VOOPOO(ブープー)、PnP-RBA「ピーエヌピー・アールビーエー」のレビューです。
自分好みの味に近づけられるPnPコイル専用RBAユニット!
リビルドするメリットは、味わいだけでなくコストパフォーマンスにも優れています。
詳細をレビューしていきます。
商品提供:ベプログshop
VOOPOO PnP-RBAとは?
PnP-RBA「ピーエヌピー・アールビーエー」です。
VOOPOOのPnPコイル採用デバイス専用のRBAユニットです。
このコイルリビルド対応コイルは、人気のVOOPOO VINCHIシリーズ・NAVI・PnP22 AIOなど、幅広いデバイスに採用されているコイルに対応したRBAコイルです。
2クランプのシングルコイル専用デッキ。
人気のデバイスを、まるでRBAアトマイザーのように使えるコイルです。
プリメイドコイルだけでなくRBAがあるのもデバイスを選ぶ上では非常に重要です。
反面、カートリッジ式コイルを変えるだけで済む「プリメイドコイル交換式」と比べると、手間がかかって面倒とも言えます。
しかし、趣味でVAPEを楽しむユーザーにとってはなくてはならないものでもあるのです。
それでは、付属品や詳細などを見ていきましょう。
パッケージ・内容品
内容品一覧
- VOOPOO PnP-RBA 本体
- 予備パーツ(デッキネジ・Oリング)
- ツール(コイルジグ・マイナスドライバー)
- コイル
- コットン
VOOPOO PnP-RBAの詳細
VOOPOO PnPコイル採用デバイス専用のRBAユニットなので、見た目はプリメイドPnPコイル同様ですが、一目でわかりやすい金メッキ仕様になっています。
サイズは当たり前ですが、もちろんプリメイドコイルと全く同じ。
PnPコイル対応デバイスに、プリメイドコイルと同じく装着することができます。
PnP-RBAコイルは、2ピース構造。ボトムのデッキパーツと、トップのスリーブがスレッドでドッキングする構造です。
ボトム部分は分解できない構造、510スレッドに対応していません。
そのため、テクニカルMODに乗せて、抵抗値測定やドライバーンはできません。
プリメイドコイルと同じような作りで、大きく開いたボトム部分のエアホール。
PnP-RBAコイル自体にはドロー調整機能は備わっていません。
vinchiのようなドロー調整機構を持たないデバイスだと、ドローが軽くMTLは難しいです。
ポストレスデザインの2クランプ、シングルコイル専用デッキです。
中央にはかなり多くなエアホール。
PnP-RBAは『MTL~DL』向けのスペックとなっていますが、デッキを見る限りではMTL向けとは思えない作りですね。
エアホールサイズ:2.6 × 3.1mm
ポジティブ側はインシュレーターで絶縁されています。
エアホールとジュースチャンネルは、薄い壁を隔ててとなりあった作りなので、ウィッキングをエアホールにかけないように注意しないと、簡単に漏れそうです。
コイル固定部はマイナスドライバー仕様のイモネジ 、デッキサイドからアクセスします。
VOOPOO PnP-RBAのビルド
それでは、ビルドしていきます。
デッキ直径が8.5mmしかないため、コイルサイズに制限があります。
付属のコイルジグは2.0mmとかなり小径、その割にワイヤーは太め(おそらく24ゲージほど)と若干アンバランスです。
2.5mm軸でギリギリ、3.0mmだとかなり厳しいサイズ感です。
しかも、単線ワイヤーでそのサイズ感ですから、クラプトンコイルなどのゴツめのワイヤーはかなり厳しい印象です。
ポストレスデッキですので、予めコイルレッグの長さをカットしておく必要があります。
愛用しているのはこちら。
一つ持っていると、どのポストレスデッキのユニットにも対応するので便利です。
ジグを通したままコイルを固定します。
ちなみに余談ですが、プリセットされているイモネジ が一つ不良品でした。
どこまでも空回りしてしまうので、予備パーツに変えると問題なく使えました。
510スレッド対応ではないのですが、PnP-RBAを使うデバイスを用意すればドライバーンや抵抗値測定はできます。
ただし、ピンセットでつついたりはできないので、マイクロコイル向きではありません。
また、あまりコイルに熱を入れすぎると、PODの樹脂が溶ける可能性もありますのでほどほどにした方が良いと思います。
最後にコイルにコットンを通して、ウィッキングを完成させます。
デッキサイズが小さいんので、ビルドは若干大変です。
コイルの固定はそれほどではないのですが、ウィッキングが大変ですね。
特に、コットンレッグをジュースチャンネルに詰めるのがかなり面倒です。
コイル固定部と、ジュースチャンネルの向きもあまり良くないです。
コイルとジュースチャンネル、距離的な余裕がないので、強引に詰め込むような形になってしまいます。
感想とまとめ
コスパ重視のDL特化型リビルド対応コイルユニット!
個人的には「制約が多すぎるコイルだな」というのが率直な感想です。
MTLにも対応しているとは言っているものの、高抵抗を活かせるデッキエアフローホールのサイズではないので、基本的にはDL向け低抵抗コイル向きです。
最低でも10mm以上のデッキサイズは欲しいな、と。
それなのに、デッキサイズに余裕がないので、ゴツめのクラプトンコイルどころか、内径太めのコイルすら組めません。
正直このコイルサイズだと、プリメイドのメッシュコイルの方が美味しいという結果になってしまいました。というか、下手なビルドだとメッシュコイルの方が美味しいですよね。
デッキエアフローサイズを絞って、MTLに特化させればよかったのに…
ただ、この小さなサイズのRBAユニットを、メーカーが公式にリリースしてくれただけでもありがたいですよね。我こそはこのデッキを最大限使いこなせるというユーザーさんは、是非ともチャレンジしてみてください。
コメント