EleafのBOX MODの操作や機能については共通のものが多いため、一つの記事にまとめて記載します。操作を確認したMODは以下の通り。
- iStick Pico v1.03
- iStick Pico MEGA v1.03
- iStick Pico Dual v1.04
- ASTER v1.03
ファームウエアのアップデート方法については、こちらの記事で詳細を解説しています。
MODにより一部機能が省略されていたり、異なる可能性がありますのでご了承ください。
ここではiStick Pico Dualを操作して、各操作方法について記載していきます。
※Pico Dualのバッテリーチャージ機能については専用機能のため、Pico Dualのレビューページに記載しています。
2018/03/25追記
1年以上前の記事ですが未だに多くのアクセスありがとうございます。
Eleaf製品の使い方を調べるユーザーが多い事から、同社製品の人気の高さがわかります。
最新の機種ではメニュー階層が変更になっていますが、人気の根強いiStick Picoではこちらの記事が参考になると思いますので是非お読みください。
電源のON/OFFについて
電源のon/offはパフボタンを5クリック(5回素早く押す)事で操作可能です。
モード変更の操作方法
MODのモード変更を設定するには、
MODの電源がオン時に、パフボタンを素早く3回押す(3クリック)。
操作をすると、下記のモードが出現するので、サブボタン(+,-)を操作して設定したいモードを表示させ、パブボタンをクリックして決定する。
設定できるモードは以下の通りです。
ワッテージモード(VW)
ワット数の調整はサブボタン(+,-)で調整する。
バイパスモード
バイパスモードでは、デバイスは抵抗範囲 0.1ohm 3.5ohm のコイルに対応する。 直接出力の電圧システムはこのモードに適用される。 バッテリーレベルが高いほど、出力電圧が高くなる。(iStick Pico Dualには非搭載)
スマートモード
このモードは初心者のために、LO HIのバーグラフでパワーを調整できるようになっている。(iStick Pico Dualには非搭載)
温度管理モード
温度管理モードは下記の通り。温度管理状態でのサブボタンの操作で、設定温度を変更できる。
温度管理ニッケルモード(Temperature Ni)
温度管理チタンモード(Temperature Ti)
温度管理ステンレスモード(Temperature SS)
温度管理マニュアルTCRモード1(Temperature M1)
温度管理マニュアルTCRモード2(Temperature M2)
温度管理モードのワッテージ変更
MODの電源がON、温度管理モードに設定の状態にて、パフボタンを4クリックした後、サブボタン(+,-)を操作して設定可能。
操作のロック方法
電源on/off以外の操作をロックするには、サブボタン2つ(+と-)を同時に長押しすると、両方のボタンがロックされ、画面に「ロック」と表示される。アンロック(解除)するには同様の手順で両ボタンを押す。
本体表示の切替方法
本体に表示される情報を切り替える。操作方法と詳細は以下の通り。
ステルスモード
画面表示を消しながら使う場合、ステルスモードをオンにする。操作方法MOD電源Onの時に、サブボタン(-)とパフボタンを同時長押し。解除する場合も同様の操作をする。
表示モードの切り替え(画面反転)
デバイスの電源をオフにし、(+)ボタンと(-)ボタンを2秒間同時に押し続けると、画面表示が180度回転する。
Wattageモード時の表示情報切替
Watageモード運用中の画面情報を切り替えることができる。操作方法はMODの電源がONの状態でVWモード時に、サブボタン(+)とパフボタンを同時長押し。
・バッテリー残量・コイル抵抗値・ワッテージ(W)表示
・バッテリー残量・コイル抵抗値・ワッテージ(W)表示、パフボタン押したトータル回数
・バッテリー残量・コイル抵抗値・ワッテージ(W)表示、パフボタンを押していたトータル時間
・バッテリー残量・コイル抵抗値・ワッテージ(W)表示、電圧(V)表示
バッテリー状態の表示方法
バッテリーの電圧を表示させるには、MODの電源がOFFの状態で、サブボタン(-)とパフボタンを同時長押しする。操作するとバッテリーの電圧が表示される。
写真では2つ電圧が表示されているが、シングルバッテリーMODの場合、表示は1つのバッテリーのみ。
マニュアルTCRの値の設定
マニュアルTCRの値を設定するには、MODの電源がOFFの状態で、サブボタン(+)とパフボタンを同時長押しする。するとまず”M1 120″の表示になるので、これを変更したい場合は、サブボタン(+,-)を操作して設定したい数値にする。
設定できたらそのまま放置するか、パフボタンを押すと今度は”M2 120″の表示になる。
これも同様。
TCR値の詳細に関して、VAPE用ワイヤー素材の主な値は以下のようになっている。
素材 | TCR |
Kanthal A1 | 0.28(温度管理不可) |
Ni200 | 600 |
Ti | 350 |
SS304 | 94 |
SS316 | 83 |
SS316L | 92 |
SS317 | 88 |
SS317L | 94 |
Nife30 | 320 |
Nife48 | 405 |
予熱機能(プレヒート)の設定
最新ファームウエアにはプレヒート機能が搭載されている。
特に立ち上がりの悪いコイルに有効で、パフボタンを押した後、高いワッテージを一時的にかけて立ち上げることができる。
設定するには、MODの電源がOFFの状態で、サブボタン(+)とパフボタンを同時長押しする。するとまず”M1 120″の表示になるので、パフボタンを3回押して、下記のような画面にする。
この値がプレヒート時のワッテージの値になる。コイルに予め熱を加えたい場合、この値を変更する。変更するにはサブボタン(+,-)を操作する。次にプレヒート時間の設定をするには再度パフボタンをクリックする。
するとこの画面になるので、上記で設定したプレヒートワッテージをコイルにかける時間を設定する。0.1~2.0秒まで0.1秒刻みで設定可能。
動画でも説明しています Youtubeもご覧ください。
動画の方でも説明しています。よろしければそちらも参考にしてくださいませ!
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