Joyetech(ジョイテック)のVAPEスターターキット、ESPION TOUR「エスピオン ツアー」のレビューです。
ジョイテックからも樹脂ボディーの軽量コンパクトなレギュレーテッドが登場!
ファームウエアアップデートにも対応したフル機能搭載のテクニカルMODに、シートコイルの革新的なトップエアフローアトマイザーをセットしたスターターキット。
このスターターキットの特徴
- 樹脂ボディーの軽量コンパクトなデュアルバッテリーMOD ESPION TOUR
- シートコイル採用の低抵抗DL特化型アトマイザー CUBIS MAX
- 2つの製品をキットにした爆煙スターターキット
詳細をレビューします!
商品提供:VapeSourcing
詳細
Joyetech ESPION TOURはデュアルバッテリーのレギュレーテッド
その特徴は軽量だということ。デュアルバッテリーMODは18650バッテリーを2本収納するために、どうしてもボディーサイズが大きくなり、それに応じて重量も増してしまいます。
しかし、このESPION TOURはプラスチック製ボディーバッテリーを入れない状態で76.5g、バッテリー込みで167gとちょっと重たいシングルバッテリーMODほどの重量しかありません。
しかもコンパクトサイズ。丸みを帯びたボディーデザインと相まって、握り心地の良さを実現しています。
軽くて小さくて持ちやすいとあれば実用的にも申し分ないですね!
カラーバリエーションは5色展開。フレーム部分はブラックカラーで統一されていますが、パネルとボタン部分の色バリエーションがセレクト可能。
WHITE / GREEN / RED / BLUE / BLACK
Joyetechのスターターキット、レギュレーテッドとクリアロのセット。
今までのパッケージは同梱された専用パッケージが採用されていましたが、今回のESPION TOURではスリーブの中にレギュレーテッドとクリアロそれぞれのパッケージが入っています。
合理的。
別売もされているモデルですから。販売店もキットをバラして販売できるなど使い勝手が良いのでしょう。
それではそれぞれの詳細を見ていきます。
アトマイザー
JoyetechのCUBISシリーズの名前を冠したアトマイザーCUBIS Maxです。
CUBISシリーズ共通のトップエアフロー構造を採用したアトマイザーです。直径28mmサイズのボリューミーなアトマイザー。
カートリッジ式のプリメイドコイルを採用したアトマイザーではなく、シート型の「NCFilmTMヒーター」を採用しており、そこに四角くカットしたコットンをセットするタイプのアトマイザーです。
このようなシート状のコイルが採用されていて、どちらかといえばRTAタイプの製品になっています。
こちらの製品は既に他のスターターキットの付属品としてレビュー済みですので詳細はそちらのレビューも合わせてお読みください。
スペック
リキッド容量 | 5ml |
直径 | 28mm |
全長 | 50mm |
重量 | 71g |
ネジタイプ | 510 |
ドリップチップ | 510 |
コイル | NCFilmTMヒーター |
リキッドチャージ | トップフィル |
エアフロー | トップエアーフロー |
素材 | ステンレススチール |
メーカー公式サイト |
パッケージ
内容品一覧
- CUBIS Max アトマイザー(NCFilmTMヒーターを含む)
- スペアパーツ(ガラスチューブ、Oリング、NCFilmヒーター、プラスドライバー、コットン)
- マニュアル(日本語)、ワランティーカード
テクニカルMOD
Joyetech ESPION TOURは樹脂ボディーの軽量コンパクトなデュアルバッテリーMODです。
今までレビューしてきた製品ではこれらの機種が樹脂素材を使った軽量なレギュレーテッドとして思い浮かびます。
- Yosta Livepor 160W Box Mod(69g 18650デュアル)
- TeslaCigs WYE 85W(56g 18650シングル)
- TeslaCigs WYE 200W(64.5g 18650デュアル)
- aspire Puxos(58.6g 21700シングル)
- Joyetech ESPION TOUR(76.5g 18650デュアル)
比較してみると際立って軽量というわけではありません。デュアルバッテリーとしては特にTeslaCigs WYE 200Wの軽さが際立っています。
そして、コンセプトとしてはaspire Puxosと似通っています。
サイズを比べてみても同じようなサイズながら、Puxosの方が高さで2mm、厚みで3mmコンパクトになっているのもポイント。
でも、先に出たapsireの製品はスーツケースをモチーフにしたもの。そして、このESPION TOURも同じくスーツケースをモチーフに…
後発製品だけにコンセプトを登用したと言われても仕方がないでしょう。
しかし、使用バッテリーも異なっており、そのルックスはまるっきり異なるので、問題はないでしょう。
スペック
サイズ | H 89×W48×D33mm |
重量 | 76.5g |
ワット数範囲 | 1 – 220W(20Wまでは0.1ステップ、以降は1Wステップ) |
温度範囲 | 200 – 600F/ 100 – 315℃ |
抵抗値 | 0.05-3.5ohm(VW /バイパス/スマートモード) 0.05-1.5ohm(TCモード) |
モード | POWER /TC-Ti/TC-Ni/TC-SS / TCR(M1、M2、M3) |
スレッド | 510(スプリングコンタクト) |
充電ポート | microUSB |
バッテリー | 18650デュアルバッテリー |
保護機能 | ・デュアルサーキット保護 ・自動カットオフ(10s) ・過充電保護 ・ショートサーキット保護 |
公式サイト | https://www.joyetech.com/product/espion-tour/ |
パッケージ
内容品一覧
- Joyetech ESPION TOUR テクニカルMOD本体
- microUSBケーブル
- ユーザーマニュアル(日本語)、ワランティーカード
マニュアルは英語でのみ書かれていました。
ディティール
ESPION TOURはESPIONシリーズのデュアルバッテリーMOD。
シリーズといっても、名前は共通ですが、ルックスやコンセプトに共通性はありません。
TOURの名前はスーツケースに由来するもので、ツアーを巡るためのスーツケースをモチーフにしている通り、前後のパネルにはリブのような模様が刻まれています。
フレーブ部分は黒いマットな質感の樹脂、パネル部分はマーブル模様の色付き樹脂製となっており、ボディーは横が樽型になっているのが特徴です。
フレーム部分にはロゴプリント入り。共色でESPION TOURの製品ロゴ。
パフボタン側にはJoyetechのメーカーロゴがプリントされています。
510スレッド
アトマイザーを取り付けるための510スレッドが本体上部にセットされています。スプリングコンタクト採用。ピンには金メッキ加工。
アトマイザーボトムと触れる部分には金属素材を用いて、耐久性アップとともに通電性を確保する仕様。
気になるポイントとしてはスレッドが深くて、アトマイザーによってはちゃんとネジが噛んでくれません。
搭載可能サイズに制約はありませんが、28mmサイズの付属アトマイザーを取り付けてみると、はみ出すギリギリのサイズであることがわかります。
28mmまでに対応していれば多くのアトマイザーを搭載可能であることが確認できます。
ボタンと液晶パネル
液晶画面はモノクロディスプレイです。カラー画面のような華やかさはありませんが、直射日光など周囲が明るい環境でも見やすいというメリットもあります。
Joyetechでは多くのデバイスで共通の液晶画面を用いることによってコストカットを行い、製品価格を下げていますが、このESPION TOURには従来の液晶画面ではなく、初めてみるレイアウトの画面が採用されています。
パフボタンはパネルと同じ素材を採用。大きく押しやすいオーバル型に近い形状のボタンは、中央部分が凹んだ形状で、指が乗せやすいようになっています。
サブボタンはパネル部分にあり、2つのボタンが一体化したパーツを採用。樹脂製。
収納したバッテリーのチャージ機能ももちろん搭載しています。
バッテリー収納部とパネル
バッテリーを入れる部分にはパネルを脱着してアクセスします。本体底面にあるパネルの継ぎ目の溝に爪などでパネルを持ち上げてパネルを取り外します。
底部にはバッテリーベントホールが空いています。
パネルは後ろの片面のみを外すことが可能です。マグネット式で着脱が簡単です。
パネル片面しか外すことができないので、着せ替えさせることはできず、着せ替えパネルの販売もなし。
2本の18650バッテリーを収納可能です。
使い方
操作方法です。Joyetechレギュレーテッド共通です。
- 電源ON/OFF パフボタン5クリック
- ボタンのロック サブボタン同時長押し
- 設定メニュー パフボタン3クリック
- ワット数を調整する:
VWモードでは、+/-ボタンを押すとワット数を調整できます。 +/-ボタンを押し続けるとワット数が急激に増減します。
TC(Ni、Ti、SS、TCR-M1 / M2 / M3)モードでは、まずファイヤーボタンを4回連続して押し、+/-ボタンを押してワット数を調整します - 温度を調節する:
TC(Ni、Ti、SS、TCR-M1 / M2 / M3)モードで+/-ボタンを押すだけで温度設定を増減できます。
メニュー内で設定が完了する最新FWを搭載。直感的に操作がわかりやすく、操作しやすいメニューです。
設定メニューでモードや各種設定変更が可能です。
- MODE モード変更
- SET 各種設定変更
・COIL 抵抗値ロック
・POWER パワー設定
・STELTH ステルスモード設定
・SUBPARA サブパラメーター設定
・LOGO ロゴ設定
・CLOCK 時計設定
・PREHEAT プレヒート設定
・TIMEOUT(OFF , 5s , 10s , 15s) - INFO
・BATTERYバッテリー電圧表示
・VERSION 本体とファームウエアバージョン表示 - EXIT メニュー終了
感想
製品のデザインコンセプトといい、ジャンルといい、aspire Puxosの後追い製品ですね。
後発なのだから、スペックでは勝っていて欲しかったのですが、残念ながらオリジナルを超えることはできていません。重量はESPION TOURの方が20g近く重たく、そして若干ですが大きくなっています。
ただし、使用バッテリーが異なり、向こうはシングルバッテリー、こちらはデュアルバッテリーなので単純に比較はできません。
デュアルバッテリーMODとしては軽く、そして機能的にも優れた製品。
VAPE MODで最もポピュラーだと言えるJoyetech系の基盤を搭載している強みは大きいですね。
操作はもちろん、機能も充実しているのが魅力。
まとめ
Joyetech ESPION TOURの個性は?
- プラスチックボディーで軽量かつコンパクト
- デュアルバッテリ!18650を2本収納
- JoyetechテクニカルMODのフル機能を搭載した3ボタンMOD
- 専用レイアウトのモノクロ液晶搭載
- シート型の「NCFilm TMヒーター」を採用したクリアロマイザー
- コットン交換のみで使えるコストパーフォーマンスが良い爆煙アトマイザー
競合機種にも優れた製品はありますが、Joyetech系基盤に使い慣れたユーザーにとっては、最も良い選択肢になり得る製品です。
ルックスと軽さ、コンパクトさに惹かれたユーザーは検討してみては?
通販はこちらから!
→ Joyetech ESPION Tour Kit 220W with Cubis Max Atomizer [Vape Sourcing]
※当ブログオリジナルクーポンコードVC10でいつでも5%オフで購入可能です。
コメント