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【Vapefly CORE RTAレビュー】DLに特化したデュアルコイルRTA

Vapefly CORE RTAレビュー ベイプフライ コア アールティーエー

vapefly(ベイプフライ)のVAPEアトマイザー、CORE RTA「コア」のレビューです。

次々に話題作をリリースする新進気鋭のブランドvapeflyから、DLに特化したデュアルコイルRTAがリリースされました。ドイツ人デザインのCORE RTAです。

このアトマイザーの特徴

  • 25.2mmサイズのデュアルコイル/シングルコイル対応 爆煙RTA

詳細をレビューしていきます。

商品提供:Everzon

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詳細

Vapefly CORE RTAレビュー ベイプフライ コア アールティーエー

vapeflyがリリースするタンクアトマイザー、CORE RTAです。

このCORE RTAは“German 103 Design Team”によってデザインされたということ。初めて聞く名前ですが、VAPEの専門家であるドイツ人”Martin Hartkopf”とVapeflyが立ち上げたデザインチームだということで、グループには現在103人のメンバーが在籍しており、ほとんどのメンバーはドイツ出身だということからそういう名前がついているようです。

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デッキを見てみるとデュアルコイルに対応したポストデザイン(シングルアダプターでシングルコイルにも対応)vapeflyがリリースしているドリッパー、WORMHOLE RDAに酷似したデッキデザインです。特にポストの形状やクランプ部分はほぼ同じような構造。

しかし、エアフロー部分は異なっています。ボトムと中央からの供給になっており、どちらも多穴式になっているので、単純に前出のドリッパーのタンクバージョンとは言えないデザインです。

でも、用途といい、デザインといい、ある程度の共通性を感じますね。

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出典:vapefly

エアフローデザインが特徴的。 POWERFUL”Q”という名前がつけられています。何故そのような名前なのか?メーカーサイトを見てみると、”Q”の字のように空気が回るから?

いやどうなんでしょう?空気はそうは回らないと思うんですけどね。

名前と空気の流れはさておき、フレーバーと大きなミスト、冷却性に優れたエアフロー構造だという触れ込みになっています。

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出典:vapefly

カラーバリエーションは全4色展開ですね。スタンダードな色展開です。

Stainless(Silver) / Gold / Black / Rainbow

 

スペック

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出典:vapefly

リキッド容量 2ml (バブルチューブ 4ml)
直径 25.2mm(バブルチューブ 28.2mm)
全長 39.4mm(DT、スレッド含まず)
重量 51.4g(実測)
ネジタイプ 510
ドリップチップ 810DT
コイル RBA シングルコイル/デュアルコイル
リキッドチャージ トップフィル
エアフロー ボトムエアーフロー
素材 ステンレススチール
メーカー公式サイト

 

パッケージ・内容品

概要を確認し終えたところでパッケージを開封していきます。

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パッケージデザインはシンプルですね。前面にはロゴなどとともに製品のイラストが入っており、背面には製品の概要などが書かれています。また、偽造防止のスクラッチ式セキュリティーコード入りステッカーも貼られています。紙箱パッケージ。

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Vapefly製品の多くに採用されている『開封されていませんよ』シール。中身のすり替え防止のホログラムすレッカーですね。でもこれ大抵剥がれかけているので機能を成してないのが残念ですね。

同じ仕様のGeekvape製品はしっかりと貼られているのに。もっと粘着力が高いシールを採用した方が良いですよ、vapeflyさん。

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内容物はクッション材に保護されて収納されています。

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内容品一覧

  • Vapefly CORE RTA アトマイザー本体
  • 予備パーツ(ネジ、プレート、Oリング、バブルガラスチューブ)
  • 510ドリップチップアダプター
  • ビルド用ツール
  • シングルリデューサー
  • firebolt コットン
  • ユーザーマニュアル

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説明書などの書類には日本語の記載はありませんでした。

外観

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25mmサイズのボリューミーなサイズ。でかいですね。迫力のあるサイズ感です。

正確には25.2mmなので、25mmギリギリサイズに対応しているMODだと取り付けに注意が必要なので注意です。

チャンバー部分に入っている電子基板のような模様が特徴的。ボトム部分にも主張強目の”CORE”のロゴ文字が入っています。

製品クオリティはvapefly製品らしい作り。実用的には問題はないけれども、金属表面の仕上がりなどをみると「丁寧・綺麗」と呼ぶのをためらってしまう仕上がりです。ただ、もちろんバリやエッジの面取りなどはしっかりと行われているので実用的には全く問題ないんですけどね。

分解

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まずは軽く分解して構造を見ていきます。ざっくり構造ごとに分解すると以下のように分けられます。

  • ドリップチップ
  • タンク
  • デッキ

タンクやデッキはさらに細かく分解可能です。

それでは、各部の詳細を上から順番に見ていきましょう。

ドリップチップ

まずはドリップチップから。

ドリップチップの取り付け部は810DTサイズ(ハーフインチサイズ互換)なので、付属品ではない汎用品に付け替えて使うことも可能です。

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付属品は2つ。

一つは810DT、もう一つは510DTアダプターです。

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PMMA樹脂素材の半透明なドリップチップは、内径が途中から急激に拡散するタイプ。

全長12mm、露出部の高さ7mm、外径17mm、内径 10→14mm

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金属製の510DTアダプターも付属しているので、汎用の510ドリップチップを取り付け可能。シングルコイルで運用する場合や、ビルドによっては内径細めのドリップチップをセレクトすると良いかもしれません。

タンク

次にタンクです。リキッドチャージは今や定番のトップフィル方式、トップキャップを外すだけでリキッドチャージ可能な利便性を重視したタイプです。

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むしろトップフィル以外の方式を採用しているRTAの方が探すのが難しいぐらいですよね。

トップキャップはスクリュー式。ドリップチップに向けてすぼまったデザインをしていますが、側面には溝が彫られているのと、厚みが十分にあって外しやすいようになっています。

すぼまっているのは、ドリップチップに口をつけた時に、トップキャップに唇が当たりにくいようにしているためだと思われます。単純にデザインなのかもしれませんが。

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大きく設けられたリキッドチャージホールからタンクにリキッドをチャージ可能。ホールが大きいので、スポイトボトルなど先が太いものでも問題なくチャージ可能です。

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ちなみに、タンクを構成するガラスタンクは、トップパーツにしっかりとパッキンで接続されているので、逆さまにして外すことでリキッドがタンクに残っている状態でもデッキにアクセスすることができます。

リキッドを無駄にすることなく、リウィックやリビルドが可能なだけでなくボトムフィルでのリキッドチャージも可能です。

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タンクは3ピース(トップキャップ / タンクベース / ガラスチューブ)で構成されており、リキッド容量の大きなバブルチューブも付属します。

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予備としてだけでなく、容量を増やしたい場合や、デザイン的に気に入った場合はバブルチューブで使うことができます。その場合はリキッド容量が2mlから4mlに倍増しますが、反面バブルチューブ部分の直径が28.2mmと増すので注意が必要です。

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チャンバー部分の上部はなだらかに傾斜したデザイン。チムニーに繋がる部分のエッジが面取りされているのに丁寧な仕上げを感じます。チムニー内径7mm。

エアフロー

ボトムエアフロー方式を採用。デッキ下部から空気を取り込みます。

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エアホールには、ドロー調整用のAFCを装備し、全開から全閉まで無段階で取り込む空気の量を調整可能です。

全開だとスカスカ手前の軽いドロー、全閉だとDLギリギリ程度のドローで、MTLには少し軽いかな?程度のドローです。ドローの音も全域で静かですね。

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180度対角線上に同じ大きさのエアホールを装備。計2カ所。

デッキ

デッキはデュアルコイルに対応した2クランプデッキです。

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コイルのクランプ部が2カ所設けられています。

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ポスト部分のデザインはそっくりですが、エアフローデザインは少々異なります。タンクなので周りにスペースを作らなくては、サイドからコイルに空気を供給するのが難しいため、ボトムエアフローになっています。

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ボトムエアフローのエアホールは多穴式、片側8個の小さなエアホールが空いているデザインです。コイルを覆うようなカーブがついているのも特徴的。

また、ジュースチャンネルから一段上がってエアフローホールが設けられているので、リキッドリーク(漏れ)も対策されている構造になっています。

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クランプのデザインはvapeflyのドリッパー、WORMHOLE RDAと全く同じデザインです。

デッキは宙に浮いているデザイン、ジュースチャンネルの下からリキッドを供給するタイプです。

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外してみるとイモネジの頭が二股に割れていて、ここにクランププレートをロックする構造、ビルドのしやすさを考えた仕様ですね。イモネジを緩めていくと、クランププレートが一緒に上下に動くので、クランプを手で持ち上げる手間がありません。

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チャンバースペースはポストトップには余裕はなく、ポストの上部=チャンバートップと考えてよいでしょう。

シングルコイルアダプター

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シリコンゴム製のシングルコイルアダプターが付属。シングルコイルビルドが可能です。

ジュースチャンネルを半分埋めてくれるので、ウィックで埋める必要がないのも嬉しいポイント。

エアフローも塞いでくれますが、ある程度の隙間から空気の混入は致し方ないかと思います。

ポジティブピン

最後にポジティブピンを確認しておきます。

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アトマイザーの裏にはエングレービング、”CORE”のロゴ文字、”Designed by German103 Team Manufactured by vapefly”の文字が入っています。

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ポジティブピンはかなり出っ張っていて、実測1.31mmでした。ハイブリッド接続のメカニカルでも問題なく使える具合でしたが、実際に使う場合には製品誤差などもあるため、ピンの状態をしっかりと確認してくださいませ。

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ポジティブピンはデッキ固定ネジ兼用なので緩めて出っ張り具合をより出すことはできません。しかし、これだけ出っ張っていれば調整は必要ないと思います。

ビルド

それではビルドしていきます。

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エアフロー全開だとスカスカ手前ぐらいの軽いドロー、そしてボトムエアフローのエアホール幅が広いので、幅の広いクラプトンコイルなどにも対応しています。ルックス的にも爆煙セッティング向けだと思われますが、エアフローを絞ればかなりタイトにもできるのでいつも通り単線で組んでいきます。

カンタル24ゲージ、2.5mm軸、6巻

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ボトムエアフローがメインなのでコイル位置は下げ気味が良いとは思いますが、あえて上げ気味で組んでみました。 Vapefly CORE RTAレビュー ベイプフライ コア アールティーエー

コイル設置場所の自由度が高いので、割と調整幅は広い印象です。

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VapeflyのFirebolt Cottonですが、とりわけ良いコットンだとは思わないんですが、ビルドがすごい楽です。付属しているとつい使っちゃいますね。楽さに勝てるものは無しです。

このコットン、単体でも売られているので気に入った人はリピート購入することもできます。

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ジュースチャンネルを塞ぐようにふわっとウィックを乗せれば完成です。このタイプのタンクデザインの場合、ウィックを下まで垂らした方が、最後までリキッドを吸い上げられるのですが、見栄えが悪いので僕は乗せる程度にしています。

MODに載せる

でかいですね。25.2mmは。迫力のサイズ感です。

ただ、載せられる機材であれば、カラーにもよりますがそこまで癖はないので、マッチしないということはないと思います。でかいですけど。

感想

見た目の好き好きは、写真であなたが判断してください、ということで、、、

僕の趣味ではありませんが、このテイストが好きな人もいると思います。僕はシンプルな方が好きなので、、、 しかもでかいんですよね。でかいのに2mlの容量なのもデッキ、どれだけでかいんじゃ!と。

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ただ、ビルドが比較的簡単です。クランプ式なのですが、イモネジを緩めれば、クランプも一緒に上がってくれるので、クランプを押さえておく必要がないのですごく簡単です。

いやでも、最近のRBAでビルドが難しいって感じるものは正直ないんですけどね。どれも簡単ですので、それがイニシアチブのにはなりませんが。

ウィッキングも簡単ですね。付属コットンで、ある程度の量を確保してふわっと載せてやれば、エアフロー部分にかからなければ漏れることもないと思います。悩む感じはありません。

味は悪くないです。単線でも十分に楽しめる味乗り、そしてミスト量も多めです。

まとめ

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単線からクラプトンまで、ドローも重めのDLから軽めのDLにまで対応しています。ただ、シングルコイルで組むのであれば、他のアトマの方が優れていると思うのでデュアルコイル専用だと思った方が良いでしょう。

ただ、特別な個性があったり、すごく優れている「売り」の部分がないのも確か。普通に使える「安定感」は感じるのですが、爆発的なヒットをする商品ではないでしょう。何度も言いますが、でかいし。

むしろ日本ではMTLの方が流行ってますから。でも、どちらかではなく、両方楽しんだり、入れるリキッドによって機材を変える楽しみもまた良いのではないでしょうか。「どっちが濃いか?美味しいか?」なんて議論は不毛です。人それぞれですし、リキッド次第、ビルド次第ですからね。

DLでないと味わえない美味しさもあるので、リキッドの選択によっては悪くない機材だと思います。

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