AUGVAPE(オーグベイプ)のテクニカルMOD、VTECI.8 BOX MOD「ブイテック1.8」のレビューです。
まさかの新型登場!!
あの名作エンジン”B18C”をモチーフにしたテクニカルMODがマイナーアップデート!
ヘッドカバーモチーフのデザインはそのままに、機能追加&デザイン改善!
詳細をレビューしていきます。
商品提供:AUGVAPE
AUGVAPE VTECI.8とは?
AUGVAPEのテクニカルMOD、VTECI.8です。
この製品の特徴はこちら!
- HONDAの名作エンジン「B18C」をモチーフにしたデザイン
- 18650デュアルバッテリー 最大200W出力
- モノクロディスプレイ画面
- 複数の保護機能 マルチプロテクション搭載
- シンプルな駆動モード(VW、VV、BYPASS)
特徴は何と言っても「デザイン」ですね。
ホンダって思いっきり書いてしまいましたが、パッケージデザインやVTECと言うネーミング、本体の「B18C-R」の文字という3つの要素において、『ホンダとは関係ない』と言い張る方が無理がありますよね。
「あれ?似たような製品が前もなかった?」その通り!VTEC1.8は、以前リリースされた製品の後継機です。
旧機種との違い
- デザイン・サイズ・スペックはほぼ同じ(同じ金型)
- ディティールに若干の違い
- 裏側がレザーに
- スレッド部分のパーツデザイン
- バッテリードアが開閉しやすく
- 駆動モードにAUTOモードがプラス(抵抗値によって自動で出力変更)
- カラーバリエーション
- 価格が廉価に!お求めやすく!
商品名が違うものの、ほぼ同じ見た目なので「どこが違うの?」と思ってしまうのですが、結論から言うとマイナーアップデートバージョンとなっています。
VTEC1.8のカラーバリエーションは全3色。
- 旧機種 → 黒・赤・白
- 新機種 → 黒・赤・青
WHITE(白)が廃止になり、BLUE(青)が追加になりました。
HONDAと関係のある商品?合法なの?
商標や意匠などの知的財産権を侵害している違法性のある製品ではないと思われます。
しかし、当然HONDAのライセンスを取得している製品ではありません。
ただ、意匠は問題ないでしょうし、問題があるとすれば商標の問題でしょう。
ちなみに特許庁のデータベースによると、”VTEC”の商標は本田技研工業が保有していますが、区分についてはVAPE用MODが適応されるものまでは取得していなと思われます。
ただ、たとえ知的財産権を法的に侵害していなくても、他社の知的財産・商品を使って商売を行ってしまうのはどうなのか?と。
「シャレ」で通じる問題なのか?それとも敬意を持って、企業として製品を出して利益を上げるのであれば話を通すべきではないのか?という考え方も。
センシティブな内容ですから、法的問題はないとしても人それぞれの考え方・ポリシーに応じて購入するのが良いと思います。
スペック
重さやサイズは旧機種と全く同じ。
また、詳細なスペックもほぼ同じの「マイナーアップデート版」だと言えます。
サイズ | H 87.5×W45×D29.2mm |
素材 | 亜鉛合金 |
重量 | 165g |
出力モード | AUTO , V MODE , VV ,Bypass |
温度管理範囲 | 温度管理非搭載 |
ワット数範囲 | 5 – 200W(0.5-7.2V) |
対応抵抗値範囲 | 0.05-3.0ohm |
充電ポート | microUSB(DC5V1.2A) |
バッテリー | 18650デュアルバッテリー |
保護機能 |
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パッケージ・内容品
内容品一覧
- Augvape VTECI.8 テクニカルBOX MOD
- 充電用microUSBケーブル
- ユーザーマニュアル・ワランティーカード(英語)
VTECI.8の詳細
国産メーカーHONDAの名機で、インテグラタイプRに搭載されたB18型「B18C specR」エンジンを完全にモチーフにしています。
大まかなデザイン・サイズや重さは旧機種と全く一緒、同じ金型を使った「マイナーアップデート製品」です。
デュアルバッテリーMODとしては標準的なサイズ、横幅が抑えられたスリムな形状は持ちやすさを考えられています。
旧型で“Inspired By B18C-R” とプリントされていた光沢のある素材、前面パネルとシンメトリーにデザインされていた背面部分はレザー調の素材に変更されました。
あれ… 「触発された」というオマージュを込めたメッセージから、「品番ですよ」ぐらいの主張に変わってる。いいのか?これで。
グリップの効く素材なので、持っている時につるっと滑って落としにくくなっています。
ただ、特にBLUEカラーはボディー色と共色なので少々安っぽく見えてしまいますね。
カラーは前面パネルと同じブラックで良かったのではないか?と思えてしまいます。
使っているうちに汚れてしまいそうですし。
510スレッド
アトマイザー取り付け部分。
MODの厚みが29.2mmと分厚いので、この直径までのアトマイザーをオーバーハングなしで(はみ出すことなく)搭載可能です。
MOD上部から若干飛び出しているサークル部分(黒丸)の直径は25mm、このパーツによってMOD上部に傷や塗装ハゲが生じることなく、アトマイザーの着脱が可能。
デザインが簡略化されているのは、コスト的な問題かも?
コンタクトピンはスプリング式のオートアジャスト機構。
液晶画面と操作ボタン
ちょっと変則的ですが、基本的には3ボタンMODです。
パフボタンはステルス仕様、パネル上部がクリックできるようになっています。
オイルフィラーキャップをモチーフにしたデザインのサブボタンも健在。
上下に45度ほど回転させることで、プラス・マイナスのボタンとして操作することができます。
昔のウォークマンのジョグダイヤルみたいなやつで、操作性は悪くありません。
パネルにはモノクロディスプレイを装備。表示形式や項目は旧型と同様です。
VTEC1.8は4つのモードで駆動します。
- AUTO Watt駆動
- V MODE Wattモード
- VV Voltage設定モード
- Bypass バッテリー電圧出力(擬似メカ)
新たに追加されたのはAUTOモードのみで、他の3モードは旧型と一緒です。
ではAUTOモードって何?と言えば、
- アトマイザー抵抗値を検出してワッテージを自動調整(VW)
基本的にはWattで駆動するのですが、他メーカーのMODにも稀に採用されているもので、アトマを付け替えると選択画面が表示され、「NEW LOAD」を選択すると抵抗値に応じてワッテージを設定してくれるものです。
複数の抵抗値・アトマイザーで試してみましたが、おおよそ3.8~4.2Vの間のワッテージに調整されるようです。
結構バラバラなので、法則性があるのかは定かではありませんが、頻繁にアトマの付け替えを行う使い方において、大幅に抵抗値が変わる場合、特に爆煙→MTLだと設定値が高すぎて忘れてると大変なことになりがちですから便利といえば便利です。
でも、これFWアップデートで対応できる範囲なのでは?と思えるんですが…
ちなみに、パフボタン部分にはLEDランプ搭載。旧機種にもあったっけな?覚えてません。
このランプはバッテリー充電時にも点灯(点滅)します。地味に便利ですね。
バッテリー収納部
若干改善したバッテリードア。といっても、旧型の全くくぼみのないものから、スライドしやすいように少し窪んでいるだけですが。相変わらずベントホールはありません。
内部は全くと言って良いほど同じ、セルごとにA,B振ってあるので液晶表示で確認dねきます。直列(series circuits)ですね。
中にはバッテリーの向きの表示はなく、ブルーで統一されているのも旧機種同様。
VTECI.8の使い方・操作方法
操作も旧型と全く同じです。
- 電源ON/OFF... パフボタン5クリック
- モード変更…電源オン状態でパフボタン3クリック→モード表示が反転→ダイヤル式サブボタンで変更
サブボタンロック/解除…電源ON状態でパフボタンと+ボタンを同時押し
アトマイザーのフィッティングと使用例
まとめ
正直まさか続編が出るとは思っていませんでした。
ということは、旧型はメーカーが思ったよりもかなり売れたのではないでしょうか。
旧型からの進化はごくわずかですが、最も変わったのは価格の安さではないでしょうか。
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