徐々に人気が高まってきたVAPE。
リキッドのフレーバーの種類も豊富ですが、VAPE本体・スターターキットにも色々な種類があるのをご存知でしょうか。
手軽さを重視したい方はコンパクトなスティックタイプやペンタイプ。カスタマイズをして趣味として電子タバコを存分に味わいたい方はボックスタイプなど用途に合わせて選ぶことができます。
その中でも、最近人気が高まっているPODタイプのVAPEについてご説明します。
PODタイプVAPEとは?
今までのVAPEスターターキットは手軽なペンタイプ、カスタマイズに優れたボックスタイプが主流でした。今回PODタイプデバイスはペンタイプデバイスよりさらに利便性を追求したものになっています。
PODタイプデバイスが人気の理由としては、軽量で持ち運びが便利な上にお手入れが点です。
それぞれの特徴をまとめました。
ペンタイプの特徴
低価格かつ軽量で使いやすく、VAPE初心者向きなデバイスです。その名の通りペンタイプ(チューブ形状)の本体で、これまでのVAPEスターターキットの定番でした。主流製品であったため、様々なバリエーションと過去のヒット作が楽しめるジャンルで、本格的なVAPEデバイスに引けを取らない味を実現している機種も多くあります。
代表的な製品としては以下のような製品があります。
- Joyetech eGo AIO リキッド漏れしにくい構造で世界的に大ヒットした製品
- aspire PockeX こちらもリキッド漏れしにくいトップエアフロー構造のロングセラー製品
- JUSTFOG FOG1 これまでのペンタイプの概念を覆した味の良さを実現したゲームチェンジャー
これらはPODタイプが主流になった今も売れ続けているスターターキットなので、これからVAPEを始めようと思っている方で、便利さよりも味に重点を置いてデバイスを検討されている方はこちらを選ぶと良いでしょう。
・ボックスタイプの特徴
様々なルックス、そしてバッテリータイプがあり、機能をカスタマイズできるのが特徴。バッテリー部分とアトマイザー(気化装置)部分がセパレートするので、それぞれ気に入ったものをセレクトできる上級者向けデバイス。
出力を調整したり、または「温度管理」というモードを使うことでリキッドをおいしく吸えるような高級機能を搭載しているモデルも数多くあります。
価格は様々ですが、ペンタイプに比べると高額なものが多いのですが、消耗品であるバッテリーを交換できるものが多く、長く使い続けられるのも魅力の一つです。
PODタイプの特徴
元々「ニコチンフィーダー」(ニコチン摂取機)として開発された簡易型VAPEデバイスがPODタイプの原点なので、味よりもコンパクトさや軽さ、利便性を追求したものが多いのですが、近年では味もおいしく楽しめる機種が増えてきました。
元々はスティックタイプの小型ボディーが主流でしたが、大容量バッテリーを搭載した大型モデルや中型モデルなども存在します。
PODというのはリキッドを蓄えておくカートリッジ部分の名称で、多くのモデルがコイルを内蔵した使い捨てタイプを採用しているのが特徴です。
アトマイザーの代わりに使い捨てタイプのPOD(ポッド)を使用する
PODタイプVAPEとは、PODと呼ばれるパーツを使用する電子タバコのことを指します。
このパーツは、一般的なVAPE・電子タバコでいうアトマイザーと呼ばれるパーツです。
アトマイザーとは、バッテリーの電気を受けて内蔵したコイルの熱でリキッドを気化させるための装置で、リキッドを蓄えられるのはもちろんの事、コイルやコットン、マウスピース部分となるドリップチップを含めた一体型となってますので、煩わしいコイル交換の必要がないタイプが多く、基本リキッドを注ぐだけで使用出来る使い捨てタイプという事が大きな特徴とも言えます。
PODは通常のアトマイザーと比較すると、かなりコンパクトな反面でリキッド容量が少ないのが特徴。平均して1~2mlが一般的です。
PODタイプVAPEの特徴 メリットとデメリット
メリット
・軽くてコンパクトなので、持ち運びに便利
・多くのモデルがお手頃価格で入手できる
・機能がシンプルなので使い方が簡単
・メンテナンスがほとんどいらない
・PODの価格は一般的なアトマイザーに比べて安い
・ニコチンソルトに最適
デメリット
・ボックス型に比べるとバッテリーが少なめ
・PODカートリッジのランニングコストは一般的なコイル交換式に比べると高め
便利さや手軽さが主なメリットです。
ボックス型に慣れている人にとっては、自分好みにできない感覚があるかもしれません。手軽さとカスタマイズ感のどちらを重視するか、悩ましいところです。
軽くてコンパクトなので、持ち運びに便利!ただしバッテリー容量は少なめ
PODタイプVAPEの本体は一般的なコンパクトタイプのスターターキットと同様にバッテリー内蔵のものが主流です。
他のVAPEと比較すると小型サイズのものが多く、その分電池容量が少ないのが特徴です。
おおよそ300m〜700mAhぐらいの容量が一般的ですが、進化の早いVAPE業界では容量の増大化はこれから進んでいくかと思われます。
バッテリー容量が小さいということは当然、稼働時間もそれだけ短く、一般的なVAPEスターターキットに比較すると連続稼働時間は短くなります。
コンパクトで持ち運びも苦にならないサイズだけにバッテリー容量の低さはトレードオフといったところでしょう。
機能がシンプルなので使い方が簡単
PODタイプVAPEデバイスとその他の一般的なVAPEの一番大きな違いの一つは、操作が非常に簡単ということです。
このデバイスの多くは「オートスイッチ」と呼ばれる機構を搭載しているので、本体に電源ボタンすら付いていないものが大半です。では、ボタンなしでどのように操作するのかといえば、POD部分を口にくわえてただ吸い込むだけでミストを吸うことができるものが多いです。
中にはボタンを備えた「マニュアルスイッチ」機種もありますが、基本操作は電源オンオフとパフ操作(ミスト発生)ぐらいに限定されているので、機能が複雑なボックスタイプと違い、操作に迷うことはなく簡単に使えるものが大半です。
その分、複雑な機能は搭載していないので、上級者には物足りなさを感じる部分もあると思いますが、初心者にとっては簡単に使えるので便利ですね。
ニコチンソルトに最適
PODタイプVAPEデバイスはニコチンソルトと呼ばれる高濃度ニコチンリキッドの使用に向いている機種が多いです。
PODがニコチンソルトの使用に向いている理由としては、逆にニコチンソルトの流行から開発が盛んになったジャンルがPODタイプVAPEデバイスであることはもちろん、このタイプはMTL向けのものが多く、ミスト量が少ないものが多いです。
メンテナンスがほとんど不要
PODタイプVAPEデバイスに採用されている、PODと呼ばれるコイル一体型のアトマイザー(ミスト気化装置)の大半はコイル内蔵型です。
コイル内蔵タイプということは、コイルを交換する必要がないので、使い切りタイプのアトマイザーになります。
もちろん、コイルやコットン(コイルにリキッドを供給する触媒)には寿命があるため、使っていれば交換が必要になりますが、その時はPODをそのまま捨てて、新しいPODに交換するだけです。
タンクと呼ばれるリキッドを蓄えて置ける部分が一体化しているので、洗浄をする手間もなく、リキッドでベタベタになったコイルを持つこともないので、手が汚れません。
ただし、消耗品であるPODの価格はコイルだけ交換できるVAPEのプリメイドコイルより若干高めなので、消耗品のランニングコストがかさんでしまうデメリットもあります。
多くのモデルがお手頃価格で入手できる
機能がシンプルなので、一般的なスターターキットよりもお手頃価格で入手できる機種が多いのがPODタイプVAPEデバイスです。
ただし、最近ではLost Vape Orionのような上級者を満足させるだけの性能とルックスを兼ね備えた上級機種も増えてきたため、ロープライス製品だけでなく価格にもバリエーションが増えてくるでしょう。
PODタイプVAPEデバイスは比較的手の出しやすい価格帯の商品が多いのがユーザーとしては一番嬉しいですね。
低価格で購入できる商品が多く、人気製品は国内でも取り扱われていてPODカートリッジの入手性も悪くないので、通販で気軽に購入できるのもおすすめできる理由です。
手頃な価格や使い勝手の良さ、そしてコンパクトなボディーサイズからサブ機として複数持ち歩く愛好者も多くいるようです。
消耗品PODの価格は一般的なアトマイザーに比べて安い
使い捨てタイプのPODは一般的なアトマイザーに比べて価格が安いので、複数のPODを持つことも可能です。そうすれば、PODごとに違うフレーバーのリキッドを入れて、味を気軽に変えて楽しむこともできます。
まとめ
今話題のVAPEの中でも新しいタイプのPODタイプVAPE。世界的にも流行しているデバイスで、初心者にも使いやすく、値段もお手頃なことから人気を獲得しています。
VAPEに興味のある方は、ペンタイプ・ボックスタイプ・PODタイプを比較してどれが自分に合っているのかを検討してみるのが良いでしょう。
PODタイプVAPEのおすすめ機種はこちら
JUSTFOG MINIFIT
PODタイプVAPEの特徴の一つ「軽量コンパクトさ」を追求したデバイス。USBメモリーほどのサイズに機能を凝集し、小さいながらも味に定評のあるにクロムワイヤーコイルを採用した味も楽しめるモデルです。
Vaporesso Renova ZERO
流行中のPODスターターキットの中でも特に味などのバランスが良いとして人気急騰中のデバイス。コイル内蔵型使い捨てPODタイプなので煩わしいコイル交換の手間いらずで、セラミックコイルのクリアな味が楽しめる。
EasyVAPE TARLESS
心配なリキッド漏れを防ぐトップエアフロー構造!MTL向けの高抵抗コイル、エアフロー調整可能。そしてプルームテック 対応カートリッジを採用している点も見逃せない。少々大きめですが、キャップ付きでマウスピースを保護できる構造なのもポイント。
LostVape Orion Q
今一番注目されているデバイス!デザインが良いはもちろん、味も優れたデバイスで、コンパクトサイズのボディーからは想像できないほどの美味しさを実現しているのが人気の秘密です。
aspire Nautilus AIO
PODタイプデバイスながら、コストパフォーマンスを重視してコイル交換式に。aspire伝統のBVCコイルを採用したコンパクトデバイス。VAPEアトマイザーの伝説的な機種Nautilus譲りの味をポケットサイズに携帯できるとあって、人気爆発中です。エアフロー調整できるのも嬉しいポイント。
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