AUGVAPE(オーグベイプ)のVAPEテクニカルMOD、VX217のレビューです。
シンプルなモード(VW・VV・Bypass)で駆動するデュアルバッテリーMOD
21700バッテリーに対応し、18650も搭載可能
スピンボタンが操作しやすい!
詳細をレビューしていきます。
商品提供:AUGVAPE
Augvape VX217とは?
オーグベイプのテクニカルMOD、VX217です。
ビッグサイズの高出力デュアルバッテリーモデル!
一般的な18650よりもさらに大容量・出力に余裕のある21700バッテリーを2本収納することが可能なのに、高さを抑えたショートタイプのボディーを実現しました。
Augvape VX217の特徴
- 21700デュアルバッテリーMOD 最大出力217W
- シンプルに使える3モード(VW・VV・BYPASS)
まずは、VX217の詳細を見ていきましょう。
21700デュアルバッテリーMOD 最大出力217W
爆煙にマストなデュアルバッテリーモデル、高出力はもちろん2本のバッテリーで大容量。
しかもVX217は、バッテリーサイズを考えれば驚くほど短いボディーサイズを実現。
21700はその名前の通り、全長70mmほどな訳ですが、プラス1cmというギリギリのサイズ感です。
デュアルバッテリーモデルなので、実際のサイズが大きいのは仕方がないことですが、手に持った時に驚くほどコンパクトに感じます。
シンプルに使える3モード(VW・VV・BYPASS)
温度管理やカーブモードなど複雑な機能は一切省略(非搭載)です。
シンプルに使える3つのモード(VW・VV・BYPASS)で駆動します。
カラーバリエーション
カラーは3色、基本的にアトマイザーとセットでのみ販売されます。
スペック
サイズ | H 80×W49×D42mm |
重量 | 192.3g |
出力範囲 | 5 – 217W(0.5 – 12V) |
抵抗値 | 0.05-3.0ohm |
スレッド | 510 (スプリングコンタクト) |
充電ポート | USB-C(5V 1.2A) |
バッテリー | 21700デュアル(20700・18650対応) |
保護機能 |
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付属品
内容品一覧
- Augvape VX217 テクニカルMOD本体
- 充電用USB-Cケーブル
- ユーザーマニュアル・ワランティーカード(英語)
VX217の詳細
スタンダードなデザイン、バッテリーを2本収納しながら、基板位置を考えればこの形状しかないというほど、今では当たり前に用いられるようになったフォルム。
オリジナルはアメリカデザイン・中国生産の有名ブランドですが、今では定番です。
飾り気はありません。この手のハイパワーモデルにありがちなフラッシュライトなどもなし。質実剛健さが漂う、実用性とコスト重視のボディーデザイン。
残念なのはペイントボディー部分に傷が多数あったこと。質感は悪くありませんが…
使っていれば着いてしまう傷でも、最初から入っているとテンションダウンです。
510スレッド
25mmサイズのアトマイザーをオーバーハング(はみ出し)なしでマウント可能なアトマイザー搭載部分、中央からオフセットしたデザインで吸い心地を追求。
コンタクトピンはもちろんスプリング仕様のオートアジャストです。
ボタン・液晶パネル
VX217の操作系統は若干変わっています。
- パフボタン 電源操作・モード呼び出し
- スピンボタン 出力変更・カーソル移動
サブボタンの代わりに、回転式のスピンボタンを備えています。
パフボタンは大きく押しやすいデザイン。本体を思いっきり振っても音がなることはなく、安っぽさはなし。クリック音も適切で、押しごこちも悪くありません。
スピンボタンはクリル回って操作が可能。クリック感があるタイプです。
くるくると捜査官がすごく良い!ですが残念な点も。
中央はプッシュできるが、決定ボタンではない(決定はパフボタン)のが若干不便。
何故プッシュできるのに操作できないのだ?とストレスを感じてしまいます。
1.3インチのカラーディスプレイを搭載(240x240pix)
カラーテーマはユーザーが自由にメニュー内より設定できます。
照度調整もできますが、100%にしても暗めです。
シンプルな駆動モード(VW・VV・Bypass)です。
- Variable Wattage ワッテージモード(Normal・Soft・High)
- Variable Voltage ボルテージモード
- Bypass バッテリー電圧直接出力モード(擬似メカニカル)
Augvapeにしては珍しく、多彩な設定メニューがあるのもVX217の特徴です。
充電用端子
本体には収納したバッテリー充電用として、USB-Cを備えています。
ただし、充電電流は1.2Aとデュアルバッテリーモデルにしては物足りないスペック。
充電がかなり遅いので、実用性が低いと言わざるを得ません。
バッテリー収納部
バッテリーベントホールを備えたバッテリーカバー。
フリップ式の利便性と本体のスモール化を考えたスペック。
中には18650アダプターが収納されています。
アトマイザーのマッチング・使用例
VX217の使い方
AUgvapeのテクニカルMODは、シンプルな機能なものが多く、VX217も同じです。
しかし、今までの機種よりもセッティングが細かくできるように進化しています。
- 電源ON/OFF パフボタン5クリック
- メニュー表示 電源ON時にモードボタン3クリック
- Variable Wattage ワッテージ(VW)モード
- Variable Voltage ボルテージ(VV)モード
- Bypass バイパスモード
- Spin Button Lock スピンボタンをロックする
- Setting セッティングモード
- Auto Mode(ON・OFF)
- Cutoff Time(3s – 10s)
- Stanby(5s・10s・20s・30s・60s・Always)
- LCD COLOR SETTING
- Tempreture Unit(摂氏・華氏)
- Language(英語・中国語)
- Factory Defaulf
- Information?情報
- Statistics 統計情報(パフ回数・平均値など)
- Version バージョン情報(チップ・デバイス・ハード・ソフト・シリアルナンバー)
- Firmware Update ファームウエアアップデート
感想とまとめ
質実剛健!コスト重視の実用モデル!
良く言えば「実用的」悪く言えば「安っぽい」
使い勝手は『普通』なのですが、塗装部分に傷がガッツリ入っていたり、液晶部分に保護フィルムが貼られていなくて細かい傷が多数入っていたり、もう少し丁寧に扱ってほしいと感じる部分が多々あります。
性能に関しては、「必要最低限」爆煙ユースであれば、ほぼ困らないシンプルな3モード駆動、高等機能を必要としなければ十分です。
ツボは押さえているけど、細部まではこだわり綺麗ない印象ですが、逆にVX217だからこそ使いやすい部分(スピンボタンなど)もあって、まさにAUGVAPEらしい製品だな、と。
ロットを見ると数千番なので、大量に作られているんでしょうけど、日本ではイマイチ人気がないブランドですよね。日本のショップではほぼ取り扱いなし。
悪い機種じゃないのですが、特別秀でた点がないのも難しい…
安いからコレでいいや!的な製品であることは否めません。コスパは良いです!!
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