Hellvape「ヘルベイプ」のVAPEアトマイザー、VP RDA (Designed by VaperSTUFF Indonesia)のレビューです。
チャンネル登録数11万人以上のYoutubeチャンネル、VaperSTUFF Indonesiaがデザインしたコラボレーションアイテムです。直径24mmのドリッピングアトマイザー。
詳細をレビューしていきます。
商品提供:BuyBest!
詳細
スペック
直径 | 24mm |
高さ | 20.85 mm(実測、ドリップチップと510スレッドを除く) |
重量 | 23g(実測) |
ネジタイプ | 510 |
ドリップチップ | ハーフインチ(810DT)/510DTアダプター |
コイル | RBA デュアルコイル/シングルコイル |
エアフロー | サイドエアフロー |
素材 | ステンレス,PEI |
BF対応 | ○ BFピン付属 |
HELLVAPE公式ページより
パッケージ・内容品
VaperSTUFF Indonesiaとのコラボレーションアイテムであることを前面に押し出したパッケージデザイン。背面にはスクラッチ式のセキュリティーコード入りステッカーが貼られています。
内容品一覧
- Hellvape/VP RDA アトマイザー本体
- ツール(六角レンチ、マイナスドライバー)
- 510ドリップチップアダプター
- スコンカーピン
- 予備パーツ(Oリング、イモネジ)
シンプルな内容品。本体と予備パーツ、BFピンとツールが付属します。プリメイドのコイルやコットン、説明書などは付属しません。
分解
分解してみると、ドリッピングアトマイザーなのでパーツ総数は少なく、写真のように ドリップチップ / キャップ&スリーブ / デッキ の構成です。デッキは更に細かいパーツに分解可能。
ドリップチップ
ドリップチップ取り付け部分はハーフインチサイズ(810DT)で、汎用品を使うこともできます。トップキャップ側にOリングが設けられています。
初期状態でセットされているドリップチップの他に、510ドリップチップアダプターも付属するので、ハーフインチよりも内径が細く、多くの汎用品がリリースされている510DTを取り付けることもできます。このアダプターは取り付けるとキャップから2mmほど飛び出します。着脱は簡単で実用的ですが、ルックスはあまり良くありません。
PEI製ドリップチップ
ブラックカラーのPEI樹脂製ドリップチップが付属。VaperSTUFF Projectと側面に刻まれています。
全長11mm、露出部の高さ6mm、外径18mm、内径10mm。
トップキャップ
本機はサイドエアフロー構造で、スリーブのエアホールからデッキにエアーを供給する構造。
スリーブには長穴形状のエアホールが2箇所設けられ、デッキに空気を供給します。このエアホールはトップキャップでトリミングし、ドローを調整することが可能です。トップキャップにはローレット加工が施され、エアフロー調整がしやすいように配慮されています。
トップキャップには3つの切り欠きがあり、片側のエアフローのみを完全に塞ぎ、シングルコイルでの運用を可能にしています。
トップキャップ裏はドームのような形状。最近のRDAに多く採用される形状を踏襲しています。
デッキ
デッキは特徴的な2ポール2スレッドデッキ。デッキ全体に金メッキ加工が施されています。
コイルクランプのイモネジがデッキサイドから入っており、ポールが低く、エアフロー構造の一部として機能するような形状です。
イモネジはマイナスドライバーで操作可能。
ジュースウェルは左右に分かれています。それなりに大きく、ジュースを蓄えられます。片側のウェルにはVPのエングレービングが入っています。
ポジティブピンとBFピン
ポジティブピンはかなり飛び出しています。
通常のポジティブピンの他に、ボトムフィーダートしても使用できるBFピンも付属。
通常ピンはマイナスドライバー、スコンカーピンは六角レンチで操作します。
スコンカーボトルから押し出されたリキッドは、ポールの間のホールから左右のウェルに向けて供給される構造で、ウェルのリキッドが逆流しづらい構造です。
ビルド
ビルドしていきます。デッキのポール形状など個性的な面はあれど、スタンダードな構造のサイドエアフローRDA。エアフローやチャンバー的にもDL(ダイレクトラング)向けのミスト多めで運用するためのアトマイザー。それなりの熱量を発生するコイルを設置することが求められます。
コイルは単線で巻いていきます。より軽いドローで、爆煙セッティングを目指すのであればクラプトンコイルなどを用いるのが良いかと思います。
クランプ部が斜めに掘られているのでコイルレッグがスムーズに入らなかったので、ラジオペンチで引っ張て設置しました。
CoilMonsta Kanthal 24G / 6raps / 3.0mm
コイルレッグの長さを決めて固定した後に、コイルジグを通してコイルの向きと高さを調整します。
コイルの場所や高さはお好みで。ビルドによって味が激変するのも、サイドエアフローRDAの楽しみかと思います。
最後にウィッキングしてリキッドを供給すればビルドは完成です。
MODとのマッチング
感想とまとめ
スタンダードな構造のドリッピングアトマイザー!!
ポール形状などの多少の独自性は感じるものの、「真新しさ」を感じることはなく、これまで数多リリースされてきたサイドエアフローRDAの亜種といった印象。多くのアトマイザーがリリースされる中でオリジナリティを出していくのは大変ですね…
独自性は感じることができないので「これでないと!」という売りはありませんが、デザイン的にも機能的にも「十分」「卒ない」印象で、メカニカルMODでもテクニカルMODでも使える仕様です。
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