Eleaf(イーリーフ)のVAPEスターターキット、Mini iStick 2「ミニスティック2」のレビューです。
超小型テクニカルBOX MODと、伝統のGSコイルクリアロマイザーのスターターキット!
セパレートタイプなのにオートパフ対応!ASTスマートコイル保護対応!
詳細をレビューしていきます。
商品提供:Eleaf
Eleaf Mini iStick 2とは?
Eleafの内蔵バッテリーMOD&アトマイザーのスターターキット、Mini iStick 2「ミニスティック2」です。
極小サイズのテクニカルBOX MODと、クリアロマイザーのセットです。
大きな特徴は「オートパフ」に対応していて「専用設計」になっているという部分です。
セパレートタイプでありながら、ある理由において、基本的にはそれぞれ使うことは想定されていない製品になります。バッテリー別体タイプですから、普通なら違うアトマイザーも乗せて使えるのですが、ちょっと使いにくいのが難点ではあります。
Eleaf Mini iStick 2の特徴
- 手のひらサイズのコンパクトなセパレートタイプスターター!
- オートパフでも使えるPODのような使い勝手の良さ!
- Eleaf伝統の「GS head」プリメイドコイルを採用
でも、トータルでは良い製品となっているので詳細を見ていきましょう!
手のひらサイズのコンパクトなセパレートタイプスターター!
一時VAPEデバイス各社からこぞってリリースされた小型BOX MODの再来です。
さらに!この製品はそのジャンルの製品の中でも特に小型軽量にこだわったもので、競合製品よりもさらに小さなサイズが魅力となっています。めちゃくちゃ小さい!
オートパフでも使えるPODのような使い勝手の良さ!
そして記事冒頭でも触れた通り、セパレートタイプの「バッテリー&アトマイザー」別体の製品でありながら、今までになかったオートパフに対応しています。
これ、何気に珍しいですよね!
Eleaf伝統の「GS head」プリメイドコイルを採用
そして、コイルはEleaf伝統の「GS head」を採用しているので、汎用性が高いです!
上記画像の通り、新型コイル以外にもバリエーションがめちゃくちゃ豊富です。
味重視・MTLユースといえば、Eleafではこれ!というぐらい伝統あるコイル規格です。
そして、新型コイル2種類にはASTが使われており、バッテリーにも「スマートコイル保護機能」が備わっていますから、ドライヒットプロテクションが使えます。
長寿命かつ味わいに優れたコイル規格で、保護機能も使えます。
カラーバリエーション
カラーは4色で、どれも魅力あるカラーリングです。
Eleaf Mini iStick 2スペック
サイズ | H 54×W32.8×D21.5mm |
出力範囲 | 1 – 25W |
抵抗値 | 0.1-3.0ohm |
スレッド | 510 |
充電ポート | USB-C(DC5V 2A) |
バッテリー | 1,100mAh |
保護機能 |
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パッケージ・内容品
内容品一覧
- Eleaf Mini iStick 2テクニカルMOD本体
- Eleaf GS Air 4 クリアロマイザー
- GS-A 0.8Ω Coil
- GS-Air 1.4Ω Coil
- USB-C充電ケーブル
- ユーザーマニュアル(日本語表記あり)
Eleaf Mini iStick 2キットの詳細
トラディショナルなデザインの小型BOX MODスターターキットです。
かなり小さく小型軽量なキット。高性能POD MODタイプのデバイスよりも小さいです!
Eleaf Mini iStick 2 MODの詳細
バッテリーには、伝統の「Cフレーム」デザインを採用しながら、ボタンなどの細部にラウンドデザインを使うことで、古臭さを感じないデザインへと昇華しています。
伝統と革新。マットな質感も今までないデザインを感じさせる部分です。
アトマイザー接続部には、510スレッドを採用。しかし、コンタクトはあまり上下しません。そして、スレッドが浅いため、専用アトマイザー以外は浮いてしまいます。
マッチングの項目でも詳しく触れますが、一般的なアトマイザーをマウントすると、MODとの間に隙間が生じてしまうため、基本的には専用アトマイザーに特化していると考えた方が良さそうです。
機能的には使えるんですが、見た目があまり良くないです。
小さくても、3ボタン。一般的なテクニカルMODの操作系を踏襲しています。
ボディーは小さいですが、しっかりと3つのボタンが備わっているので操作しやすいです。
ボタンの大きさが本体サイズと比較して大きいので、押しやすい。
しかもデザインを損なっていないのが素晴らしいですよね!
モードはシンプルに2種類ですが、ユーザーの趣向を抑えたものです。
ワッテージだけでなく、ボルテージも。
そして、内蔵バッテリーモデル必須の本体充電も備えています。
充電スペック
- バッテリー容量:1,100mAH
- チャージポート:USB-C
- 充電電流:2A
しかも!急速充電対応ですから、日常の使いやすさに秀でています。充電が早い!
そして安全性にも配慮した「バッテリーベントホール」を底部に備えています。
通常必要ないですが、フレーム部の分解が簡単。ネジ4本で止まっています。
使い方
操作は簡単で、EleafテクニカルMODと共通性があります。
- 電源ON/OFF …パフボタン5クリック
- 液晶画面反転 …電源ON時にパフボタンとマイナスボタン同時長押し
- AST機能設定…電源ON時にパフボタンとプラスボタン同時長押し
- サブボタンロック…電源ON時にプラスボタンとマイナスボタン同時長押し
- モード・機能設定…電源ON時にパフボタン3クリック
- MODE Power VWモード(1-25W)
- MODE Volt VVモード(1-5V)
- SET SCRN パワメーター表示ON /OFF
- SET Auto オートパフON/OFF
モード以外にも、ASTコイルでのみ使える「スマートコイル保護」を備えています。
アトマイザーのフィッティングと使用例
これが問題で、510スレッドが浅いので、キット付属のアトマイザー以外を取り付けるとMODとの間にかなりの隙間が生じてしまいます。
この状態でも普通に使えるので、使用には問題ないのですが見た目が悪いです。
Eleaf GS Air 4 Tankの詳細
付属アトマイザーは、EleafのMTLクリアロマイザーシリーズ最新作、GS Air 4です。
実は、このシリーズの最初の機種「GS Tank」が自分が買った最初のVAPEアトマザーだったりしますので、思い入れのある機種です。
タンク部分が分解できない簡易的な作りなのを除けば、ディティールも作りも良い。
デザインも良いですから、キット付属品としては十分なクオリティです。
カスタマイズ性にも優れていて、汎用ドリップチップが使えたりします。
プリセット品は、咥えた唇に熱を伝えにくい樹脂製のもの。
トップキャップは薄く全長を抑えるデザインながら、使い勝手を犠牲にしていません。
スクリュー式のトップキャップを外すだけでリキッドチャージできます。
タンクは分解不可で、ガラスタンク交換はできません。メンテナンス性にも劣ります。
MTLユースらしく、小径エアホールも備えながら、DTLにまで対応するスペック。
ポジティブピンはフローティング方式。穴が空いているのはオートパフの負圧感知のため。
このホールがないアトマイザーをマウントしても、オートパフは使えません。
付属コイルは2種類、GS head規格であれば全てのコイルを取り付けできます。
付属コイルバリエーション
感想とまとめ
キットとしての完成度は高し!しかし、汎用性は残念ながらありません。
伝統のコイル規格を用いながら、コイル自体を最新のテクノロジーでアップデート!
当然味にも秀でており、しかもスマートコイル保護が使えます。
セパレートタイプでありながら、オートパフにも対応しているという優れもの!
しかし、こんな小さな使い勝手の良いMOD、他のアトマイザーでも使いたいもの。
それが、スレッド部の仕様のせいで、残念ながら使い勝手が悪いです。
スレッドをもうちょっと深くしてくれれば。そこだけが残念ですが…
キットとしての完成度は高いですよ!
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