WEECKE(ウィーキー)のたばこヴェポライザー、C-VAPOR LOOP「シーベイパーループ」のレビューです。
好きな紙巻タバコをカットして、簡単に加熱式タバコとして使えます!
1本の紙巻タバコをカットして使用するので、コストを4分の1に削減可能!
詳細をレビューします!
商品提供:VAPONAVI
WEECKE C-VAPOR LOOPとは?
たばこヴェポライザーの新製品、C-VAPOR LOOP「シーベイパーループ」です。
国内で最も知名度があり、売れている製品が「紙巻きタバコに特化」して進化しました!
過去の代表的な製品のレビューはこちら
ヴェポライザーと言えば、どちらかといえば一部のコアなユーザーのニッチな趣味。
「味わい」「経済性」を両立、手巻きタバコ用のタバコ葉を使うのが一般的。
どちらかといえば『手間をかけて楽しむ』ものでした。
しかし!C-VAPOR LOOPは紙巻きタバコに特化、より簡単に使えるようになりました!
C-VAPOR LOOPの特徴
- 「紙巻きタバコ」に特化!1/4にカットして簡単に使え、コスパ良好!
「紙巻きタバコ」を1/4にカットすることで、経済的に優れているのはもちろんのこと。
火をつけて燃やさず加熱式タバコにするとで、タールをカットすることができます。
それでは、C-VAPOR LOOPの詳細を見ていきましょう。
スペック
サイズ | H 103 × W53× D26mm |
重量 | 130 g |
加熱方式 | コンダクション(タバコ葉を直接加熱) |
加熱温度 | 160℃ – 240 ℃(10℃ごと9段階) |
一回の吸引可能時間 | 通常180秒+延長240秒(最大420秒) |
充電ポート | USB-C(DC5V2A) |
バッテリー容量 | 3,000mAh |
パッケージ・内容品
内容品一覧
- WEECKE C-VAPOR LOOP本体
- シリコンリング
- 専用フィルター
- セラミックフィルター
- メッシュスクリーン
- チャンバー用クリーニングブラシ
- エアーパス用クリーニングブラシ
- シガーカッター
- USB-C充電用ケーブル
- ユーザーマニュアル(日本語説明書)
WEECKE C-VAPOR LOOPの詳細
C-VAPORシリーズ伝統のデザイン。
質実剛健といった印象で、飾り気はなく「男っぽい」仕上がりです。
スペックやディティールなど、C-VAPOR4.0と共通する部分が多いです。
(設定可能温度・喫煙時間・バッテリー容量などなど)
つまり、本機は「紙巻きタバコ」での使用に特化したチャンバーになった。
マイナーアップデートバージョンと呼べるでしょう。
シャグ(手巻きタバコ用のタバコ葉)をメインで使う、という人は従来機で良いでしょう。
アルマイト仕上げのようにザラザラとした質感のペイントボディー。
C-VAPOR4.0と一見見分けがつかないほど似ていますが、ディティールが異なります。
ボタン配置は従来機と同じで、側面に3つのボタンが。
握った時に押しやすい配置となっていて、使いやすい印象です。
ボタンサイズ、配置など従来機と共通しています。
ボタンも本体と同じ素材・質感で統一されています。
本体上部にセットされた視認性の高い「モノクロディスプレイ」
表示項目・大きさ共に従来機と共通しています。
しかし、照度が改善されており、直射日光下でも見やすいようになりました。
本体底部にエアホールと、充電用端子(type C)を備えています。
また、収納式の「ピッキンググツール」を備えているので、使用後チャンバーにタバコ葉が詰まってしまっても別途ツールを持ち運ぶことなく、簡単に取り出すことができます。
紙巻きタバコを使うことで、シャグにスペーサーを使用しているのと近くなります。
そのため、「シャグポン」がスムーズにできるようになっています。
充電スペック
- バッテリー容量:3000mAh
- チャージポート:USB-C
- 充電電流:2A
- 満充電までの時間:約2時間
充電端子が「USB-C」にアップデート、急速充電対応で約2時間で満充電可能です。
ドロー調整用の「エアフローコントロール(AFC)」がスライドレバー式になりました。
吸い込みの抵抗感が変更可能で、自分好みのドローに調整できます。
従来機のリング式よりも細かいドロー調整が簡単にできるようになりました。
ドロー調整が可能!タバコ吸いに違和感のないMTLドローにすることができる!
- MTL(マウス・トゥ・ラング)…口腔内に煙を溜め込んでから、そのあと肺まで吸引する
- DL(ダイレクト・ラング)…直接肺まで吸引する
ドロー調整機能が搭載されていると、この2つの吸い方から自分好みの吸い方をセレクトすることができます。
吸い込みの抵抗感によって味はもちろん、吸い方のスタイルも変更することができます。
セラミックチャンバー、コンダクション方式(タバコ葉を直接加熱)。
セラミックコーティングによって、タバコの葉がこびりつきにくくなっています。
通称「シャグポン」(※逆さまにして本体を叩くことによって使い終わったシャグがポンと出ること)が可能です。
C-VAPOR LOOPのフィルターは分解可能。
また、付属の専用フィルターを取り付けることもできます。
ドリップチップを取り付けるキャップは側面にヒートシンク加工が施されていて、発生した熱をドリップチップまで伝えないように工夫されています。
このパーツ、底部分が分解可能になっていて、メッシュスクリーンが交換可能。
予備も付属します。
C-VAPOR LOOPの使い方
1. タバコをカットする
市販の紙巻きタバコを用意します。銘柄は何でも構いません。
付属の専用シガーカッターにセットます。
この専用品は、底部にアタッチメントが接続されていて、適切な長さにカットできます。
紙巻きタバコをきちんと底部まで挿入して、カットします。
難点は、このカッターはあまり切れ味が良くありません。
若干硬めで、力がいるので慣れが必要です。
レギュラーサイズの紙巻きタバコだと、1本で4回分になります。
つまり、一回あたりの使用では、1/4しか消費しません。
そのため経済的に優れていると言えます
カットする際は、切断面からたばこ葉がボロボロと漏れてしまうので周囲を汚します。
そのため、外出先でカットするのには向いていないかも知れません。
自宅などで予めカットして、小さいサイズになったものを持ち運ぶのが良いでしょう。
プリカットもかなり有効な方法で、保管の際にはタバコの空き箱などを使うのが良いそうです。そのまま携帯すると、タバコ葉が乾燥して風味が落ちてしまいます。
カットしたものを本体チャンバーにセットして、好みに応じてリキッドを塗布します。
タバコ葉に1-2滴程垂らす事でより味わい深く楽しめます。
LOOP専用リキッドも販売されていますが、VAPEリキッドやグリセリンも使用可能。
味わいやミスト量の変化とともに、フレーバーを添付しても使えます。
2.本体を操作して加熱を開始する
C-VAPOR LOOPのボタンを操作して加熱を開始します。
C-VAPOR LOOPの使い方
- ボタンを3回連続で押す(3クリック)と電源ON → 自動で加熱開始(バイブ振動)
- 設定温度に達するとバイブレーターが振動する
- 電源ON状態でサブボタン(+ , -)を押して設定温度を変更する(160℃/170℃/180℃/190℃/200℃/210℃/220℃/230℃/240℃)
- 約3分後に自動で電源がOFFになる
→電源OFF時にバイブレーターが振動(予告なし) - 緊急停止は5クリックでOFF
情報は上部のディスプレイに表示されます。
設定温度や現在の温度、残り時間、バッテリー残量がわかりやすいです。
また、バイブレーターも内蔵、加熱完了時などに振動します。
3.時間延長
C-VAPOR LOOPには、延長機能が搭載されています。
通常180秒(3分)の加熱時間を、さらに240秒(4分)延長できる機能です。
液晶画面に残り10秒の表示が出たら、メインボタンを一回クリック。
簡単二時間延長ができます。
感想とまとめ
使い心地はC-VAPOR 4.0と同じ!紙巻きタバコに特化したパッケージング!
スペックや使い方など、ほぼ従来機と同じでデバイスに大きな進化は見られません。
設定可能温度や喫煙可能時間、バッテリー容量などは共通です。
変わったのはAFCがスライドレバー式になり、ピッキングツールが内蔵に。
細かな変更のみで、逆に言えば従来機の完成度が高かったとも言えます。
ただし、紙巻きタバコに特化することで『簡単に便利に』使用することができました。
つまり、結果的に大幅に進化したとも言えるようになりました。
「シャグってわからない」というユーザーが多く、門戸を広げた製品だということ。
ニッチからメジャーに。よりヴェポライザーを一般的にする架け橋となる製品です。
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