geekvape(ギークベイプ)のVAPEアトマイザー、lumi tank「ルミ タンク」のレビューです。
コイル内蔵型0.3Ω爆煙メッシュコイルを内蔵する使い捨てタイプのアトマイザー。煩わしい手間を排除したお手軽で、コスパに優れた製品です。
このアトマイザーの特徴
- スーパーメッシュコイルを内蔵する24mmサイズ爆煙アトマイザー
- 使い捨てタイプのサブオームタンク
詳細をレビューしていきます。
商品提供:HEAVEN GIFTS
lumi tankの詳細
geekvape lumi tank は、使い捨てタイプのアトマイザーです。
分解ができないので、タンクを洗うことができないため、リキッドの味が混ざるのを完全に防ぐことはできないので、コイル寿命が来るまで一つのリキッドで繰り返し使うような使い方が向いていると思います。
要はPODデバイスのアトマイザーの510スレッド版のような機材なのですが、アトマイザーまで使い捨てになってしまったというインパクトがありますね。
ちなみにこの使い捨てタイプのアトマイザー(Disposable Atomizer)は、既にVAPEデバイスメーカーの複数社からリリースされており、2019年はこのジャンルが活発になりそうです。
内蔵コイルの抵抗値は0.3Ω 爆煙タイプのアトマイザーです。メッシュコイルを内蔵するミストを多く発生します。
直径24mmサイズで、リキッド容量は4mlです。
カラーバリエーションは全4色、タンク部分が透明なので、ベース部分の色が違っています。
Orange / Blue / Gunmetal / Black
スペック
リキッド容量 | 4ml (TPDバージョン 2ml) |
直径 | 24mm |
全長 | 44.3mm (TPDバージョン 34.8mm) |
重量 | 20.0g(実測) |
ネジタイプ | 510 |
ドリップチップ | 本体一体型 |
コイル | アトマイザー内蔵型 メッシュコイル0.3Ω |
リキッドチャージ | トップフィル |
エアフロー | ボトムエアーフロー |
素材 | ステンレススチール |
メーカー公式サイト | https://www.geekvape.com/ |
パッケージ・内容品
パッケージを開封していきます。
パッケージのサイズはアトマイザーに合わせたコンパクトなもので、シンプルにまとめられたデザイン。Geekvapeらしいカラーリングが特徴です。
Lumiのようなコスパに優れた製品にも、一つ一つシリアルなんんバーと、セキュリティーコードが付属します。
内容品一覧
- geekvape lumi tank アトマイザー本体
- 予備パーツ(トッププラグ)
- ユーザーマニュアル(英語)
説明書は英語をはじめとした各国言語で書かれていますが、日本語の記載はありません。しかし、図解が入っているので言語がわからなくても内容が理解できるように配慮されていました。
ディティール
Lumi本体の詳細を見ていきます。
本体の素材は、主に樹脂素材(詳細は非公開)が使われており、軽量(実測20g)に仕上がっています。簡素な作りで、お世辞にもルックスが良いとは言えませんが、コイル内蔵・使い捨てタイプのアトマイザーなので、見た目よりも機能重視。
コストをできるだけ抑えた作りです。
当然非分解式で、一部のパーツを除き本体を分解することはできません。
分解できるパーツは、エアフローリング(AFC)そしてAFC部分のOリング、そしてリキッドチャージ部分のシリコンプラグのみになります。
ドリップチップは本体一体型です。
タンク上部が一体型のマウスピースになっており、コイルから直接続くミスト導入管です。
そのため、汎用品のドリップチップなどを取り付けることはできませんが、低抵抗コイルを内蔵した爆煙タイプのアトマイザーなので、内径9.5mmというワイドボア仕様は理に適っています。
ドリップチップの脇には、トップフィルのリキッドチャージホールが。
クリアロマイザーやRBAのものと違い、簡素な作り。
タンク一体型のトップパーツに、直接シリコンプラグが装着されています。
実用性重視(コスト重視)のデザインです。
なお、このシリコンプラグは予備部品が付属します。
ちなみにタンクの素材には高温にも耐えうるFDA認定のポリカーボネートが使われています。
ボトムエアフローです。エアホールにはAFCを装備。
3つ穴式のエアホールでドロー調整が可能です。
エアホールは2箇所、円形の本体に対角線上にホールが空いていて、AFCを回すと2箇所が連動して開く機構です。
AFCパーツは樹脂製。チープな質感ですが、機能はしっかりと果たしています。
ドローは全開だと抵抗感がほぼないスカスカに近いドロー。全閉すると、DL向きですがかなりタイトなドローに絞ることができます。
ポジティブピンの出っ張り具合は、実測0.88mmでした。
一般的なクリアロマイザーと同じく、完全固定されていない構造。510スレッドに、ゴムの絶縁パーツを介してハマっている構造です。
しかし、奥側にはポジティブの設置部があり、ピンを押してもそれ以上は押せない仕組みになっています。
コイル上部から見てもこの通り。
ですが、左右ブレは防げないので、ハイブリッド接続には適していないと思います。
内蔵コイルはメッシュを使った低抵抗コイルです。
- Mesh Ka1 0.3Ω(30-45W Best 35-40W)
コイル抵抗値的にもメッシュコイルを使用しているという点も、GeekvapeがリリースするクリアロマイザーCerberus sub ohm tankにスペックが似ています。
ちなみにコイル抵抗値の実測は0.27Ω
推奨ワッテージの35-40Wだと、3.07v~3.28vになりました。どちらのワッテージでも立ち上がりに問題なく、パフするとレスポンス良く立ち上がってくれます。
また、爆煙タイプのコイルで心配なのが、長期放置の際のじわ漏れですが、2−3日放置した程度ではVG70:PG30のリキッドでの漏れはありませんでした。
環境と入れるリキッド次第ですが、リキッドが漏れやすいということはありません。
lumi tankの使い方
それでは実際に使っていきます。まずはじめにLumiアトマイザーを、手持ちのMODに接続します。
ポジティブピンの仕様がフローティング方式なので、スプリングコンタクトを持ったテクニカルMOD推奨です。
ポジティブピンの項目でも触れた通り、通常のクリアロと違って、奥側にストッパーがあるため縦方向に押してもゴムが潰れて短絡することはありませんが、左右方向に動きが抑制されていないため、不慮の事故を防ぐという意味でもハイブリッド接続のメカニカルでの使用はやめた方が良いでしょう。
MODに取り付けて固定したら、上部のシリコンプラグを外してリキッドチャージホールからタンクにリキッドを装填します。
この後、コイル内のコットンにリキッドが浸透するまでしばらく放置してから使用します。
あとはAFCを回して好みのドローに調整し、MODのワッテージを調整して使います。
lumi tankをMODに載せる
感想
まず味ですが、十分おいしいです。
最近感想がそればっかりな気もしますが、最早味が極端に出ない機材なんて稀です。
メッシュコイルを搭載した他のアトマイザー同様に、普通においしく吸えます。
その中でも、ミストはウェットで、抵抗値が低すぎないため、燃費も良く、電力消費も極端に高くないので程よいミスト量で美味しく使えますね。
使い捨てタイプだから、おいしくないということは全くなく、メッシュコイルのクリアロマイザーと全く同じレベルの味が楽しむことができます。
クリアロマイザーはコイルが本体なので、Lumiのように使い捨てタイプに進化するのが正当なのでしょう。
Geekvape以外にも使い捨てタイプのアトマイザーが続々出てきているので、2019年はこのジャンルが活発化しそうです。
あと問題は値段ですね。安い、と言ってもコイル単体よりは高価なので、どれだけ安く作れるかが問題になってくると思います。
コストが許せば、使い捨てでリキッド毎に本体を用意したりと便利な使い方ができそうです。
まとめ
今までコイル内蔵型のアトマイザーは、スターターキットに付属する専用品ばかりでした
510スレッドを持ったアトマイザーにも、使い捨てタイプが出てきたということは、お気に入りのMODで使えるということ。
手軽にVAPEを楽しみたいユーザーにはもってこいのアトマイザーですね。
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