Joyetech(ジョイテック)のクリアロマイザー、CUBIS 2 Atomizer「キュービスツー」のレビューです。
同じコイルを用いたVAPEデバイスとしてリリースされているCuBOX AIO、CuAIO D22が同メーカーからリリースされていますが、本機はそのクリアロマイザー版。
その2製品のレビューは既に完了しておりますので下記記事をご覧ください。
オールインワンスターターとしてではなく、BOX MODに搭載するアトマイザーとして。利便性高いクリアロマイザーとしてリリースされました。
それでは早速レビューしていきます。
商品提供：ベプログshop
CUBIS 2とCuAIO D22の互換性
まず確信に触れておきましょう。このアトマイザーですが、前出のペンタイプスターターキット、CuAIO D22と共通パーツが多く、ベース部分以外は全て共通パーツで構成されています。（トップパーツ、コイル、ガラスチューブが共通）
その為、CuAIO D22のクリアロマイザー版という製品になっています。
つまり、レビューでも好評だった「程よく美味しく、利便性が高く、その上漏れない！！」というメリットをそのままBOX MODでも楽しめるアトマイザーになっているんです！
Joyetechは隙間的な製品もラインナップすることで包括的にユーザーのニーズを満たしてくれる商品ラインナップを展開していますね！
CuAIO D22の製品レビューはこちらからご覧いただけます。
https://vape-circuit.com/kit/joyetech_cuaio-d22/
その為、ベースパーツ以外はCuAIO D22と同様ですが、詳しくレビューしていきますので興味ある方は是非お読みください！
VAPEアトマイザー Joyetech/CUBIS 2 Atomizer のパッケージと内容品
内容品一覧
- CUBIS 2 atomizer本体
- ProC-BF (0.6ohm) head 予備コイル
- 510 マウスピース
- 予備ガラスチューブ
- 予備Oリング一式
- ユーザーマニュアル
- ワランティーカード
- ワーニングカード
日本語も用いられ、使い方がわかりやすく説明されているユーザーマニュアルが付属します。
VAPEアトマイザー Joyetech/CUBIS 2 Atomizer の詳細
全く新しいCUBIS 2アトマイザーは、元のCUBISシリーズアトマイザーの初期の成功を革新し、精密なトップエアフローコントロールとフリップ – オープン充填システムを備えています。チャイルドプルーフで気流を閉じてから、トップキャップを開けて補充することができます。新しいProC-BFシリーズヘッドを装備しているため、口から肺の穿孔器と、かなり柔らかい味わい深い雲がより制限されています。また、通常の510マウスピースと互換性があり、オプションのための特別な2ミリリットルTPDバージョンも備えています。
Innovating on the initial success of the original CUBIS series atomizer, the all-new CUBIS 2 atomizer comes with a precision top airflow control and flip to open filling system. Being child-proof, close the airflow first then you’re able to open the top cap to refill. Having the new ProC-BF series head, it provides a more restricted draw for mouth to lung vapers and a pretty soft flavorful clouds. It is also compatible with normal 510 mouthpiece and has the special 2ml TPD version for your options as well.
CUBIS 2 Atomizerのスペック
| 直径 | 22mm |
| 高さ | 43mm |
| リキッド容量 | 3.5ml |
| ネジタイプ | 510 |
| ドリップチップ | 510 |
| コイル | プリメイド交換式 0.6ohm(15-28W) |
| エアフロー | トップエアーフロー(調整可能) |
| リキッドチャージ | トップフィル |
| 素材 | ステンレス パイレックスガラス |
Joyetech公式サイトより
全高は510スレッドを除き、37.39mmになっています。
CUBIS 2のドリップチップ
口を直接つけるマウスピースは樹脂製で、トップキャップにかぶせるタイプになっています。
510ドリップチップも付属し、マウスピースに取り付け可能になっていますが、このパーツを用いるメリットを感じることがないので、用いる必要はないでしょう。
CUBIS 2はトップフィル
リキッドチャージはトップフィル方式になっており、フリップ式で開くトップキャップから簡単にリキッドチャージが可能になっています。リキッドチャージホールは大きいとは言えませんが、スポイトボトルなど先の太いものでも問題なくチャージ可能で、2つホールが設けられているので、片方からリキッドを注いだ場合に、もう一つからエアーが抜けるので楽にチャージできます。
ちなみにこのトップキャップにはロック機構がついていて、エアホールを閉じた状態出ないと開かないようになっています。
CUBIS 2はトップエアフロー
CUBIS 2のエアフローはトップエアフロー。Joyetechではトップエアフローのクリアロマイザーもラインナップしており、リキッド漏れ・滲みなどのリスクを極力低減するデザインです。レビュー済みの製品としてはCUBIS Proなどがこの構造を採用したアトマイザーです。
トップフローの弱点としては、漏れることがない反面、リキッドの浸透が良すぎて過剰供給された場合、コイル内に残り、ジュルの原因になる場合がありますが、本機ではコットンが最適なのか、使用期間中にジュルりやスピットバックが発生することはありませんでした。これはCuBOX AIO、CuAIO D22でも同様で、コイルが最適化されていることを想像させます。
CUBIS 2のプリメイドコイル
コイルをと交換する場合には、トップキャップをユニットごと取り外すとコイルも一緒についてくる構造になっています。コイルの交換は、タンクにリキッドが残っていてもできます。
タンク下部からリキッドが漏れる部分がない為、リキッド漏れに強い構造で、ガラスチューブが破損しても、単体で交換が可能です。
トップキャップ周りの構造はCuAIO D22と同じというより、トップキャップ自体全く同じものを採用しており、コイル上部の両サイドから空気をコイルボトムまで導いています。トップエアフローの漏れない構造ながら、コイル的にはボトムエアフロー構造であり、味を重視しています。
付属のコイルは専用開発のProC-BF head。付属するのは0.6ohmコイル
- Joyetech ProC-BF 0.6ohm (Kanthal 15-28W)
カンタルを用いた低ワッテージ運用前提のコイルです。
そしてオプションで他の線種を用いたコイルもラインナップされています。
- Joyetech ProC-BF 0.5ohm (SS316 15-30W) 温度管理対応
- Joyetech ProC-BF 1.0ohm (SS316 15-25W) 温度管理対応
- Joyetech ProC-BF 1.5ohm (Clapton 8-20W)
そのどれもが低ワッテージ運用を前提にしたコイル。ハイワッテージ、クラウドチェイス対応機材もひと段落して、味を楽しめる機材が増えてきたと感じます。
このコイルはCuBOX AIO、CuAIO D22に付属するものと同じコイルです。
CUBIS 2のポジティブピン
ポジティブピンは固定式で調整不可です。
VAPEアトマイザー Joyetech/CUBIS 2 Atomizer の使い方
アトマイザーを使用するには購入後MODに取り付けて、リキッドをタンクに注ぐだけです。至極簡単。コイルは最初から組み込まれているので、取り付ける必要はありません。交換の際にはトップキャップごとコイルを外して、コイルを交換しますが、リキッドがタンクに残っていてもコイル交換可能です。
MODに取り付けたらリキッドチャージホールを開き、リキッドをチャージします。フリップ式のトップキャップはエアホールを閉じることでロックが解除されます。
VAPEアトマイザー Joyetech/CUBIS 2 Atomizer をアトマイザーに載せました
IJOY/Captain PD1865 (18650デュアル)
Joyetech/CUBOID PRO (18650デュアル)
WISMEC/SINUOUS P80 (18650シングル)
VAPEアトマイザー Joyetech/CUBIS 2 Atomizer のまとめ
前出の通り、同じコイル規格(Joyetech ProC-BF)を用いたデバイスCuBOX AIO、CuAIO D22のクリアロマイザー版。味自体はそれらの機種と変わりません。その為、これから機材をそろえてVAPEを始めようという人は前出の2台を検討しても良いと思います。
後々の拡張性や趣味性、筆者のようなスペック重視の人はBOX MODとこちらの機種をセレクトするのも良いでしょう。
それまでのトップエアフロー構造のクリアロマイザーの味を上回り、エアフローもシッカリと効いていて、MTLからDLまでこなす万能選手です。ただし、抵抗値的にそこまでミスト量を多く発生するのは苦手で、低ワッテージで楽しむ機材、「味重視」と呼ばれる機材です。
味をそれなりに楽しめ、リキッド漏れのリスクを低減した利便性と安心感の高いクリアロマイザーで、初心者も安心して楽しむことができる機材です。
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