sikary(シカリー)のVAPEアトマイザー、OG TANK「オージー タンク」のレビューです。
話題の使い捨てアトマイザー NuNu Tankのアップデートバージョン!
超低抵抗メッシュコイル内蔵の爆煙サブオームタンクです。
このアトマイザーの特徴
- 超低抵抗0.15Ωメッシュコイル内蔵 24mm爆煙アトマイザー
- 使い捨てタイプのサブオームタンク
詳細をレビューしていきます。
商品提供:ベプログshop
OG TANKの詳細
sikary OG TANK は、使い捨てタイプのアトマイザーです。
Disposable Atomizer(使い捨てタイプアトマイザー)の最初の製品とされているNuNu Tankの後継機としてリリースされたのが本製品です。
その後VAPEデバイス各社から多くのバリエーションがリリースされていますが、SNSなどでも定評のある製品がこのOG Tankです。
コイル抵抗値は0.15Ω 超爆煙タイプのDL特化型アトマイザーです。メッシュコイルを内蔵。ミストを多く発生します。直径24mmサイズで、リキッド容量は2.0mlです。
カラーバリエーション豊富な7色展開。クリアなボディーを活かした鮮やかなカラーリングからセレクト可能です。
NuNu Tankとの違いは?
このOG TANKは世界初のDisposable Atomizer(使い捨てアトマイザー)とされているNuNu Tankのアップデートバージョンです。NuNuタンクはOEMでsikaryが製造を担当していましたが、OG Tankはsikaryが直接リリースしているようです。
違いは、ボディーにプリントされている製品名のみで、コイルなどの心臓部は共通です。
スペック
リキッド容量 | 3ml ※TPD対応バージョンは2ML |
直径 | 24mm |
全長 | 40mm |
重量 | 16g |
ネジタイプ | 510 |
ドリップチップ | 本体一体型 |
コイル | アトマイザー内蔵型 メッシュコイル0.15Ω |
リキッドチャージ | トップフィル |
エアフロー | ボトムエアーフロー |
素材 | ステンレススチール |
メーカー公式サイト | http://www.sikaryvapor.com/ |
パッケージ・内容品
内容品一覧
- sikary OG TANK アトマイザー本体3個
- 予備パーツ(シリコンプラグ)
- クオリティーチェックカード
ディティール
シンプルなデザイン。多くのパーツに樹脂素材が使われたコストパフォーマンス重視のサブオームタンクです。
コイル交換可能なクロアロマイザーでは、コイル以外のパーツを長く使うことが想定されているため、金属やガラスなど耐久性のある素材がセレクトされていますが、ディスポーサブル(使い捨て)タイプでは、コイルの寿命とともにボディーごと交換するため、耐久性などは重視されていません。
トップキャップ部分にデザインが入っているものの、基本的にはシンプルでMODと合わせやすいルックスです。
ディスポーサブル(使い捨て)タイプのサブオームタンクはNunuがオリジナル、一番最初にリリースされたとされていますが、その後VAPEデバイス各社が挙ってリリースし、現在では多くのバリエーションが存在します。
しかし、その構造は『ほぼ同じ』違う会社が、異なる製品をバリエーション豊かに発売しているものの、作りがほぼ共通。同じ会社で作っているのでは?と思うほどに通っています。
そして、このOG Tankもほの同じような作りで、非分解式。リキッドチャージ部分のシリコンプラグを除けば分解できない作りです。
構造はこのようになっていて、5つのパーツで構成されていますが、基本的に分解することはできません。
ドリップチップはトップキャップ一体型。汎用品に交換することはできません。超低抵抗0.15オームに合わせた太めの内径。スペックは、内径7→8.9mm(逆テーパー)です。
トップキャップ部分に直接リキッドチャージホールが空いているコスパ重視の設計。ロック機構はなく、直接シリコンプラグが設けられているので、このキャップを外してリキッドをタンクに注ぎます。
一般的なクリアロマイザーやRTAでは、耐久性や信頼性を重視したロック機構が採用されていますが、使い捨てタイプのOG TANKでは簡易的な作りを採用。これはOG TANKに限ったことではなく、使い捨てタイプのアトマイザーでは一般的な構造です。
ボトムエアフローホールにはエアフローコントロールリング(AFC)を装備。
タンク一体型のAFCを回して全開〜全閉まで無段階でドロー調整可能です。
ドローは0.15Ω低抵抗コイルに合わせた軽めのドローで、DL向け。全閉でも少しだけタイトめのDL向け、全開だとほぼ抵抗感のないスカスカドローです。
OG TANKのトップキャップ部分には滑り止めとしても機能する模様がかたどられています。MODに着脱するときにこの部分を持って操作すると便利です。
また、タンクの分解はできません。正確には分解するともとどおりに組み上げるのが困難です。
アトマイザー本体の分解ができないので、タンクを洗うことができません。
そのため、リフィル(リキッドの再装填)の時にリキッドの味が混ざるのを防ぐことはできないので、コイル寿命まで一種類のリキッドをリフィルして使うのが向いていると思います。
メーカーでは10タンク分はコイル交換不要とアナウンスしていますが、これはリキッドと設定ワッテージ次第だと思います。ガンクがつきにくいリキッドならもっと持つでしょうし、つきやすいリキッドならもっと早く味が落ちるでしょう。
ポジティブピンの出っ張り具合は実測0.67mm。
一般的なサブオームタンクと同じフローティング方式。ゴムのように弾力のある絶縁体ではまっている構造です。
OG TANKではコイル交換できない構造なので、ピンの奥には縦方向の動きを抑制するためのプレートがストッパーとして設けられています。ピンを押しても縦方向にはある一定以上以上は押せない仕組みです。
コイル上部から見てもこの通り。
ですが、左右ブレは防具ことはできません。ポジティブピンが完全に固定されている構造ではないため、ハイブリッド接続などのメカニカルMODでの使用には適していません。構造的にスプリングコンタクトを搭載するレギュレーテッドでの使用が良いでしょう。
コイルは超低抵抗0.15Ω。爆煙向けのメッシュコイルを内蔵しています。コイルの交換はできません。
- 0.15Ω メッシュコイル(30W~60W)
縦向きにビルドされているので、スピットバックが発生しにくいのが特徴です。
ちなみにコイル抵抗値の実測は0.15Ω。推奨ワッテージの30-60Wだと、2.12~3.00v。個人的には60Wかけてあげた方がこのOG TANKにあっていると感じました。30Wだと立ち上がりが遅く、味ののりも良くありません。
そして、爆煙タイプコイルで心配なじわ漏れですが、2~3日放置した程度では一切ありませんでした。入れたリキッドはVG70:PG30です。リキッドと環境次第ですが、リキッドが漏れやすいということはありませんでした。
使用例
使い方
それでは実際に使ってみます。まずは、マウントするMODを用意します。
コイルの抵抗値が0.15Ωと超低抵抗なので、抵抗値的にも、バッテリーの持ちを考えてもデュアルバッテリー以上のセルを使用するMODを用意するのが適切だと筆者は考えます。
もちろん、MODの許容抵抗値範囲以内であれば、使用上問題はないと思いますので、シングルバッテリMODでももちろん問題ないとは思いますが、バッテリー消費が激しいのでデュアルバッテリーの方が利便性が高いと思います。
用意したMODにOG TANKを取り付けます。その後、シリコンプラグを外して、タンクに入れたいリキッドを注ぎます。
リキッドチャージした後、コイル内のコットンにリキッドが浸透するまでの間しばらく放置します。
使う前にAFCを回して、自分好みのドローに調整してから使用します。
クリアなルックスも魅力のアトマイザーですが、実際に使うとマウスピース部分が結露して曇ってしまいますが、それはこのアトマイザーに限ったことではなく、クリア素材のドリップチップを装着したら全て同じなので致し方ありません。
むき出しのリキッドチャージホール部分が心配に感じますが、逆さまにして放置してもシリコンプラグ部分からリキッドが滲んてしまうことはないので、実用十分だと言えます。
感想
抵抗値は0.15Ωと超低抵抗。
同じように超抵抗値の使い捨てアトマイザーはOG TANKだけでなく、多くのVAPEメーカーからリリースされています。思いつく限り挙げてみると
- Blitz Mate 0.15Ω
- CoilMaster Mesh Tank 0.15Ω
- CIGPIT MESH TANK 0.15Ω
- ijoy MYSTIQUE MESH TANK 0.15Ω
- AUGVAPE JEWEL SUBOHM TANK 0.15Ω
- Isurevape Dome 0.16Ω
- Tesla ONE 0.2Ω
- geekvape lumi tank 0.3Ω
とかなり多いです。今最も活発に各社が開発している分野の一つなのでもっとバリエーションはあると思います。
その中から最も優れた製品を見つけるのは大変ですね…
その中でも最も話題になっている製品といえば、NuNu Tankではないでしょうか。つまり今回レビューするOG Tankも同じく話題の製品です。
使ってみると確かに口当たりが優しい細かいミストな上に、程よくウェットでダイレクトさも感じる味です。つまりおいしいんです。
スピットバックが発生する気配はありません。立ち上がりは緩やか。スゥーっと立ち上がって、上品さを感じるミストを運んでくれます。メッシュコイルなのでオラオラ系の押してくる味なのかと思いきや、もちろん力技っぽさは感じるものの、かなり上品なミストに感じます。
これは話題になるわけですね。明らかに今までレビューしたものよりも完成度が高く感じます。
まとめ
完成度の中い使い捨てアトマイザー!
シンプルなルックスでMODに合わせやすく、味も楽しめる完成度の高いサブオームタンク。
手間なく使える利便性で、爆煙を気軽に楽しめるのが嬉しい逸品です。
超お買い得なオリジナルキット『AEGIS OG』
日本最大のVAPEリキッドクチコミサイト、ベプログが運営するベプログショップでは、このOG Tankを最大限活用できるセットも販売しています。
キット内容
- sikary OG TANK
- AEGIS Mini 80W
- ベプリキ3種(ドライハードメンソール 15ml ・巨峰メンソール 15ml ・タバコ 15ml)
- ベプログオリジナルポーチ&ユニコーンボトル15ml
- オリジナル日本語説明書
セット内容はタンク本体と防塵防滴で人気のテクニカルMODだけでなく、リキッドやケース、そして日本語マニュアルをキットにした至れり尽くせの内容です。
持ち運びに便利なセミハードケースにユニコーンボトルだけでなく、ベプログが独自で作成した日本語マニュアルも付属するので、英語マニュアルしかついてこないので不安を感じていたユーザーにはもってこいなのではないでしょうか。
しかも!お買い得な価格で提供されているので見逃せません。
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