Limitless(リミットレス)のベイプ テクニカルMOD、LMC BOX MODのレビューです。
BOX形状のテクニカルMOD。スタンダードなボックス形状に、デザイン性をプラスしたLIMITLESSらしく、ファッショナブルなMODに仕上がっています。
存在感のある大きさと重量感で、トリッカーおよびクラウドチェイサー、爆煙志向の方に人気の出そうなデザインです。
それでは早速レビューしていきます。
商品提供:GearBest
Limitless LMC BOX MODのパッケージと内容品
プラスチックケースパッケージです。
上下はLMCのステッカーで封がされていますが、そのままキレイに剥がせるため、中身のすり替え防止の意味合いはなく、単純にケースを留めるために用いられています。
内容品一覧
- Limitless LMC BOX MOD本体
- インフォメーションカード
ミラーコートされたディスプレイパネルには保護フィルムが貼られているため、使用時には剥がして使います。(撮影のためにわざと気泡を入れて撮影しています。)
VAPEテクニカルMOD Limitless LMC BOX MODの詳細
Limitless LMC BOX MODは可変ワッテージ、温度管理機能、保護機能を搭載したVAPE用テクニカルMODです。
ボリューム感のある重量と大きさはトリッカーやクラウドチェイス、爆煙志向ニーズに人気なのか、無理にコンパクトにしようとしない、スタンダードなボックス形状のBOX MODには一定の人気があり、ファッション性の高いアイテムだと言えます。本機も見た目に拘っている印象。
本サイトでも過去に似たジャンルの製品をレビューしておりますので、興味がある人はそちらも合わせてどうぞ。
⇒ X200 Stabilized Wood (Woody Vapes)レビュー
⇒ DRAG 157W TC Box MOD (VOOPOO) レビュー
Limitless LMC BOX MODのスペック
サイズ | H 92×W63.5×D25mm |
重量 | 245g(実測) |
ワット数範囲 | 10 – 200W |
抵抗値範囲 | 0.08ohm – 5.00 ohm |
温度範囲 | 220 – 580F/ 100 – 300℃ |
モード | VW(ソフト、スタンダード、パワフル) /温度-Ti系/温度-Ni系/温度-SS |
スレッド | 510 |
充電ポート | なし |
バッテリー | 18650デュアルバッテリー(別売り) |
保護機能 | ・バッテリー逆差し保護 ・短絡保護 ・低抵抗保護 ・高電圧保護(6.5Vカット) ・内部温度保護(80度) ・高アンペア保護 ・パフ時間保護(10秒) |
LIMITLESS公式サイトより
背面には”LIMITLESS MOD COMPANY”のロゴと文字がプリントされています。
MOD上部にはアトマイザー取り付けのための510スレッドが用意されています。
取付部はMOD上部の面と段差がなく、アトマイザー取付時に完全フラットになるようデザインされています。
コンタクトはスプリング式になっており、アトマイザーの510スレッドおよびポジティブピンの長さにかかわらず、手動調整は不要です。
MOD前面には操作系統とディスプレイが集約されています。パネルはミラーコートされており、遠目からはディスプレイ表示部の継ぎ目がわからないようになっています。
写真左からメインのパフボタン/ディスプレイ/サブボタン2つ(右がプラス、左がマイナス)
MOD両側のパネルはマグネット式になっており、脱着可能で、別売りのパネルや、自作パネルに換装可能です。MOD底部に取り外しのための突起部があるため、その部分に爪などをかけて取り外す事ができます。
なお、底面は完全フラットになっており、バッテリーベントホールは設けられていません。これは着脱可能パネル仕様ということもあり、万が一バッテリーからガスが噴出した場合には、パネルが飛ぶから内部圧力が高まることはないという考えからでしょう。
バッテリー収納側と反対側のパネルも取り外し可能。MODに四角く見える部分は基板のメンテナンスホールのようです。シール式なので剥がすことが出来ますが、通常は触る部分ではありません。
パネル裏が汚れていますが、これは到着時から。擦ってみたりしてみたところ、接着剤のようなもののようなので、製造時についたものでしょう。気になる場合はパーツクリーナーなどの脱脂剤を用いてこするとキレイになると思います。
収納部の表示に従って、別売りのVAPE用途に適したハイドレン18650バッテリーを用意します。僕はデュアルの場合、SONY製VTC4を愛用しています。
デュアルバッテリーMODの注意点です。
バッテリーは同じロットの同銘柄の新品バッテリーを用いましょう!
バッテリーの銘柄が異なると性能が違います。そして、使用を繰り返したバッテリーは内部抵抗が増大しており、異なる銘柄、使用頻度のバッテリーを使用すると、どちらかに負担がかかってしまうため大変危険です。
VAPEテクニカルMOD Limitless LMC BOX MODにアトマイザーを載せてみました
横幅から、収まるアトマイザーのサイズは25mmまでとなりそうです。
本体サイズが大きいためスタンダードなサイズの22mm径から、24mmサイズまでバランスよく搭載可能です。
VAPEテクニカルMOD Limitless LMC BOX MODの使い方・操作方法
操作方法の詳細
- 電源ON …電源OFF時にパフボタン5クリック
- サブボタンロック …パフボタン3クリック
- メニュー呼び出しとメニュー遷移
→電源ON時パフボタン5クリック
→メニュー内容は以下の通り
POWER OFF | サブボタンクリックで電源OFF |
MODE | ・MODE POWER… VWモード →10W (最低ワッテージ設定) ・MODE TEMP …温度管理モード →TEMPRETURE (Ni/SS/SSに設定可能) →UNIT F/C (摂氏/華氏 切替) →220F (最低温度設定) |
ROTATION 180 | サブボタンクリックでディスプレイ反転 |
EXIT MENU | サブボタンクリックでメニューから出る(数秒放置すればメニュー離脱可能) |
POWERモードの操作方法
- プラスボタン操作→M1,M2,M3の遷移(それぞれにワッテージ設定可能)
- ワッテージ設定の変更→プラスボタンにてM1〜M3表示後にすぐマイナスボタンを押して設定
- ソフト、スタンダード、パワフル変更→M1~M3設定後パフボタンクリック、その後マイナスボタンにて設定
ST…スタンダード 設定ワッテージに従った電圧を供給する
SO…ソフト パフ後、1.5sほど低い電圧をかけた後、設定ワッテージを供給
PO…パワフル パフ後、1.5sほど高い電圧をかけた後、設定ワッテージを供給
TEMPモードの操作方法
プラスボタン操作→M1,M2,M3の遷移(それぞれに温度設定、ワッテージ設定可能)
温度設定の変更→プラスボタンにてM1〜M3表示後にすぐマイナスボタンを押して設定
ワッテージの変更→M1~M3設定後パフボタンクリック、その後マイナスボタンにて設定
VAPEテクニカルMOD Limitless LMC BOX MODのまとめ
ルックスとデザインに拘ったテクニカルMOD。ここに魅力を感じる人には良い製品であると思います。
基本機能は搭載しています(可変ワッテージ、温度管理、各種保護機能)ので普通に使う分には問題はないでしょう。
ただし、機能面では特別優れた部分は感じられません。
ワッテージモードでの立ち上がりなどは普通。細やかなプレヒート機能ではなく、アバウトな設定のモード(スタンダード/ソフト/パワフル)。
温度管理モードは普通に使えますが、特に優れているとも感じません。
MOD単体でのバッテリーの充電が出来ないため、出先での補充電ができず、別途バッテリーチャージャーを用意する必要があります。
操作系統は若干慣れが必要で、メニュー数は少ないものの、操作が独特です。
総括すると、機能は”普通”だと言えます。どちらかと言えばシンプル、スタンダード機能を搭載しています。
そして、ファッション性に拘っているものの、反面重くて、躯体が無駄に大きいともいえます。
しかし、ルックスも趣味性の高いVAPEでは重要なファクター。パネルの種類も多く、自分なりのカスタムも楽しめるMOD。大きなボディは、爆煙向けの大型アトマイザーとのバランスが良いと思います。
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