【レビュー】taifun GSL 独自構造の伝説的アトマイザー

taifun GSL レビュー

SmokerStore(スモーカーズストア)のVAPEアトマイザー、taifun GSL「タイフン ジーエスエル」のレビューです。

かなり前(2016年頃)にリリースされたアトマイザーで、現在では入手困難。探している人も多い名作で、ネットオークションサイトなどでも高額取引されているモデルです。

遅ればせながら詳細をレビューしていきます。

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taifun GSLの詳細

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SmokerStore(スモーカーズストア)のVAPEアトマイザー、taifun GSL「タイフン ジーエスエル」のレビューです。

世界的に有名なスモーカーズストアのオリジナルアトマイザー、taifun「タイフン」シリーズ。

VAPE黎明期から続くハイエンド有名アトマイザーで、今までに複数のバリエーションをリリースしている大人気シリーズです。

そのtaifunシリーズの中で「異例」だと言われているのがGSL。何故他のtaifunシリーズと違うどころか、従来のRTAと違うのかといえば、そのユニークな機構に答えがあります。

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デッキの上のタンクから重力によって樹脂製チューブを通じてリキッドが供給される方式は今までのRTAとは全く異なる構造です。

これが故にビルドのもコツが必要で、扱いづらく、GSLがリリースされた当時は「ダダ漏れする扱いにくいRTA」というイメージが先行してしまい、筆者も敬遠していました。

ただ、その独自性から従来のRTAにはない魅力に魅了されたユーザーによって、現在ではビルド方法も確立されています。

当時でも革新的な構造でしたが、この構造に続くアトマイザーは発売から2年以上経った現時点でもあまり発売されていません。それだけの独自性を持ったアトマイザーがtaifun GSLです。

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さらにエアフローも特徴的です。

デッキを確認すると、ボトムエアフローホールが中央に設置されたスタンダードな構成に見えますが、よく見てみるとこれに加えてサイドエアフローホールも設けられているデュアルエアフロー構造であることがわかります。

この組み合わせによって、独自性をさらに強めています。

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このtaifun GSL、パーツ点数が相当多いので組み立ても洗浄も大変です。扱いは面倒です。

ただ、その煩雑ささえ吹き飛んでしまう。それだけの価値と魅了がある製品ですので、気になっている方はレビューを参考にしていただければと思います。

パッケージ・内容品

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内容品一覧

  • taifun GSL アトマイザー本体
  • 予備パーツ(Oリング)
  • インフォメーションカード

外観・デザイン

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ドイツでデザインされたtaifunGSL。無骨さを上品さを兼ね備えたデザイン。さらにクオリティーの高さは写真からも伝わるのではないでしょうか。細かいローレット加工は単純にデザイン性だけでなく、回転部に使われた実用性を兼ね備えたもの。

23mm径のボリューム。上部までズドンと同じ直径なので発売当時はかなり大きく見えたものですが、今となってはもっと大きなサイズが一般的になっているのでそこまでの大きさは感じません。

分解

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構造ごとに分けてみると2つの部位(ドリップチップ / タンク / デッキ)に分けることができます。

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全パーツを分解するとこの通りです。パーツ点数がかなり多いことがわかります。(デッキはさらに細かく分解可能)分解するだけでも手間ですし、洗浄は面倒です。

ドリップチップ

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中央がくびれたタイプの専用品。Taifunのロゴ入り。内径は若干太め。

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510サイズなので、汎用品に交換して使うこともできます。

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ドリップチップまで完成度の高い仕上がり。細部のパーツにまでハイクオリティーが保たれています。

タンク

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タンクの構成パーツもかなり多いです。エアフロー部分までタンクとして考えると、大きなパーツで5パーツ構成(細かいショートパーツ除く)

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デッキには2本の樹脂チューブを使って、重力でリキッドが落ちる機構です。この機構がTaifun GSLの独自性。発売されてから2年以上、このような構造のタンクは現時点でもあまりありません。

タンクはボトムフィルです。リキッドチャージ時はタンクを外してリキッドを注ぎます。

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スタンダードなRTAの構造とあまりにかけ離れているので、実際に手にしてみないとその構造が理解できないかもしれません。筆者も手に入れるまで完全に理解はできていませんでした。

ボトムエアフロー

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デュアルエアフロー使用。ボトムエアフローと、サイドエアフローのコントロールリングが別々に。

どちらも全閉が可能なので、どちらか一方のエアフローでの運用も可能。サイドエアフローホールは2箇所。180度の対角線状ではなく、若干ずれた位置に配置されているので、片側だけ開くこともできます。

デッキ

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デッキは2ポール2スレッドのスタンダードなシングルコイル専用デッキ。左右には深いジュースウェル(コットンレッグを設置する場所)

ボトムエアフローホールは、煙突のように突き出ていて、リキッド月対漏れしにくいようになっています。

ポジティブピン

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ポジティブピンはテンションがかかるようにスプリングが用いされていて、緩めても外れないようになっています。完全に閉めてしまうと、ネガティブ側の方が出っ張ってしまうので、外れない程度に調整して使うことが前提となっています。

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筆者の入手した個体は、インシュレーターの精度の問題なのか、セカンドハンド品(中古)出会った為かわかりませんが、デッキからリキッドが伝ってきてしまうことが多々ありました。ただし、MODのコンタクト部分に付着することはなく、510スレッドまで浸透するのみだったので、実用上問題はありませんでした。

ビルド

taifun GSLで難しいとされているのが、ビルド。きちんとポイントを押さえてビルドしないと「リキッドがダダ漏れしてしまうアトマイザー」ですので、コツが必要です。

ビルドの参考としてこちらの記事を参考にしました。詳細はそちらの方がしっかりと解説されているので、確認してからビルドの望んで見るのが良いと思います。

参考記事:Taifun GSL コットンワーク攻略[steepbase]

なぜ漏れてしまうのか?漏れないようにするにはが詳しく解説されています。

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taifun GSLはデュアルエアフローで、以外にも結構軽めのドローにもできる為、単線の他にもクラプトンでも楽しむことができるアトマイザーですが、今回はスタンダードなカンタルでビルドしています。

ただ、ポスト間があまり広くないので、3.5mmを超える巻き系だと接触してしまいますので、太すぎるワイヤーにも対応しません。(コイル位置を上げれば可能ですが、上部の空間にも限りがあるので注意)

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コイルビルドにコツは要りませんが、コツがいるのはウィッキングです。

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参考記事の通りにコイルに通したウィックとは別に、そのウィックの下をカサ増しするウィックを用意します。

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しっかりと下部を固定して、コットンが痩せてスカスカにならないように注意してやります。

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ウィッキングできたら、サイドエアフローパーツを装備します。このパーツはOリング式なのではめるだけ。自分の都合の良い位置にセットできるので、コイルとの相互関係を確認しながらパーツをセットします。

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さらに上部パーツをセットします。このパーツには樹脂チューブをセットするホールが空いているので、ホールがウィックの真上にくるようにセットします。

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通常であればこのホールに樹脂チューブをセットするのですが、何度か試しましたが供給不足になってしまうことが多々あります。特にVG比率が高めのリキッドだとうまく伝って落ちてくれません。

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その為、樹脂チューブの代わりにステンレスメッシュシートを同じようにチューブ状に丸めて代替品とします。この方法は海外のフォーラムなどでも確立された方法で、定評があります。

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チューブの長さと同じぐらいにウィックをカットします。

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ジェネシスビルドではないので酸化皮膜で覆って絶縁する必要はありませんが、製造時のゴミや油分などを飛ばすためにバーナーで炙ります。

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ジグなどを使って丸めていきます。

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丸められたら、樹種チューブの代わりにセットします。

ビルドの詳細は参考記事の方が詳細に原理まで解説されていますのでそちらをご覧ください。

感想

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なぜ早く手を出さなかったのだろう?と思えるほどのアトマイザーです。

当時は「うまくやらないと漏れますよ?」と言われてビビってしまい、taifun GT3を買った記憶があるので、もし買っていたとしてもダダ漏れさせて手放していた可能性もありますが…

今だからこそビルド方法も確立されて実用的なのかもしれません。紹介したビルド方法であれば、少々慣れが必要ですが漏れることもありません。

味は独特ですね。まさにドリッパーライクトはこのGSLの事ふさわしい言葉なのかと思います。

具体的にはリキッドが過剰供給状態なのに漏れない、と感じる部分です。たっぷりとウィックにリキッドが供給されているのに、ビルドをうまくやれば漏れないので、ドリッパーのような味がするんです。

かといってドリッパーそのままの味ではなく、例えようがない味なのですが、GSL味としか言えない独自の味の傾向です。

GSLを気に入ってしまったら、他のアトマイザーでは満足できないというのが理解できます。それだけ代わりのない機種です。

そしてサイドエアフローがいい仕事しています。ボトムエアフローだけでは実現できない味。両方開きながらリキッドによっていい頃合いを見つけるのが楽しいですね。

残念なのは今は販売されていないモデルなので、海外はもちろん国内のフリマサイトなどでも高額で取引されている点。これだけ人気にあるモデルなので、再販して欲しいですね。

まとめ

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デザイン、ルックスが良く、仕上がりも最上級レベルの完成度。

そして何よりも独自の構造によって実現された唯一無二の味。これは欲しがるユーザーが後をたたないのが納得できるアトマイザーでした。ただ、プレミアム価格で買うほどのものではないと思います。

 

コメント

  1. 匿名 より:

    私がGSL所持してませんのであれなのですが、上のタンクから供給するRTAってprojectXがありませんでしたかね?

    • Hiro@VAPE CircuitVAPE Circuit より:

      そうですね!上から供給するものはLCM Whisperなど少ないもののちょいちょい見かけますが、GSLのようにチューブで供給する方式は他にはほぼないと思います。

      • 匿名 より:

        なるほど!読み間違いしてました(´;ω;`)
        確かにチューブのものは見たことがないですね~

        • Hiro@VAPE CircuitVAPE Circuit より:

          いえいえ!全ての製品をチェックするのは不可能に近いですから、筆者も見落としがあるかもしれませんので!でも、チューブ供給は独自ですよね!