evolvのDNA基板といえばハイエンドMODに搭載されている基板です。
自分がVAPEをはじめた時には既にDNA40基板が出ており、Vapor SharkのSNA40が始めたばかりの自分にはかなり高額なお値段で売っていて、「これで吸ったら美味いんだろうなぁ」なんて憧れていたのを覚えています。
アメリカのEvolv社が出しているDNA。最近はマスプロ製品にも搭載されるようになってきましたがそれでも高嶺の花で、中華オーセン基板製品に比べればいいお値段がします。
そんな中でもコストパフォーマンスを重視しながらも、そつない作りと筐体のコンパクトさを売りにしたVT75 NANO Box Modが登場しました!
今回の商品はGearBestさんか提供してもらいました!
Thank you!!! GearBest!!!
早速レビューしてみましょう〜!!
VT75 NANOのパッケージ、開封
はい、パッケージですよ〜!!
かっこいい写真とロゴのパッケージです。
スリーブ式で中に箱が入っています。
偽造防止ステッカーもついてます。
付属品は
・VT75 NANOテクニカルBOX MOD本体
・USBケーブル
・ワランティーカード
・説明書(英語)
以上です。必要最低限のパッケージ内容ですね。
VT75 NANOの詳細
はい、早速本体の詳細を見ていきましょう〜!!
本体は亜鉛合金製、ダイキャストですかね、全体的に肌に鋳物の巣が見えます。
ただし、仕上げは上等で、ロゴので残などもかなり丁寧にはいっていて安っぽさは微塵もありません。
ボタン類も削りだしボタンっぽい感じで質感は良いですね〜。
メインボディの色は塗装でしょう。きれいなメタリック塗装で上々の質感です。
デザインに関しては上品方向というより、カジュアルですね。
最初はカラーが赤黒なのでシルバーのアトマイザーと合わないかな?と思っていましたが、搭載させてみるとそんなこともなく違和感なく使えたので、カラーリングの問題はなくなりました。
さて、スペックです。
VT75 Nanoのスペック
サイズ | H 82×W39×D24mm |
ワット数範囲 | 1 – 75W |
温度範囲 | 200 – 600F/ 100 – 300℃ |
モード | VW /温度-Ti系/温度-Ni系/温度-SS |
スレッド | 510 スプリング式 |
充電ポート | USB |
バッテリー | 18650バッテリー(別売) |
素材 | 亜鉛合金製 |
カラー | Black,Red,Yellow,SliverGray |
スペックはDNA75基板のMODなので基板の性能です。
モードで選択できる温度管理ワイヤーは初期状態ではチタン/ニッケル/ステンレスのみですが、パソコンとこのMODを接続し、専用ソフトEScribeを使用して様々な温度管理ワイヤーを使えるよう設定することが出来ます。
DNA75はパソコンで設定して「遊べる」基板なのでその辺も楽しんじゃう方向のほうが楽しめると思います!!
さて、写真を詳しく見ていきましょう。
本体前面にはボタン類と液晶画面、USBポートが集約されています。
ボタンは上がパフボタン、下が+,-のサブボタンです。サブボタンは一体化したボタンで、DNA基板の設定時、+,-同時押しが必要になるシチュエーションが結構あるのですが、中央部分を押せば同時押しが出来てこの仕様は非常に便利です。
本体上部には510スレッドが設けられています。
スレッドも周りのカップはステンレスヘアライン仕上げで上質なイメージです。
コンタクトはスプリング式ですが、いつも確認のために押してみるのですが、ピンと周りの皿みたいなものが一緒に動きます。
リキッドが液漏れした時の対策でしょうか。
手持ちのアトマイザーでスレッド部分が長いiai RDAがどのスプリング式MODでも若干MODとアトマの間に隙間がてきていたのですが、このスプリング式の部分で吸収できる調整幅が大きいのか隙間が空くことなく搭載できました。
うん、コレはすごく良い。
さて、本体下部です。
本体下部にはバッテリー収納部があります。
バッテリーを入れる際にはこうやって蓋の金具を引き出して
つまんでクルクルまわして蓋を着脱します。
よく、切れ込みが入っていて、コインなどを使って開けてね、っていう蓋が用いられているのですが、この蓋は道具がなくても開閉できる仕様になっているので非常に便利ですね。
VT75 NANOを使ってみる
さて、早速使ってみましょう!
使う際には本機とは別に18650バッテリーを用意する必要があります。
用意したバッテリーを蓋を外して入れます。ちなみに入れるほうが+なので間違えないようにしましょう。
バッテリーは専用チャージャーで充電するのを推奨しますが、
バッテリーを入れた状態でUSBから電源供給すれば、バッテリーを充電することも出来ます。
なお、充電中はパフボタン横のLEDが赤に点滅します。充電完了するとLEDの色が緑に点灯。
さて、液晶表示ですが
基本的にDNAの画面ですね。使い方などは汎用機版のため割愛します。
詳細はevolvのサイトを参照。 Evolv ユーザーマニュアル
なお、パフしている時もこのLEDは点灯します。
水色から紫に変化しながらLEDが点灯します。この辺の設定の変更もPCと繋いでEScribeでいじれるので遊んでみるといいと思います〜!!
アトマイザーをつけてない状態で、スローシャッターで写真を撮っているので表示がバグっていますが気にしないでください(汗)
VT75 NANOにアトマイザーを搭載する
カラーリング的にボディがブラックカラーしか無いMODの為、シルバーカラーが多いアトマイザーとのマッチングが気になるポイントですよね。
数種類アトマイザーを搭載して写真を撮影してみました。
アトマイザー:Nectar Micro-Steel
アトマイザー:SERPENT MINI RTA
アトマイザー:Snap Dragon RDA V1.5
アトマイザー:PICO RTA
バッチリマッチングします、とは言えませんが、パフボタンやサブボタンがシルバーカラーなのでそこまで違和感なくマッチングしていると個人的に思います。
VT75 NANOのまとめ
筐体の作りは写真の通りとても良いです。亜鉛ダイキャスト製なのでそこそこ重量感は感じますが、重すぎず、剛性感もあり、良いと思います。
性能面では定評のあるDNA75基板搭載なので言うことなしだと思います。
分解していませんのでワイヤリングなどはわかりませんが、変な挙動も使っている限りありませんでした。
好みが分かれるとしたらデザインですね。カジュアルなデザイン。
高性能基板であるDNAを普段使いするのにもってこいのMOD。
これを特にオススメするのは
・DNA基板で遊んでみたいDNA初心者
・普段ハイエンドMODを使用していて、DNA系の操作に慣れている人で、普段使いのMODが欲しい。
DNA75基板を搭載しながらコンパクトであり、ラフに使えるカジュアルデザインでオススメのMODでした!!
普段使いに1台欲しいですね!
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