり、Oリングで固定されます。
また、差し込まなければシャッターが閉じる機構を採用しているので、コイル交換時にもタンクに残ったリキッドが漏れにくい構造です。
ですが、コイル交換時にはタンクを逆さまにするなど、気を使った運用がより安心です。
そして、コイルはNautilusコイルが使えます。
aspireメーカサイトに1.8Ωコイルが付属と書かれていましたが、付属品は異なりました。おそらく複数のバリエーションがあると思われます。
ポジティブピン
ゴールドメッキ仕様のポジティブピン。
フローティング(浮遊式)のポジティブピンは一般的なクリアロマイザー同様の仕様。
アトマイザーのマッチング・使用例
感想とまとめ
より使いやすく進化したノーチラスタンクの正当後継アトマイザー!
Nautilusコイル全てが使えるクリアロマイザーの決定版!
大容量化とスライドトップキャップによって利便性が格段にアップ。
タンクのシャッターによって信頼性もアップ。
そして、ドローのパターンが豊富なエアホール。
コイルトップの構造によって味わいもアップ。
シリーズが進むごとに着実な進化を見せてくれました。
Nautilusコイルはワールドスタンダードになっていて、入手性が高いのが最大のメリット。
コイル交換だけで、RBAを凌駕するほどの味わいが楽しめます。
POD全盛だけど、こだわりのあるユーザーはこれをチョイスして楽しむのもまた一興です。
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