DJV「ディージェーブイ」のVAPEアトマイザー、DEJAVU RDTA「デジャヴュ」のレビューです。
有名YouTuberとのコラボモデル。少し前に各社から盛んにリリースされていたタイプのRDTAです。VAPEトリックやクラウドチェイスで便利に使えるようにRDAにタンクをプラスしたタイプです。
このアトマイザーの特徴
- 直径25mm!爆煙タイプのRDTA!
詳細をレビューしていきます。
商品提供:Everzon
詳細
マレーシアの有名YouTuber Adrian Lo Dejavu(https://www.youtube.com/user/adrianlodejavu/featured)がデザインしたモデル。
構造的にはもう出し尽くされてしまった感のある爆煙RDTAで個性を出すにはルックスしかありません。
このDEJAVU RDTAではドリップチップとタンクボトムパーツにローレットを施したハードなルックスが特徴です。
ちなみにカラーバリエーションはSilverとBlackの2色展開です。
スペック
リキッド容量 | 2ml |
直径 | 25mm |
全長 | 34.5mm(DT、スレッド含まず) |
重量 | 63.0g |
ネジタイプ | 510 |
ドリップチップ | 810DT |
コイル | RBA デュアルコイル |
リキッドチャージ | トップフィル |
エアフロー | ボトム&サイドエアーフロー |
BF対応 | ◎ BFピン付属 |
素材 | ステンレススチール |
パッケージ・内容品
パッケージがかなりでかいです。アトマイザーサイズとは思えないサイズ。
開けてみるとソフトキャリングケースが入っていました。DJVのロゴ入り。
開けてみるとDEJAVU RDTAが分解されて入っていました。このパッケージング良いですね。男心をくすぐります。
内容品一覧
- DJV DEJAVU RDTA アトマイザー本体
- 予備パーツ(ガラスチューブ、Oリング、デッキネジ)
- ビルド用六角レンチ
- 810 drip tip (ステンレス / ウルテム)
- アトマイザースタンド
アトマイザースタンドはプラっぽい質感ですが、中に重りが入っているのかずっしりと重量を感じます。本体の他にはエクストラのドリップチップと予備パーツが付属します。
外観
仕上がりはなかなかに綺麗です。ローレットなど手間のかかる加工の処理も綺麗だし、金属の質感も悪くありません。細かいブラシ仕上げに丁寧さを感じます。指でなぞってみてもエッジの立った感触もありません。
分解
最初に大まかに分解します。
- ドリップチップ
- トップキャップ&スリーブ
- デッキ&タンク
構造ごとに分けるとこのようになります。それでは上部のパーツから順番に見ていきます。
ドリップチップ
ドリップチップ取り付け部分は810DT(ハーフインチサ)サイズで、トップキャップ側にOリング。汎用品も取り付け可能。市販のドリップチップも使えます。
ボディーと同じステンレス製のドリップチップには側面にローレット加工。見た目にこだわったものです。別に市販品を買うと高なやつですね。構造にもこだわっていて、内径はテーパーデザインです。
最初少しだけ鉄っぽい匂いがしますが、洗浄すれば匂いは気になりません。
全長11.5mm、露出部の高さ6.5mm、外径18.5mm、内径8.5→13.5mm(逆テーパー)
ウルテム樹脂製のドリップチップも付属します。構造もサイズも異なるので使い分けできます。
全長11.5mm、露出部の高さ6.5mm、外径18mm、内径8.5mm(エンド部15mmまで拡大)
トップキャップ
トップキャップは2ピース構造。スリーブとキャップに分解可能。それぞれにホールが空いています。
キャプを回してサイドエアフローの調整が可能。全開から全閉まで無段階調整できます。
さらにボトムエアフローホールも備えています。こちらは全開のみで調整はできません。
キャップの裏はドーム形状です。定番のやつですね。
デッキ
2ポスト6スレッドデッキ。2ポストは珍しくありませんが、様々なバリエーションのコイルに対応できるデッキです。ポストには金メッキ加工されています。
ポストには上側に2スレッドづつ。
そして側面に1スレッドの固定部分があります。合計6箇所コイルを固定するスペースがあり、コイルレッグの高さの違いにも対応できます。
中央部分はポストではなくリキッドチャージホールです。
タンクにリキッドを注ぐには、ここにユニコーンボトルなどを挿入します。チャージ部分が細いので、スポイトボトルでは不可です。ユニコーンボトルやニードルボトル必須。
30mlサイズの細いボトルであればキャップを外さずにチャージできます。
タンクに直接リキッドがチャージされます。
ポジティブピン
アトマイザーの裏側にはDJVのロゴマーク、DEJAVU RDTA、DESIGN IN MALAYSIA、そしてシリアルナンバーのエングレービング入りです。
ポジティブピンの出っ張り具合は実測0.7mmほど。
ポジティブピンはポスト固定ネジ兼用。緩めて出っ張り具合を調整できません。
タンク
タンクはボトムパーツとガラスチューブ、そしてOリングで構成されています。工具などは必要なく、回すだけで脱着できます。逆ネジなので時計回りに回して外します。
ボトムパーツの厚みは薄いですが、ローレットで滑りにくくなっています。デザインとともに実用性も兼ね備えています。
容量が2mlと少ないのでガラスチューブの厚みもあまりありません。容量よりも高さを抑えるデザインを優先させています。
ビルド
まずドローですがスッカスカです。サイドエアフロー全閉でもスカスカ。抵抗感は全くありません。これは単線でビルドするには向かないやつですね、クラプトンコイルに頼りましょう。
手持ちで持っていたプリメイドコイルです。AlienClaptonCoil 0.45Ω デュアルで組んで実測0.25Ωです。デュアルバッテリー以上のMOD推奨です。
これでも役不足かもしれませんが試してみます。
ドライバーンして同調し、ホットスポットを除去します。
最後にウィッキングですね。コットンレッグは短め。ただでさえ少ない2mlタンクをコットンで占拠すると容量が減ってしまうので、タンクに付くか付かないかぐらいに抑えました。
アトマイザーを傾ければタンクからコットンレッグにリキッドが供給されるので問題ないと思います。
MODに載せてみました
MODへの搭載例です。参考までに。
エアフローが絞れないのでハンパなビルドじゃ使い物にならないと感じるので、基本はデュアルバッテリーMOD推奨ですが、一応シングルバッテリーにも載せてみました。
見た目はいかにも爆煙機材で悪くありません。
感想
ドローがスッカスカ!爆煙以外にやりようがありません。
無論爆煙前提のデザインなのですが、ボトムエアフローは調整できた方が幅が広がったなとは思います。スカスカ過ぎです。少なくとも僕には軽すぎるし、100W級の出力がないと釣り合いません。
久々にこの手のRDTA使いましたが、リキッドによってはアリだと思います。
ただ、ミスト量がハンパじゃないので吸えるシチュエーションはもちろん限られます。
一発で部屋が真っ白になりますからね。
運用上気が付いたのは、2mlタンクは小さすぎる。類似製品は多いと5mlなど倍以上のタンクを備えているものあります。2mlではあっという間に空になるので頻繁にリキチャが必要になります。
まとめ
このカテゴリーの商品はどれも大体一緒です。
細かい違いこそあれど、デザインも似通っていて、構造も似たり寄ったりです(中にはボトムエアフローだけのものやサイドエアフローだけのものもあります)
味はミストで押す感じなので、細かい味の機微を感じるというよりは、ミスト量で勝負なのでそれこそ似たり寄ったりです。もちろん爆煙でも味の飛ばないリキッドはおいしく吸うことができます。
その中での選ぶポイントは見た目によるところが大きいのではないでしょうか。
見た目が気に入ったものを選ぶ以上のことはないと思います。このDEJAVU RDTAのルックスが気に入ったのであればポチってみてくださいませ。
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