EX VAPE(イーエックスベイプ)のVAPEアトマイザー、Expromizer TCX RDTA「エクスプロマイザーTCX」のレビューです。
25mmサイズのメッシュシートコイル採用爆煙アトマイザー!
ステンレススチールウィックを使った大容量タンクからのリキッド供給機構が特徴です。
詳細をレビューしていきます。
商品提供:healthcabin
EX VAPE Expromizer TCXとは?
EX VAPEのアトマイザー、Expromizer TCX RDTA「エクスプロマイザーTCX」です。
EX VAPEはドイツデザインのブランド、今までにも数々の話題作をリリース。
特にeXpromizer V3、eXpromizer V4は日本でも大ヒットしただけでなく、世界中で話題になった製品、どちらもMTLユースで定評のあるアトマイザーで未だに人気があります。
そして今回は、直接肺吸入(DL)に特化したアトマイザーになります。
Expromizer TCX RDTAの特徴
- 25mmサイズ DLユースのRDTA
- メッシュコイルに特化したデッキデザイン
- ステンレス鋼の芯によるリキッド供給
それでは、Expromizer TCX RDTの特徴を確認していきます。
DLユースのRDTA
今までのeXpromizerのイメージからガラッと使用用途が変わったのが本作。
直接肺吸入(DL)に特化した、ファットな25mmサイズのアトマイザーです。
エクスプロマイザーといえばMTL、ということでもないようです。
メッシュコイルに特化したデッキデザイン
デッキはメッシュシートコイルに特化したクランプデッキです。
そのデッキの下に、大容量7mlタンクを備えたRDTAデザインのアトマイザーです。
供給もデッキもWOTOFO PROFILE RDTAにそっくり…
ステンレス鋼の芯によるリキッド供給
特徴的なのが、ステンレススチールウィックでタンクからリキッドを供給する機構です。
vapefly Brunhilde MTL RTAなどでもマスプロ製品では馴染みのある機構。
某ハイエンドアトマイザーに採用されてから一般的になったもので、そういえばドイツ製のものが使われていました。ドイツではこの機構・デザインが流行っているのか?
定評のある機構ですので、リキッド供給には問題はありません。
カラーバリエーション
シンプルながらバリエーションが豊富!
スペック
リキッド容量 | 7ml |
直径 | 25mm |
全長 | 62mm |
ネジタイプ | 510 |
ドリップチップ | 810DT |
コイル | RBA メッシュコイル |
リキッドチャージ | サイドフィル |
エアフロー | サイドエアフロー |
パッケージ・内容品
内容品一覧
- EX VAPE Expromizer TCX アトマイザー本体
- 予備パーツ
- Oリング
- デッキネジ
- ビルドツール
- メッシュコイルローリングツール
- プラスドライバー
- メッシュコイル x2
- ゴムキャップ x2
- マニュアル(英語表記)
EX VAPE Expromizer TCXの詳細
長い!大きい!このタイプってこのスタイルがスタンダードのようです。
競合?オマージュ?の機種もだいたいこんな感じのルックスですよね。
“EX VAPE”を前面に打ち出したデザイン、派手ではないですが主張するデザインです。
クオリティは流石!というもので、中国生産ながら端々の作りが良い!
ドイツデザインのかっちりした感じもたまりません。
ほぼ全てのパーツが細かく分解できるのもeXpromizerらしい仕様です。
気になるのは、Oリングがかなりきつめで… リキッドを塗布していない状態で分解・組み上げをしたら速攻ボロボロになっちゃいました。というかリキッド塗った状態でもきつい。
公式サイトにも「Oリングがきつい!」というレビューが見られるので、製品の仕様のようです。数年前の機種だったらこんなもんかな?と思うぐらいの感じではるのですが、最近のアトマイザーってOリングの質だったりクリアランスが最適だったりしてストレスなく分解できるものがほとんどなので余計気になってしまいましtあ。
ドリップチップ
ドリップチップは810DT仕様ですね。汎用品も使えるのが嬉しいです。
流石はDL特化型と謳っているだけあって、ワイドボア仕様のドリチです。樹脂製。
トップキャップ
エアフロー調整機構を備えた、サイドエアフロー方式のトップキャップ。
2ピースのトップキャップで、エアフロー調整ができる仕様です。
小さなエアホールが複数(片側6個・合計12個)空いているものを、トリミングして調整。
全開から全閉まで無段階にドロー調整可能。DL特化型ですがタイトドローにも調整可能。
また、キャップ・デッキには回り留めの凹凸無しなので、エアホールの位置は自由です。
ホールの中央には▲の印があるので、コイルを見ながらエアホールの位置を決められます。
エアホール位置は高め。キャップ上部はステップデザインです。
サイドフィル リキッドチャージ
リキッドチャージは、トップキャップを回してチャージホールからサイドフィルで。
リキッドチャージホールにはリキッド漏れ防止のパッキン有り(予備パーツ無し)
普段はホールを回して隠しておいて、チャージ時だけ回して合わせます。
ってこの機構もブリュン…
タンク
最大7mlものリキッドをチャージできる大容量タンクをデッキ下に備えています。
EX VAPEの”EX”をモチーフにした飾り窓が主張するデザイン。
タンクは指で回せば取り外しできます。工具いらずで分解洗浄が簡単です。
金属スリーブからガラスチューブも分解可能(ただし予備チューブは付属しません)
最大7mlのリキッドを充填できるタンク。6芯を使用すると容量は約6.5mlの充填量に減少。
4芯で使用する場合はゴムキャップでジュースチャンネルを塞ぎます。
デッキ
メッシュのシートコイルに特化した2クランプデッキ。
通常のコイルでもビルドできなくはないですが、基本的にはシートコイル専用となります。
クランプ部はプラスネジで操作します。ネジを緩めただけで自動でクランプが開きます。
クランプにはスプリングが仕込まれていて、バネの力でクランプが開く仕組みです。
指で押さえたりする必要がないので、ビルド時に便利な仕様です。
最早定番になった仕様のスプリング式インシュレーターを採用しています。
過去にあったシートコイル特化アトマイザーで問題になった、シートコイルとウィックの密着性をアップする機構、特にウィックが痩せてきたときに密着せずにイガってしまう問題点を克服した仕様です。
ポジティブピン
しっかりと突出したポジティブピン。
ポジティブポスと固定ネジ兼用なので突出具合の調整はできません。
Expromizer TCXのビルド
さて、ビルドですが、付属のツールを使えば楽にシートコイルをローリングできます。
ジグに当てがって丸みをつければ完成!非常に簡単。ジグがあった方が綺麗にできます。
後はデッキのクランプを緩めてからシートコイルを固定するだけです。
ウィックはたっぷりと。しっかりとシートコイルに密着するぐらいの量を用います。
ウィッグレッグは斜めにカットすると綺麗にセットできます。
これで完成!慣れれば数分でビルドできるぐらい簡単ですよ!
アトマイザーのマッチング・使用例
感想とまとめ
メッシュシートコイルの定番的なアトマイザー!爆煙ユースに非常に便利!
正直「どこかで見たことがあるようなデザインと機構」ですよね。
オリジナリティーはかなり低いですが、それだけに後発らしくツボを押さえた製品です。
デッキの作りは定番的で、スプリングインシュレーターも当たり前のように装備。
大型7MLタンクは非常に多くのリキッドを蓄えられます。
爆煙、とは言っても、スカスカドローほど軽いドローではなく、節度ある軽さ。
程々に爆煙を楽しみたい人にはマストな仕様になっています。もちろん味も良いです。
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