INNOKIN(イノキン)のVAPEテクニカルMOD、COOL FIRE Z50「クールファイアー ゼット50」のレビューです。
小型サイズのバッテリー内蔵テクニカルMOD!小さいのに大容量&高出力!
しかも!24mmアトマイザーにも対応する使い勝手の良さ!
INNOKIN COOL FIRE Z50の特徴
- 小さいのに24mm対応!使い勝手の良いテクニカルMOD!
- 大容量2100mAhバッテリー内蔵!最大50W出力!
詳細をレビューしていきます。
商品提供:healthcabin
INNOKIN COOL FIRE Z50とは?
VAPEデバイスメーカー INNOKINのテクニカルMOD、COOL FIRE Z50「クールファイアー ゼット50」です。
イノキンの製品、一時期から目にすることが少なくなりましたよね。
サイトを見ると、コンスタントに新製品はリリースしているようなんですが、特に日本で話題の製品が減ったように感じます。新興メーカーが多いVAPE業界では老舗の一つなのですけどね。
そのINNOKINから、長くVAPEを楽しんでいるユーザーであれば懐かしさを感じるネーミングのテクニカルMODが登場しました。
COOL FIREといえば、当時VAPEユーザーだった人であれば知らない人がないほど有名な製品名。何故今になって復活したのかはわかりませんが、小型コンパクトなテクニカルMODが登場です。
小さいのに24mm対応!使い勝手の良いテクニカルMOD!
COOL FIREシリーズの新作は、『バッテリー内蔵型』です。
それもコンパクトな持ち運びに便利なサイズでありながら、24mmサイズのアトマイザーにも対応しているという使い勝手の良さです。
実は他メーカーからも似たコンセプトの製品が出ていますので、2020年のトレンド(他のメーカーからも続々と出てきそうな雰囲気?)なのかもしれませんね!
大容量2100mAhバッテリー内蔵!最大50W出力!
小さいのに大容量&高出力なのもCOOL FIRE Z50の特徴です。
メーカーのイメージ写真からは、18650バッテリーをそのまま収納しているように見えますね!それでいて手のひらに収まるサイズに抑えているのがこの製品のキモです。
カラーバリエーション
全5色、定番カラー以外にも青とピンクが用意されているのが嬉しいですね!
スペック
サイズ | H 69×W34×D26mm |
重量 | 99.2g(実測) |
出力範囲 | VW:6 – 50W(0.5Wステップ) VV:3.0 – 7.5V(0.1Vステップ) |
許容抵抗値 | 0.2Ω~3.5Ω |
モード | VW(Wattage) / VV(Voltage) |
スレッド | 510 (アジャスタブルコンタクトピン) |
充電ポート | microUSB (DV5V 2A) |
バッテリー | 2100mAH内蔵バテリー |
保護機能 |
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パッケージ・内容品
内容品一覧
- INNOKIN COOL FIRE Z50 テクニカルMOD本体
- microUSBケーブル
- ワランティー&セーフティー(日本語表記あり)・クイックスタートガイド
COOL FIRE Z50の詳細
シンプルなデザイン。まるでチューブに基盤部分をプラスしたかのようなルックス。
ロゴなどの主張や、奇抜なデザインなどの飾り気はありません。
ボディー部には小さく「COOLFORE Z50」とだけプリントされています。
フルブラックの中に、ボタンとラインによるゴールドカラーの飾りが入っているのがワンポイント。メッキパーツのような質感で、正直高級感は感じられませんがチープではありません。
マットペイントで、汚れが目立ちにくいのも実用的なディティールです。
サイズ
シングルバッテリーMODに迫る大容量・高出力スペックながら手のひらサイズ。
特に全長69mmとショートサイズなのが、シングルバッテリーMODにはないコンパクトさ。携帯用に小さいMODを探しているユーザーにはもってこいですね。
510スレッド
オートアジャストのスプリングコンタクト。標準的な仕様です。
このサイズなのに26mmアトマイザーですらオーバーハングなしでマウントできます。
メーカーからは22mm&24mm対応とアナウンスされていますが、部の直径は26mmサイズとなっていて、素晴らしく使い勝手が良い仕様です。
ただ一点、マウント部分のメタルパーツが、上面より出っ張っていません。
そのため、直径の大きなアトマイザーを取り付けた場合、ペイント部分に”取り付け痕”が残りやすく、それは小さな直径のアトマイザーをつけた時に目立ちやすいのです。
操作部分
一般的な3ボタンMODです。操作系統は液晶パネル部分に集約されています。
照度が明るく、視認性が高いモノクロ液晶パネル。
小さいが、表示項目は必要十分。
複雑な機能は持ち合わせていないが、ワッテージモードのほかにボルテージモードも。
- VW ワッテージ(Watage)モード
- VV ボルテージ(Voltage)モード
VV駆動で使える!玄人好みのツボを抑えたモードバリエーションが嬉しい!
洗練されたデザインは、近年のINNOKINらしさ。昔のようなバタくさい印象はない。
他のMODにはない特徴として、ボトム部分にスライド式スイッチを備えています。
ちなみに、わかりやすいバッテリーベントホールはありません。
パネル部分などで安全対策が取られているのかもしれませんが、説明書やメーカーサートには記載がありません。うーん、こういう部分は省略して欲しくない。
保護モードについての記載も少なく、若干信頼性に欠けると感じてしまう部分です。
しかし、このボタン操作だけでは電源ON状態で使えるようにはなりません。
スライドスイッチを操作した上で、パフボタンを3クリックしてロック解除する必要アリ。
正直スライドスイッチがあるのだから、パフボタンロック入らないのでは…
スライドスイッチ操作だけで、使えるようにして欲しかったですね。
この仕様だと、ボトムスイッチは使わずに3ボタンロックしかしません。
バッテリー充電用端子
ここは旧来の仕様、microUSB端子を備えています。
ちなみに、充電電流についての記載はなし。体感スピードは、早くもなく遅くもない印象。
アトマイザーのマッチング・使用例
NX40 MODの使い方
- 電源オン ボトムスライドスイッチ操作+パフボタン3クリック
- デバイスのロック パフボタン3クリック
- モード切り替え
- VWモード:パフボタンとUPボタンを同時長押し
- VVモード:パフボタンとDOWNボタンを同時長押し
- ワット数・ボルト数を調整する +/-ボタンを押す
- 液晶画面反転 UPとDOWNボタンを同時長押し
- パフカウンター・サブパラーメータ確認 UPとDOWNボタンを同時押し
感想とまとめ
ツボを抑えた玄人好みの仕様!デザインにも優れたコンパクトMOD!
これは良い!久々に触るINNOKIN製品ですが、ツボを押さえているなーという印象です。
ほぼ同じ仕様の某製品と比較しても、手に持った時の収まりが良いので持ち運びにストレスを感じません。最大出力などもZ50の方が優れています。
それだけに、保護機能や安全対策部分などの仕様も公開して欲しかったですね。
低出力・低パフ時間で使う分には全く問題なかったですけど。
2020年はまだまだ小型バッテリー内蔵MODが続々と出てきそうなので、小さいデバイスが好きなユーザーとしては楽しみですね!
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