OUMIERのVAPEアトマイザー、WASP NANO RDA “Transparent Version”「ワスプナノ 透明バージョン」のレビューです。
中国深センのVAPEブランド、OUMIERがリリースする22mmサイズのドリッピングアトマイザー
WASP NANO RDA「ワスプナノ」はリリースされてから1年以上コンスタントに売れ続けるロングセラーアイテムです。
通常バージョンの他にレジントップキャップバージョンなどもラインナップされ、デッキ下にタンクを設けたWasp Nano RDTAなどもリリースされています。
ユーザーの中には、WASP NANO RDAのトップキャップを自分でポリッシュ（磨く）して、透明度を上げるカスタマイズを行うユーザーも少なからずいますが、このようなニーズに合わせてメーカーがリリースしたのが”Transparent Version” 日本語だと『透明バージョン』です。
商品提供：HEAVEN GIFTS
詳細
WASP NANO RDAはOUMIERがリリースするドリッピングアトマイザー。
直径22mmサイズで、背が低いため、汎用性が高く、様々なMODマッチする使い勝手。そしてデュアルサイドエアフロー構造で味に定評があり、なおかつ価格が安いことからロングセラー商品となっているRDAです。
今回提供されたものは”transparent version” 透明バージョンの名前の通り、トップキャップがポリッシュされたような透明カラーで、このクリアカラー(Silver)の他に、ゴールドカラーもラインナップされています。このトップキャップの素材はメーカーサイトによると”Clear PEI Innner Cap”となっており、PEI樹脂製であることがわかります。
既に一度レビューした製品なので詳細な商品紹介は下記記事を参考にしていただき、今回は写真を中心に紹介していこうと思います。
当ブログでは、製品に先入観を与えないために、頑なに背景を白バックで固定してきましたが、今回の製品に関しては、クリアキャップがメインとなるため、良く見えるように黒バックで撮影しています。
スペックは通常バージョンと全く同じで、トップキャップの見た目が違うだけなのですが、一応スペックも見ておきましょう。
スペック
| 直径 | 22mm |
| 高さ | 22.5mm(スレッド除く) |
| ネジタイプ | 510 |
| ドリップチップ | スラムキャップ/510ドリップチップ |
| コイル | RBA シングルコイル |
| エアフロー | デュアルサイドエアーフロー |
| 素材 | ステンレス , クリアPEI |
| BF対応 | ◎ BFピン付属 |
| 色 | Silver , Gold |
OUMIER公式サイトより
パッケージ・内容品
製品パッケージは、前回のレビュー記事のパッケージサイズと同じものの、製品リリース後にアップデートされ、デザインが変更されています。
パッケージ側面には製品の偽造を防止するためのスクラッチ式セキュリティーコードの入ったステッカーが貼られています。マスプロの多くに採用されているものです。
通常カラーと違う点は『T』マークのステッカーが貼られている点。このTはTransparentのイニシャルだと思われます。
内容品はクッション材に保護されて収納されています。
- Wasp Nano RDA アトマイザー本体
- ビルドツール(六角レンチ）
- 予備パーツ（Oリング、イモネジ、ネガティブ固定ネジ)
- ボトムフィーダー対応 BFピン
- コットン
内容品も通常バージョンと同じ内容で、本体の他に予備パーツやスコンカーピン。ビルド用のツールにコットンが入っています。コットンは付属しますが、コイルは付属しないので別途用意する必要があります。
細部詳細
背が低いコンパクトサイズのドリッピングアトマイザー。デバイスメーカー各社からリリースされる製品の多くが24mmサイズに移行している昨今、22mmサイズのRDAは貴重です。MODによっては、このサイズを超えるものが搭載できないものもあるので重宝するサイズです。
トップキャップのカラーが違うだけの「カラーバリエーション」的な製品ですが、通常バージョンに付属する半透明のトップキャップを自分でポリッシュする手間と時間を考えれば、カスタム感のあるこのクリアカラーは多くのユーザーに注目される商品でもあります。
このようにジュースウェルの底まで見えるほどの透明度で、ヌルヌルのテッカテカな質感から通称「ヌルテカ」と呼ばれるポリッシュされたような質感が最大の特徴です。
キャップに若干傷が残っているのが残念ポイント。これを消すのはかなり大変そうです。相変わらず価格が安く、コストパフォーマンスに優れているので、ハイクオリティを求めるのは酷かもしれません。
キャップを除く、デッキは通常バージョンと全く同じです。
スコンカーピンが付属するのも同じで、ボトムフィーダー運用も可能。
通常バージョンでビルドの項目を設けているので、ビルドの項目は省きますが、シングルコイルでビルドのしやすさはピカイチです。筆者はいつも単線でビルドしています。
Kanthal 24G , 2.5mm , 5raps
コイルやウィックが丸見え。トップキャップには510ドリップチップをつけることもできますがスラムキャップとしてそのまま咥えることもできます。
通常カラーとの比較
カラーは異なりますが、筆者が愛用している通常バージョンと比べてみます。
トップキャップの質感が異なるだけで受ける印象が大分違います。好みの問題ですが、透明バージョンが最初からラインナップされていたら、筆者は透明バージョンを買っていたことでしょう。
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感想とまとめ
カスタム感がよりアップ！グッドルッキングなドリッピングアトマイザー
クリアキャップが採用され、元々カスタム感を感じる仕様だったものが、より見た目が良くなった印象で、デッキ側面のポリッシュ仕上げとの相性も、今回の透明バージョンの方が良いと感じます。
味の良さや、ビルドのし易さなど使い勝手には定評のある機種だけに、今まで手を出していなかったユーザーは、この機会に検討して見てはいかがでしょうか。
ちなみにこのWASP NANO RDAですが、筆者はリキッドレビューの初期テイスティング用に愛用しています。価格が安く、味が良い。筆者の好みの味が出るので、レビュー用だけでなく、自宅用にも使っており、今回提供していただいたものを含めると全部で6個所有しています。
個人的に、一つは持っておきたい機材の筆頭に挙げたいアイテムです。
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