WEECKE(ウィーキー)のヴェポライザー、FENIX MINI PRO「フェニックミニプロ」のレビューです。
味わいに優れたコンベクションタイプが超小型化して携帯サイズに!
しかも、味わいにもより優れて、バッテリー容量もそのままです。
詳細をレビューします!
商品提供:VAPONAVI
WEECKE FENIX MINI PROとは?
WEECKEのタバコヴェポライザー、FENIX MINI PRO「フェニックミニプロ」です。
WEECKEと言えば、もっともっと世界的にも有名で認知度のあるC-VAPOR4.0という製品もあるのですが、このFENIXシリーズの最新作は「使いやすさよりも味を重視した上位機種」です。
大きさなどの携帯性よりも、たばこの味わいを引き出す『コンベクション方式(熱対流式)』を採用しながらも、シリーズ最小サイズを実現したのがFENIX MINI PROです。
WEECKE FENIX MINI PROの特徴
- 喫味の追究 コンベクション方式と蒸気を一度ガラス質を通して冷却
- 進化したファンクション バイブ機能搭載・底面に便ツールを格納
- 気分によって使い分けるセッションタイム 180秒-360秒まで
- エアーパスクリーニング 底面からチャンバーまでクリーニング可能
特に目玉なのが、エアーパス経路が全てクリーニングできる点です。これは後ほど。
FENIXシリーズは「熱対流方式」コンベクションタイプを採用するため、サイズがネック。
フェニックスミニプロはその弱点を克服して、持ち運びに便利なサイズに進化しました。
スペック
サイズ | H 101.2 × W52.6× D26mm |
重量 | 127 g |
加熱方式 | コンベクション(熱対流式) |
加熱温度 | 160℃/170℃/180℃/190℃/200℃/210℃/220℃/230℃/240 ℃(9段階) |
一回の吸引可能時間 | 180秒-360秒 |
充電ポート | microUSB(DC5V 1.5A) |
バッテリー容量 | 2,300mAh |
パッケージ・内容品
内容品一覧
- WEECKE FENIX MINI PRO Vaporizer(ヴェポライザー)本体
- 予備マウスピースフィルター
- 充電用microUSBケーブル
- チャンバークリーニングブラシ
- エアーパスクリーニングブラシ
- セラミックフィルター
- ピッキングツール(本体収納)
- 取り扱い説明書(日本語)
- 使用上の注意(必ずお読みください)
フェニックスミニプロの詳細
飾り気のないボディーデザイン、質実剛健な印象ですね。”The・実用品”という印象です。
シリーズ伝統のBOX型形状を踏襲、デザイン的にはもうちょっと工夫があっても…
と思うんですが、このスペックでこの価格ですから。
サイズがかなり小さくなりました!
FENIXは味わいには優れてはいるものの、持ち運ぶには大きすぎるサイズ感でしたから。C-VAPORシリーズに迫るコンパクトさにまで到達しました。
大きな液晶画面が上部に備わったのも大きな改良ポイント。
以前のモデルはLED表示のみでしたから、数字がビジュアルで確認できるのが良いですね。
ボタンは側面に。メインボタンの他にサブボタン2つが追加されました。
底部には充電用端子が備わっています。
2A以内のアダプターの使用が必須です。
充電スペック
- バッテリー容量:2300mAh
- チャージポート:microUSB
- 充電電流:1.5A
小さくなったのに、FENIXよりもバッテリー容量がアップしています!
底部分には先などでタバコ葉の掻き出しなどに重宝するツールが収納されています。
接続はマグネット式で、簡単に取り外しできます。
マウスピースは円筒形、ガラス製なので破損に注意。
黒いガラスマウスピース(円筒形)は着脱可能です。
これ、かなり咥え心地が良いです。FENIXは美味しかったのですが、デフォルトのマウスピースが樹脂製で、すごく嫌いでした。これは良いです。
チャンバー(たばこ収納部)にアクセスするには、マウスピースをそっくり取り外します。
溝にはめてスライドする構造。マグネットでしっかりとロックされます。
取り外し、着脱がすごく簡単になりました。
チャンバーから吸い口までかなり距離があるのにも理由があります。
FENIX同様にトップキャップ・マウスピースを外してチャンバーにたばこ葉を詰める構造。
蒸気を一度ガラス質を通して冷却することで、より味わいを引き出します。
味わいをマイルドにしたい場合は、この部分にセラミックフィルターを取り付けます。
チャンバーにはタバコ葉を詰めます。シャグだけでなく、紙巻きたばこをちぎってもOK。
また、FENIX用のヒーティングチューブ・スペーサーにも対応しています。
また、チャンバー部分(エアーパス)のクリーニングにも対応しています。
本体下部のエアーパスにツールを突き刺すと、チャンバーフィルターを取り外せます。
ただし、ご覧の通りドロー調整機能はありません。
押し出すことでパーツが着脱でき、底面からチャンバーまでクリーニング可能です。
チャンバーフィルターはスパイラル状のパーツ。
エアーパスからチャンバーまでが完全に貫通構造になりました。
これまでの問題点だったチャンバー下部に溜まったカスが完全に除去可能になりました。
チャンバー底のフィルターにカスが詰まってドローが重くなってしまい、除去できずに寿命を迎えるというこれまでの問題点を解消した構造です。
ここま分解とリーニングができるヴェポライザーはかなり珍しいです。
フェニックスミニプロの使い方
使い方は非常に簡単、5クリックでオンにすれば自動で加熱スタート。
設定温度に達するとバイブが振動して教えてくれます。
- マウスピースを外してタバコ葉を適量チャンバーに入れる。
- 電源ボタンを5回素早く押して電源を入れる→加熱開始
- 設定温度に到達するとバイブレーターが振動する
- 設定温度はサブボタンで加熱中や喫煙中も変更可能
- セッションタイムは電源ON状態でボタン長押し→サブボタンで時間変更
- セッションタイム終了時にバイブレーターが振動する(自動電源オフ)
まとめ
ハイスペックが手のひらに!携帯にも適した味わい重視のコンベクションタイプ!
何度も言いますが、FENIXシリーズは味わいには優れてはいるものの正直持ち運ぼうと思わないほどドデカいサイズ感でしたよね。初めて手にしたときには驚いたものです。
それが!スペックそのままに、より味わいを向上させて、しかも小さくなったのです!
これだったら、FENIXでも持ち運ぼうかな、という気になりますよね!
C-VAPOR4.0とほぼ同じサイズ・重さですから、味わいを重視するユーザーはこちらを選ぶと良いと思います。(その分若干バッテリー容量では劣ります)
一番大きな進化は、エアーパス経路が完全にクリーニングできるようになったということです。これによって、フィルター部が詰まってクリーニング不可になって寿命を迎えるということが完全に無くなりました。かなり素晴らしい進化です。
まだ認知度の低いヴェポライザーですが、デバイスの進化は止まるところを知りませんね!
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