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Auguse Era RTA レビュー|アレそっくり!?オリジナリティーもちゃんとあるアトマイザー!

Auguse Era RTA レビュー

Auguse(オーグユーズ)のVAPEアトマイザー、Era RTA「エラ タンク」のレビューです。

あのハイエンドアトマイザーそっくりのデザイン・構造!?
いえいえ、ちゃんとオリジナリティーもありますよ!

ただのパクり・クローンではありません!!

詳細をレビューしていきます。

商品提供:VapeSourcing

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Auguse Era RTAとは?

Auguse Era RTA レビュー

新興メーカー”Auguse”のアトマイザー、 Era RTA「エラ タンク」です。

メーカー公式ページを見てみると、コピーライト表示に”2020″と書かれているため、おそらくは今年設立されたメーカーでしょう。製品もEra RTAのバリエーションの他には1種類しかないぐらい「これから」のブランドであることがわかります。

新しいメーカー、しかし!この製品はある意味で話題沸騰中なのです。

何故かといえば… それは某ハイエンドアトマイザーにそっくりだからです。

Auguse Era RTAの特徴

  • 直径22mmサイズのタンクアトマイザー
  • リキッド供給が特殊!某ハイエンドアトマイザー譲りの構造
  • デュアルエアフローチャンネル!ボトムとサイド、2種類のエアホール

まずは特徴から見ていきましょう。

某ハイエンドアトマイザー譲りの構造

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何故名も無い新興メーカーのアトマイザーがネット上で話題になっているのか?
それは…某製品の構造にそっくりだからに他なりません。

この製品は、日本でもプレミアム価格で取引されるほどの人気で、独自のタンクと供給構造、エアフローに特徴がある歴史ある製品です。

めちゃくちゃ人気のアトマイザーですよね!
この製品は使ったことはありませんが、似た製品であればレビュー済みです。

同じくドイツ製のユニークなアトマイザーも参考にしたほどの独自構造が特徴。

まるっきりそのままパクリという、俗に「クローン(複製品)」と呼ばれる製品ではありませんが、タンクやリキッド供給・エアフローが酷似しています。

特にタンクからの供給部分やエアフローの使用がそっくり!
そのため「クローンに近い製品!?」とネット上で話題になりました。

Auguse Era RTA レビュー

しかし、よく見てみるとデッキやルックスなどが異なっており、もちろんクローンなどではなく、オリジナリティーを感じる部分も多々あります。

特にデュアルエアフローチャンネルはオリジナル製品にはない独自構造です。

カラーバリエーション

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出典:AUGUSE

全2種類。ブラックとシルバーのシンプルなカラーバリエーションが用意されています。

スペック

リキッド容量 3ml
直径 22mm
全長 40.7mm(DT,510スレッドを除く)
ネジタイプ 510
ドリップチップ 510DT
コイル RBA シングルコイル
リキッドチャージ トップフィル
エアフロー
  • サイドエアーフロー
  • ボトムエアフロー

パッケージ・内容品

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内容品一覧

  • Auguse Era RTA アトマイザー本体
  • 予備パーツ
    • Oリング
    • デッキネジ
    • ポジティブピン
  • エクストラパーツ
    • エアフローパーツ

Auguse Era RTAの詳細

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ユニーク。オリジナリティーを感じるルックス。ガイドラインは某ハイエンドアトマイザーを参考にされていることが感じられるが、ディティールには独自性が感じられる。

パクりではなく、あくまで「参考」に作られたアトマイザー。

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ローレットでドイツっぽさを演出?ハードなイメージ。ドイツといえばローレット!?

ルックスだけでなく、回転させる部分の滑り止めとしての実用性も兼ね備えています。

写真て見るとあまり綺麗に見えないが、実際の製品は22mmサイズということもあり、小型で「詰まったデザイン」に見える。価格の割には綺麗な作りです。

というのも、GSLがでかいからなんでしょう。小型に感じました。

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出典:AUGUSE

パーツ点数が多いのはオリジナルに習った仕様!?
ほぼ全てのパーツがが分解可能で、メンテナンス性に優れています。

マスプロだと分解できないはめ殺しの物も多いですから、個人的には嬉しいポイント。

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複雑な構造。一般的なRTAよりパーツ点数が多い。よってメンテナンスも若干面倒です。

ドリップチップ

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510仕様のドリップチップは、もちろん汎用品に付け替えて使うこともできます。

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付属品は黒い樹脂製。内径の細いMTLスペックのドリップチップ。

全長16.5mm、露出部の高さ11.5mm、内径3.5mm

タンク <トップフィル・ジュースコントロール搭載>

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ちょっぴり複雑なタンク構造、この部分のパーツ点数が多い。順番に見ていきます。

トップフィル

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まずはリキッドチャージ部分から。トップフィルに対応しています。

トップキャップは2本のOリングではまっているだけなので、キャップを引っ張れば簡単に取り外しできます。外れないときは、側面のローレットの滑り止めを使って、少し回して緩めてやれば外しやすいです。

側面に大きく空いたリキッドチャージホールから、スポイトボトルのような先が太い容器でも簡単にリキッドを注ぐことができます。

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また、タンク部分を外すときは、タンク側面の△と●を合わせて外します。

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完全にタンク部分が着脱できる仕様。

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また、タンク部分は完全に分解可能。メンテナンス時に隅々までクリーニングできます。

デッキアクセス可能

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逆さまにして外すことで、リキッドが満タンにタンクに残っている状態でもデッキにアクセス可能。また、同じくボトムフィルにも対応しています。

ジュースコントロール

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しかも、タンクの供給部分は回すことによって開閉可能。ジュースコントロール搭載なので、持ち運び時のリキッド漏れを簡単に防ぐことができます。

供給量を変えたり、完全に閉じて供給させなくすることができます。

また、トップフィル時には、ジュースコントロールを閉じておくことを推奨します。

リキッドリーディングスクリュー

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リキッドの供給が一般的なアトマイザーと異なります。

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『リキッドリーディングスクリュー』というチューブ状のパーツによって、上から下にリキッドが供給されます。Era RTAのオリジナルとなった某ハイエンドアトマイザーと酷似しています。

コットンがリキッドを吸い上げるのではなく、上から滴下されるような構造。
供給力が強いので、これによってリキッドがスムーズに過剰供給気味に供給されます。

よって、味わいも一般的なRTAと若干異なる、と感じます。

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「スクリュー」というネーミング、はめ込み式ではなくスクリュー式。長さを調整できます。コットンに合わせて簡単に上下させることができます。

エアフロー <サイド&ボトム>

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エアフローデザインがユニークなのも本家譲り。まずはサイドエアフローから。
専用のパーツによって、コイルに直接エアーが供給されます。

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また、4つのバリエーションがあり、付け替えることでドロー調整可能です。

4種類のサイドエアホールスクリュー

  • 0.8mm
  • 1.0mm
  • 1.2mm
  • ホールなし

穴の空いていないスクリューによって、片側だけを閉じる使い方も可能。
どのスクリューも、エアホールサイズが小さいMTL向けです。

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また、2種類のポジティブピンによって、ボトムエアホールのON・OFFが可能です。

ボトムエアフローホールの空いたポジティブピン

ただし、こちらはON/OFFのみで、サイズ変更はできません。

デッキエアホールサイズの実測1mmのスペック。

リキッド供給構造的に、過剰供給気味に使う前提の構造だと個人的には思うので、ボトムエアホールを開けてしまうと、良い部分が台無しになりそう(つまり、漏れそう)

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デッキエアホールは一段上がっていて、リキッド漏れを防ぐ配慮がされています。

ちなみに、ビルドした後でもポストの脱落に注意しながら、ポジティブピンの付け替えができます。ビルド後にやっぱりボトムも開けたい!なんて時にも便利です。

デッキ

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2ポストデザインのデッキ構造、クランプ部が4箇所ありますがデュアルコイル前提ではありません。基本シングルコイル専用のデッキとなります。

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何故かといえば、エアフロー的にコイルを中央ど真ん中に設置することが前提だからです。

4つあるスクリューはあくまでコイルの巻方向がどちらでも固定できるようにするためのものです。ビルド的にはデュアルもできますが、エアーが当たらず、冷却できません。

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ポストにある丸いくぼみに「リキッドリーディングスクリュー」からリキッドが供給されるため、ここにコットンを詰めてやります。

なのに何故デッキ下にウェルのような場所があるのか?といえば、多少の過剰供給でも漏れにくいように、リキッドを貯めておく場所が必要なのでしょう。

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デッキにドッキングする部分はOリングでハマっているだけなのですが、適度な硬さ。
緩すぎず、固すぎないちょうど良い塩梅。リキッドを塗布しなくても、素手で外れるぐらいなので使い勝手が良いです。

ポジティブピン

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ポジティブピンはそこそこ出っ張っています。実測0.82mm。

Era RTAのビルド

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タンクの構造が若干複雑なので、ビルドも難解なのかな?と思いがちなのですが、まったくもってそんなことはなく、シンプルなシングルコイルのビルドです。

すごく簡単にコイルが設置できます。

注意点としては、コイルの向き。ウィックを丸型のくぼみに設置する向きにコイルを向けてやることが必須です。

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サイドエアホールは、あまり高くないのですが、若干上向きにコイルは設置した方が良いと思われます。コイルの下側にエアーを当ててやるイメージです。

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ウィッキングもすごく簡単で、適当にカットしてやって丸のくぼみに突っ込むだけです。

Auguse Era RTA レビュー

後はリキッドリーディングスクリューの長さを調整して、コットンに触れさせてやれば終了です。このとき、スクリューを下げすぎてコットンを圧縮するほどキツくしてしまうと、供給不足になると思われます。

漏れない程度に調整してやれば大丈夫!後は使っている最中にでもタンクを外して調整できますから、具合を見ながら調整できます。

いやー この部分、TaifunGSLではかなり手こずって、漏らしてしまったり供給足りなかったりと苦戦したイメージなのですが。一度経験したからなのか?それともEra RTAがやりやすいからなのかは定かではありませんが、一発で決まりました。

すごく楽に調整できます。

アトマイザーのマッチング・使用例

感想とまとめ

Auguse Era RTA レビュー

マスプロには珍しい供給構造!独自エアフローのユニークなアトマイザー!!

マスプロだとほぼ皆無の「上タンク構造」のアトマイザーです
マスプロだと爆煙ユース系には若干ありますが、MTL向けのもはほぼありません。

ハイエンドでも数えるほどしかなくて、本当に少ないです。

  • オリジナル「Flash-e-Vapor」
  • もう廃番になって一時期とんでもない価格で取引されていた「TaifunGSL」
  • これももう手に入らないのかな?「Whisper RTA」

確かに『オリジナル』を参考には作られていますが、デザインも違えばデッキも違う。エアフローもボトムが使えるとオリジナルにはない要素が盛りだくさんです。

味もかなり良くて、個人的にはやはり「過剰供給気味」で使いたい。
RDAライクな味わいですね。普通のRTAだと、過剰供給にするとリキッドが漏れますから。Era RTAでサイドエアフロー運用なら、多少過剰供給気味のビタビタでも漏れにくいわけです。

ボトムを開けてしまうと、漏れる危険性が増すので、基本的にはサイドエアフローのみの運用に向いています。というか、ボトムで運用するならば、ボトムオンリーのアトマイザーでいいわけで。

両方開けると、ドローが軽い。でも風味は増す。
できれば、ボトムエアホールが絞れればなお良かったですね。

これだけ廉価で、ユニークな構造のアトマイザーですから話題になるのは当然です。
しかし、新興メーカーだからか?世界的に流行しているウイルスのせいなのか?
はたまた、他の理由なのか?日本のショップではほぼ取り扱いがありません。

買うなら海外から、となってしまいます。遊べるアトマイザーです。

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