aspire(アスパイア)のVAPEスターターキット、Tekno「テクノ」のレビューです。
可変出力に液晶画面搭載の小型軽量なPOD MODデバイス!
2種類のコイル規格(BP・AVP)に対応する汎用性、ドロー調整も自在にできる性能!
詳細をレビューしていきます。
商品提供:ベプログshop
aspire Teknoとは?
アスパイアの小型POD MODデバイス、Tekno「テクノ」です。
aspireでは、小型ながら高性能なPODデバイスにも力を入れており、今年大ヒット中のスティック型可変出力PODデバイスの他にも、様々なバリエーションをリリースしています。
今回レビューするTeknoは、程よくコンパクトなボディーに大容量バッテリーを搭載したハイパフォーマンスモデルです。
DL向けのメッシュコイルも余裕で使えるスペックが魅力です。
aspire Teknoの特徴
- 「パフォーマンスマスター」小型高性能PODデバイス
- コンパクトなのに正確なエアフローコントロールが可能
- バリエーション豊富なPOD コイル交換&内蔵
それでは、Teknoの概要から見ていきましょう。
「パフォーマンスマスター」小型高性能PODデバイス
Teknoのキャッチコピーは「パフォーマンスマスター」、小型軽量なボディーに可変出力・ディスプレイ搭載の高性能モデルです。
出力は「1-30W」と控えめながら、バッテリー容量に余裕があるのが特徴です。
コンパクトなのに正確なエアフローコントロールが可能
それだけだとFAVOSTIXとスペック的にあまり変わらないじゃん!となってしまいますが…
なんと!Teknoにはシャッター式のアジャスタブルエアフローが採用されています。
ドローを自在に変化でき、MTL~RDLまで対応しているのが良いですよね!
バリエーション豊富なPOD コイル交換&内蔵
更には、コイルの汎用性が素晴らしいのもTeknoの特徴です。
BP・AVPと2種類のコイル規格に対応、内蔵コイルも用意されている充実具合です。
AVPコイルはAVP-CUBEにも採用されているコイル規格。
また、BPコイルはBP60・BP80・Nautilus Prime Xなど採用されている機種が多いです。
BPコイルには他にももっと低抵抗のバリエーションもありますが、バッテリースペック・出力的に対応しているのは0.6Ω以上のものになります。
内蔵タイプも選べるので、コイル交換が面倒!というユーザーのニーズにも応えています。
カラーバリエーション
様々なテクスチャーパターンが楽しめるパネルデザイン、全5色が用意されています。
スペック
サイズ | H 94.5 × W31.5× D18mm |
重量 | 83g |
出力 |
1-30W |
抵抗値範囲 |
0.3 – 3.5Ω |
リキッド容量 | 3.5ml(BP POD) / 3.0ml(AVP POD) |
リキッドチャージ | PODボトムフィル |
エアフロー | ボトムエアフロー(調整可) |
コイル | プリメイドコイル交換タイプ / コイル内蔵タイプ |
充電ポート | USB-C(5V) |
バッテリー | 1300mAh |
保護機能 |
|
パッケージ・内容品
内容品一覧
- aspire Tekno バッテリー本体
- aspire Tekno AVP Podカートリッジ
- aspire Tekno BP Podカートリッジ
- AVP Pro 0.65Ω メッシュコイル(15-18W)
- BP 1.0Ωコイル(10-16W)
- USB-C充電ケーブル
- ユーザーマニュアル(英語)
aspire Teknoの詳細
形状はスタンダードな流線型ですが、シャープな直線を取り入れた独特のデザイン。
定番的でありながら、ちゃんと個性もある。最近のaspireはデザインも秀逸です。
提供品はカーボンファイバー、質感はかなり高く「男前」なカラバリです。
ルックスも品質も相当良いです。
スペックの割にはかなり小さくて軽量ですね!ポケットに入るサイズが魅力です。
1300mAhもバッテリー容量があるので、めちゃくちゃ軽いわけではないですが、83gなので程よい重さ。サブ機として常に持ち運ぶにも苦にならない大きさと重さです。
バッテリー
- 容量:1300mAh
- 出力モード:1 – 30W
- パフ操作:マニュアルパフ・オートパフ
- 充電ポート:USB-C
- 保護機能:
- 自動カットオフ(7秒)
- ショートサーキット保護
- オーバーヒート保護
- 低電圧保護
- 過充電保護
- 過放電保護
Teknoは軽量コンパクトなのに、モノクロディスプレイを装備した”POD MOD”デバイス。
本体には2つのボタンが設けられていて、ストレスなく出力変更などの操作が可能です。
一般的なVW(可変ワッテージ)かと思いきや、装着したコイルの抵抗値に応じて出力を自動で設定してくれるスマートモード(AUTO)が備わっています。
もちろん、コイル装着後には任意の出力にマニュアルで操作することもできます。
- Power(VW) ユーザーが任意の数字にワッテージを調整
- A MODE オートパフ
- B MODE マニュアルパフ
- AB MODE オートパフ&マニュアルパフ
しかも!吸い方も選べます。ボタン操作で3種類から設定することができるのも良いです。
2ボタン式ですが、モードは一つで基本的に出力変更操作のみですから、ストレスなく操作できるように考えられています。最近流行りのやつですね!
バッテリーは内蔵式で交換はできません。
充電スペック
- バッテリー容量:1,300mAh
- チャージポート:USB-C
- 充電電流:1A
バッテリー容量は大きいのですが、急速充電には対応していないのが唯一の欠点。
ですが、そこまで充電時間は長くない印象です。
POD
- リキッド容量:
- BP POD : 3.5ml
- AVP POD : 3.0ml
- マウスピース:POD一体型
- リキッドチャージ:ボトムフィル
- エアフロー:ボトムエアフロー(調整可)
- コイル:プリメイド交換型(BP・AVP)
TenkoのPODカートリッジは「マグネット固定式」で、取り外しが簡単です。
2種類のPODカートリッジが最初から付属します。
AVP・BPの2種類のコイルに対応している、汎用性が高いデバイスです。
コイル長が違うので、長さ・リキッド容量は異なりますが、基本的につくりは一緒です。
マウスピース(咥える部分)はPODと一体型、咥えやすい形状の定番的な作りです。
aspireお得意のスプリング式リキッドチャージ部分。
押し込むだけでリキッドチャージできて、キャップの着脱などが不要。
簡単&便利に使えるのが良いです。
プリメイドコイル
BP・AVP対応POD両方とも差し込み式で、コイル交換が簡単にできます。
付属するコイルのバリエーションは2種類。
MTL~RDLまで対応のデバイスらしい付属品で、2つの規格の良いところどりです。
ちなみに、エアフローはボトムtoボトム、一般的な作りでリークレス構造ではありません。
ですが、どちらもコイルも漏れやすいわけではなく、使用期間中に漏れることはありませんでした。
コイルへの空気の供給は、Tenko側面のエアホールから。
ここにはシャッター式のAFC(エアフローコントロール)付きですから、ドローを無段階で自在に調整することができます。
小型PODだと、ドロー調整ができないものが多いですから。これは嬉しい!
aspire Teknoの使い方・操作方法
- 電源ON/OFF… パフボタンを5回連続で押す(5クリック)
- 出力変更… 電源ON時にサブボタンを押す
- サブボタンロック… 電源ON時にパフボタンとサブボタン同時長押し
- パフモード変更… 電源ON時にパフボタンを3クリック
- パフ操作…
- マウスピースをくわえて吸い込む(オートスイッチ)
- マウスピースをくわえてパフボタンをスイッチする(マニュアル)
感想とまとめ
求める性能だけをコンパクトなサイズに詰め込んでいるのが好印象です。
2つのコイルの良いところ採りで使えます。
メイン機としても十分に使えてしまう「バランスの良さ」がTenkoです。
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