こんにちは、Hiroです。
200以上のMODをレビューした筆者が詳細をレビューしていきます。
YOSTA(ヨースター)のテクニカルMOD、Livepor 100 Box「ライブポア100ボックス」のレビューです。
個性的なデザインとルックスのテクニカルMODは、21700シングルバッテリーに対応。LEDイルミネーションを装備したユニークなプロダクツです。
このテクニカルMODの特徴
- シンプルな21700対応シングルバッテリーテクニカルMOD
- 個性的なルックスにLEDイルミネーションを配置
商品提供:Everzon
Livepor 100 Boxの詳細
YOSTAがリリースする21700シングルバッテリー対応のテクニカルMODがLivepor 100です。
どうでもいいですが、YOSTAのテクニカルMODって全部Liveporなんですよ。
数字だけ違うバリエーションなのでわかりにくいんですよね…
- 個性的なフェイスデザイン
- 21700 / 20700 / 18650 3つのバッテリーに対応したシングルバッテリー対応
- 3ボタンにカラー液晶搭載
- LEDイルミネーション
- 24mmタンクオーバーハングなし
- バッテリー充電機能(microUSB)
Livepor100の一番の特徴は、そのルックス。
個性的なフェイスデザインに、4箇所のLEDイルミネーションを搭載したビジュアル系テクニカルMODです。
光り物好きにはたまらないですね。
デュアルバッテリーには多いものの、シングルバッテリーでイルミ搭載ってあまりないので貴重ですよね!
サイトの謳い文句によると、このLivepor100の優れた性能として、立ち上がりの速さがあげられています。
なんと、0.01秒で立ち上がるそうですよ!
サイズは小さくないものの、厚みが25mmとスリムなので手に馴染むサイズ感に仕上がっています。
21700バッテリーを収納するテクニカルMODとしてはコンパクトなサイズ感ですね。
重さは130.7g(実測)でバッテリー込み実測199.8gと若干重たいのですが、剛性感を感じるボディーは特別重たいとも感じません。
金属製の確かな剛性を感じます。
カラバリは4色です。定番カラーはブラックとライトグレーで、後はレインボーとグラデーションカラーも用意されています。
ボタンまで統一されたカラーなのが特徴です。
スペック
サイズ | H 80×W45×D25mm |
重量 | 130.7g(実測) バッテリー込み実測199.8g |
出力モード | POWER(VW)/ TEMP(NI200,TI,SS316) / BYPASS |
ワット数範囲 | 5.0 – 100W(0.1ステップ) |
対応抵抗値範囲 | 0.1ohm-3.0ohm |
充電ポート | microUSB(DC5V 1A) |
バッテリー | 21700/20700/18650シングルバッテリー |
保護機能 |
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公式サイト |
パッケージ・内容品
ペーパーボックスパッケージ。YOSTAのパッケージはブラックカラーが多く、このLivepor100も同じカラーリングのパッケージが用いられています。
本体や付属品は起毛したクッション材に保護されて収納されいます。
この起毛素材が本体にめちゃくちゃくっつくんですよ。
取り出してから念入りに拭き取らないと、写真撮影のときに毛羽だらけで写っちゃいます。
内容品一覧
- YOSTA Livepor 100 Box テクニカルMOD本体
- 18650アダプター
- microUSBケーブル
- ユーザーマニュアル、ワランティーカード(英語)
付属品は必要最低限。標準的なテクニカルMODの付属品と同様の内容です。
マニュアルが英語表記のみなのは残念です。本当に英語のみなので、グローバルな販売は検討していないのかもしれませんね。
デザインとディティール
デザインは思いっきり好みの分かれるルックス。
メカメカしいデザインで、若年層のユーザーには好まれるルックス7日もしれません。
筆者には受け入れがたいのですが、それはおじさんだからなのかも。
パネル部分が顔のようにも見えるデザインで、戦隊モノの敵役のように見えてしまいます。
幼さを感じるデザインの反面、製品クオリティは悪くありません。
少なくとも以前YOSTA製品を触った数年前から明らかに品質は向上していて、ペイントの質感や細部の仕上がりに細やかさを感じます。
背面にはYOSTAのロゴマーク。
このロゴを見る度、同時期にVAPEブログを開設した方のことを思い出します。
ここ一年ぐらい更新が無いので心配ですが、お元気しているのでしょうか。
と関係ないことを書いてしまいました。
背面も前面デザインに合わせたメカメカしい凹みがあって、統一されたルックスを感じさせてくれます。
510スレッド
アトマイザー搭載部分には510スレッドを採用。もはや標準規格ですね。
アトマイザーを乗せる部分には、金属のベースパーツが使われていて、サイズはφ22mmと標準的なアトマイザーサイズのパーツをセレクト。
金属製でネガティブ側の導電性を向上させています。
金属パーツは22mmサイズですが、MOD自体の厚みは25mmあるので、φ25mmまでのアトマイザーをオーバーハングなし(はみ出さずに)搭載可能です。
このパーツはMOD上部から少しだけ飛び出していて、ペイント部分にアトマイザーボトムが擦れて塗装が剥がれないように配慮されています。
ボタンと液晶画面
それでは操作系ですが、ボタンは3つの標準的な3ボタンMODです。
- パフボタン
- サブボタン2つ(+ , – )
ボタン配置も一般的で、メインボタンのパフボタンと2つのサブボタンを備えています。
ボタンのカラーは本体カラーに合わせたカラーリングで、素材も本体と同じ金属素材にペイントされたものが使われています。
また液晶画面にはカラーディスプレイが採用されています。
残念ながら照度調整機能は備わっていませんが、プリセットで明るい画面表示なので、直射日光のもとなどでもはっきりと見やすいため十分実用的です。
4箇所にLEDライトが配置されたインパクトのあるビジュアル。『イルミネーション系MOD』です。
ちなみにこのLEDはオフにもできるので、光るのが煩わしいというユーザーはLEDをオフにして使用する事もできます。
LEDは3色(グリーン、ブルー、レッド)に光ります。
LEDライトが目のように見えて、フェイスデザインのように見えるルックス。
液晶画面のサイドには放熱のためだと思われるスリットが配置されていて、これも含めてデザインとして成立しています。
バッテリー充電機能
Livepor100には充電端子(microUSB)が備わっていて、収納したバッテリーを充電することができます。充電電流は1Aまで対応。
バッテリーベントホール
Livepor100の底部分にはバッテリーベントホールを搭載しています。
バッテリーベントホールとは
電池は過電流などによりバッテリーへの負担がかかるとガスを発生させます。
何故この穴が必要かといえば、その際にベントホールからガスが逃げられるようにベントホールが必要です。
このようにベントホールが空いていないと、噴出したガスが内圧が高まり、ある一定の圧力にまで達すると逃げ場がないことによって炸裂(爆発)してしまいますので、そのような事故を防ぐための安全性に配慮した仕様です。
バッテリー収納部
バッテリー収納部はマグネット式パネルを脱着してアクセスします。
パネル部分をつまんで引っ張るだけで簡単に外すことができます。
バッテリー収納部は、絶縁素材の樹脂が使われ、バッテリーシュリンク破れによるショー等防ぐ素材選定がされています。
(シュリンク破れはそれでも危険なので収納の都度状態の確認が必要です)
バッテリーは3種類に対応しています。
- 21700
- 20700
- 18650(付属アダプターを用いる)
基本的には21700バッテリー用で本体は開発されていますが、同じ直径の20700ももちろん収納可能。
そして付属アダプターを用いることでより汎用性の高い18650にも対応しています。
Livepor 100 Boxの使い方
使い方はシンプルです。シンプルな機能を、簡単に使えるように設計されています。
- 電源ON/OFF... パフボタン5クリック
- ボタンロック… サブボタン同時長押し
- モード変更… パフボタン3クリック→サブボタンで変更
- 各モードでの設定変更
→パワーモードではサブボタンでワッテージ、ボルテージの変更
→温度管理モードではサブボタンで設定温度変更、パフボタン2クリックでワッテージ変更
モードセレクトで7つのモード(正確には5モード、2つはパフカウンタークリアとLEDのオンオフ)からセレクトできます。
感想
普通です。普通に使えます。というのも、レビューを引き受けるときに何度も断ったんですよ。
というのも見た目が好きでないのと、日本でYOSTA製品を調べる需要がないためです。
多分この記事を検索して閲覧している人はごく少数かな、と思います。
見られる可能性が少ないのに、時間と手間を割いてレビューするのは無理なのでお断りしたのですが、正直興味がなかったので「興味が無いから大丈夫」と何度も断ったのですが、それでも「VAPE Circuitにどうしてもレビューを載せて欲しい」と担当が食い下がるので、仕方なく引き受けたのですが…
ですが、普通に使えます。
かといって、それ以上の個性を感じるかと言われれば、答えは「いいえ」ですね。機能自体は業界全体が2年以上足踏み状態なので、新機能が搭載されていないのはもちろんなので、製品の機能に革新性はありません。
一応立ち上がりが速いことが売りになっていますが、ここ最近リリースされる大手VAPEメーカーがリリースするテクニカルMODってほぼ全て立ち上がりに優れているので、このLivepor100だけが特別優れているとは感じません。
では、今リリースされているレギュレーテッドのどこに魅力を感じるか?といわれれば主に見た目なのではないでしょうか。
それ以外にも大きさや軽さなどもありますが、その部分で言えばLivepor100は普通レベルなので。
もうレビューを受ける前に「見た目が好きでない」と致命的なのですよ。でも、この見た目が好きな方もいると思いますので、そういったユーザーさんの参考になれば幸いです。
スリムなボディーにインパクトのあるフェイスデザインとLEDイルミネーションを搭載した若者向けの製品である印象です。
製品クオリティは前にYOSTA製品を触ったときの印象よりも格段に進歩していますし、デザインが気に入ればアリだとは思います。
まとめ
普通に使えるシンプルな機能と、握りやすいスリムなボディー。
そして個性的なルックスに、クオリティーの高い仕上がり。悪い製品ではありません。
そして、セール中で三千円以下で購入できる価格の安さが最大の魅力だと思います。
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