Smokjoy(スモックジョイ)のテクニカルMOD、Air77 TC MOD 「エアー77」のレビューです。
26650および18650バッテリーを使用するレギュレーテッドのベイプ用MODです。爆煙志向の記載が多数リリースされる中、バッテリー容量に余裕がある26650バッテリーを使用したMODも多数リリースされています。
本機はVAPEのMODとして基本的な性能を網羅しつつ、見た目にも拘り、コストパフォーマンスも優れた製品です。
それでは早速レビューしていきます。
商品提供:GearBest
Smokjoy AIR77のパッケージと内容品
化粧箱に緩衝材。必要最低限でコンパクトなパッケージです。付属品も必要最低限。
- Smokjoy Air77 TC MOD本体
- microUSBケーブル
- ユーザーマニュアル
Smokjoy AIR77の詳細
Smokjoy(スモックジョイ)のテクニカルMOD、Air77は26650/18650バッテリーのテクニカルMODです。正確には18650のスペーサーが付属するため、18650も使用できる、といったほうが正しいでしょう。特徴としては、見た目。金属に装飾が施されているのがひと目で分かるエレガントなルックスです。
Smokjoy AIR77のスペック
サイズ | H 85×W44×D32.5mm |
重量 | 220g |
ワット数範囲 | 7- 77W |
温度範囲 | 200 – 600F/ 100 – 315℃ |
抵抗値 | 0.1-3.0ohm (TCモードは0.1-2.0ohm) |
モード | VW /バイパス/温度-Ti系/温度-Ni系/温度-SS |
スレッド | 510 |
充電ポート | microUSB |
バッテリー | 18650/26650バッテリー(別売) |
カラー | Black+Silver / Blue / Red / Black+Gold |
SMOKJOY公式サイトより
公式サイトの重量スペックには220gとの記載がありましたが実測で156gでした。おそらくバッテリー込みの重量なのか。そこまで重くはありません。
MODの上部にはアトマイザー取り付けのための510スレッド。スプリング式で調整不要です。上部には「Air 77」のロゴ。MODに施されている上品な模様と雰囲気がマッチしているとは思えないので、なくても良かったのでは、と思ってしまいます。
背面には4つくぼみがあり、指が当たるようにデザイン(エルゴノミカルデザイン)されていて滑りにくくなっています。
MOD正面にはパフボタンとサブボタン2つ、USB端子。側面には液晶画面が設けられています。
本体3面には何模様というのか?唐草のような模様がエングレービングされています。ハンドカービングなどではありませんが、安っぽさは感じません。上流階級の雰囲気。しかし、テイストは固定されてしまうので好き嫌いの好みはでそうですね。好きな人にはたまらないデザインです。
MOD下部にはおそらく基板冷却のためのホールと、バッテリー収納のための蓋があります。蓋にはベントホールが設けられています。開閉部はレバー式で、マグネットでくっついているので爪で持ち上げると工具無しで回すことができるレバーになっています。
中には18650も収納することができるプラスチックのスペーサーが入っています。26650を使用する場合はこれを取り出してバッテリーを収納します。
バッテリーの蓋にはバッテリーの長さの違いを吸収できるマイナスネジ式の調整部があるので、バッテリーの長さが合わない場合は工具を使って調整します。
本体充電にも対応しています。電源を接続したmicroUSBケーブルをMOD本体の端子に接続することで収納したバッテリーの充電が可能になっています。
Smokjoy AIR77の操作方法
電源on/off | パフボタン5クリック |
画面の上下反転 | サブボタン プラスマイナス同時長押し |
メニュー呼び出し | 電源on時にパフボタン3クリック
メニュー(モード)内容
|
POWER(VWモード)での設定ワッテージの変更 | サブボタンで直接操作 |
TEMP(温度管理モード)での設定温度の変更 | サブボタンで操作 ※ワッテージ変更はできません。 |
Smokjoy AIR77のまとめ
まず性能からですが、基本機能は網羅していますが、多機能とはいえません。温度管理機能もマニュアルのTCR値には対応していません。また、プリヒートやカーブモードの搭載もありません。一昔、それでも一年ほど前にリリースのMODと同スペックだといえます。カーブモードやプレヒート、TCR値の設定が必須だ!という人には無論推奨できません。
次に大きさと重量、握り心地ですが、全体的に大きめのボディをもつ26650MODの中でも若干大き目な躯体。重量はアルミを一部採用していることもあり、大きいながら標準的な重量。握り心地は手の大きな自分にはちょうど良く感じます。
VWや温度管理モードで一通り使ってみましたが普通に使用できます。特別悪い点や、良い点を羅列できず、今リリースされているVAPE用のMODとしては標準的な機能、性能であると言えます。
それぐらいマスプロと呼ばれる大量生産品の性能が底上げしてきていますね。
その為レビューは非常に難しく、差別化して事細かに書こうとしても、大きな違いは、見た目でしか無いと思います。
もちろん、性能や機能に差もあるので、その辺吟味して、自分のお気に入りを見つけてみては如何でしょうか?ベイプの楽しみは、デバイスを選ぶ所にもあるんですよね♪
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