ついに入手してしまいました。憧れのレギュレーテッド。 ハイエンドと呼ばれるハンドメイドMODの中でも特に人気の高いMODがこちらの「Kitchen Mods」です。
今までいろいろな人が所有するものは見せてもらっていたんですが、希少性と価格から、「自分には関係のないものだ。」と思っていましたが、つい先日、VAPE VILLAGE[楽天市場]さんに入荷したのを冷やかしで見ていたら、いつの間にかポチっていました…
だって、かっこいいんだもの。9つ入荷したMODは2分と持たずに完売しましたとさ…
Kitchen v2のパッケージ
kitchen modsには特に箱などのパッケージはありません。
最近のロットには写真のような可愛らしい収納袋が付属するのみになります。
この袋はMODがギリギリ入る大きさなので、普段使いというよりはしまっておくためのもの、と解釈したほうが良いでしょう。
Kitchen v2の詳細
詳細です。
と言ってもハイエンドという名前でくくられて入るものの、中身は汎用基板のDNA40を搭載したテクニカルMOD。そこまでスペックなどをレビューするものでもないので、主に外見(ルックス)を写真をメインにお届けしていこうと思います。
スペックに関しては以下の通りです。
Kitchen v2のスペック
サイズ | H94.5 x W34 x D25.5 mm(実測) |
基板 | evolv DNA40 |
素材 | スタビライズドウッド |
DNA40基板のMODですので、基本性能はDNA40基板に依存します。一時期は高級基板として知られていましたが、既にDNA75,200,60と後継機もリリースされているので、世代遅れの基板になります。
世代遅れの基板のMODが何故そんなに高いの?と理解できない方もいると思いますが、これらのハイエンドと呼ばれるMODは性能第一のMODではありません。
主に個人の製作者(Modderと呼ばれる)が手作り(ハンドメイド)で製作する嗜好品です。
大量生産品ではないので品質にバラつきもありますし、均一ではない。物によっては一点ものもあります。
そういった拘りの製品なので、手間や時間もかかることからおのずと価格は高くなってしまいます。また、数も多くリリースできず、人気のある製作者が作った「作品」は定価以上の価格で2次流通することも珍しくありません。
このkitchen modsもその人気と希少性から、高額で取引されることも珍しくありません。
つまり、性能主義ならセレクトすべきMODではありません。
昨今の中国製マスプロダクツMODの方が高性能なほどです。優秀ですよ、中華オーセンMOD。
タバコを吸っていた方。火をつけるなら100円ライターで十分ですよね。
火が付きづらい環境でも、1000円もしないターボライターで十分なはずです。
それでも、Zippoだったり、はたまたデュポンなどの10万円近くするライターもあります。
要は自分がこだわれて、カッコいいと思う製品を使いたい!というニーズもあるってことです。完全に自己満足の世界ですね。
これらのハイエンドMODに主に用いられる素材がこの「スタビライズドウッド」という素材です。
スタビライズドウッド(StabilizedWood)とは
木材に樹脂を浸透させ、強度を増した素材で、樹脂を浸透させると同時に染料を木の内部にまで色を浸透させて制作します。
生木に比べ、湿気などの影響を比較的受けにくく、木材用面に直接着色・染色するのとは異なり、ある程度内部まで樹脂と色が浸透しているため、切削や研磨などの加工を行っても色が剥げることがありません。
このスタビライズドウッドも個人の製作者が制作している「ハンドメイド品」であることが多く、多くの素材は一点物であることが多いです。
また、木は天然のものなので、2つとして同じものはないのも魅力な反面、気に入った木目や、加工段階での色の風合いなど、気に入ったものを探すのも楽しみであり、大変な点でもあります。
素材の強度や出来などは均一ではなく、原木の質や状態、加工段階でも樹脂の浸透具合など様々な要因で強度にばらつきがあり、強いものはハンマーで叩いても割れることがないぐらいの強度を持つ反面、もろいものは落としたぐらいで砕け散ってしまうほど弱いものも存在します。
2つとして同じものは存在しないもは魅力ですが、気に入ったものを探すのも大変な作業。ハイエンドがなんとなーく欲しいから、スタビならなんでもいいや!という場合を除き、基本的には自分の気に入った物を探したいものです。
ボクは今回、相当に気に入った「木」があったことから購入を決めました。
基本的には黒系のシックな色が好み。この木は魅力的すぎました。
さて、MODの細部も見ていきましょう。
アトマイザー接続部は510接続。コンタクトピンは今流行りのスプリング式ではなく、調整式です。マイナスドライバーで調整可能。アトマイザーによって、接点が触れなかったり、スレッドが回りきらない場合は調整します。
バッテリーは18650を一本用意します。
底部にバッテリー収納部があります。この蓋はネジ式なのでネジネジして蓋を外し、18650バッテリーを一本収納します。
ボタン類も見ていきます。
ディスプレイはラージスクリーン。その上部にプラスとマイナスのサブボタンが配置されています。
さらに上にはパブボタン。このパフボタンが配置されている部分は斜めにカットされており、握り心地とパフボタンの押し心地はかなりのものです。
基板収納部のカバーとなっている前面パネルも同じ素材が使われており、統一感があります。
ただ、継ぎ目などが全くないため、基板故障などでメンテナンスが必要になった際、自分で弄るのは怖いですね。
木をくり抜いたMODのなかではかなりスリムでコンパクトな本機。持ち心地がかなり良いのも魅力の1つ。
良い素材をセレクトして、その素材を活かすデザインに仕上げたMODです。
さて、アトマイザーを載せてみます。
まずはショートなドリッパーから。Hadaly RDA (Psyclone Mods)ですがマッチングはまずまず。ドリップチップは違うものに変更したいところです。
そして、ロングなタンクも載せてみます。
「Hussar RTA」(Hussar Vapes)を載せてみました。MODが長細いためかなり長いタンクでも悪くはないですが、個人的には短いアトマイザーのほうが似合うと思います。
最後に入手に関してですが、基本はfacebookのグループ(Welcome to the Kitchen)でのリスト販売になります。
日本国内では稀に<Vape Village[楽天市場]さんに入荷することがあると思いますので、マメにチェックしてみるのをオススメします。
ボクは今回VAPE VILLAGEさんに入荷した9つの中の1つを運よくゲットすることができました。
コメント