Eleaf iStick Pico「イーリーフ アイスティックピコ」のレビューです。
小さいことは正義である。小さいもの好きにはたまらないMODです!!
2016年の大ヒットから早6年、現在も色あせることなく売れ続ける商品です。
その理由は、「現行機種と同等の機能と性能」そして「軽量コンパクト」、「優れたデザイン」など複合的な要素からで、次々に新商品がリリースされる電子たばこ製品としては異例のロングセラー商品となっています。
18650バッテリーを一本収納することができるテクニカルMODの詳細を見ていきます。
開封!パッケージと内容品
iStick Picoの外箱は貼り箱で、好印象。なかなかよい箱です。コストかかってます。
ただ、箱いらないから200円安くしてください(笑)
- iStick Pico テクニカルMOD本体
- microUSBケーブル本体
- ユーザーマニュアル
付属品は最低限。iStick Pico本体の他に、説明書と 充電およびPC通信用のmicroUSBケーブルのみです。
Eleaf iStick Picoの詳細
18650バッテリーを収納しながら、MOD本体からバッテリーカバーが出っ張ったデザインを採用することで、この分の全長を抑える設計思想。そして、スタンダードなデザインで仕上げることで多くのユーザーに受け入れられる「標準」を目指したテクニカルMODがこのiStick Picoです。
初心者にはもちろん、VAPE上級者にも愛される機種。
電子たばこを始める1台目として推奨できる機種とも言えます。
まさか、リリースされた2016年にここまでのロングセラー商品になるとはEleafをはじめ、誰も思っていなかったのではないでしょうか。この追加文章を書いている2018年も現役として通用する機能と性能。そしてルックスの可愛らしさと軽量・コンパクトなボディは2年経った今も色あせることなく、VAPEテクニカルMODのベーシックとしてVAPER達に愛され続けています。
スペック
サイズ | H 70.5×W45×D23mm |
ワット数範囲 | 1 – 75W |
温度範囲 | 200 – 600F/ 100 – 315℃ |
抵抗値 | 0.1-3.5ohm(VW /バイパス/スマートモード) 0.05-1.5ohm(TCモード) |
モード | VW /Bypass/温度-Ti系/温度-Ni系/温度-SS / TCR(M1、M2、M3) |
スレッド | 510 (スプリングコンタクト) |
充電ポート | microUSB (DV5V 1A) ※New VersionはUSB-C 2A |
バッテリー | 18650 (別売り) |
廉価なのに、多機能かつコンパクトな優れたMODです!!
デザイン
なかなかの質感です。今回はホワイトを購入しました。
当初、プラスチッキーな安っぽいやつが来ると思っていましたが、なかなかどうして。
高級感があります。
ペイントは半ツヤ、若干マットな塗装で、汚れがつきやすいため、淡い色は避けたほうが良いかもしれません。
こすれば落ちますけどね。。。
また、iStick Picoではステンレスのヘアライン仕上げになっています。
欲を言えば、削りだしビレットパーツだったら完璧でしたが、底までは望むのは酷でしょう。
本体にはEleafそしてiStick Picoのプリント入り。
追加でブラックも購入しましたがこちらもなかなかの質感。ホワイトはつや消しボディーですが、ブラックは半艶の質感です。
最初マットだったホワイトは使っている内に半艶みたいになってきましたが、ブラックは最初から若干艶っぽい印象ですが、アップにすると表面には細かな凹凸があるのがわかります。
のっぺりしたペイントだと安っぽい印象になってしまいますが、この凹凸がコスパに優れたMODを安っぽくないルックスへと昇華しています。
アトマイザー取り付け部
iStick Pico本体上部にはアトマイザ接続のための510端子とバッテリーキャップがあり、キャップを回して外し、バッテリーを挿入します。
510端子はスプリング式で、オートアジャストする安心設計です。
金メッキ加工されています。
ボタン
iStick Pico本体底部には設定変更のためのボタンが有り、これもメッキパーツではなくヘアライン仕上げのパーツを仕様。こういうディティールに凝った感じ、大好きです!!
細部にこだわると全体がよく見えますからね!!
メインスイッチパーツもヘアライン仕上げ。どんだけやるんだ、中国よ…
こんなもの出されたら…
サイズ
長さを比べてみると18650バッテリーと大差ないどころか、バッテリー収納部以外は逆に短いですね。アトマイザーを搭載すると、この分の全長が抑えられるため、コンパクトに携帯できるメリットと、バッテリーカバー部分がデザインのワンポイントになっているのも特徴的です。
バッテリー収納部をこういうデザインにする、そこまでして、コンパクトさにこだわったMODだということでしょう!!
オーバル型の本来形状は手にフィットします。持ちやすい。
ローレット加工がされてるビレットパーツなら… いやもう何も望むまい。
Eleaf iStick Picoの使い方
iStick Picoを使うときは、18650バッテリーを別途用意します。
筆者はSONY VTC5を用意しました。iStick Picoのバッテリーカバーを外して中に入れます。
使い方の詳細を別の記事で解説していますのでそちらも合わせてご覧ください。
設定変更はメインスイッチと底部の+-ボタンで行います。
【設定変更モード】メインボタンを素早く3回押す。
■ コイル設定の選択
使用するコイルの種類に合わせて設定を変更します。
設定変更スイッチのプラス、マイナスを押すたびに設定が変わります。
・Temperature Ni(温度管理・ニッケル)
・Temperature Ti(温度管理・チタン)
・Temperature SS 316(温度管理・ステンレススチール316)
・TCR M1・M2・M3(温度管理・対応コイルはTCRで設定)
・Wattage(ワッテージ)
・Bypass(バイパス)
■ 温度管理で使用する場合
温度管理で使用する場合は、Ni、Ti、SS、TCRのいずれかを設定しま。
W数はメインボタンを4回押すと変更出来ます。
私は温度管理は余り使用しませんので、VWモードだけで使用しています。
ただ、今後、温度管理モードを仕様するにあたり、ワッテージ(W数)を変更できるのはメリットが高いですね!
New Version(ニューバージョン)
根強い人気のPico、その人気は発売から6年が経過した2022年も健在です。
後継機・兄弟機などなど…さまざまなバリエーションが発売されましたが、初代Picoを超えるのは難しく、依然として高い人気を誇っています。
そのような機種はPicoの他にはなく、他の機種はというと、半年て「旧型扱い」という移り変わりの早いVAPEデバイス界隈では非常に稀有な存在となっています。
そして、New Version(ニューバージョン)が登場。
ほぼほぼ初代と同じ外見・機能・スペックを継続しているのですが、違いは3点のみです。
New Version(ニューバージョン)の相違点
- 充電端子がUSB-Cに(旧型はmicroUSB)
- 2A急速充電対応
- ファームウエアアップデート不可
充電端子がアップデートされ、急速充電にも対応しました。
しかし、ファームウエアアップデートには非対応になってしまいました。
つまり、カスタムファームウエアCFW(ArcticFoxなど)も導入できません。
アップデートは素晴らしいのですが、カスタム前提に購入を検討しているユーザー向けではありませんから注意が必要です。
ですが、一般ユーザーであれば、ニューバージョンを購入しておけば間違いなしです。
まとめ
完成度の高い機能に優れたルックス!軽量コンパクトなテクニカルMODのベーシック!
かっこ良くて、コンパクトで安い!そして機能的にも優れている!!
悪い点が全く見当たりません。唯一バッテリーカバーがアトマイザー取り付け部付近に設置されているので、アトマイザーサイズに制限(22mmまで)があることぐらいでしょう。
リリースされて以来、VAPEの経験遍歴を問わず、初心者から上級者まで売れに売れているMODです。
この記事を書いて2年経った今現在においても、ファームウエアのアップデートや、カラーバリエーション(レジンやハニカム素材など)のラインナップを増やし、売れ続けている大人気商品です。
機能においても現行機種と見劣りしないどころか、プリヒートや温度管理など現行のEleaf機種と全く変わらない機能を搭載しているので、「型落ち商品」と感じない部分も人気が続く理由です。
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