2018年も押し迫って残すところあと数日。
この記事は、個人的にこれが良かった!と思う製品をピックアップする形式でお届けします。
2018年にリリースされた製品に中から、この製品がすごかった!
つまりは、個人的に良かった製品であることは間違いありません。
とは言いつつ、筆者自身が2019年を総括して振り返りたいがために執筆している記事になり、あくまで「個人の趣味趣向」によるものですが、それでも読者の参考になれば幸いです。
そう言いつつ、2018年に感じたことをとりとめもなく書き綴る記事でもありますので、お時間ある方はお付き合いくださいませ。
2018年個人的なVAPEデバイスランキング
PODデバイス / JUSTFOG MINIFIT
今年はPODデバイスが盛んにリリースされましたね!ここまでのブームになるとは。
とはいえ、2018年初めてリリースされたジャンルではないのですが、その便利さとお手軽さ。
そして、ニコチンソルトなどの流行から需要が高まったジャンル。
そのPODデバイスの中ではJUSTFOG MINIFITが最も印象的です。
その他にもRenova ZEROやInnokin EQなどのミドルサイズデバイスはバッテリー容量などで優れた点が多いのですが、MINIFITは何と言ってもコンパクト!
個人的にはトップエアフローで漏れにくく、バッテリー容量も十分。程よい大きさが持ちやすいEasyVAPE TARLESSばかり使っているのですが、PODデバイスとしてはコンパクトさにフォーカスした製品を推したいと思います。
USBメモリーほどのボディーサイズなのに、他のデバイスと並ぶほどの味が楽しめるのが衝撃的でした。
2018年中期にリリースされたこともあって、サイクルの早いVAPE業界においては一昔前の製品だという印象がありますが、そのスペックは今リリースされているデバイスとなんら変わりません。
コンパクトさを重視するユーザーで未チェックな方は是非!
コンパクトスターター / aspire Nautilus AIO
https://vape-circuit.com/kit/aspire-nautilus-aio/
2018年にリリースされたデバイスとしてはNautilus AIOが最も印象的でした。
VAPEデバイスの流れとして、味の追求よりも「便利さの追求」が進んでいるように感じます。
それは味をないがしろにしているわけではなく、ある程度味が安定して、上が見えてきているからなのかもしれません。
便利さや汎用性、携帯性でいえばこのデバイスを差し置いて他のデバイスを語ることができないぐらいの性能、そして話題性のある製品でしょう。
しかし、正直なところ、2018年には革新的なスターターは少なかったように思います。
リリースされた年を考慮しなければ未だに人気の絶えない JUSTFOG FOG1が高評価。
ペンタイプのボディーに1500mAhのバッテリー、DLでもMTLでも美味しいコイルを搭載した死角のないスターターキットです。
味においてこれを超えるスターターキットは出現しなかったのが2018年最も残念な点でもあります
テクニカルMOD / Geekvape AEGIS MINI
https://vape-circuit.com/kit/geekvape-aegis-mini/
こればっかりは趣味ですから、それぞれに気に入ったものを選べば良いと思うんですが、2018年にこれは!と思ったのは、防塵防滴耐ショックMODがコンパクトサイズになったAEGIS MINIでしょう。
AEGISシリーズは他の機種全てGeekVape Aegis Legend ,GeekVape Aegisでかいんですよ。
持ち運ぶのに苦じゃないサイズがマストなので、このコンパクトさは嬉しい!
本当は18650シングルバッテリーサイズもラインナップすれば良いのですが。
他にはEleaf iStick Pico 21700なども良かったですね。初代Picoと比べれば最初はでかいな、と思ったんですが、21700が収納できてこのサイズなら悪くない。
むしろPico25の存在意義がなくなってしまうという結果に。そしてのちにでたPicoXもこれと比べると微妙な存在に。
さらにマスプロのテクスコも今年は話題作が多かったですね。
RigMod RSQ,Hotcig RSQ NS,VANDY VAPE Simple EX,Vandy Vape Pulse,Vandy Vape Pulse Xなど話題になったものだけ挙げても結構な数です。これはどれも優れた機種、値段も安いので気に入ったものを買っておいても良いと思います。
というかEleaf Pico Squeeze 2とかもうだいぶ前の製品に感じるのですが、2018年の製品なんですよね。
初速でグイーっと話題になって、その後忘れられたように長続きしなかった製品ってその傾向が… いやいや、大きささえ許せれば悪い製品ではないんですけどね。
2018年のVAPEデバイスについて思うこと
ここでは3つのデバイスをセレクトしました。とはいえ、ここに選ばれなかったデバイスの中にも優れたデバイスの多かった2018年、最早VAPEデバイスは黎明期を超えて全盛期に差し掛かっているのかもしれません。
まだまだ実験的なデバイスだと感じる製品もありますが、「これ、ダメでしょ!」とか「これはないな」と感じる製品はほぼなくなったように思えます。
しかし、VAPEデバイスは本当にサイクルが短いですよね。
2年以上も売れ続けているiStick Picoなんていうモンスター級の製品は例外として、話題になる製品でも、売れるのは発売直後だけで、その後は次々リリースされる新商品に押されて忘れ去られていく。
次々新商品をリリースしなくては売り上げが立たないのでしょう。
しかし、サイクルが早いがゆえに、じっくりと一つ一つの製品を見定める暇もないようにも思えます。
その中で感じたことをとりとめもなく書いてみました。
PODデバイスが大流行!
2018年のVAPEデバイス、特にPODデバイスが盛んでした。
様々なPODデバイスが多くのメーカーからリリースされ、バリエーションが増えたことは喜ばしく、競争原理から性能や味も向上したのも嬉しいこと。
しかし、ユーザーとしては選択肢が多すぎてどれを買って良いのかわからない。
そして、機種ごとにPODカートリッジという消耗品が全く違うため、互換性がなく、この先使えるのかわからないという不安も。
おそらくですが、しばらくはこの状態が続き、淘汰され、優れたものだけが残るのでしょうけど、他のデバイスを見れば分かる通り、どこかのメーカーの一人勝ちというようにはなってはいないため、完全に企画化されることはないでしょう。
そのため、この先も審美眼が求められる状態が続くと思いますので、その手助けに少しでもなれれば幸いです。
テクニカルMODにはブレイクスルーはありませんでした
また、テクニカルMODに関しては、2年前から性能が止まっています。
それはバッテリー性能にも依存する部分なので、バッテリー性能が著しく向上しなければ、これ以上の進化はないのかもしれません。
出力部分だけでなく、付加価値という部分でも、プリヒートやカーブモード、温度管理やTCRモードなど、日進月歩で新機能を盛り込んで行った2016年から止まったまま。
また、多機能化するにつれ、「使い方が複雑すぎる」と感じたユーザーのために、シンプルにワッテージモードだけを搭載する「原点回帰」的な流れもなくはありません。
だから2年以上前にリリースされたiSitck Picoのような製品がいまだに現役で売れ続けているのが現状です。
性能の向上や新機能に関しては止まっても良いと思います。実際筆者もワッテージモードを多用していますし、そうであるユーザーが大半だと思います。
ただ、安全性という部分でも足踏みが続くのは残念です。
未だに「バッテリー温度のモニタリング機能がない」という事実。
抵抗値などの計算により、安全性をユーザーが担保するのではなく、メーカーさんもバッテリーの実温度を常にモニタリングして、安全性を確保することにも着手してほしいですね。
一部メーカーは充電時のバッテリー温度をモニタリングしていますが、それでは不十分。
使用中も常に温度を把握して、安全性を確保するのが好ましいのではないでしょうか。
アトマイザーは付加価値の時代に
アトマイザーの進化は続き、様々なバリエーション、使用用途も細分化され、ルックスも様々。
メーカー各社のクオリティーも常に向上しており、より良い製品が安価に入手できるようになりました。
以前はハイエンドと呼ばれる高額製品との間に、超えられない壁のようなものを感じましたが、こと味でいえばマスプロとハイエンドの間に全く境目はありません。
ハイエンドは少量生産でデザインや仕上がりにこだわりのある高級品に今後どんどんシフトしていくでしょう。
また、マスプロはハイエンドが生み出した革新的な構造を一部模倣することで進化してきました。
そうして今では奇をてらった商品以外は、どの製品もビルドも簡単で、ユーザーが考えなくても美味しくビルドできるものばかり。初心者でも安心してビルドに挑戦できるようになったように感じます。
そして、味だけでなく、その上で「漏れない」などの付加価値を提供するまでに。
この流れは今後も続き、次々に製品がリリースされるのでしょうか。
リキッドやアトマイザーランキングについては別記事にて!
この記事の他にも2つランキング形式の記事を執筆していますので、そちらも合わせてどうぞ。
2018年今年もおつきあいいただきありがとうございました
今年もVAPE Circuitにお付き合いいただきまことにありがとうございました。
それも製品を提供いただける提供元さん、そして支えてくれる読者の皆様のおかげと感謝しております。
ブログを初めて2年半余り、幾たびもここまで続くとは思いませんでした。
最初は本当に右も左もわからず、ただ自分が楽しいから、というモチベーションだけで続けてきたこのブログ、記事数は1100を超え、少しは役に立つ情報が発信できているのではと自負しております。
これからもマイペースに更新を続けていくつもりですので、お付き合いいただける方はよろしくお願いいたします。
それでは2019年も読者の皆様にとって良い年でありますように。
また2019年もよろしくお願いいたします。
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