SvoëMestoのアトマイザー、Kayfun V5 RTA「ケイファン・ファイブ」のレビューです。
最初に言っておきます。
このアトマイザー、かなり良いです!!
購入してからずっと使用しており、レビューのために写真を撮るのも惜しいぐらい使い込んでおりました。
意を決して撮影しましたので早速レビューしていきます。
Kayfun5のスペック
直径 | 22m |
全長 | 60mm 本体のみ |
重さ | 65g |
リキッド容量 | ステンレスタンク 5ml , ガラスタンク 4ml |
ネジタイプ | 510 |
ドリップチップ | 510 |
リキッドチャージ | トップフィル |
コイル | RBA シングル |
エアフロー | ボトム |
素材 | 本体 ステンレス 316L |
タンク ステンレス 316L , クォーツガラス | |
色 | Silver |
・シングルビルドのRBAアトマイザー。
・精度の高い仕上がり。made in Germany
Kayfun5のパッケージング
パッケージングはかなりシンプル、コンパクト。貼り箱ではない普通の化粧箱ですが、開封部にステッカーによる封印が施してあり、
高級感を感じるパッケージングです。
箱を開けるとまた箱が。箱のなかに2つの箱が入っています。
本体と付属品が別々に収納されています。
開けてみます。付属品は
・Kayfun 5本体
・アンチヒートPOM-Cドリップチップ
・クォーツガラスタンク
・ステンレスタンク
・予備Oリング
・予備ネジ
ステンレスタンクは運用的にもルックス的にもボクは使わないと思いますが参考までに撮影しました。
仕上がりはかなり良いです。質感がかなり良く、高級品だなぁと所有欲を満たしてくれます。
Kayfun5の詳細 細部を見てみる
開封後、早速ガラスタンクに交換します。やはり、このルックスですね!運用的にもリキッド残量が見えたほうが良いですよね。
ドリップチップとチムニーにSvoëMestoメーカーロゴがエングレービングされており、この質感も高級感を感じます。
早速分解していきましょう。
おおまかに分解するとこのようになります。6パーツに分解でき、ベースパーツはさらに分解可能です。
分解した各パーツを並べてみます。写真からもわかるこのクオリティ!クオリティ高い製品は撮影の時もテンション上がります!
上部のパーツから順番に見ていきましょう。
ドリップチップも専用品が付属するのが嬉しい所。内径はおよそ5.5mm。
ドリップチップにはSvoëMestoメーカーロゴがエングレービングされており、高級感を感じます。
アンチヒートPOM-Cドリップチップと名前が付いているドリップチップは、2ピース構造。
下がステンレス、上はナイロン?デルリン?ネジ式になっており外すこともできます。
ドリップチップとトップパーツをネジって外すとリキッドチャージホールがお目見え。
楽々リキッドチャージできるトップフィル方式を採用しています。
チャージホールは7つ空いており、エアホールは一段高くなっているので、ラフにリキッドを入れても下のタンクに落ちるようデザインされています。
次にチムニーパーツを見てみましょう。
美しい仕上がりのチムニーパーツ。このチムニーパーツ、ジュースコントロール機能も兼ねています。
チムニーパーツをねじることで開閉できます。この写真は全閉状態。
この写真が全開状態です。このジュースホールは全部で6箇所、等間隔に空いており、コットンにリキッドを供給します。
ジュースコントロールが付いているアトマイザーは初めてですがかなり便利ですね!
これで持ち運び時などのリキッド漏れの心配も減ります。
はDT側はかなり内径が細くなっており、その手間はテーパーしているのがわかります。
チムニーパーツを内部から見てみます。この仕上げもかなり綺麗ですね。
チムニーパーツとデッキパーツを並べておいて見ます。こう見ると、リキッド発生部の空間がかなり狭いことがわかりますね。
最後にデッキパーツです。
下部にエアフローがあります。デッキ部分はかなり小さいですね。
中央部のスリットとチムニー部のジュースコントロールが合うことで、スリットにリキッドが供給され、そこからは縦に開いているホールで、
デッキまで圧力差にとってリキッドを供給するシステムです。
最初どういうことか全くわかりませんでした。
チムニーとデッキパーツはOリングで密着しているので、開いている場所はこのスリットだけ。スリットまでリキッドが供給されても
デッキまでリキッドいかないよね?と思ったのですがそういうことみたいです。
この仕組を考えた人、すごい!
デッキパーツ下部にはエアフローコントロールリングがあり、ジュースコントロールが開いている状態で、このリングを引っ張りあげると写真のような
印が彫ってあります。●ひとつから4つまで彫ってあり、目当てのところで、エアフローコントロールリングのスリットを合わせ
引き下ろすことでエアフローを好みに調整することができます。
このエアフローコントロールリングの感触も、精密な機械を触っているようで質感高いんですよね。
続いてデッキ部分を見てみましょう。
デッキはシングル前提。真ん中のホールがエアフローホールで、コイルにエアーが直接当たる設計になっています。
かなり味でそうなデッキですね。
デッキの底面にはブランドロゴのプリントロット番号?
ポジティブピンは調整不可。調整可能に思えですが、緩めるとベースパーツが分解してしまいます。
さて、ベースパーツを分解してみます。
分解はポジティブピンをマイナスネジで回してやります。これはすんなり回ってくれました。
分解すると底部のパーツが取れます。
そしてエアフローリングも取れます。これ以上は分解することはないでしょう。デッキ部はさらに分解できると思います。
ビルドしてみます
さて、早速ビルドしてみます。
必要な物はこれぐらいで大丈夫ですね。今回はカンタル26ゲージで巻いていきます。
2.5mm 6ラップで0.7Ω程度を目標に巻いてみます。
これ、最初に言っておきます。
ビルドめちゃくちゃ簡単です!!
構造が本当に良い!簡単すぎて笑っちゃうので、初心者にも本当にいいと思います。
コイルをあてがう前にネジを外れない程度に緩めておきます。
簡単な理由がここ!ネジの周りにガイドがあるんです。ここにワイヤーを通すんですよ。
やってみればわかりますがこれ、非常に便利。
通したワイヤーを反対側まで半周グルッと巻いてやり、ここでネジを仮止め。
はい、めちゃくちゃ簡単です。
反対側の足も止めてやり、ここで切断します。
これ、半周巻いてやらないと、コイルの足がチムニーパーツと接触してショートします。
特にポジティブ側は半周巻きましょう。簡単ですから。
取り敢えずこんな感じで巻けました。コットンをリキッドホールに付けたいので、コイルは真横向けましょう。
MODで焼き入れて、0.77Ω。良いのではないでしょうか。
コットンウィックはこのように。
割と量は少なめで、底のリッキッドホールにつくようにすればOKだと思います。
使ってみます
チムニーパーツを取り付ける前にリキッドを供給しておきます。
チムニー、ガラス等を取り付けてトップフィルでリキッドチャージします。
ここで注意!
ジュースコントロールは全閉でリキッドチャージしましょう!
トップまで全て閉じた状態だと漏れることはありませんが、空いた状態だとダダ漏れします。
数回ベチャベチャにしました…
Kayfun5のまとめ
吸ってみます。
濃厚、そして上品。チェーンしてても熱くならない。
これはいいわ。おいしい。
これが良いRTAか!!
ええ、めちゃくちゃおいしいです。
そして全長が長いせいか、ドリップチップをオールステンのものに変えても熱くならないですね。
このアトマイザーかなり良い!良い点がいっぱいです。
・仕上がりがかなり良い。ルックス。
・味がかなりおいしい。甘さがかなりです。
・漏れない。放置してもコットンワークが問題なければ放置しても持ち運んでも漏れない上に、ジュースコントロールも。
・ビルドが楽。シングルの中でもかなりやりやすい。
ネガティブな部分としては
・全長が長い(60mm)
これぐらいではないでしょうか。
これは普段使いにも便利ですね!!
お気に入りのリキッドを入れていつも持ち運びましょう!!
ちなみにレビューはまだ少し先ですが
ドイツ&ドイツ
dicodes買っちゃいました!!これも良い!!
かなりメニューの中身が多いのでまだ使い切れてない感があるのでこれは後日レビューいたします。
コメント
Keyfun5って人気ですよね
気になってたので記事嬉しいです
こんにちは。
Kayfun5、人気ですよね。
運用のしやすさと見た目、味を兼ね備えてますからね。
中々に高額ですが、値段分の満足感はあるアトマイザーだと思います。
こんにちは!こちらの記事で気になって最終的に買ってしまったわけなんですが、うまくウィッキングできません。
吸ってると結構早い段階で焦げてしまうような感じです。
コツとかありますかね?
こんにちは!
焦げてしまうということは供給が追いついていないということだと推測します。
・コットンを詰めすぎて供給が追いついていない
・ジュースホールを完全に塞いでしまっている。
・逆にコットンが少なさ過ぎて、コイルの熱量とリキッドの供給量が釣り合っていない
・ジュースコントロールの開き具合が足りない。
・ドリップチップが細すぎてジュースを吸い上げる負圧を確保できていない
・パフ時間が長い
いずれか、もしくは複数だと思いますので、原因を探りながらビルドを楽しんでみてください。
丁寧にありがとうございます。
1と2が怪しいので調整してみます。
ありがとうございました!
こんにちは!
いえいえ、ビルドもVAPEの楽しみの一つですから楽しんでみてください!
ビルドが決まったっときは最高に幸せですよね。
初めまして。HIROさんのブログを見てkayfunV5を購入しました。
そこで質問なのですが、ジュースコントロールを全閉した状態でリキッドを注入し、ドリップチップも付いている状態なのですが、エアフローの調節とジュースコントロールを開くことが出来なくなってしまいました。
どのような原因が考えられますでしょうか?
ゆうさん、初めまして。
状況の詳細がわかりません。
ジュースコントロールが開かないということは、デッキにアクセスできないということでしょうか?
KF5のジュースコントロールはタンクとデッキの接続部で操作しますので、ジュースコントロールを開くことができないということは、タンクとデッキが外れないということでしょうか?
初めまして。
私も色々と見ていて欲しくなり購入してしまいました。
いきなり質問なんですが、ビルドに関してですが、カンタルだとなぜかうまく巻けません。
カンタル26の2.5マイクロ6巻き位でやってみましたが、固定するのがすごく難しかったです。
さらに、オーム数がブレブレで0.7狙いなのになぜか1.5等出てしまいます。
その後SS316で11巻き位でやってみましたが、こちらは狙い通りのオーム数ですが、どうもそこまで味が出ていない気がします。
AMMITも持っていますが、そっちの方が味が出てた?気がします。
何かおすすめのビルド方法有りましたら教えて下さい!
はじめまして!
Kayfun5はかなり前に手放してしまったのですが、手放す前にはカンタル24Gもしくは26Gで問題なく運用できておりました。
抵抗値がブレるのは他に要因があると思います。カンタルで抵抗値がブレるのはおかしいので短絡などを疑った方が良いかと思います。
KF5はポジティブが不意に緩むことがあるので、それも疑った方が良いかもしれません。
より詳細をお聞かせいただければさらにコメントさせてもらいますね。
hiroさん、お返事ありがとうございます!
オームがブレブレなのは、オームメーターの異常でした。
今回上記内容でビルドした所、0.7オーム狙いできちんとでました!
味も良くなった気がします。
ありがとうございます。
お返事遅くなってすみません!
オームメーターのせいだったのですね、問題解消して良かったです!
また何かあれば気軽にコメント下さいね!
Hiroさん こんにちは
自分もVapeはじめて1年ちょっとの初心者ですが
思い切って買ってしまいました!
某有名ネットショップで購入し届いたその日にビルドしてみたのですが…抵抗値ブレブレで(>_<)
カンタル26Gの6ラップで0.8Ωだったり1.5Ωだったりで ポジピンが緩んでるのかと少し締めたら
アームメーターでもMODでも反応なくなる状態です
買ったショップにメールで問い合わせても10日経っても返事無し
もう泣き入りますよ(T ^ T)
コメントありがとうございます!!
聞いている内容ではアトマイザーに不備があるのか、MOD側の問題がないのかわかりませんが、ショップに電話するなど他の連絡手段を使ってみてはいかがでしょうか?
ドメイン拒否やその他の不具合で連絡が取れていない事も考えられます。
折角良いアトマイザーなので使えるようになると良いですね。
ありがとうございます
他のMODやオームメーター等使って色々試しましたがやはり結果は同じでした。
ショップの電話番号は記載されてないし
もう諦めるしかないようです。
初期不良というんですよね…こういうの初めてだったのでかなりショックですが仕方ないですね
また他で買い直します
ありがとうございました。
特定商取引法に基づく表記にも記載がなければ、法律に抵触している事も考えられます。
手間ですが消費者センターなどに相談するのも手かと思います。
不備があるないに関わらず、ショップと連絡が取れないのは如何なものかと…
どちらのショップでしょうか?私でわかるならそのショップに連絡してみますよ?