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【OBS Cheetah II RDA レビュー】オービーエス チーター2

OBS Cheetah II RDA レビュー

OBS(オービーエス)のVAPEアトマイザー、Cheetah II RDA「チーター2」のレビューです。

爆煙特化型のドリッパー。マスプロ然としたルックスに、使い勝手と自由度をデザインしたデッキとキャップデザイン。実用品として優れた製品です。

このアトマイザーの特徴

  • 24mmサイズの爆煙DLアトマイザー
  • デュアルコイル専用の半クランプデッキ

詳細をレビューしていきます。

商品提供:BuyBest!

 

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詳細

OBS Cheetah II RDA レビュー

OBSのドリッピングアトマイザー、Cheetah II RDA

Cheetahは動物のチーターです。チーターをモチーフにしたアトマイザー。

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チーターのネーミングをデザインに。主張はかなり強めで「これぞマスプロ!」というルックス。

文字で「Cheetah II」と、その裏側にはおそらくチーターをモチーフにしたロゴが。

特に提供されたブラックカラーはロゴ部が銀色になっていて、目立ちますね。カラーによっては共色になっているのでそこまで目立ちません。

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デッキは2ポストの半クランプデッキで、爆煙ユースのアトマイザーであることがわかります。

キャップは高さも確保されているので、ルックス重視ではなく、使い勝手や味重視であることもわかります。

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出典:OBS

カラー展開はこれでもか!というぐらい、思いつくカラーを取り揃えた11色展開。定番のカラーから、あまり見ないようなレアカラーまでの豊富なカラーバリエーションが魅力です。

Black / Stainless / Red / Rosered / Pearl gold / Blue / Orange / Gold / Sapphire blue / Green /Rainbow

スペック

直径 24mm
高さ 22.8mm(DT、スレッド含まず)
重量 33.2g(実測)
ネジタイプ 510
ドリップチップ 810DT
コイル RBA デュアルコイル
エアフロー サイドエアフロー
素材 ステンレス
BF対応 × BFピン付属しません
公式サイト

パッケージ・内容品

OBS Cheetah II RDA レビュー

パッケージデザインはOBSらしいカラーリングのペーパーボックス。

表には製品写真とロゴ、背面にはアトマイザーのスペックや内容品などについての情報がプリントされています。

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製品偽造防止のスクラッチ式セキュリティーコード入りステッカーはパッケージ側面に貼られています。

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内容品一覧

  • OBS Cheetah II RDA アトマイザー本体
  • スペアパーツ一式(Oリング、デッキネジ)
  • クラプトンコイル
  • コットン
  • ユーザーマニュアル(英語)

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説明書などの書類の記載は英語のみ。日本語の記載はありませんでした。

分解

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まずはCheetah II RDAを大まかに分解します。構造ごとに分けると大きく3つの部位に。

  • ドリップチップ
  • トップキャップ&スリーブ
  • デッキ

デッキはさらに細かく分解可能です。

ドリップチップ

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ドリップチップ取り付け部分には810DT(ハーフインチ)サイズのドリップチップを取り付け可能。

トップキャップ側にOリングが設けられているタイプです。もちろん、付属品以外の汎用品を取り付けることも可能です。

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付属ドリップチップはプリセットされているPEI樹脂製のものが1つのみ。ワイドボアドリップチップで、内径は10mmストレートから、口元で14mmサイズまで拡散するタイプです。

かなり太めのドリップチップで、その名の通り、ここからリキッドを滴下(ドリップ)することもできるスペックです。

全長11mm、露出部の高さ7mm、外径18mm、内径10→14mm(途中急激に拡散するデザイン)

トップキャップ

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トップキャップは、スリーブとキャップの2ピース構造。

スリーブにはエアホールが空いており、トップキャップからエアーを供給するサイドエアフロー構造を採用しています。

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キャップにも同じサイズのエアホールが空いており、キャップを回すことでスリーブのエアホールをトリミングして、取り込む空気の量を調整可能。

ただし、キャップのエアホールはスリーブと同じく2穴式なので、片側のエアホールだけを開けるような運用はできないため、基本的にはデュアルコイル専用のエアフローとなっています。

ドロー調整がしやすいように、キャップの側面には模様を兼ねた滑り止め加工が施されています。

OBS Cheetah II RDA レビュー OBS Cheetah II RDA レビュー

キャップ上部は綺麗なドーム形状。

ちなみにデッキとキャップには周り留めはなく、エアフローの位置を自由に変えられるのが特徴。

デッキ

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デッキはデュアルコイルに対応した2ポストデッキ。

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ポストにはそれぞれ2つのスクリューが用いられており、緩めると写真のようにコイル固定部がオープンする機構。同じようなポスト形状は今までにリリースされたアトマイザーでも見ることができた構造なので、このCheetah II RDAの独自構造ではありません。

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ジュースウェルは左右分割式、5mmほどの深さが確保されています。

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コイル設置スペース。上部に空間的な余裕があるので、コイル設置の自由度がしっかりと確保されています。

ポジティブピン

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デッキ裏には”DESINED BY OBS” “OBS Cheetah II”の文字とともにシリアルナンバーのエングレービングが入ります。

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ポジティブピンの出っ張り具合は実測0.49mmでした。

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このピンはデッキのポジティブポスト固定ネジ兼用なので、ネジを緩めて出っ張り具合を調整することはできません。

また、緩めた場合には最初はポジティブピンが出っ張りますが、押し込んでしまうと、ポスト側が押し出されてネガティブ側と接触してしまう構造なので緩めて使用するのは大変危険ですから、使用するときはピンをしっかり締め込んで使用します。

付属するのはノーマルピンのみで、BF対応のスコンクピンは付属しません。今時のドリッパーとしては珍しいですね。標準的に付属するものばかりなので、ついていないと「つけ忘れたのか?」と思ってしまいますが、付属内容を確認すると最初から付属しないことがわかります。

 

ビルド

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爆煙ユースのアトマイザーですが、単線でもいける印象です。ドローを絞ればそれなりにタイト(と言ってもMTLには向きませんが)にはなるのですが、今回は付属コイルでビルドしてみました。

0.85Ωクラプトンコイル

半分がクランプ状になっていて、コイルの高さを吸収できるデッキ構造なのでビルドは楽な印象。クラプトンのように太いワイヤーでも楽にビルドできます。

OBS Cheetah II RDA レビュー

コイル設置の位置は自由度が高いので、自分の味の好みや、リキッドに合わせてコイル位置を設定できるのが魅力です。

エアホールに近づけても良いですし、今回のビルドのように高めに設置しても良いでしょう。

筆者はダイレクトに甘さを感じたいので、コイル位置は高めに設定しています。

OBS Cheetah II RDA レビュー

好みのウィックをコイルに通します。

OBS Cheetah II RDA レビュー

 

MODに載せてみました

 

感想

見た目は正直言って残念な感じですね。マスプロ丸出しというか、ここ最近はマスプロもデザインに優れている機種が多いので、二年前ぐらいのマスプロ機のようなひと昔以上前のデザインに感じます。

でも、それが好きな人もいると思いますので、ルックスは好き好きとだけ申し上げておきましょう。

OBS Cheetah II RDA レビュー

そして、味に関しても時代遅れを感じます。

何故か?それは自由度が高いから。この位置でビルドすればこれ以上の味が出ます!という親切設計のアトマイザーではなく、選択肢は限りなくあるのでユーザ側で自由に遊んでね!という機種。

エアホールに近づけても良いですし、思いっきり高めに設置しても良いという自由度の高さ。

そのため、今までにビルド経験が浅いユーザーが試してみると、「味でないなぁ」となり兼ねないのですが、ビルド慣れしたユーザーにとっては自分好みに味を設定できる!という印象になります。

親切で美味しいにこしたことはないのですが、万人にとって最前で、それでいてどんなリキッドでも美味しい機種なんて存在しないため、調整の自由度に優れたアトマイザーにも存在価値があると思います。

背を低くした方がルックス的にも、サイズ的にも見栄えが良いのですが、あえてしっかりとチャンバートップを確保している部分が好印象。

ビルドを楽しめる人には実用的に良い機種なのでは、と思います。

でもスコンクピンぐらいはつけて欲しかったなぁ、というのも正直な感想です。

 

まとめ

OBS Cheetah II RDA レビュー

ルックスよりも、味の自由度を優先した構造。ビルドを楽しめる人や、コイル設置の自由度を重視する人の日常使いに最適なアトマイザーなのではないでしょうか。

見た目のデザインは好みが分かれそうですが、爆煙DLアトマイザーとしては優れた製品。

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