Yosta(ヨースタ)のデュアルバッテリーMOD、Livepor 160W Box Modのレビューです。
正直初めて知ったメーカーですが、多数VAPE製品をリリースしているメーカー、そして本機ですが、最初操作方法がわからずにただ軽いだけのMODなのかな、と思いきや、意外に多機能なMODになっています。
もー、勝手にレビュー品送ってくれるシステムはやめてくださいね?いや、うれしいんですよ。嬉しいけど、外にも中にもショップ名入っていないし、レビュー品被ってる場合もあるんですからね??
と、読者には関係のない連絡事項を通じるはずもない日本語で書いた所で、詳細を見ていきましょう!!
Livepor 160W Box Modのパッケージ、開封
パッケージデザインはこの通り。
開封します。
付属品は
- Livepor 160W Box Mod本体
- microUSBケーブル
- マニュアル、ワランティーカード
Livepor 160W Box Modの詳細
Livepor、読み方はライブポアでしょうか?本機は18650デュアルバッテリーのテクニカルMODです。最近デュアルMODをレビューすることが多く、アトマイザー、クリアロマイザーの低抵抗化、爆煙化に従って需要も増えてきているのかな、という印象です。
Livepor 160W Box Modのスペック
サイズ | H 93.5×W53.5×D25mm |
ワット数範囲 | 1 – 160W |
許容抵抗値範囲 | ?0.06-3.0ohm |
温度範囲 | 200 – 600F/ 100 – 300℃ |
最大出力電流 | 20A |
モード | VW /温度-Ti系/温度-Ni系/温度-SS/Mecanical mode |
スレッド | 510 |
充電ポート | USB |
バッテリー | 18650デュアルバッテリー |
カラー | White/Black/Red/Blue |
YOSTA公式サイトより
スペック的には特別な部分は感じません。温度管理も搭載されていて今時のMODに搭載されている機能は網羅しているように思えます。
外見はマットなコーティング?ラバーコーティングっぽい肌触りです。
そして、持ってみると驚きます!軽い!
めっちゃくちゃ軽い。モックなのかと思うほど軽い。これは重量を量らなくてはダメでしょう!
なんと脅威の69g!シングル18650MODよりも軽いのではないだろうか。
軽いなりのチープさは感じますが、質感はそれなりで、そこまで悪くない印象です。
それでは細部を見ていきましょう。
上部にはアトマイザー取付部。
コンタクトはスプリングコンタクトです。アトマイザー取付部が金属でないのが残念。
つるつるしたプラスチック系の素材で、熱に弱そうなのと、使っていくと傷だらけになりそうです。(実際なりました 後日談)
そして底部
ベントホールが設けられています。
前面も見ていきます。
左から、パフボタン/液晶画面/サブボタン/USB端子です。
背面です。
なんかいますね。ご丁寧に中抜されていて、周囲のホールもベントホール兼用になっているデザインです。
あーもうこのロゴ。知り合いのブロガーさんのアイコンにしか見えません。このロゴを押してこなくてもいいのに!と個人的には思ってしまいます。(超失礼)
はい、それではバッテリーカバーを外してみます。
マグネットでついているカバーは程よい力で取り外し可能で、中にはちゃんとバッテリーの向きの表示もあります。
バッテリー入れてみます。
このように収納します。収納のしやすさも取り外しのしやすさも上々です。
ただ、内部も見える所はだいたいプラスチックパーツでチープさが漂ってきます。これは軽さとトレードオフなので仕方ない部分ですが、落としたときなどに破損しそうで怖いですね。
ここでいつもの注意点!
バッテリーは同じロットの同銘柄の新品バッテリーを用いましょう!
別銘柄、別スペックのバッテリーは論外で、それでなくとも片方が中古で、劣化が進んでいてもよくありません!安全のために必ず守って使用しましょう!!
そしてバッテリー入れた状態で計測。なんと、160g!!
シングルMODでバッテリー入れない状態でもこれより重いものはあるのに。
軽すぎて心配になる重量です。
そしてMOD本体でのバッテリーの充電にも対応しています。
電源に接続したケーブルを本体端子に接続すると、写真の通り充電が開始されます。2つのバッテリーの電圧が別々に表示されるようになっています。
一応22mmアトマイザーを取り付けてみました。25mm幅なので、これ以下のアトマイザーならはみ出さずに使えます。
Livepor 160W Box Modの操作方法
MOD電源のon/off
電源のon/offは
→パフボタンを5クリックして操作します。
モード変更(WATT / TEMP NI / TEMP TI / TEMP SS / MECH / ATTY LOCK)
モード変更は、MODの電源がonの状態で
→パフボタン3クリックでメニューを呼び出します。
→サブボタンを操作して、設定したいモードを呼び出します。
→パフボタンで決定します。
WATTモードについて
WATTモードはVWモードで、ワッテージを変更可能です。変更するには
→サブボタンを操作してワッテージの値を変更します。
ワッテージは1-160Wまで設定可能です。
PTC(プレヒート、カーブモード)について
本機にはプレヒートモード、カーブモードが搭載されています。
これは、WATTモードでのみ有効な機能です。
この機能をonにするには、モードをWATTモードに設定した上で、
→パフボタンを2クリック
これでメニューを呼び出します。次にサブボタンを操作して、
上記の画面を遷移します。
設定可能なのは、M1,M2M3,M4の4設定で、M1-M3までの3つはプレヒートモードです。
プレヒートは、パフした時に最初だけコイルに熱を入れたい場合に有効で、設定項目としては○○秒まで指定ワット数に対して+,-○○Wかける設定をすることが出来ます。
カーブモードはより細かい設定が出来て、0.5秒ごとに増減ワッテージを指定することが出来ます。
温度管理モードについて
温度管理モードは
・NI(ニッケル)
・TI(チタン)
・ステンレス(ステンレス)
のモードがプリセットされています。
また、温度管理モードでのワッテージ変更も可能です。変更するには
→各温度管理モード時にパフボタン2クリックします。
→Wの表示が点滅します。
→サブボタンを操作してワッテージを調整します。
→パフボタンで決定します。
なお、各モードのTCR値は変更することが出来ます。デフォルトの値は以下の通り。
上記のTCR値を呼び出すには
→各温度管理モード時に、パフボタンとサブボタン(プラス)を同時押しします。
→同時押しすると上記画面が表示されるので、サブボタン(+,-)を操作して、TCR値を変更します。
→設定を反映させるには、パフボタンとサブボタン(プラス)を同時押しします。
MECHモード(Byass)について
多くのテクニカルMODに採用されているByassモードと同様の疑似メカニカルMODモードです。バッテリーのボルテージをそのまま出力します。
サブボタンのロック
サブボタンの操作を無効にするには、電源onの状態で
→サブボタン2つ(+,-)を同時押しで設定可能です。
解除も同様の操作です。
画面表示の変更について
ステルスモード(画面表示をoff)にするには
→パフボタンとサブボタン(マイナス)を同時押しで設定可能です。
解除も同様の操作をします。
表示画面を反転させるには
→パフボタンとサブボタン(マイナス)を同時押しで[STEALTH]メニューを呼び出します。
→次にサブボタンを操作して上記写真の画面を表示させます。
→パフボタンをクリックして画面表示を反転させます。
主な操作方法は以上になります。
Livepor 160W Box Modのまとめ
さて、最初はただ軽いだけのMODでしょ?と決めつけていたんですが、意外や意外。プレヒートやカーブモードなども搭載されている多機能MODでした。
良い所は、プレヒート・カーブモードの設定方法!多くの機能搭載MODの設定方法は、指定ワッテージとは相互性のない値を入力する方法ですが、本機は指定ワッテージから増減させる方法を取っています。
これは、指定ワッテージを変更した際に、いちいち設定変更すること無く使える非常によい設定方法だと思います。常々僕がこういう設定だったらな、と言っていた設定方法です。
そして、一通りの機能を網羅しており、何ら問題なく使えるMODです。
ただし、TCR値の取扱がイマイチです。TIが55(通常360)、SSが9(80-100程度)、Niが69(通常600)という値なので、恐らく下一桁カットした設定なのでしょう。しかし、値にかなりずれがあるので何とも言えませんが、大まかにしか効かないよ、という印象を受けてしまいます。一応温度管理も軽くつかてみましたが、そこそこ聞いているような印象は受けました。
そして、最大のマイナスポイントは。。。
これ!evolv DNAチップの表示パクったでしょ!!
これはいけません。多少の違いはあるのかもですが、これを見ているとDNA使っている気分になって、DNAの操作をしてしまうんです。使ってみて悪くないMODだと思っているのにこう云う所は頂けません。
というわけで、最大のウリは軽量だという事。
機能は網羅されているので、兎に角軽いデュアルバッテリーMODが良い!という人はチェックしてみては如何でしょうか?
また長くなっちゃいましたね。必要最低限の情報だけ掲載しているつもりですがどうしても長くなっちゃいます。最後まで読んでくれた人どうもありがとうございます!
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