Eleaf(イーリーフ)のVAPEスターターキット、iJust AIO「アイジャスト エーアイオー」のレビューです。
チューブタイプオールインワンスターターキットなのに、PODデバイス!?
プラスチックアトマイザーのペンタイプデバイスです。
Eleaf iJust AIOの特徴
- チューブ型のPODデバイス
- 超コンパクトで携帯しやすいサイズ
- 充実の基本性能
詳細をレビューしていきます。
商品提供:ベプログshop
Eleaf iJust AIOとは?
Eleafのチューブ型スターターキット、iJust AIO「アイジャスト エーアイオー」です。
iJustシリーズといえば、中国の有名VAPEデバイスメーカーであるイーリーフのラインナップの中でも、比較的歴史の深い製品です。
シリーズの特徴は『初心者でも簡単に使えるチューブ型オールインワンスターター』です。
今回の製品は製品名にAIO、シリーズ全てがAIO(All in One)タイプなのに…
爆煙向けからMTL特化型まで様々なバリエーションのあるシリーズですが、iJust AIOに関してはどちらかといえば「味重視(フレーバーチェイス)」向けのコイルを搭載したモデルです。
さらには、今までのiJustシリーズにはない特徴も。
ディティールを確認していきましょう。
チューブ型のPODデバイス
チューブ型(ペン型とも呼ばれる)のフォルムはiJustシリーズ共通ですが、大きく違うのはアトマイザー(リキッドを気化する部分)の作りです。
今までのシリーズはガラスチューブを採用していましたが、iJust AIOは”TUBE POD”とキャッチがついてるように、樹脂製のアトマイザー部分はまるでPODのよう。
旧来のチューブタイプスターターと、今主流のPODデバイスのちょうど中間のような作りが他の製品にはない特徴です。
超コンパクトで携帯しやすいサイズ
チューブタイプスターターとしては、かなりコンパクトなサイズ感です。
φ22mmなので、コンパクトサイズのPODデバイスに比べれば若干かさばりますが、それでも高機能タイプのPODよりはコンパクトです。
充実の基本性能
iJust AIOはアトマイザー部分がPODみたいなだけではありません。
基本スペックも充実しています。
1,500mAh内蔵バッテリー
コンパクトなのに大容量。内蔵バッテリーは1500mAhです。
出力調整機能(3段階)
さらに高機能な可変出力機能を搭載。3段階に出力レベルをマニュアル調整できます。
エアフローコントロール(ドロー調整)
しっかりとドロー調整できる機構。エアフローが調整可能です。
見やすいリキッド残量
大きく見やすい窓で、リキッド残量が一目瞭然です。
簡単にリキッドチャージ可能
日常使いぴったりなスライド式リキッドチャージ。いちいちPODを外す必要もありません。
プリメイドコイル交換式
コスパに優れたプリメイドコイル交換式。コイルは「GT head」を採用しています。
カラーバリエーション
ベーシックカラーが中心の、全5色の豊富なラインナップ。
スペック
サイズ | 102.5mm × φ22mm |
重量 | 59.5g |
出力 |
3段階調整(HIGH , MIDDLE , LOW) |
抵抗値範囲 |
0.3 – 3Ω |
リキッド容量 | 2ml |
リキッドチャージ | PODサイドフィル |
エアフロー | ボトムエアフロー(調整可) |
コイル | プリメイドコイル交換式 |
充電ポート | microUSB(5V 1A) |
バッテリー | 1,500mAh |
保護機能 |
|
パッケージ・内容品
内容品一覧
- Eleaf iJust AIO 本体
- Eleaf iJust AIO PODカートリッジ
- GT M 0.6Ωコイル
- microUSB 充電用ケーブル
- ユーザーマニュアル(英語)・ワランティーカード
iJust AIOの詳細
ベーシックなチューブタイプAIO。飾り気もなく「実用性重視」なルックス。
見た目にこだわったPODが一般化しているので、シンプルなルックスが新鮮に感じます。
インパクトのある見た目を求めるユーザーには物足りないかも?
正直言って「今時っぽさ」は全くないです。3-4年前の機種と言われても違和感ないほど。
デザインだけで判断するなら、昔の製品のように感じてしまいます。
バッテリー
- 容量:1,500mAh
- 出力モード:3段階調整(HIGH , MIDDLE , LOW)
- パフ操作:マニュアル(ボタン式)
- 充電ポート:microUSB
- 保護機能:
- バッテリー過充電保護
- バッテリー過放電保護
- 過電流保護
- 自動カットオフ(10秒)
- ショートサーキット保護
iJust AIOはマニュアルボタン式です。パフボタンを1つ備えていて、このボタン1つで電源や出力レベルの調整全てを操作することができます。
- パフボタン 電源ON/OFF・出力調整
さらには、ボタン周囲の透明部分にはLEDランプを装備し、バッテリー残量を3段階で表示可能です。
最近はバッテリー残量表示がシンプルすぎる2段階のスターターキットもあるので、3段階だとかなりわかりやすく感じます。
また、チューブタイプAIOとしては高機能な、可変出力も搭載。
3クリックすることで、出力レベルを3段階に調整することができます。
好みに応じて、出力調整ができるのは嬉しいですね。
パフボタンは大きく押しやすいメッキタイプ。
どこかで見たことがあるボタンデザイン、この機種と全く同じデザインでした。
コイル規格が全く同じ機種、iJust AIOはこの機種のPOD版と言えるでしょう。
内蔵バッテリーは1,500mAhです。充電端子は旧来のmicroUSB。
底にはバッテリーベントホール。安全性にも配慮しています。
POD
- リキッド容量:2ml
- 素材:非公開
- マウスピース:POD一体型(交換不可)
- リキッドチャージ:サイドフィル(スライドリング)
- エアフロー: ボトムエアフロー(調整可能)
- コイル:プリメイド交換型
今までのiJustシリーズとの大きな違いはアトマイザー部分。
PODタイプデバイスのように、樹脂製です。
樹脂タンクにはメリット・デメリット両方があります。
一長一短です。使用するリキッド次第でもあります。
マグネット着脱式で、簡単に装着可能です。
マウスピースはPOD一体型、交換することはできません。
POD側面にエアホール、バッテリー部分のホールとの合わせによってドロー調整可能。
全開から全閉まで、無段階にドロー調整が可能。ドロー調整はPODを回すだけ。
リキッドチャージはPODを外さなくてもできます。金属部分を回すだけです。
最初スリットが空いていませんが、ユニコーンボトルの先端で破るようにしてチャージします。公式動画がわかりやすかったので貼っておきます。
ちなみにPODタンク仕様のチューブタイプAIOはこの製品が初ではなく、以前他メーカーからもう既にに出ていました。
一年以上前の製品です。これが出た当時は「斬新すぎて理解不能だな」と思ったものです。
しかし、業界最大手のEleafも同じような発想をするということは、かなり着眼点は良かった製品だとも言えますよね。
ただ、iJust AIOはこの製品に比べて、コンパクトで機構自体も洗練されています。
プリメイドコイル
ランニングコストに優れたプリメイドコイル交換式です。
新規格のコイルではなく、以前の製品にも使われていた規格です。
付属コイルも全く一緒ということもあり、iJust AIOはこの製品のプラスチックタンクバージョンと言って良いでしょう。
味わいについては、同じコイルですから全く変わりません。
使い回しとも言えなくないですし、実績あるコイルを採用したとも言えます。
どちらにせよ、真新しさは全くありません。
メッシュコイル以外に、2種類のコイルバリエーションがあります。
キットに付属はしませんが、より高抵抗なコイルバリエーションが用意されています。
Eleaf iJust AIOの使い方・操作方法
- 電源ON/OFF… パフボタン5クリック
- 出力調整…電源オン状態でパフボタンを3クリック
- Vaping…マウスピースを咥えてパフボタンを押しながら吸い込む
感想とまとめ
GTコイル採用!チューブ型PODオールインワンスターター!
コイル規格はiJustシリーズの旧機種と一緒、つまりはバリエーション的な製品です。
アトマイザー部分をガラスタンクではなく、オール樹脂製の「PODタイプ」に。
破損リスクを極力少なくすることで、安心して使えるようになりました。
逆に言えば、プラスチック攻撃性のあるリキッドを使いたい場合は、ガラスタンクモデルを選ぶ他ありません。ニーズに合わせてセレクトするのが良いと思います。
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